2023-06-26(Mon)
国が淡路上空に複数ルート新設案 8月にも環境検証委立ち上げへ NHK 関西 NEWS WEB 2023年06月25日 18時12分関西空港と神戸空港の発着回数増 新経路の検証委立ち上げへ ----関西の3つの空港のあり方を協議する「関西3空港懇談会」が大阪で開かれ、航空機の発着回数を増やせるよう、高度を下げたり淡路島の南部を通過したりする新たな経路について、委員会を立ち上げて検証していくことを決めました。 「関西3空港懇談会」は、関西、大阪、それに神戸の3つの空港の位置づけや発着回数について経済団体や自治体などのトップが集まって協議する会合です。 前回、去年9月の会合では、2030年ごろをめどに航空機の発着回数を、▼関西空港で現在の年間23万回から30万回に、▼神戸空港で現在の1日80回から160回に、それぞれ増やすことを決めましたが、必要な取り組みについて検証が必要だとしていました。 産経新聞 2023/6/25 21:26混み合う大阪湾の空 改善に期待 関空、神戸空港の飛行ルート見直し 万博客受け入れに道 ----「関西3空港懇談会」(座長=松本正義・関西経済連合会会長)は25日、関西国際、神戸の両空港での発着枠拡大に向け、大阪湾上空での飛行ルート見直しの議論を進めることで合意した。発着枠拡大には現在の飛行ルートがネックになっており、議論が進展すれば2025年大阪・関西万博での海外客の受け入れ態勢整備に道筋がつく。見直しの結果、影響が予想される地域などへの丁寧な説明が求められる。 神戸新聞 2023/06/25関西・神戸空港の発着枠増へ、国が淡路上空に複数ルート新設案 関西3空港懇、8月にも環境検証委設置 ----関西、大阪(伊丹)、神戸空港の役割を官民で話し合う「関西3空港懇談会」が25日、大阪市で開かれた。昨年9月の前回会議で合意した関西、神戸両空港の発着枠拡大に向け、国土交通省から淡路島上空に複数の飛行ルートを新設する案が示された。専門家の環境検証委員会(仮称)を今年8月にも設置する。 前回会議では神戸空港に関し、2030年前後の国際定期便就航で合意した。1日の発着上限を現在の80回から国際線40回、国内線120回の計160回に倍増させる。関空も30年代前半をめどに年間発着回数30万回を目指す。3空港懇は国に対し、飛行経路見直しの検討を要請していた。 続きを読む
2023-06-12(Mon)
空港業務の持続的発展に向けたビジョン 中間とりまとめ 空港業務の持続的発展に向けたビジョン 中間とりまとめhttps://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk5_000126.html トラベルボイス 2023年06月12日国交省、「空港業務」の重要性を明確化、自治体は航空便の誘致の一部として支援、2023年度末までにコロナ前水準の体制に ----国土交通省は、空港業務における今後の取り組みの方向性について中間とりまとめを行った。同省は、航空機の運航に不可欠な空港業務(グランドハンドリング・保安検査)の持続的な発展に向け、人材確保やDX・GXなどについて地域の関係者一丸となった取組を推進していくため、「持続的な発展に向けた空港業務のあり方検討会」を立ち上げ、検討を実施してきた。 トラベルジャーナル 2023.06.12 00:00空港業務、賃上げや契約見直しへ 人手不足対策で国交省案 やりがい搾取の改善指摘 ----空港で働く地上職の人手不足が深刻化するなか、空港業務のあり方を検討してきた国土交通省の有識者会議は6月1日、中間とりまとめ案を公表し、グランドハンドリング会社が航空会社から収受する受託料の引き上げを盛り込んだ。旅客数が急激に回復する一方で、人手不足が空港での混雑を生み、増便計画にも影響を及ぼしている。「やりがいの搾取を続けているような現状は一刻も早く改善すべき」とし、今年の秋ごろまでに措置を求めた。 続きを読む
2023-06-11(Sun)
