2023-07-08(Sat)
橋桁63メートル 重さ140トン 固定直前に落下 静岡県警、手順順守か捜査
静岡新聞 2023/7/8 7:00
“枕木”撤去中に橋桁落下か 静岡清水区8人死傷 橋脚に固定直前
----静岡市清水区尾羽の国道1号静清バイパス「清水立体工事」の下りで6日未明、工事中の鉄骨製の橋桁(長さ63メートル、重さ140トン)が落下し、2人が死亡、6人が重軽傷を負った事故で、橋桁を橋脚に固定させる作業中、“枕木”の役割として積み上げられた「サンドル」(1個高さ15センチ)を一段ずつ外す作業をしていた際に橋桁のバランスが崩れ、落下したとみられることが分かった。関係者が7日明らかにした。
日本経済新聞 2023年7月8日 2:00
橋桁、固定直前に落下か 静岡県警、手順順守か捜査
----静岡市清水区の工事現場で橋桁が落下し作業員2人が死亡した事故が、橋桁を橋脚に固定させる直前に起きたとみられることが7日、捜査関係者への取材で分かった。油圧ジャッキと呼ばれる機械を用いて調整作業している間に人的ミスで落下した可能性があるとみて、静岡県警は作業手順が守られていたかどうかなどを調べている。
日経クロステック/日経コンストラクション 2023.07.06
横取り作業中に長さ60mの橋桁落下、国道バイパス工事で作業員2人死亡
----静岡市清水区尾羽の国道1号静清バイパス「清水立体工事」の現場で2023年7月6日午前3時10分ごろ、架設中の橋桁が約7m下の歩道上に落下し、作業員2人が死亡、8人が重軽傷を負った。橋の下を通る静清バイパスでは通行規制をしていたので、事故に巻き込まれた一般車両はなかった。
朝日新聞デジタル 2023年7月7日 5時00分
橋桁63メートル、固定直前に落下 業者「人乗る可能性も」 静岡
-----未明の工事現場に地響きのような音がとどろいた。静岡市清水区の国道1号静清バイパス工事で6日に作業員2人が死亡した橋桁の落下事故。当時は、橋脚の上で橋桁(63メートル)をスライドさせて固定させる作業中で、国土交通省などが事故が起きた状況を詳しく調べている。
工事を施工する共同企業体(JV)の一員、名村造船所(本社・大阪市)や国交省静岡国道事務所によると、今回の工事は、①現場近くで橋桁を組み立てる②橋桁を橋脚の上に移動させる③橋脚に固定する、という手順だった。
朝日新聞デジタル 2023年7月6日 7時26分(2023年7月6日 11時17分更新)
140トンの橋桁が落下、作業員2人死亡 静岡の国道1号工事現場
【動画】静岡の国道工事現場で橋桁落下=熊倉隆広撮影
----6日午前3時10分ごろ、静岡市清水区尾羽の国道1号静清バイパスの工事現場で、「橋桁(げた)が崩れてけが人がいる」と110番通報があった。警察や消防によると、バイパスの高架化工事にあたっていた作業員ら30~70代の男性8人がけがをして7人が救急搬送された。このうち2人が死亡し、2人が重傷という。
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2023-05-30(Tue)
県と関係6市 東関東道・京葉道路、国道16号等のバイパス道路 海側に新たに高規格道路
Yahooニュース 2023/5/29(月) 14:42 チバテレ(千葉テレビ放送)
新湾岸道路整備に向け期成同盟会 設立
----千葉県と、浦安市から市原市にかけての湾岸部の6市は5月26日、新たな湾岸道路の早期実現を目指し、国などへ一層強く働きかけるための要望団体、「新湾岸道路整備促進期成同盟会」を設立しました。
団体の設立総会が5月26日、千葉市内のホテルで開催され、熊谷知事のほか、千葉市や船橋市など、東京湾の湾岸部にある6つの市の市長と県議会議員らが出席しました。
団体の会長に選任された熊谷知事は、「新湾岸道路は、我が国の国際競争力の強化や首都圏の生産性の向上、慢性的な交通渋滞の解消などに大変重要な道路。県と沿線市で一致団結して早期整備を目指していきたい」と述べました。
