2023-11-29(Wed)
地中に噴射した圧縮空気が漏出か 新たに生じた陥没 無断で埋め戻して
日経クロステック/日経コンストラクション 2023.11.29
川に気泡発生で外環道の地盤補修中断、地中に噴射した圧縮空気が漏出か
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/01757/
----東京外かく環状道路(外環道)の陥没事故に伴う地盤補修工事を進めている東京都調布市の住宅地で、現場付近を流れる入間川で気泡が発生したため、2023年11月3日から工事を中断している。発注者の東日本高速道路会社は今後、水質などの調査を実施する。
(しんぶん赤旗2023年11月28日付より)
外環道 吉良・山添氏調査
❚ 「ずっと微振動感じる」「耐えられず出る人も」東京・調布
https://www.jcp-tokyo.net/2023/1128/88668
----吉良よし子・山添拓両参院議員は21日、東京都調布市などの外環道工事現場近くで新たに生じた陥没を事業者がこっそり埋め戻していた野川サイクリング道路、新たに気泡が発生した入間川と野川、地盤補修工事が進む地域を調査しました。
(しんぶん赤旗2023年11月10日付より)
外環陥没 徹底調査を
https://www.jcp-tokyo.net/2023/1110/88324
----日本共産党の田村智子議員は9日、参院国土交通委員会で、東京外環道のトンネル工事ルート沿線に生じた陥没を中日本高速、東日本高速の両社が管理者である狛江市に知らせずに無断で埋め戻していた問題を取り上げました。
外環陥没 徹底調査を 2023.11.9
https://youtu.be/GJYobQ9il_w?si=8ReN_47GhvC-dIsq
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2023-10-13(Fri)
6カ所に穴 こっそり埋め戻し 無断補修 大深度トンネル工事との関連は?東京外かく環状道路
2023/10/12
【お知らせ】野川サイクリング道路における舗装の損傷について
野川サイクリング道路における舗装の損傷について.pdf
https://tokyo-gaikan-project.com/files/news/news_482_0.pdf

朝日新聞デジタル 2023年10月12日 21時02分
市管理の道路に穴、無断補修 外環道工事のNEXCO東 東京・狛江
https://digital.asahi.com/articles/ASRBD6SS1RBDOXIE04L.html
----東京外郭環状道路(外環道)の工事を担う東日本高速道路(NEXCO東日本)は12日、東京都調布市の野川サイクリング道路に、穴のあいた損傷が6カ所見つかったと発表した。道路管理者である狛江市に連絡せずに補修していた。調布の住宅街で陥没事故が起きてまもなく3年。住民には不安と不信感が広がっている。
NEXCO東日本によると、掘削が完了した区間を巡回していた今年8月から10月にかけて、サイクリング道路で大きさ約5~10センチ、深さ約20センチの損傷を計6カ所見つけた。いずれもトンネル工事の真上ではないものの、野川を挟んですぐ近くだった。
NHK 2023年10月12日 21時11分 東京都
東日本高速道路 東京 狛江市が管理する道路の陥没 無断で補修
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231012/k10014223771000.html
----東京 狛江市が管理する道路で見つかった陥没を、東日本高速道路が市に無断で補修し注意を受けていたことがわかりました。地下では3年前に「東京外かく環状道路」の掘削工事が行われ、東日本高速道路は陥没との関連性は低いとしたうえで、安全を第1に考えて補修したと説明しています。
しんぶん赤旗日曜版 2023年10月11日午後4:17
https://twitter.com/nitiyoutwitt/status/1712004575404892253
【スクープ】東京外環道のトンネル工事が原因で調布市内の道路が陥没した事故(2020年10月18日)から3年。工事を施工する鹿島JVが今年9月、トンネルルート付近の路面に生じた新たな陥没をこっそり埋め戻していたことが判明。管理者の市にも無断の行為で河川法違反の疑いも=赤旗日曜版10月15日号

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2023-09-17(Sun)
案内したのは東日本高速ではなく地元住民 「大深度法は廃止に」
京新聞 2023年9月14日 19時19分
調布の外環道陥没 補修工事現場の国会議員視察を案内したのは東日本高速ではなく地元住民
https://www.tokyo-np.co.jp/article/277370