羽田管制官や操縦士の対応が焦点 原因究明 バンコク行きタイ航空683便と台北行きエバー航空189便 朝日新聞デジタル 2023年6月10日 20時00分 羽田空港の接触事故、2機とも翼の一部が損傷 距離を見誤った可能性https://digital.asahi.com/articles/ASR6B6GYBR6BUTIL00N.html ----10日午前11時ごろ、羽田空港の誘導路付近で、タイ国際航空683便と台湾のエバー航空189便の航空機2機が接触し、ともに機体の一部が破損した。国土交通省によると、両便にはそれぞれ264人と207人の乗客・乗員が乗っていたが、けが人はいなかった。現場付近の滑走路は約2時間にわたり封鎖され、同日午後5時時点で265便に遅れが出た。 日本経済新聞 2023年6月11日 2:00 羽田で2機接触、翼損傷 乗客「衝撃あった」 けが人なしhttps://www.nikkei.com/article/DGKKZO71798020Q3A610C2CM0000/ ----10日午前11時ごろ、羽田空港の誘導路で、停止していた台湾のエバー航空の旅客機と、後方を通過しようとしたタイ国際航空の旅客機が接触した。国土交通省によるとタイ航空機の右主翼の先端部分と、エバー航空機の左水平尾翼の一部が損傷した。双方の乗客・乗員にけが人は確認されていない。この影響で4本ある滑走路のうちA滑走路が約2時間閉鎖された。同省が状況を詳しく調べている。 Yahooニュース 2023/6/10(土) 22:01配信 共同通信 羽田管制官や操縦士の対応が焦点 航空機接触、原因究明にhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6a21b71772ec1bf597beec21511894566e0507b4 ----羽田空港で台湾のエバー航空とタイ航空の機体が接触した事故について、専門家は地上走行に関する管制官の指示と、両機のパイロットの対応が原因究明のポイントになると指摘する。 国土交通省によると、事故は誘導路付近で離陸に向け待機中のエバー航空機の後ろをタイ航空機が通ろうとした際に接触したとみられる。 航空評論家の青木謙知さんによると、地上走行中の飛行機が別の飛行機や空港内の設置物、車両などに接触する事故は時々発生するという。原因特定は慎重な調査が必要としつつ、当時の管制官の指示の適正性や、パイロットが指示通りの操縦をしていたかどうかを検証していく必要があるとする。 NHK 2023年6月10日 20時41分 事故 羽田空港 誘導路で旅客機どうしが接触 けが人なしhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20230610/k10014095721000.html ----10日午前、羽田空港の誘導路で旅客機どうしが接触し、それぞれの機体の翼の一部が損傷しました。乗客乗員にけがはないということで、国土交通省などが詳しい状況を確認しています。 国土交通省や航空会社などによりますと、10日午前11時ごろ羽田空港の誘導路で、停止していた台湾のエバー航空の旅客機とその後方を通過したタイ航空の旅客機が接触しました。 続きを読む
2023-04-21(Fri)
団藤重光・元最高裁判事 公害訴訟の内幕 「介入」記載 にじむ憤り ノートに残す 朝日新聞デジタル 2023年4月20日 18時00分「元長官の介入けしからぬ」 元最高裁判事ノートの公開、にじむ憤り ----日本の司法に大きな業績を残した元最高裁判事の故・団藤重光(だんどうしげみつ)氏(1913~2012)が、最高裁での議論の内幕や思いを記した直筆ノートが見つかった。団藤氏の資料を保管・分析する龍谷大が19日、発表した。「介入は怪(け)しからぬ」といった記載もあった。 毎日新聞 2023/4/19 20:56(最終更新 4/19 20:56)大阪空港公害訴訟の最高裁判決「元長官が介入」 団藤重光氏ノートに ----刑法学の第一人者で、東京大教授や最高裁判事を務めた団藤(だんどう)重光氏(1913~2012年)が、大阪(伊丹)空港の夜間飛行差し止めを住民が求めた「大阪空港公害訴訟」の最高裁判決(81年)を巡り、法務省の意向を受けた元最高裁長官が判決前に介入したとノートに記していたことが判明した。 読売新聞オンライン 2023/04/20 09:49団藤重光・元最高裁判事「この種の介入はけしからぬ」…公害訴訟の内幕、ノートに残す ----戦後刑事法学界の第一人者で東京大名誉教授の 団藤重光 氏(1913~2012年)が、最高裁判事時代に担当した「大阪空港騒音公害訴訟」の審理の経過を書き残したノートが見つかった。同訴訟は最高裁が初めて審理した本格的公害訴訟だった。19日に発表した龍谷大は「最高裁がどのように判断したかを示す貴重な資料だ」とする。 NHK 関西 NEWS WEB 2023年04月20日 23時46分最高裁元裁判官のノート公開 大阪空港公害訴訟で「介入」記載 ----1974年から9年にわたり最高裁判所の裁判官を務めた團藤重光氏が最高裁での議論の内幕や自身の思いなどを在任中に記したノートの一部が公開されました。 大阪空港の夜間の飛行禁止を住民が求めた「大阪空港公害訴訟」の最高裁判決を前に、法務省の意向を受けた元最高裁長官が審理の進め方に「介入」したとする記載があり、分析した龍谷大学の研究グループは「三権分立の大原則が侵害された可能性があることを示す貴重な資料だ」としています。 続きを読む
