2018-08-11(Sat)
排ガス燃費検査不正 スズキなど3社も不正発覚
マツダ、ヤマハも 乗用車8社の半数に不正波及 日本の車、信頼損ねる恐れ
日産、スバルで行って排ガス燃費の完成時の検査不正が、スズキとマツダ、ヤマハ発動機でも発覚した。
上場する国内乗用車メーカー7社中4社が検査不正を起こしたことになる。
三菱自動車とスバルは、16年に開発時の燃費データ測定で不正を起こしているから、残りはトヨタとダイハツだけになる。
環境性能が評価されてきたとされる日本の自動車業界だが、全体の信頼を損なう事態といえる。
国交大臣は、今回の3社に対して「極めて遺憾」とのコメントを出したらしいが、
自動車業界全体に対して、どういう対策をとるのだろうか。
各自動車メーカーに抜本対策を求めても、リコールはしない、安全性は確保されている、など「不正」の認識が弱い感じだ。
中には、重大事故の原因につながるほどの悪質な違反ではなく、品質検査制度の仕組みそのものが「時代遅れ」だという声もあるらしい。制度の仕組み見直しは、いずれ検討すべきだろうが、まずやらなければならないことがある。
各企業が、違反に対する真摯な反省と法令順守する企業体質への改善、そのうえでの再発防止策の確立だ。
日産、スバルで行って排ガス燃費の完成時の検査不正が、スズキとマツダ、ヤマハ発動機でも発覚した。
上場する国内乗用車メーカー7社中4社が検査不正を起こしたことになる。
三菱自動車とスバルは、16年に開発時の燃費データ測定で不正を起こしているから、残りはトヨタとダイハツだけになる。
環境性能が評価されてきたとされる日本の自動車業界だが、全体の信頼を損なう事態といえる。
国交大臣は、今回の3社に対して「極めて遺憾」とのコメントを出したらしいが、
自動車業界全体に対して、どういう対策をとるのだろうか。
各自動車メーカーに抜本対策を求めても、リコールはしない、安全性は確保されている、など「不正」の認識が弱い感じだ。
中には、重大事故の原因につながるほどの悪質な違反ではなく、品質検査制度の仕組みそのものが「時代遅れ」だという声もあるらしい。制度の仕組み見直しは、いずれ検討すべきだろうが、まずやらなければならないことがある。
各企業が、違反に対する真摯な反省と法令順守する企業体質への改善、そのうえでの再発防止策の確立だ。