----東京外郭環状道路(外環道)の大深度地下トンネル建設で陥没などが発生した問題をめぐり、超党派議員連盟「公共事業チェック議員の会」の国会議員7人が14日、陥没現場となった東京都調布市の住宅地を視察、2024年末まで続く地盤補修工事の現況をチェックし、近隣の住民から聞き取りした。
7人はそれぞれ立憲民主党と共産党、れいわ新選組の所属。地盤補修のため家屋が解体された区域を訪れ、地中にセメントを送り込む機械の設置状況や騒音対策などを確認した。
朝日新聞デジタル 2023年9月14日 20時00分
「やっとの思いで建てた家だった」 東京・調布の陥没現場、議員視察
https://digital.asahi.com/articles/ASR9G65DKR9GUTIL01J.html
----2020年10月に東京都調布市で起きた東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事による陥没事故をめぐり、国会議員らが14日、地盤補修工事のため解体された家や被害状況を視察した。被害を受けた住民らは「地盤が緩んでいる所に怖くて住めない」「住民が分断されていく」などと訴えた。
現場を訪れたのは、超党派の議員連盟「公共事業チェック議員の会」のメンバー。立憲民主、共産、れいわの議員7人と代理の1人が、陥没した場所や、トンネル工事によって生じた段差や亀裂、解体工事の状況を見て歩いた。
しんぶん赤旗 2023年9月17日(日)
「大深度法は廃止に」 超党派議員 外環陥没現場を調査 東京・調布 宮本徹・本村両氏が参加
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-09-17/2023091704_04_0.html
----超党派の国会議員で構成する「公共事業チェック議員の会」は14日、東京外環道事業(関越自動車道~東名高速間約16キロ)について、大深度地下でのトンネル工事で3年前に陥没事故が起きた東京都調布市の現場を視察し、住民と懇談しました。
日本共産党の宮本徹、本村伸子両衆院議員や立憲民主党、れいわ新選組の衆院議員など、合わせて7人が参加しました。
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2023-08-03(Thu)
道路本体は完成見通し立たず 住民団体“問題起きたら停止を” 不安に加え騒音、振動…「あまりに理不尽」
東京新聞 2023年8月2日 19時43分
不安に加え騒音、振動…「あまりに理不尽」 調布陥没事故 地盤補修が始まる 外環道掘削は再開めど立たず
https://www.tokyo-np.co.jp/article/267409
----東京外郭環状道路(外環道)の大深度地下トンネル工事で陥没と空洞が発生した東京都調布市東つつじケ丘の住宅街で2日、セメントで地盤を補修する工事が始まった。東日本高速道路によると、トンネル上で緩みが確認された長さ220メートル、幅16メートルを、2024年末までに補修する。一方、周辺のトンネル掘削工事の再開時期はめどが立っていないという。
陥没や空洞は、地下40メートル以下の大深度地下をシールドマシンが通過した20年10月以降、計4カ所で発生。その後の東日本高速の調査で掘削済みのトンネル上の地盤に緩みが見つかった。同社は計約30世帯の家屋解体をするなど地盤補修の準備を進めてきた。
Yahooニュース TOKYO MX 2023/8/3(木) 12:12配信
調布市道路陥没 地盤の補修工事を開始 住民団体“問題起きたら停止を”
https://news.yahoo.co.jp/articles/864f95cd3162c4076d139e3ecf53b6f38143d5c6
----陥没事故から3年…ようやく補修工事が始まりました。調布市の道路の陥没が見つかった住宅街で、地盤の補修工事が8月2日から始まりました。地元の住民団体は問題が起きたときには直ちに工事全体を止めるよう求めています。
NHK 2023年08月02日 13時24分
道路陥没などの問題 東京 調布の住宅街で地盤補修工事始まる
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230802/1000095465.html
----3年前、東京・調布市の住宅街で道路の陥没や地下の空洞が見つかった問題で、原因とされる地下のトンネル工事で緩んだ地盤の補修工事が2日から始まりました。
調布市の住宅街では2020年10月以降、陥没や地下の空洞が相次いで見つかり、地下深くで行われていた「東京外かく環状道路」の掘削工事を行っていた東日本高速道路などはトンネルの真上にあたる幅16メートル、長さ220メートルの範囲で緩んだ地盤の補修を行う方針です。
読売新聞 2023/08/02 13:51
外環道トンネル工事影響、東京・調布の陥没現場の地盤補修始まる…道路本体は完成見通し立たず
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230802-OYT1T50152/