2023-04-19(Wed)
国土交通省は「重大インシデント」 訓練飛行中 エンジン出力が低下 毎日新聞 2023/4/20 地方版 海保小型機不時着 運輸安全委の調査開始 /大分 ----訓練中の海上保安庁の小型飛行機「セスナ172」(全長約8・3メートル)が宇佐市松崎の麦畑に不時着した航空事故で、運輸安全委員会は19日、現場に航空事故調査官3人を派遣し、調査を始めた。 NHK 大分 NEWS WEB 2023年04月19日 11時36分海上保安庁の小型飛行機不時着 大分 宇佐市の小型機不時着事故 国の運輸安全委員会が調査始める ----18日訓練飛行中の海上保安庁の小型機が何らかのトラブルで大分県宇佐市に不時着した事故を受けて、国の運輸安全委員会が19日現場で機体の状態を確認するなど原因究明のための調査を始めました。 Yahooニュース 2023/4/18(火) 18:43配信 OBS 大分放送【速報】国交省は「航空事故」と判断 運輸安全委員会19日現地調査 海上保安庁の小型飛行機不時着 大分 ----大分県宇佐市で18日午前10時すぎ、訓練中の海上保安庁所属の小型飛行機が不時着した事故で、国土交通省は「重大インシデント」としていましたが、胴体の後方下部の損傷が大修理を必要とするものと判明したことから、より重い「航空事故」と判断しました。 続きを読む
2023-02-28(Tue)
大型貨物機による長距離運航が可能 九州で唯一の24時間空港 朝日新聞デジタル 2023年3月1日 10時30分北九州空港の滑走路3千メートル延伸計画、事業化に向け前進 ----国土交通省は28日、北九州空港の滑走路を現在の2500メートルから3千メートルに延伸する事業について、新規事業として新年度予算案に盛り込むための大詰めの手続きとなる「新規事業採択時評価」を始めたと発表した。北九州市の武内和久市長は記者団に「アジアの物流拠点化をめざす北九州空港にとって大きな前進で、非常に明るいニュースだ」と話した。 国交省は、同市や福岡県に事業に関する負担などについて意見聴取を始めた。今後、県や有識者らからなる第三者委員会を開いて意見を聞くなどして、評価結果をとりまとめる。 NHK 北九州 NEWS WEB 2023年02月28日 18時18分国土交通省 北九州空港の滑走路延長を決定 事業化へ手続き ----北九州空港の滑走路を3000メートルに延長する計画について、国土交通省は事業化に向けた手続きに入ることを決めました。 国土交通省は、北九州市や福岡県の要望を受け、大型の貨物機が安全に離陸できるよう、北九州空港の滑走路を現在の2500メートルから3000メートルに延長することを計画していて、費用対効果の検証や周辺環境への影響調査などを進めてきました。その結果、国土交通省は28日、事業化に向けた手続きに入ると発表しました。 RKB毎日放送 2023年2月27日(月) 18:19北九州空港の滑走路を3000メートルに延伸、国が130億円かけて事業着手へ ----国土交通省が北九州空港の滑走路を3000メートルに延伸する事業の着手に向けた手続きを始めることが分かりました。大型貨物機による長距離運航が可能となり空港の機能強化が期待されます。 ◆2500→3000メートルの滑走路に 2006年に開港した北九州空港は九州で唯一の24時間空港として運用されています。関係者によりますと、国土交通省は現在2500メートルの滑走路を3000メートルに延伸する事業の着手に向けた手続きを始めるということです。 続きを読む
2023-02-16(Thu)
