2018-08-17(Fri)
群馬防災ヘリ墜落 県が国に虚偽報告 ずさん運航管理
位置見失いにも「帰還」 計画と違うルート飛行 航空法違反の疑い
群馬県の防災ヘリコプターが墜落し9人が死亡した事故。
群馬県が、国土交通省に航空法違反の疑いがある虚偽報告をしていたようだ。
① 当該航行について、航空法第97条第2項に基づき航空局に通報した飛行計画以外の場所に離着陸し、搭乗を行っていたこと。
② 当該航空機が飛行計画で定めた飛行が終わっていない段階で、航空法第98条に基づく航空局への到着の通知を行っていたこと。
要するに、県が事前に提出した飛行計画とは異なるルートを飛行していた、
ヘリの位置を見失ない、実際は墜落していたかも知れないのに「帰還した」と虚偽の報告をしていたということ。
この虚偽報告で、捜索活動が遅れてしまった。
あまりにもずさんな運航管理ではないか。
しかも、報告したのは、県ではなく、防災ヘリの運航管理を委託していた民間の東邦航空だという。
県は、飛行計画や国交省への報告を同社に任せていたため、国交省から指摘を受けるまで、一連の問題を把握していなかったという。
防災・安全確保は国、自治体の責任だ。
その要といえる実働部分の運航管理を民間に委託していたことも問題だ。
「地域住民にとっても大きな財産を失った」と落胆する声が報道されていたが、
その財産を、ずさんな運航管理で喪失させた責任は重い。
群馬県の防災ヘリコプターが墜落し9人が死亡した事故。
群馬県が、国土交通省に航空法違反の疑いがある虚偽報告をしていたようだ。
① 当該航行について、航空法第97条第2項に基づき航空局に通報した飛行計画以外の場所に離着陸し、搭乗を行っていたこと。
② 当該航空機が飛行計画で定めた飛行が終わっていない段階で、航空法第98条に基づく航空局への到着の通知を行っていたこと。
要するに、県が事前に提出した飛行計画とは異なるルートを飛行していた、
ヘリの位置を見失ない、実際は墜落していたかも知れないのに「帰還した」と虚偽の報告をしていたということ。
この虚偽報告で、捜索活動が遅れてしまった。
あまりにもずさんな運航管理ではないか。
しかも、報告したのは、県ではなく、防災ヘリの運航管理を委託していた民間の東邦航空だという。
県は、飛行計画や国交省への報告を同社に任せていたため、国交省から指摘を受けるまで、一連の問題を把握していなかったという。
防災・安全確保は国、自治体の責任だ。
その要といえる実働部分の運航管理を民間に委託していたことも問題だ。
「地域住民にとっても大きな財産を失った」と落胆する声が報道されていたが、
その財産を、ずさんな運航管理で喪失させた責任は重い。