----2020年10月に東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事の影響で東京都調布市の道路が陥没した問題で、東日本高速道路会社は2日、陥没現場周辺の緩んだ地盤を補修する工事を始めた。補修工事は約2年かけて行う予定だが、道路本体の完成見通しは立っていない。
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2023-07-11(Tue)
禁止対象は陥没が発生した一部区間のみ 「一度立ち止まって安全性総点検を」
「国や事業者は地盤補修工事が終わる2年後に仮処分執行の停止を求めてくる」
東京新聞 2023年7月10日 22時09分
外環道の工事全面差し止め認めず 最高裁 中止は陥没が発生した区間のみ 住民の願いは
----東京外郭環状道路(外環道)の建設ルートの周辺住民らが、地下トンネル工事の全面差し止めを事業者の国や東日本高速道路などに求めた仮処分申し立てについて、最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)は原告側の特別抗告を棄却する決定を出した。7日付。
・・・◆「立ち止まって工事の安全性を総点検して」
東日本高速道路によると、近く陥没現場周辺で、地盤補修工事を始める予定。陥没や空洞が発生した現場の近くに住む原告の一人の丸山重威さん(82)の妻・智子さん(81)は、まもなく本格化する地盤補修工事のため配管が張り巡らされた街並みを憂い、「国や事業者は一度、立ち止まって工事の安全性を総点検してほしい」と話す。
原告弁護団の武内更一弁護士は「国や事業者は地盤補修工事が終わる2年後に仮処分執行の停止を求めてくるだろう。工事の安全性が証明されたわけではなく、安心はできない」と語った。
毎日新聞 2023/7/10 19:17(最終更新 7/10 19:17)
工事禁止対象は一部区間 東京外環道仮処分、最高裁
----東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事を巡り、周辺住民が陥没の危険性などを訴えて工事の全面差し止めを求めた仮処分の申し立てについて、最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)は住民側の特別抗告を棄却する決定をした。7日付。東京地裁決定は、工事禁止の対象を実際に陥没が起きた現場付近の一部区間に限定。住民側は不服を申し立てたが、東京高裁が退けていた。
仮処分は申立人の権利を暫定的に保全する手続き。地裁決定が命じた一部区間での工事差し止めに対して事業者側は異議を申し立てておらず、この区間の工事禁止の効力は継続している。
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2023-06-14(Wed)
東京外環道訴訟 第19回口頭弁論/外環道トンネル工事 全面差し止め 最高裁に特別抗告
建設通信新聞 [ 2023-06-13 ]
【外環道地盤補修】住民向け説明後に工事着手 NEXCO東日本
----NEXCO東日本関東支社は、東京外かく環状道路の工事現場付近で発生した陥没事象に伴う地盤補修工事の設備や施工シミュレーションを東京都調布市内で報道公開した。実際に使用する設備で模擬施工し、振動や騒音を発生させた。16、17の両日に住民向けのオープンハウスや意見交換会を開き、準備が整い次第、工事着手する。
日本共産党東京都委員会 2023年5月 17日
外環道陥没 強引な地盤補修工事 住民が国交省などただす 山添議員参加
----事故地域では、国交省やネクスコは住民にまともな説明もせずに地盤補修工事を進めようとしています。
参加者は、補修は広範囲にわたるもので土壌汚染対策法に基づく土地の形質変更に該当するのではないかと質問。国交省は該当すると認めました。参加者は、基本的な質問への回答さえ半年近く先延ばししてきた同省の姿勢を批判し、該当するなら地権者の同意のもとで手続きが必要だとただしました。
また、狭小な河川の上に受桁(うけけた=ふた状の板を支えるための桁)を渡し、長大な管路を敷設して補修材を輸送しようとしていることについて、桁は固定されておらず脱落の危険があると指摘。工法の詳細について説明を求めました。ネクスコは説明を拒否しました。
OurPlanet-TV 2023/05/26 - 10:53
国の事故再発防止対策を批判〜東京外環道訴訟
----東京都練馬区の大泉ジャンクション(JCT)から東名高速道路までのおよそ16キロメートルを地下トンネルで結ぶ東京外かく環状道路事業をめぐり、住民らが事業認可の取消を求めている裁判の第19回口頭弁論が5月24日、東京地裁で行われた。
日経クロステック 2023.04.21
外環道のシールド掘進工事を「視察」、外径約16mのトンネル構築が進む
----国土交通省は2023年3月、整備を進める東京外かく環状道路(外環道)のシールド掘進工事の現場3カ所を一般向けにそれぞれ公開した。抽選倍率が約8倍の狭き門をくぐり抜け、筆者は運よく現場を見ることができた。
