2018-08-27(Mon)
整備新幹線 事業費増額 北陸未着工区間調査費14億円も
フリーゲージ断念へ 北陸新幹線も それでも開発を続ける国交省
北海道、北陸、九州長崎ルートの3つの整備新幹線、工事費増などで事業費が膨らむようだ。
加えて、北陸新幹線の敦賀~新大阪、未着工区間の調査費も19年度14億円に増やすらしい。
同区間の総事業費は2兆1000億円という。京都市内を大深度地下にするなど膨大な工事費になるからだろう。
安倍政権になって、加速されている整備新幹線建設。
リニア中央新幹線にも3兆円の財投資金を投入、次は四国新幹線の建設・・・、高速鉄道網の整備に躍起になっている。
一方、JR北海道の日高線などの廃止、JR九州の日田彦山線やJR西日本の芸備線など豪雨災害の被災鉄道の復旧はなかなか進まない。
地方の住民の足を守り、地域再生の基盤を復旧してこそ、地方創生に資するはずなのに、と思う。
北陸新幹線へのフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の導入を断念したという。
九州新幹線長崎ルートに導入する予定だったFGTは、開発の遅れなどで実用化のめどが立たず断念したため、北陸での導入も難しいと判断したらしい。
ただ、国土交通省は19年度以降も関連予算(18年度は9億円)を縮小しながらも開発は続けるらしいが、必要なのか疑問だ。
いずれにしても、新たな高速鉄道網の開発・建設を優先するやり方でいいのか。
国民・住民の足を守り、地域再生の基盤としての鉄道網の維持確保、いのち・安全、移動の権利を保障する交通体系へ鉄道政策を切り替えるべきだ。
北海道、北陸、九州長崎ルートの3つの整備新幹線、工事費増などで事業費が膨らむようだ。
加えて、北陸新幹線の敦賀~新大阪、未着工区間の調査費も19年度14億円に増やすらしい。
同区間の総事業費は2兆1000億円という。京都市内を大深度地下にするなど膨大な工事費になるからだろう。
安倍政権になって、加速されている整備新幹線建設。
リニア中央新幹線にも3兆円の財投資金を投入、次は四国新幹線の建設・・・、高速鉄道網の整備に躍起になっている。
一方、JR北海道の日高線などの廃止、JR九州の日田彦山線やJR西日本の芸備線など豪雨災害の被災鉄道の復旧はなかなか進まない。
地方の住民の足を守り、地域再生の基盤を復旧してこそ、地方創生に資するはずなのに、と思う。
北陸新幹線へのフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の導入を断念したという。
九州新幹線長崎ルートに導入する予定だったFGTは、開発の遅れなどで実用化のめどが立たず断念したため、北陸での導入も難しいと判断したらしい。
ただ、国土交通省は19年度以降も関連予算(18年度は9億円)を縮小しながらも開発は続けるらしいが、必要なのか疑問だ。
いずれにしても、新たな高速鉄道網の開発・建設を優先するやり方でいいのか。
国民・住民の足を守り、地域再生の基盤としての鉄道網の維持確保、いのち・安全、移動の権利を保障する交通体系へ鉄道政策を切り替えるべきだ。