読売新聞オンライン 2023/05/27 05:00
新湾岸道へ期成同盟 県と6市 整備、国に働きかけ
----新たな湾岸道路の整備促進に向け、県と関係6市は26日、「新湾岸道路整備促進期成同盟会」の設立総会を開いた。
総会には、県のほか、千葉、市川、船橋、習志野、市原、浦安の6市と、豊田俊郎国土交通副大臣らが参加した。東京都心と県内を結ぶ新たな湾岸道路の完成に向け、国や県選出の国会議員に要望を行うことを柱とした事業計画案や、新たな財源や予算の確保を国交省などに求める要望書案を議決した。
乗りものニュース 2023.05.24
千葉の「第二湾岸道路」実現へ一歩 大混雑の「東関東道・京葉道路」救えるか!? 6市が期成同盟会結成
----「新湾岸道路」構想は、東関東道・京葉道路および並行する国道16号および国道357号のバイパス道路として、海側に新たに高規格道路を設けるもの。千葉市や船橋市をはじめ各地で本来の交通容量を1日最大「3.8万台超過」している状況で、根本解決としてあらたな道路が求められてきました。
また生活道路としても使われる一般国道で、大型車混入率が平均以上に高くなっていることから、「中長距離トラックと地域利用の自動車を分離する」ことも課題のひとつとされています。
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2023-04-07(Fri)
1.5兆円(22.12~23.01公表)⇒ プラス6.8兆円(23.04.05公表)
日刊建設工業新聞 2023年4月7日
高速道路改修に8・3兆円、2115年までの費用試算/国交省
----国土交通省は、高速道路の老朽化で今後必要になる箇所と改修費が対象延長計6710キロで総額8兆3000億円に上る最新の試算結果を公表した。高速道路会社別の内訳は▽東日本、中日本、西日本の高速道路会社3社=約6500キロ、約6兆円▽首都高速道路会社=約120キロ、約1・3兆円▽阪神高速道路会社=約90キロ、約1兆円。既に公表している改修計画(計約544キロ、約1・5兆円)に加え、2115年までに改修工事が必要になると判断した事業の計6170キロ、6・8兆円を上乗せした。
東京新聞 2023年4月5日 18時22分 (共同通信)
高速道路改修費8・3兆円と試算 2115年までの老朽化を反映
----高速道路の有料期間を延長する法案を巡り、国土交通省は5日、衆院国交委員会で、老朽化に伴う改修費は計6710キロで総額8兆3千億円になるとの試算を明らかにした。高速道路会社は橋や舗装など既に1兆5千億円の改修計画を公表しているが、現在は健全でも2115年までに老朽化して工事が必要になるとみられる箇所の事業費を追加した。

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2023-02-06(Mon)
川崎側で大師JCTに接続する案が有力
東京外かく環状道路(東名高速~湾岸道路間)計画検討協議会
東京外かく環状道路(東名高速~湾岸道路間)計画検討協議会(第6回)
令和5年2月1日
開催結果概要 https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000849323.pdf
川崎縦貫道路
https://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000096272.html
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くるまのニュース 2023.02.03
外環道「東名~湾岸」ルートどうする? 昭和島か大師か…示された終点案はどちらも一長一短
https://kuruma-news.jp/post/609017
----外環道・東名高速~湾岸道路間の計画検討協議会が開催。具体的な計画がないこの区間は、どのようなルートになるのでしょうか。
川崎縦貫道路と一本化する?