東京新聞 2023年4月3日 18時41分
外環道トンネル工事の全面差し止めを 住民側が最高裁に特別抗告
----東京外郭環状道路(外環道)の建設ルート周辺住民らが地下トンネル工事の差し止めを求めた仮処分申し立てで、住民側は3日、全面差し止めを認めなかった3月24日付の東京高裁決定を不服として、最高裁に特別抗告した。
毎日新聞 2023/3/28 18:52(最終更新 3/29 05:59)
外環道工事、全面差し止めは認めず 住民側抗告を棄却 東京高裁
----東京外郭環状道路(外環道)のトンネル掘削工事予定地の周辺住民13人が、地下40メートルより深い大深度地下工事は陥没事故の危険があるとして、事業者の東日本高速道路などに工事差し止めを求めた仮処分申請の即時抗告審で、東京高裁(吉田徹裁判長)は24日付の決定で、一部区間のみの工事の差し止めを命じた1審・東京地裁決定(2022年2月)を支持し、工事の全面差し止めを求めた住民側の抗告を棄却した。事業者側は抗告しておらず、一部区間に対する工事差し止めの効力は継続する。
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2023-04-09(Sun)
大深度地下とは 用地買収なく利用可能 人命にかかわる大深度工事問題
朝日新聞デジタル 2023年4月10日 5時00分
(社説)大深度地下 異変が前提の慎重さを
----地表から40メートル以上深い「大深度地下」の利用が広まるが、地下の構造は調べ尽くせず、工事には不確実な要素が残る。「想定外」の陥没事故が起きた東京外郭環状道路(外環道)の工事を教訓に、慎重の上にも慎重に作業をするべきだ。
・・・・日本は地質構造が複雑だ。平野部の地下も一様でなく、軟弱な地盤も広く分布している。外環道では、地下を調べたボーリング調査の不足も指摘された。リニアの工事での調査間隔は基本的に200メートル以下だという。ただ、地下は調べ尽くせず不確実性が残り、少し離れただけでも地質が異なる可能性はある。
工事で地表に影響が及ぶ恐れは、外環道で顕在化した。工事にあたっては、弱い地盤に行き当たることや異変が起きることを前提にした調査や施工管理が必要だ。地表の事前の調査、工事中や工事後の測量や測定、目視確認も欠かせない。
何の過失もないのに、突然、自分や家が危険にさらされる不安は大きい。住宅の資産価値も下がりかねず、転居を伴えば多大な負担も強いられる。事業者は、工事前後を通して、住民に対して十分に説明し、疑問に答え、もし損失や損害が生じるようであれば、正当な補償や賠償を速やかに講じる必要がある。
<資料>
日本経済新聞 2020年12月18日 10:17
きょうのことば 大深度地下とは 用地買収なく利用可能
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF1691U0W0A211C2000000/
----大深度地下 地表から40メートルより深く一般的に利用されない地下のこと。道路や鉄道など公益の事業は地上の地権者との用地交渉や補償をしなくても国土交通省または都道府県の認可を受けて使用できる。都心部は鉄道などで地下空間が複雑に入り組んできたため、限られた地下スペースを有効活用する目的で2001年に首都圏、近畿圏、中部圏の3大都市圏に限って特別措置法が施行された。
日本経済新聞 2020年12月17日 18:00 (2020年12月18日 5:06更新)
【イブニングスクープ】 「大深度」工事直後に地表沈む 東京外環道、衛星で解析
----東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事の直後に東京都調布市の住宅街の一部で2~3センチメートル程度の沈下と隆起が発生したことが衛星データの解析でわかった。10月に道路が陥没し事業者の東日本高速道路などが工事との関係を調べている一帯だ。「大深度」と呼ぶ地下40メートルより深い場所で掘るため、地上に影響が出にくいとされ、住民同意は必要なかった。地表変化との因果関係が認められれば、補償や技術的な対策のほか、大深度工事を巡るルールの見直しを迫られる可能性がある。
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自治体問題研究所 2021年9月28日
【論文】大深度法―その経緯と問題点
----大深度法は、大都市における道路、鉄道等の大規模事業を、地権者の承諾や補償無しに「効率的に」行えるようにすることを目的に2000年5月に制定されました。その法的問題点を指摘します。
自治体問題研究所 2021年9月28日
【論文】リニア中央新幹線 人命にかかわる大深度工事問題
----「地表に影響を与えない」はずの大深度工事の「神話」は、昨年10月の東京・調布市の陥没事故で崩れました。しかし今年、リニア新幹線で大深度工事が始まります。ルート上の住民の不安を伝えます。
自治体問題研究所 2021年6月6日
【論文】陥没事故が暴露した大深度地下法の違憲性―東京外環道60年の軌跡