港湾事務所元所長ら再逮捕 会長起訴の石材会社のグループ会社指名停止に NHK 東海 NEWS WEB 2023年02月16日 19時43分 官製談合事件で元会長起訴の石材会社のグループ会社指名停止にhttps://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230216/3000027673.html 中部空港沖の埋め立て工事をめぐる官製談合事件で、三重県尾鷲市の石材会社の元会長が名古屋地方検察庁に起訴されたことを受けて中部地方整備局は16日、元会長が経営していた同じグループの建設会社に対し、1か月の指名停止の措置をとりました。********************************* 中京テレビNEWS 2023/2/14 11:59 名古屋港官製談合事件 別の工事でも談合か 名古屋港湾事務所の元所長ら再逮捕https://www.ctv.co.jp/news/article/?3426202f1c8f4f648ac6183a40a1336a ----中部国際空港沖の埋め立てに関する入札を巡って、国土交通省中部地方整備局の元所長の男ら2人が逮捕された事件で、警察は、2人が別の工事についても談合したとして、14日、再逮捕しました。 NHK 東海 NEWS WEB 2023年02月14日 12時09分 中部空港沖埋め立てめぐる官製談合 港湾事務所元所長ら再逮捕https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230214/3000027611.html ----中部空港沖の埋め立て工事をめぐる官製談合事件で、1月に逮捕された国土交通省名古屋港湾事務所の元所長がおととし入札が行われた別の工事でも入札に関する情報を漏らしていたとして愛知県警に再逮捕されました。 続きを読む
2023-02-04(Sat)
1社のみ参加 条件設定か 逮捕2人 10数年のつきあい 入札前から情報漏らす NHK 東海 NEWS WEB 2023年02月03日 19時14分中部空港沖埋め立て工事の官製談合で第三者委員会が初会合 ----愛知県の中部空港沖の埋め立て工事をめぐる官製談合事件で国土交通省名古屋港湾事務所の元所長が逮捕されたことを受けて、3日に外部の有識者からなる第三者委員会の初会合が開かれ、ことし6月をめどに再発防止策などの提言を取りまとめる方針を確認しました。 国土交通省の中部地方整備局名古屋港湾事務所の元所長は、おととし中部空港沖の埋め立て工事に伴う護岸建設に使う石材の入札に関する情報を漏らしたとして官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されました。 これを受けて中部地方整備局は事実関係の把握や再発防止策の検討を進めるため外部の有識者からなる第三者委員会を設置し、3日に初会合が開かれました。 Yahooニュース 2023/1/26(木) 17:09配信 メ~テレ(名古屋テレビ)中部空港沖埋め立て事業巡る官製談合事件、1社のみ参加させるよう条件設定か ----中部空港沖の埋め立て事業を巡る官製談合事件で、逮捕された国交省の元職員が、他の業者が入札に参加できないように条件を設定していたとみられることがわかりました。 NHK 東海 NEWS WEB 2023年01月26日 12時35分官製談合事件 逮捕の2人は10数年のつきあい ----中部空港沖の埋め立て工事をめぐる官製談合事件で入札の情報を漏らしたとして逮捕された国土交通省名古屋港湾事務所の元所長は、本省の「港湾局」で課長補佐を務めていた時期に別の土木建築関連の会社の関係者を通じて石材会社の元会長と知り合ったことが警察への取材でわかりました。 東海テレビ 2023/01/26 21:54配信落札業者に入札前から情報漏らしたか…官製談合事件で逮捕された国交省の元所長 中部空港沖の埋立工事巡り ----中部国際空港沖の埋め立て工事を巡る官製談合事件で、逮捕された国交省の元所長が、落札業者に入札前から情報を漏らしていたことが分かりました。 NHK 東海 NEWS WEB 2023年01月25日 19時58分官製談合疑いで関係者逮捕を受け警察が中部地方整備局を捜索 ----中部空港沖の埋め立て工事で国土交通省名古屋港湾事務所の元所長が石材会社の元会長に入札に関する情報を漏らしたとして逮捕された事件で愛知県警は25日、関係先の中部地方整備局を捜索しました。 続きを読む
2023-01-26(Thu)