外環道(東京外かく環状道路)で、いまだ計画が具体化されていない東名高速~湾岸道路間は実現するのでしょうか。
2023年2月1日、国土交通省内で、必要性や概略ルートなどを検討する会議がおよそ3年半ぶりに開かれました。
タビリス 2023年2月5日
外環道「東名~湾岸」間のルート決定へ。川崎側、大師JCT接続案が有力か
https://tabiris.com/archives/gaikan-wangan/
----計画とりまとめへ
外環道の東名高速~湾岸道路間のルート決定へ向けた検討が進んでいます。多摩川の北側を走る「東京側ルート」と、南側を走る「川崎側ルート」がありますが、川崎側で大師JCTに接続する案が有力なようです。
乗りものニュース 2023.02.03
外環道 東名~湾岸「まずは起終点を決定」の方針へ 接続先は「東海JCTあるいは大師JCT」
https://trafficnews.jp/post/124093
----「計画の基本的な方針の取りまとめに必要となる検討を進める」としています。
約4年ぶりの検討協議会の結論は
大泉JCT~東名で工事が進められている外環道。そこからさらに延伸し、湾岸線方面へ向かう区間の構想を具体化するため、1日(水)に国と東京都、川崎市の三者で検討協議会が開かれました。
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2023-02-01(Wed)
老朽化対策 1.5兆円追加 高速道3社 有料期間を延長へ
NEXCO(東・中・西日本高速道路)の更新計画(概略)について
PDFバージョン【PDF:9.2MB】
(概要)https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/cms_assets/pressroom/2023/01/31b/01.pdf
(本文)https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/cms_assets/pressroom/2023/01/31b/02.pdf
朝日新聞デジタル 2023年2月1日 5時00分
「1兆円の追加必要」 高速道3社、老朽化対策
----東日本、中日本、西日本の高速道路3社は31日、道路や橋のとりかえのため、約1兆円の追加対策費が必要と発表した。首都高速、阪神高速とあわせ、追加額は約1兆5千億円に上る。
老朽化対策について、3社はすでに約4兆円の工事を見込んでいるが、詳細な点検・調査の結果、全国の高速道路約1万キロのうち約500キロ、約1兆円の追加が必要と分かったという。
日本経済新聞 2023年1月31日 22:03
高速道路の老朽化対策、1.5兆円追加 有料期間を延長へ
----老朽化が深刻な高速道路の更新・修繕費用が膨らんでいる。東日本高速道路(NEXCO東日本)などNEXCO3社は31日、橋梁などの更新にかかる追加費用が約1兆円になると発表した。首都高速・阪神高速を含め約1.5兆円が新たに必要になる。政府は財源確保のため有料期間を最長50年延長する方針だが、利用者負担の増大に丁寧な説明が求められる。
NHK 2023年1月31日 18時46分
高速道路開通60年 老朽化工事に約5兆円必要 NEXCO3社試算
----「NEXCO」が管理する高速道路は最初の開通からことしで60年となり、老朽化による補強や修繕などが課題です。「NEXCO」の3社は新たに必要になる工事費用はおよそ1兆円と試算し、費用は合わせておよそ5兆円に上るという見通しを明らかにしました。
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2023-01-31(Tue)
1994年国が定めた地域高規格道路の候補路線 外環道と圏央道の中間に位置する環状の自動車専用道路
乗りものニュース 2023.01.28
“第二の外環道” 構想ようやく日の目?「核都市広域幹線道路」その名が埼玉で浮上したワケ
https://trafficnews.jp/post/123915
埼玉県で「核都市広域幹線道路」なる高規格道路を建設する動きが本格化してきました。もともと存在した首都圏の環状道路構想のひとつ。実は各地域にて、それぞれの名前で形になってきています。
首都圏の環状道路として、国の構想路線のひとつとして位置付けられている「核都市広域幹線道路」。その名称が、ようやく日の目を見ることになったと言えるかもしれません。
国土交通省 大宮国道事務所が2023年1月16日、「核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道」の地元検討会を開催、その結果を受けて数日後に核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)の“ポータルサイト”を同事務所ウェブサイト内に立ち上げました。これにより、同事務所が進める他の事業中の路線とともに、この路線名が広く一般に広報されることになりました。
核都市広域幹線道路とは、かんたんにいえば外環道と圏央道の中間に位置する環状の自動車専用道路です。1994(平成6)年に国が定めた地域高規格道路の候補路線にリストアップされました。地域の中核をなす都市として国に指定されている「業務核都市」どうしを結ぶという構想です。
大宮国道事務所ホーム
核都市広域幹線道路(埼玉新都心~東北道付近)