----1988年5月「臨時行政改革推進審議会」(行革審)の「土地対策検討委員会」報告は「大深度地下の公的利用に関する制度を創設するため検討を進める」などと提言。1998年5月には「臨時大深度地下利用調査会」の答申が出され、それに基づいてつくられた「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」が2000年5月の第147回通常国会で成立しました。大深度地下法ができるまでには、検討に時間もかかり、問題点も意識されています。最大の問題は日本国憲法第29条で、第1項に「財産権は、これを侵してはならない」とし、第2項で「財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める」、第3項で「私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる」と規定したこととの関係でした。推進派からいえば、何とか「補償」をせずに大深度地下を使えるようにするにはどうしたらいいかが問題です。
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2023-03-30(Thu)
全区間工事中止求めた住民の即時抗告退ける
毎日新聞 2023/3/28 18:52(最終更新 3/29 05:59)
外環道工事、全面差し止めは認めず 住民側抗告を棄却 東京高裁
---東京外郭環状道路(外環道)のトンネル掘削工事予定地の周辺住民13人が、地下40メートルより深い大深度地下工事は陥没事故の危険があるとして、事業者の東日本高速道路などに工事差し止めを求めた仮処分申請の即時抗告審で、東京高裁(吉田徹裁判長)は24日付の決定で、一部区間のみの工事の差し止めを命じた1審・東京地裁決定(2022年2月)を支持し、工事の全面差し止めを求めた住民側の抗告を棄却した。事業者側は抗告しておらず、一部区間に対する工事差し止めの効力は継続する。
NHK 2023年3月28日 20時41分 東京都
外環道の全区間工事中止求めた住民の即時抗告退ける 東京高裁
----首都圏の環状道路の1つ「東京外かく環状道路」のトンネル掘削工事を全面的に中止するよう求めている住民たちが、一部の区間に限り工事の中止を命じた裁判所の決定を不服として行っていた即時抗告について、東京高等裁判所が28日までに退ける決定をしたことがわかりました。
東京外かく環状道路=通称「外環道」の建設予定地の周辺住民たちは「シールドマシン」という巨大な掘削機で地下深くを掘り進める方法に問題があるとして、国と東日本高速道路などに、トンネル掘削工事そのものの中止を求める仮処分を申し立てています。
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2023-01-27(Fri)
外環被害住民連絡会・調布 一方的工事着手に抗議 話し合いを求める
外環被害住民連絡会・調布
https://sites.google.com/view/gaikanhigai/home
声明: 外環事業者の一方的工事着手に抗議し、改めて話し合いを求める(2023年 1月23日)
https://drive.google.com/file/d/1PIA8tuiDasGMc7Oe-FhgqhEcbZyHhacK/view
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朝日新聞デジタル 2023年1月24日 19時30分
調布陥没事故、住民団体「生活脅かされる」 地盤補修で住宅解体へ
----2020年10月に東京都調布市で起きた東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事による陥没事故をめぐり、現場周辺の住民団体が24日、記者会見し、工事で緩んだ地盤を補修する東日本高速道路(NEXCO東日本)による工事について住民説明が不十分だと批判。協議の場を求めた。
団体は「外環被害住民連絡会・調布」。補修工事やそれに伴う住宅解体工事による粉じんや騒音の被害、地盤の損傷を懸念し、同社に説明を求めてきた。連絡会によると、解体対象の住宅約40軒の少なくとも半数以上が居住中といい、「十分な説明がないままの工事強行で住民の生活が脅かされることは避けられない状況だ」と訴えている。
東京新聞 2023年1月24日 20時36分
「平穏だった日常がなぜ…」東日本高速が地盤補修へ家屋解体に着手 調布の外環道陥没事故
----東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事の影響によってルート上にある東京都調布市の住宅街で陥没や空洞が発生した事故で、事業者の東日本高速道路は24日、今春から現場周辺で実施する大規模な地盤補修工事に向け、家屋の解体作業に着手した。
解体するのは補修工事の対象エリアに立つ約30軒のうち買い取りや移転交渉に応じた8軒で、3月までの完了を目指す。準備作業として17日から家屋のガス設備などの撤去を進めていた。東日本高速は、所有者らとの交渉がまとまった家屋から順次、解体を進める方針だ。