捨て石(100万立方メートル)調達事業 応札1社だけ 69億円で落札 落札率は95・1% 朝日新聞デジタル 2023年1月24日 20時22分中部空港工事巡る談合容疑 「ノンキャリの星」国交省元所長ら逮捕 ----捜査2課によると、藤田容疑者は2021年2月ごろ、工事に必要な石材(約100万立方メートル)の調達事業の入札を巡り、予定価格の作成に使用した石材の単価に近い数値を小倉容疑者に伝達。同容疑者はこの数値をもとに算出した金額で落札し、公正な入札を妨害した疑いがある。2人はLINEで複数回、入札に関わる情報をやり取りしていたという。 入札は21年2月16日に一般競争入札で実施され、丸昇石材が69億円で落札。落札率は95・1%だった。入札参加の条件として石材の納入期限などの制限が設けられており、応札したのは1社だけだった。 朝日新聞デジタル 2023年1月24日 14時42分中部国際空港工事巡り入札情報漏洩か 元国交省港湾事務所長らを逮捕 ----中部空港(愛知県常滑市)の沖合に建設予定の新たな滑走路工事を巡る入札情報を漏らしたなどとして、愛知県警は24日、国土交通省名古屋港湾事務所の元所長・藤田亨(60)と採石業者「丸昇石材」(三重県尾鷲市)の元会長・小倉章弘(65)の両容疑者を官製談合防止法違反などの疑いで逮捕した。 捜査関係者によると、問題の工事は常滑沖の一部を埋め立てる際に必要な捨て石(100万立方メートル)の調達事業。2021年2月に一般競争入札が行われ、丸昇石材が計約69億円で受注した。応札したのは同社だけだったという。 毎日新聞 2023/1/24 14:06(最終更新 1/25 03:16) 495文字官製談合容疑で元国交省職員ら逮捕 中部地方整備局の入札で不正か ----中部国際空港の滑走路建設計画がある空港沖の土砂埋め立て事業で、護岸建設に使う石材調達を巡る入札情報を漏らしたとして、愛知県警は24日、元国土交通省名古屋港湾事務所長の藤田亨容疑者(60)=横浜市鶴見区=を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕した。落札した丸昇石材(三重県尾鷲市)の元会長、小倉章弘容疑者(65)=同市=も両容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。 読売新聞 2023/01/24 21:19中部空港の建設工事入札巡り官製談合疑い、国交省名古屋港湾事務所の元所長ら逮捕 ----発表によると、2人は2021年2月、中部空港周辺の埋め立てに使われる石材100万立方メートルの調達に関する一般競争入札を巡り、当時所長だった藤田容疑者が1立方メートルあたりの概算価格をLINE(ライン)で小倉容疑者に伝え、公正な入札を妨害した疑い。 入札は中部地方整備局が発注して2回行われ、ともに丸昇石材のみ応札した。合計の落札価格は69億円で、予定価格に対する落札率は2回とも95・1%だった。 国交省によると、藤田容疑者は19年10月~22年3月に同事務所長を務めていた。2人は十数年前に知人を介して知り合ったといい、県警が経緯を調べている。 続きを読む
2023-01-14(Sat)
疑問だらけの緊急脱出 危機管理の欠如 正しく対処すれば5人のけが人も大量の欠航も避けられたはず 事通信 2023-01-13 11:15ジェットスターに安全監査 爆破予告、脱出乗客の負傷で 国交省 ----成田発福岡行きのジェットスター・ジャパン機の爆破予告事件で、乗客が緊急脱出時に負傷したことを受け、国土交通省航空局は同社に立ち入り、安全監査を始めた。 斉藤鉄夫国交相が13日の記者会見で明らかにした。監査は12日から。 JBpress 2023.1.13(金)疑問だらけの緊急脱出、爆破予告のジェットスター機にみる危機管理の欠如 正しく対処すれば5人のけが人も大量の欠航も避けられたはず ----1月7日、3連休の初日に、何者かの爆破予告を受けたジェットスター・ジャパンの501便が中部国際空港に緊急着陸し、脱出シューターを使った緊急脱出が行われた。幸い不審物は見つからずに済んだが、乗客のうち5人が、脱出シューターで機外に出た際にコンクリートの地面に接触するなどして、けがを負った。また、滑走路が4時間半にわたって閉鎖されたため、発着合わせて約60便が欠航することになった。この種の事件を自ら経験し、調査もしてきた筆者が、危機管理や緊急脱出のあり方の観点から検証してみたい。 (杉江 弘:航空評論家、元日本航空機長) 続きを読む