2018-06-26(Tue)
加計学園問題 理事長会見 「コメントする立場にない」 首相答弁
加計理事長の説明 これでは納得できない 軽すぎる「作り話」の始末
学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、加計孝太郎理事長が、6月19日の記者会見で首相との面会を否定した。
これについて、安倍首相は、国会で「会見は加計学園と愛媛県や今治市とのやりとりに関して行ったもので、政府としてコメントする立場にはない」と答弁した。
愛媛県は、2015年2月に加計氏と首相が面会したことが記されている文書を公表。首相は「お会いしたことはない」と否定。
加計学園側も、加計氏は、この面会について「ありません」と言及。学園の事務方が愛媛県や今治市に虚偽の説明をしたとしていた。
「会ったのか」「会わなかったのか」事実はどうだったのか、問われているのに、
「政府として」という前置きを置いてしか答弁しないところに、正面から答えない姑息さを感じる。
愛媛県文書には、2015年2月25日に、首相と加計理事長が15分程度面談し、
加計氏が「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指す」ことを説明。
首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とのコメントがあった。
と学園が県に説明した、と記されていたという。リアルな記載だ。
これを認められない安倍首相側が、虚偽だったと加計学園側に言わせ、
加計理事長にも、「会っていない」と部下が嘘ついた、と言わせているのだろう。
「うその上塗り」で、将来、破綻することが目に見えている。
首相と加計氏の面談は本当になかったのか。獣医学部の話は両氏の間で一切していないのか。
県に対して、虚偽の情報を伝えた学園が、いくら説明しても、にわかには信じ難い。
詳しく見れば、首相の過去の発言と加計氏の会見には食い違いも表面化している。
疑念の払拭(ふっしょく)には至らない。真相解明のため加計氏の証人喚問は不可欠だ。
学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、加計孝太郎理事長が、6月19日の記者会見で首相との面会を否定した。
これについて、安倍首相は、国会で「会見は加計学園と愛媛県や今治市とのやりとりに関して行ったもので、政府としてコメントする立場にはない」と答弁した。
愛媛県は、2015年2月に加計氏と首相が面会したことが記されている文書を公表。首相は「お会いしたことはない」と否定。
加計学園側も、加計氏は、この面会について「ありません」と言及。学園の事務方が愛媛県や今治市に虚偽の説明をしたとしていた。
「会ったのか」「会わなかったのか」事実はどうだったのか、問われているのに、
「政府として」という前置きを置いてしか答弁しないところに、正面から答えない姑息さを感じる。
愛媛県文書には、2015年2月25日に、首相と加計理事長が15分程度面談し、
加計氏が「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指す」ことを説明。
首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とのコメントがあった。
と学園が県に説明した、と記されていたという。リアルな記載だ。
これを認められない安倍首相側が、虚偽だったと加計学園側に言わせ、
加計理事長にも、「会っていない」と部下が嘘ついた、と言わせているのだろう。
「うその上塗り」で、将来、破綻することが目に見えている。
首相と加計氏の面談は本当になかったのか。獣医学部の話は両氏の間で一切していないのか。
県に対して、虚偽の情報を伝えた学園が、いくら説明しても、にわかには信じ難い。
詳しく見れば、首相の過去の発言と加計氏の会見には食い違いも表面化している。
疑念の払拭(ふっしょく)には至らない。真相解明のため加計氏の証人喚問は不可欠だ。
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