https://www.ktr.mlit.go.jp/oomiya/oomiya_index070.html
核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)地元検討会
https://www.ktr.mlit.go.jp/oomiya/oomiya00557.html
令和5年1月16日(月) 検討会資料
資料-3 核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)地元検討会資料[PDF:20.5MB]
https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000847871.pdf
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2023-01-21(Sat)
広島・トンネル工事の出水で井戸枯れ 県の工事が原因か
日経クロステック/日経コンストラクション 2023.01.20
トンネル工事の出水で井戸枯れか、広島で異変相次ぐ
----広島県熊野町の平谷地区で井戸枯れが相次いだ問題は、地下送水トンネルの新設工事が影響している可能性が高いことが分かった。2021年7月ごろからトンネル掘削時の湧水量が増え、同年10月以降に井戸の異変を訴える苦情が続出した。
中国新聞デジタル 2023/1/12(最終更新: 2023/1/12)
熊野町平谷地区で水枯れ 広島県のトンネル工事が原因か 県「関連性否定できない」
----広島県熊野町平谷地区で井戸の水枯れや水の濁りが相次いでいる。地区西側の広島市安芸区矢野地区で県が上水道送水トンネル建設の地下工事を進めている影響とみられる。県は平谷地区に仮設の水道管を敷いて生活用水を供給するなどの臨時対応をしている。住民は工事後に井戸が元通り使えるか心配している。
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しんぶん赤旗 2023年1月19日【地方総合】
クローズアップ 広島高速5号線 「3分短縮」必要か 計画から24年…出口見えず
----膨らむ予算 ■ トラブル続発
1999年3月に都市計画として決定された、広島県と広島市が出資する広島高速道路公社(東区)が事業主体の広島高速1号線から5号線。4号線までは開通していますが、5号線(全長4キロ)は、計画から24年たつ今もまだ、完成していないどころか、完成予定も見通せていません。くらしや福祉を削る一方で、JR広島駅から広島空港まで3分短縮のための高速5号線建設に、批判の声があがっています。(広島県・宮中里佳)
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2023-01-16(Mon)
民営化で掲げた高速道の無料化 事実上の撤回 道路整備特別措置法などの改正案を提出へ
読売新聞 2023/01/14 18:15
民営化で掲げた高速道の無料化、事実上の撤回…92年後まで有料可能に法改正へ
----国土交通省は、全国の高速道路を2115年まで有料にできるよう関連法令を改正することが、わかった。有料期間はこれまでの最長2065年から50年延びる。2005年の旧道路公団の民営化に際して掲げた無料化は、事実上撤回した形となる。
無料化を延期する背景には、高速道路の老朽化がある。利用料を取り続けることで、維持や更新にかかる費用を確保する。国交省が23日開会予定の通常国会に関連法の改正案を提出する。
日本経済新聞 2023年1月15日 2:00
高速道有料、2115年まで 50年延長 国交省が法改正案提出へ 無料化、事実上棚上げ
----国土交通省は高速道路の料金を利用者が支払う期間について、現在定めている最長2065年から50年間延長する方向で最終調整に入った。期間を2115年までにする。建設にかかった債務を完済した上で無料化するとの方針を事実上棚上げし、半永久的に料金を徴収する形に転換する。膨らむ老朽化対策費に充てる目的だが、利用者の負担が増えるだけに丁寧な説明が必要になる。
・・・政府は2005年の旧道路公団の民営化に合わせて高速道路無料化の方針を掲げた。12年に中央自動車道の笹子トンネルで天井板が崩落する死亡事故が発生。これを受けて国交省は老朽化対策のために14年に法改正し、50年までとしていた有料期間を65年まで延ばした経緯がある。
毎日新聞 2023/1/14 20:00(最終更新 1/14 20:03)
高速道路、有料期間2115年に延長 国交省、半永久徴収に転換
----国土交通省は、高速道路の料金徴収期限を2065年から50年延長する方針を固めた。老朽化が進む橋などの建て替え、地方部の4車線化にかかる費用を確保するため。一定期間ごとに事業計画を策定しながら、2115年まで徴収期限を順次延ばす方式を導入する。無料開放は遠のき、事実上、半永久的に有料とする形への転換となる。関係者が14日、明らかにした。
23日召集の通常国会に道路整備特別措置法などの改正案を提出する。
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2022-03-04(Fri)
総工費2.5倍に 事業費1000億円増 地盤異常対策など
産経WEST2022/3/2 06:00
〈独自〉万博道路、全通困難 大阪市、仮設の代替路検討
