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2021-02-26(Fri)

大戸川ダム整備へ 計画変更案公表 流域府県 建設容認

「推進」の根拠は十分か 被害を抑えるにはダムが不可欠なのか ダムに依存しない「流域治水」こそ


毎日新聞 2021/2/26 17:30(最終更新 2/26 17:30)
大戸川ダム整備明記の計画案 国が公表 流域府県が建設容認
https://mainichi.jp/articles/20210226/k00/00m/040/159000c
----国が建設を凍結した淀川水系・大戸川(だいどがわ)ダム(大津市)について、国土交通省近畿地方整備局は26日、建設を明記した河川整備計画の変更原案を公表した。大阪や京都、滋賀など流域6府県が建設を容認したため、国は計画の変更手続きを進めている。


NHK 滋賀 NEWS WEB 2021年02月26日 18時13分
大戸川ダム整備の計画変更案公表
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20210226/2060006984.html
----大戸川ダムは、平成20年に滋賀、大阪、京都、三重の4府県の知事が異議を唱え計画が凍結されましたが、おととし、滋賀県の三日月知事が建設を求める姿勢に転じ、ほかの府県も容認や議論に応じる姿勢を示しています。
 そして今月12日に行われた関係6府県の事務レベルの会議では近年の災害の激甚化を踏まえ、万全な治水対策が必要だとして、ダム計画の凍結の解除に向けた河川整備計画の変更を行うことが全会一致で確認されています。
 これを踏まえて国土交通省近畿地方整備局は、26日、下流の京都府の天ヶ瀬ダムの放流能力の増強を図るとともに大戸川ダムを整備するなどとする淀川水系の河川整備計画の変更原案を公開しました。


本経済新聞 2021年2月12日 13:00
大戸川ダム建設へ計画変更 近畿地方整備局、6府県容認 
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJB10A200Q1A210C2000000/
----国土交通省近畿地方整備局は12日、大阪府や京都府など淀川水系6府県と、広域的な河川整備のあり方を議論する調整会議をオンラインで開いた。本体工事が凍結されている淀川水系の大戸川(だいどがわ)ダム(大津市)について、6府県は治水効果を認め、同ダムを含んだ河川整備計画の変更手続きに着手することを了承。整備局は変更手続きに入ることを決めた。今後、国が示す変更案に6府県の知事の異論がなければ凍結が解除される見込み。

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京都新聞 2021年1月30日 16:00
社説:大戸川ダム 「推進」の根拠は十分か
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/489305
----国が事業を凍結している大戸川ダム(大津市)について、有識者でつくる京都府の技術検討会が建設に前向きな提言案をまとめた。
----滋賀、京都、大阪、三重の淀川水系流域4府県は2008年、「施策の優先度が低い」として国に同ダムの整備凍結を求める意見書を提出している。提言案は当時の知事判断を覆すことにつながりうる内容だ。
 被害を抑えるにはダムが不可欠なのか。十分な根拠に基づいて判断する必要がある。
----同ダムを巡っては、滋賀県の三日月大造知事が19年に建設を求める方針に転換し、大阪府の吉村洋文知事も今月、整備容認の意向を明らかにした。しかし、時間的に十分な検討がなされたとは言い難い。京都府の技術検討会も昨年12月から3回しか開かれていない。
 08年の4知事意見のベースになった淀川水系流域委員会での審議は、住民の参加や会議の公開など透明性と情報公開を徹底し、時間をかけてダムの有効性やコストなどが検討された。激甚化する最近の災害への対応が急務としても、丁寧な議論が求められることに変わりはない。
 国は時間と費用がかかるダムや堤防だけでなく、危険区域からの住民移転などを組み合わせた「流域治水」の推進を打ち出している。災害情報の伝達や避難先の確保など、幅広い視点から地域防災の在り方を考える必要がある。治水だけでなく、環境やまちづくりなど多様な分野の専門家と住民を交えて議論を深めるべきだ。



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2021-01-31(Sun)

緊急治水対策プロジェクト 最上川・球磨川で公表

最上川中流・上流 約656億円/球磨川水系約1,540億円 新たな流水型ダム調査・検討も

産経ニュース 2021.1.29 22:23
総額656億円「最上川緊急治水対策」 国、山形県、市町村が連携
----昨年7月末の記録的大雨で氾濫した山形県内を流れる一級河川、最上川について、国や県と県内市町村でつくる最上川流域治水協議会は29日、国の令和2年度第3次補正予算の成立を受け、総額656億円の「最上川中流・上流緊急治水対策プロジェクト」を決めた。事業期間が11年度までの10年に及ぶ大規模流域治水事業となる。