しんぶん赤旗 2023年1月25日(水)
住宅解体に住民抗議 外環道陥没 「約束ほご、不誠実」
----東京外環道(東京都練馬区―世田谷区間)の地下トンネル工事に伴い地表の陥没が起きた調布市で、国と事業者が「地盤を強化するため」としてトンネル直上の住宅の解体工事を始めた問題で、付近住民でつくる「外環被害住民連絡会・調布」は24日、「住民と話し合う約束もほごにして工事を進めるのは、不誠実極まりない」として抗議の声明を発表しました。
日テレNEWS 2023/1/24(火) 16:17配信
外環道トンネル陥没 住民が抗議活動 NEXCO東日本などがトンネル真上の家屋の一部で解体工事
----2020年に外環道の地下トンネル工事により、東京・調布市の住宅街で道路が陥没した問題で、NEXCO東日本などは先週から地盤補修のためにトンネルの真上の家屋の一部で解体工事を始めていました。これに反発する住民は24日、事前の詳しい説明がなく不意打ちだと抗議活動を行いました。
家屋解体工事に反対する住民は24日午前10時から抗議活動を行いました。
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2023-01-18(Wed)
40軒対象にまともな話し合いもなく家屋解体 住民ら告発
停止したシールドマシンはいま… 住民の要望で初公開
朝日新聞デジタル 2023年1月18日 21時45分
「勝手に掘って、失敗して」 外環道工事の調布陥没事故、住民ら怒り
----2020年10月に東京都調布市で起きた東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事による陥没事故の現場付近で18日、住民らが、東日本高速道路(NEXCO東日本)が進める地盤補修や住宅解体工事に対して抗議活動をした。
• 調布陥没事故、次は住宅40軒解体へ 外環道工事「影響ない」はずが
現場付近では、トンネル工事で緩んだ地盤の補修に向けて、対象区域の住宅解体工事が17日に始まった。18日は、解体工事の作業場の「入間川ぶんぶん公園」前に住民ら約20人が集まり、マイクを握ってそれぞれの思いを語った。
朝日新聞 2023年1月18日東京版
住宅40軒対象に 解体工事始まる 調布の陥没 地盤補修で
日本共産党東京都委員会 2023年 1月16日
まともな話し合いもなく家屋解体か 外環道陥没 住民ら告発 提訴5周年で集会
----東京外環道(東京都練馬区―世田谷区)の地下トンネル建設を追及する東京外環道訴訟の提訴5周年を迎えた集会が14日、武蔵野市で開かれました。住民らでつくる「東京外環道訴訟を支える会」が主催しました。
朝日新聞デジタル 2023年1月13日 18時30分
住宅解体、月内にも着手へ 外環道陥没事故、現場周辺で地盤補修工事
----2020年10月に東京都調布市で起きた東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事による陥没事故の現場付近で、緩んだ地盤の補修工事をするための大規模な住宅解体工事が月内にも始まりそうだ。住民にとっては、そもそも同意していなかったトンネル工事で突然、近くの道路が陥没し、立ち退きまで考えざるを得ない事態となっている。
朝日新聞デジタル 2023年1月13日 18時30分
調布陥没事故、次は住宅40軒解体へ 外環道工事「影響ない」はずが
----調布陥没事故をめぐる主な動き
2020年9月 トンネル掘削機が陥没事故現場近くの地下を通過
10月 調布市の市道が陥没
12月 有識者委員会が工事と陥没の因果関係を指摘
2021年2月 NEXCO東日本が地盤補修の方針示す
12月 同社が再発防止策を公表
2022年2月 地盤補修に向けた住宅解体が住民の抗議で中断
東京地裁が事故現場を含む区間の工事差し止め
3月 全区間の工事中止を求めて住民側が即時抗告
12月 住宅解体に向けた準備作業開始
朝日新聞デジタル 2023年1月13日 21時00分
調布陥没事故、停止したシールドマシンはいま… 住民の要望で初公開
----東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル掘削工事で東京都調布市の市道が陥没した問題で、東日本高速道路(NEXCO東日本)は13日、現場付近で停止中のシールドマシン(掘削機)を、周辺住民と報道陣に初めて公開した。14日も別の住民40人に公開する。
日テレNEWS 2023/01/13
【工事】20年に調布市の住宅地で陥没事故 真下のトンネル内部“初公開”
----外環道の工事にともない、2020年に東京・調布市で発生した陥没事故。その真下にあたるトンネル内部が初めて公開されました。
公開されたのは、陥没や空洞が見つかった現場の真下、およそ50メートルの深さに掘られたトンネルの内部です。
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