----2025年大阪・関西万博のアクセスルートに位置づけられる高速道路「淀川左岸線」の2期区間の工事で地盤の異常が判明し、万博までの全通が困難になったことが1日、関係者への取材で分かった。事業主体の大阪市は代替の仮設道路を整備し、万博期間中の暫定的な利用を検討している。左岸線の2期区間については工法の変更を迫られる見通しで、整備費が想定より1千億円程度膨らむと市が試算していることも判明した。
日本経済新聞 2022年3月3日 1:49
高速道路「淀川左岸線」事業費1000億円増 地盤異常対策など
----大阪市が2025年国際博覧会(大阪・関西万博)で交通アクセスとして活用するために工事が進む高速道路「淀川左岸線」の事業費が、約1000億円増える見通しとなった。新たに判明した地盤異常への対策費などを含めて総事業費は約2900億円に膨らむ。工程の遅れも懸念され、市は万博で一部は仮設の道路を利用する案などを検討する。
読売新聞 2022/03/03 05:00
「地盤調査甘かった」陳謝…阪高淀川左岸線 1000億円増で松井市長
----大阪市中心部と市西部を結ぶ阪神高速・淀川左岸線2期の事業費が軟弱地盤対策などで約1000億円増える見通しになったことについて、松井一郎市長は2日、記者団に対し「(市の)地盤調査が甘かった」と述べた。
2期は海老江―豊崎間の4・4キロで、地下にトンネルを通す。2027年4月に開通予定だが、25年大阪・関西万博の期間中は、シャトルバスのルートとして先行利用する予定だ。
Yahooニュース 2022/3/1(火) 21:36毎日新聞
万博アクセス道整備1000億円増 総工費2.5倍に 大阪市試算
----2025年大阪・関西万博の会場となる大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)への交通アクセス改善に向けて整備が進む阪神高速「淀川左岸線」の2期工事について、大阪市は総工費が約1000億円増えるとの試算をまとめた。予定地で土壌の問題が発生し、地盤沈下や液状化対策で工法の変更などが必要になった。費用の上振れは2回目で、総工費は当初の想定から2・5倍の約2900億円に膨らむ見込み。
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朝日新聞デジタル 2020年11月14日 10時00分
淀川左岸線事業費700億円増か 土壌汚染などで
----大阪市は13日、市内で建設中の阪神高速淀川左岸線で、事業費の総額が当初想定の1162億円から、700億円程度膨らむ可能性があることを明らかにした。現場の広い範囲で判明した土壌汚染の処理費などが原因という。
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2021-07-27(Tue)
有料期間再延長 老朽化で更新費増大 高速道は永久有料にすべきか
朝日新聞デジタル 2021年7月26日 19時35分
高速道路、混んでたら値上げへ 繁忙期は休日割引適用外
----国土交通省は高速道路について、混雑時に値上げする変動料金制度「ロードプライシング」を本格的に導入する検討に入った。繁忙期に休日割引の適用をやめるなど、いまの料金の仕組みを大きく見直す。
26日にあった有識者らの会議に国交省が示した中間答申案に盛り込んだ。ロードプライシングは、混雑が激しくなりそうな道路や時間帯で料金を上乗せする。料金を安くする時間帯もつくり、利用者を分散して渋滞を減らす。東京五輪・パラリンピックの期間限定で首都高で実施している。期間中は日中から夜間は乗用車は1千円値上げされ、深夜から未明は半額になる。
日本経済新聞 2021年7月27日 2:00
高速道 有料期間再延長へ 老朽化で更新費増大 上乗せ数兆円、「65年まで」見直し 中間答申案
----国土交通省の社会資本整備審議会部会は26日、2065年までを期限とする高速道路の有料期間を再延長すべきだとする中間答申案を示した。老朽化で維持更新費が膨らむため、料金徴収を継続し財源を確保する。渋滞緩和にむけて交通量に応じ料金を変動させる仕組みの導入も盛り込んだ。
日本経済新聞 2021年5月30日 19:00
[社説]高速道は永久有料にすべきか
----高速道路を「永久有料」にすべきかどうか、国土交通省で議論が進んでいる。将来の維持費などを利用者に求めるのか、税金で負担するのかという問題だ。人口減少や脱炭素の社会に向かう中、国土の将来像や交通体系全般を踏まえた幅広い議論が必要だ。
第51回国土幹線道路部会(2021年7月26日)
配布資料
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/road01_sg_000567.html
【資料2】中間答申のポイント(案)(PDF形式:206KB)
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001416330.pdf
【資料3】中間答申(案)(PDF形式:1.8MB)
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001416331.pdf
【資料4】中間答申(案) 参考資料(PDF形式:12.5MB)
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001416332.pdf


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