最上川中流・上流緊急治水対策プロジェクト(PDF形式)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001384414.pdf
【河川】事業内容:河道掘削、堤防整備、分水路整備、遊水地改良 等
全体事業費:約656億円 /事業期間:令和2年度~令和11年度
210129最上川中流・上流緊急治水対策プロジェクト

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熊本日日新聞 2020年01月29日 09:15
社説:球磨川治水 緊急対策の着実な履行を
----昨年の7月豪雨で氾濫した球磨川の治水を巡り、国土交通省と県は26日、「緊急治水対策プロジェクト」の概要を公表した。河道掘削や遊水地整備など具体的なメニューを明示している。流域の人たちが少しでも安心して暮らせるよう着実な履行を求めたい。

熊本日日新聞 2021年 01月30日 08:50
球磨川治水に1540億円 国交省、流水型ダムは21年度調査着手
----国土交通省は29日、昨年7月の豪雨災害で氾濫した熊本県の球磨川の「緊急治水対策プロジェクト」を公表した。2029年度までの10年間で、約1540億円を投入し、河道掘削や遊水地整備などに集中的に取り組む。今回、事業費に盛り込まなかった川辺川ダムに代わる新たな流水型ダムについては、21年度から本格的な調査や検討に着手する。



球磨川水系緊急治水対策プロジェクト(PDF形式)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001384415.pdf
【河川】事業内容:河道掘削、堤防整備、輪中堤・宅地かさ上げ、遊水地 等
全体事業費:約1,540億円 /事業期間:令和2年度~令和11年度
【ダム】事業内容:新たな流水型ダム、市房ダム再開発
調査・検討に令和3年度から本格着手
210129球磨川水系緊急治水対策プロジェクト



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2021-01-21(Thu)

千曲川復旧工事 施工不良1万3000カ所 大林組 全面的にやり直し

原因釈明 「経験不足」「急ぐあまり」設計段階からミス 大林組 不具合改善措置方針公表

日経クロステック/日経コンストラクション 2021.01.21
大林組が千曲川施工不良で釈明、「経験不足」「急ぐあまり」
----千曲川護岸の復旧工事で約1万3000カ所の施工不良が発覚した問題で、施工者の大林組は発生原因と改善措置に関する報告書を発注者の国土交通省北陸地方整備局に提出した。北陸地整が2021年1月14日、同社の報告書を公表した。
 大林組はこの中で施工不良が生じた原因として、配置した技術者と作業員が共に経験不足だったうえ、施工を急ぐあまり品質管理に緻密さを欠いたなどと釈明している。設計段階からミスがあったことも明らかにした。


日経クロステック/日経コンストラクション 2021.01.14
大林組が1万3000カ所の施工不良、千曲川復旧で
----大林組が復旧工事を進めている千曲川の護岸で、約1万3000カ所の施工不良が判明した。発注者の国土交通省北陸地方整備局が2020年12月28日に発表した。両者は越年して対策を検討している。


NHK 信州 NEWS WEB 2020年01月14日 22時04分
護岸復旧工事 全面的にやり直し
---おととしの台風19号で崩落した東御市の千曲川の護岸の復旧工事で1万3000か所以上の不具合が見つかった問題で、工事を請け負った会社は原因について、「経験のある技術者を現場に配置していなかった」などと国に報告し、工事を全面的にやり直すとしています。

国土交通省北陸地方整備局河川部
【 2021年1月14日】
長野県権限代行区間(長野県東御市本海野地先)の災害復旧工事における護岸工の不具合事象の発生について(第2報)
https://www.hrr.mlit.go.jp/press/2020/1/210114kasenbu.pdf




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2021-01-04(Mon)

21年度予算 「流域治水」推進へ予算計上 1兆0237億円 

21年度当初5,971億円  20年度3次補正4,266億円  
うちダム(直轄)建設費 1,632億円  川辺川、ダムの調査費計上へ


日刊建設工業新聞 [2020年12月22日2面]
国交省/流域治水推進へ1兆円超の予算計上/堤防整備やダム事前放流推進
----国土交通省は2021年度、急激に進む気候変動によって増大化する水災害リスクに備えるため、あらゆる関係者が協働する「流域治水」の取り組みを強力に推し進める。20年度第3次補正予算案と21年度当初予算案で1兆円超を計上した。20年度末に全1級水系で策定予定の「流域治水プロジェクト」に基づき、堤防整備やダムの建設・再生、利水ダムなどを活用した事前放流の推進、土砂災害対策などを展開する。
 計上額は1兆0237億円。内訳は第3次補正4266億円、21年度当初予算5971億円。

時事通信 2020年12月17日14時36分
川辺川、ダムの調査費計上へ 21年度当初予算案―国交省
----7月豪雨で被害を受けた熊本県球磨川流域の治水対策をめぐり、国土交通省は17日、川辺川に治水専用の「流水型ダム」を建設した場合の調査・検討費を2021年度当初予算案で新たに盛り込む方針を固めた。・・・・同予算案では、治水と利水に使う現在の「多目的ダム」計画に関連する施設の維持管理費約5億円を計上する方針。うち数億円を流水型ダムの調査・検討費に充てる。


21年度予算:国土交通省所管ダム事業一覧【直轄・水資源機構】
201221 21年度予算:国土交通省所管ダム事業一覧【直轄・水資源機構】
国土交通省HPより(一部加工)


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2021-01-01(Fri)

千曲川の台風19号復旧工事で施工不良 1万3,400箇所

ゼネコン大手の大林組受注 ブロックの間に隙間や段差

国土交通省 北陸地方整備局
【12月28日】河川部
長野県権限代行区間(長野県東御市本海野地先)の災害復旧工事における護岸工の不具合事象の発生について【PDF:589KB】
https://www.hrr.mlit.go.jp/press/2020/12/201228kasenbu1.pdf
①胴込コンクリート充填不足(法覆大型ブロック背面空洞) → 4,348箇所
②法覆大型ブロックの段差、ブロックの目開き、目地施工不良 → 9,123箇所
③法留基礎未施工 → 2箇所、112m
④護岸端部の処理不備

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読売新聞 2020/12/31 18:06
千曲川の台風19号復旧工事、施工不良1万3400か所…ブロックの間に隙間や段差
---2019年10月の台風19号で崩落した長野県東御市本海野の千曲川護岸の復旧工事で、基礎工事が行われていなかったり、護岸を保護するためのブロックの間に隙間や段差が生じたりする施工不良が計約1万3400か所あったことが分かった。国土交通省北陸地方整備局が発表した。
---工事は21年3月に完了する予定だった。国は受注したゼネコン大手の大林組に対し、来年1月8日までに改善措置方針の提出を指示した。


NHK 信州 NEWS WEB 2020年12月28日 17時07分
台風復旧護岸工事で大量の不具合
----国土交通省北陸地方整備局によりますと、ことし10月、工事を発注している業者から、着手できていない部分があると報告があり、工事の状況について調査を行いました。
 その結果、2か所、あわせて112メートルにわたり基礎工事ができていないほか、コンクリートの不足で法面と大型ブロックの間に空洞ができている部分が4348か所、ブロックどうしのすき間などが9123か所と、あわせて1万3000か所あまりの不具合がみつかったということです。
 復旧工事は来年3月19日の完了を予定していましたが、これらの不具合によって先延ばしになる可能性があるということです。



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2020-11-21(Sat)

川辺川ダム容認 熊本の豪雨対策 ダム依存に回帰するな

球磨川治水新方針 流域治水こそ進めたい 今やるべき対策に全力を 

朝日新聞デジタル 2020年11月21日 5時00分
(社説)川辺川にダム 多様な対策を怠るな

日本経済新聞 2020/11/19 19:00
[社説]川辺川ダムは総合的検証を

産経新聞 2020.11.21 05:00
【主張】川辺川ダム容認 真摯な反省から始めたい

東京新聞 2020年11月21日 06時37分
社説:熊本の豪雨対策 ダム依存に回帰するな

北海道新聞 2020/11/20 05:00
社説:川辺川ダム容認 検証が不十分な回帰だ

中国新聞 2020/11/22
社説:川辺川ダム容認 多様な治水対策、検討を

西日本新聞 2020/11/20 10:43
社説:川辺川ダム容認 「人命と環境」両立目指せ

熊本日日新聞 2020年11月20日 08:31
社説:球磨川治水新方針 今やるべき対策に全力を

宮崎日日新聞 2020年11月20日
社説:川辺川ダム容認 ◆流域全体で合意形成図れ◆

南日本新聞 ( 2020/11/21 付 )
社説: [川辺川ダム容認] 流域治水こそ進めたい

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熊本日日新聞 2020/11/21 09:00 (JST)
川辺川に流水型ダム、国と合意 蒲島知事、赤羽国交相と会談
----赤羽一嘉国土交通相は20日、7月豪雨で氾濫した球磨川の治水対策に関し、蒲島郁夫・熊本県知事と国交省で会談し、支流の川辺川に新たに流水型(穴あき)ダム建設を求めた知事の要請について「スピード感を持って検討に入る」と表明した。



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2020-11-20(Fri)

川辺川ダム建設容認 方針転換 根拠は十分か

流域治水をどのように進めるかというビジョンを提示するのが先だ。

毎日新聞2020年11月20日 東京朝刊
社説:川辺川ダム建設容認 方針転換の根拠は十分か
----熊本県の川辺川へのダム建設計画について、同県の蒲島郁夫知事が容認を表明した。
----近年、地球温暖化によって豪雨災害が激しさを増している。このため国は、ダムや堤防だけに頼る治水には限界があるという認識に立ち、「流域治水」という新たな考え方への転換を進めている。
 地域ごとに、遊水地の活用や移転の促進、避難計画策定などハード、ソフト両面の対策を組み合わせ、総合力で災害に対応する。球磨川流域についても、素案を策定中だ。
 本来なら、流域治水をどのように進めるかというビジョンを提示するのが先だ。そのうえで、ダムは必要か、必要なら役割をどう位置づけるかを検討すべきだ。
 ダムの完成には長い年月を要する。豪雨災害が頻発する中、他の治水対策が止まることがあってはならない。

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熊本日日新聞2020/11/20 14:36 (JST)
<速報>川辺川ダム、流水型で建設検討 赤羽国交相
https://this.kiji.is/702392493598196833?c=39546741839462401
----赤羽一嘉国土交通相は20日、計画が中止されている川辺川ダムについて、新たに治水専用の流水型ダムを建設する方向で検討に入ることを明らかにした。同日、面会した蒲島郁夫・熊本県知事が新たなダムの建設を正式に要請。赤羽国交相が「スピード感を持って検討に入る」と答えた。


毎日新聞2020年11月19日 20時40分(最終更新 11月19日 20時40分)
「安心のため必要」「まず生活再建を」 川辺川ダム復活、揺れる住民
----「よく決断してくれた」「日本一の清流が失われる」――。7月の九州豪雨で氾濫し大きな被害をもたらした球磨川の治水対策として、熊本県の蒲島郁夫知事が出した結論は2008年に自らが「白紙撤回」した川辺川ダム計画の復活だった。県議会で19日にダム建設容認を表明した知事は、賛否を巡り長年にわたって地域を二分した「対立の歴史に決着をつける」と語ったが、流域住民の思いは複雑だ。


朝日新聞デジタル2020年11月19日 11時29分
相次ぐ災害でダム建設加速か 再び動き出す巨大公共事業
----7月の記録的豪雨で氾濫(はんらん)した熊本県南部の球磨(くま)川の治水対策をめぐり、蒲島郁夫知事が19日、支流の川辺川へのダム建設を国に求めると表明した。2008年に知事自ら「白紙撤回」した巨大公共事業が、再び動き出す可能性が出てきた。旧民主党政権ではダム計画の必要性が見直されたが、多くが復活・継続しており、相次ぐ豪雨災害でその流れが加速する可能性もある。


毎日新聞2020年11月11日 東京朝刊
記者の目:川辺川ダム計画復活の動き 豪雨への初動、検証が先=平川昌範(西部報道部)
----7月の九州豪雨で氾濫した熊本県南部の球磨(くま)川の治水対策として、ダム計画復活の動きが加速している。国土交通省は10月、2009年に計画が中止になった支流の川辺川ダムが仮に建設されていれば被害は軽減されたとの推計を示した。08年に計画を「白紙撤回」した熊本県の蒲島郁夫知事も近く、ダム容認の意向を表明するとみられているが、住民への避難の呼びかけなど当時の関係機関の対応に問題がなかったのか十分に検証しないまま、ダムの効果ばかり強調する国や県などの姿勢には疑問を禁じ得ない。



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2020-09-21(Mon)

「流域治水」への転換 注目 住民参加を 

水田貯水やダム事前放流  球磨川治水 広い視点での対策検討を

熊本日日新聞 2020/9月19日 07:11
社説:球磨川治水 広い視点での対策検討を
----7月の豪雨が流域に大きな被害をもたらした球磨川の治水について、蒲島郁夫知事が11月中にも新たな対策を示すとしている。近年、豪雨災害が甚大化する中、予想を超える事態に対処するためにも、ダムや堤防だけに頼らぬ「流域治水」の考え方をベースに、広い視点で対策を検討すべきだ。

西日本新聞 2020/8/28 10:30
社説:続く豪雨災害 「流域治水」への転換急げ
----もはや国内で豪雨災害を免れる地域はない-。そんな危機意識を持ち、河川の洪水対策に取り組む必要があろう。ダムや堤防といった施設頼みでは限界がある。視野を流域全体に広げ、それぞれの地域で官民が協力して人命を守っていきたい。


毎日新聞 2020年9月10日 09時59分
毎日フォーラム・特集 気候変動に備える
----「流域治水」へ転換を答申 社会資本整備審議会河川分科会  民間事業者、住民と共に取り組む
 「流域治水」への転換では、河川、下水道、砂防、海岸などの管理者が主体となって行う治水対策に加えて、水が集まってくる「集水域」と「河川区域」だけでなく、「氾濫域」も含めて一つの流域として捉える。流域の関係者全員が協働して「氾濫をできるだけ防ぐ対策」「被害対象を減少させるための対策」「被害の軽減、早期復旧・復興のための対策」を総合的、多層的に取り組むとした。


日本経済新聞 2020/8/23 2:00
官民連携で「流域治水」 水田貯水やダム事前放流
----豪雨による河川氾濫が相次ぐ中、ダムや堤防の建設だけでなく、流域の官民が一体となって対策を打つ「流域治水」の試みが広がっている。水田を遊水地に利用し、事前にダムを放流して貯水力を高めるなど、地域資源を活用して被害を減らす狙いだ。効果を上げるには、関係者の連携が欠かせない。


しんぶん赤旗 2020年9月13日(日)
水災害対策 国交省からヒアリング 流域治水に住民参加を 
----気候変動で豪雨災害が頻発・激甚化するなか、水災害対策の「流域治水」への転換が注目されています。
 これまで治水対策は、ダムによる洪水調節が優先され、堤防強化や河道掘削など河川整備が後回しにされてきました。近年の記録的降雨による河川氾濫で、ダムの緊急放流、堤防決壊が相次ぐなどダム依存の限界が明らかになり、市街地の浸水危険区域内での浸水被害が多発しています。
 このため、国土交通省の社会資本整備審議会が7月、ダムや堤防に頼る治水には限界があるとの認識に立ち、流域の市町村、企業、住民が一体で防災・減災対策に取り組むという内容の答申を出しました。



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2020-08-22(Sat)

中国の三峡ダム 豪雨で水位が急上昇 決壊なら4億人被災も

中国の洪水 大規模土砂崩れで巨大“せき止め湖”が・ 被災者4550万人に

ロイター 2020年8月21日 / 14:39 / 1日前
中国の三峡ダム、豪雨で水位が急上昇 設計最高水位に迫る
----中国の長江にある世界最大級の三峡ダムの水位が最高レベルに迫っている。豪雨により、記録的な水量がダムに流れ込んでいることが原因。
20日に毎秒7万5000立方メートルの水がダムに流れ込んだ結果、ダムの水位は一晩で2メートル超上昇し、21日午前までに165.6メートルに到達。危険水位を約20メートルも上回り、設計最高水位である175メートルに迫りつつある。


日本経済新聞 2020/8/21 17:28 (2020/8/22 5:27更新)
中国・三峡ダムの水位なぜ注目 決壊なら4億人被災も
----【重慶=多部田俊輔】中国の長江中流にある世界最大級の三峡ダムで増水がピークを迎えた。大雨で警戒水位を大幅に上回ったが、21日にダムへの入水量は減少に転じた。三峡ダムはなぜ注目されるのか。ダムを巡る経緯や役割などをまとめた。


テレ朝ニュース [2020/08/21 23:32]
三峡ダム「危険水位」で多数の船が動けず物流滞る
----中国で長引く大雨の影響で世界最大級のダムが「危険水位」を大幅に超え、船舶の通航が禁止されました。
 中国の重慶を流れる長江を下っていると突然、100隻以上の貨物船が姿を現しました。乗組員の姿はなく、積み荷があるようにも見えません。この場所から下流にある世界最大級の三峡ダムでは、6月から降り続く大雨の影響により過去最大の水量が流入を続けていて、危険な水位を超えて警戒が高まったため当局が門を閉鎖して通航を禁止しました。


FNNプライムオンライン 2020年7月24日 金曜 午後11:00
三峡ダムまた水位上昇か せき止め湖で住民避難も~中国の洪水は被災者4550万人に
• 大規模土砂崩れで巨大“せき止め湖”が・・・決壊の恐れも
• 「三峡ダムは役立たずだ」批判の声・・水位再上昇で再度の洪水恐れ
• 被災者4550万人、死者行方不明者142人、被害1.8兆円に
----湖北省の西部・恩施トゥチャ族ミャオ族自治州で7月21日、大規模な山崩れが発生。土砂が長江の支流の清江になだれ込み、川をせき止めた“せき止め湖”が出来た。清江はこれまで水位が上昇し、17日には自治州の中心部・恩施市に水が流れ込み街が冠水する大きな被害が出ていた。山崩れ現場では川がせき止められて水位が上昇し、決壊の恐れもある。
決壊すればさらに大きな被害になるのは目に見えている。地元当局は、死傷者はいないとし、周辺の住民約8400人を緊急避難させた。たまった水を流す措置をとってある程度、水を排出し、徹底監視を続けており、水位は下がり決壊の恐れは低くなっているとしている。



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2020-08-20(Thu)

広島土砂災害から6年 99カ所完成 砂防・治山ダム

砂防ダムはできた、人は戻らない  総事業費は約310億円 
砂防ダム44カ所 治山ダム24カ所 斜面の崖崩れ対策工事31カ所


中国新聞 2020/8/21
教訓継承、防災誓う 広島土砂災害6年 追悼行事、住民ら祈り深く【動画】
----広島市で77人が犠牲になった2014年8月の広島土砂災害は20日、発生から6年となった。被害が大きかった安佐南、安佐北両区で追悼行事が営まれ、多くの人が鎮魂の祈りをささげた。全国各地で大規模な豪雨災害が多発する中、住民たちはあの日の教訓を継承し、災害に強いまちづくりを進める決意を新たにした。
----災害を受け、国と広島県、市が安佐南、安佐北両区などの99カ所に砂防・治山ダムなどを整備する対策事業は今月上旬に完了した。一方、広域避難路や巨大雨水管などを両区に設ける市の「復興まちづくりビジョン」は事業の遅れが目立っている。

朝日新聞デジタル 2020年8月20日 13時00分
広島土砂災害から6年 住民が待ち望んだ砂防ダム完成
砂防ダムはできた、人は戻らない 「価値ありゃせん」

----総事業費は約310億円
 安佐北区大林地区で今月7日、最後の砂防ダムが完成し、17日に現地を報道陣に公開した。
 大林地区の砂防ダムは、堰堤(えんてい)の高さ14メートル、堤頂の長さ66メートル。受け止められる土砂は約4万立方メートルで、25メートルプール約130杯分に相当し、国土交通省中国地方整備局が造った40基のなかで最大規模という。
 土砂をせき止めるための砂防ダムを44カ所、谷に土砂をためて森林を維持し、土石流を起こりにくくする治山ダムを24カ所、斜面の崖崩れ対策の工事を31カ所で進めてきた。総事業費は約310億円にのぼった。県の山本悟司砂防課長は「住民の方にとっては早くはないかもしれないが、できる限り迅速に工事を進めることができた」と話す。

中国新聞 2020/8/12
砂防・治山ダム、全事業完了 広島土砂災害受け整備
----2014年8月の広島土砂災害で大きな被害が出た広島市安佐南区や安佐北区の計99カ所に砂防・治山ダムなどを整備する対策事業で、中国地方整備局と広島県は11日、全事業が完了したと発表した。総事業費は約310億円。20日で災害発生から6年になるのを前に「ほぼ予定通りの工期で終えた」としている。

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広島県HP
「8.20土砂災害 砂防・治山に関する施設整備計画」における土砂災害対策施設の整備完了について【砂防課】
掲載日2020年8月12日
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/100/0820sabotisan-shisetsuseibi-sinchokujoukyou-kanryou.html

各事業主体の施設整備計画の内訳 (単位:箇所)
200811広島砂防)各事業主体の施設整備計画の内訳 (単位:箇所)

中国地方整備局 広島西部山系砂防事務所
令和2年8月11日
平成26年8月広島豪雨土砂災害からの復興状況~砂防堰堤が全て完成しました~
http://www.cgr.mlit.go.jp/hiroshima_seibu_sabo/press/pdf2020/20200811.pdf


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