2018-08-29(Wed)
道路メンテナンス 543橋が緊急対策必要
老朽化点検結果まとめ 橋梁修繕に着手 国は6割 地公体は1割
道路のメンテナンス、老朽化対策で橋梁やトンネル、付属物の点検結果が公表された。
道路法の改正で、14年7月から、道路管理者に、5年に1度、近接目視での点検が義務付けられ、
点検結果として健全性を4段階に診断し、修繕に着手することになっている。
点検完了率は、橋(全国約72万カ所)が80%、トンネル(同約1万カ所)71%、付属物(同約4万カ所)が75%だという。
なんとか18年度までに点検を100%完了するペースとみることができる。
一方、点検し、健全性を診断し、問題のある個所を修繕することになるが、この修繕に着手した地公体は1割しかないらしい。
14~16年度に点検したものの判定結果は、修繕の必要性が高い「緊急措置段階」と「早期措置段階」と判定された橋は、15%の4万2438橋、トンネルが40%の2304本に上る。
うち、16年度までに橋の修繕設計・工事に着手したストック割合は、国交省が62%、高速道路会社が36%、
都道府県・政令市等は9%、市町村が13%となっている。
国や高速道路会社と比べ自治体の対応が遅れているのが実態だ。
問題は、一気に点検、修繕を実施できるようにしないといけない。
そのためには、必要なだけの予算と土木系職員を確保するかだ。
*****************
道路メンテナンス年報(平成29年度)
http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/yobohozen/yobohozen_maint_h29.html
道路メンテナンス年報
http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/yobohozen/pdf/h29/30_03maint.pdf
道路メンテナンス年報の概要
http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/yobohozen/pdf/h29/road_outline.pdf
道路のメンテナンス、老朽化対策で橋梁やトンネル、付属物の点検結果が公表された。
道路法の改正で、14年7月から、道路管理者に、5年に1度、近接目視での点検が義務付けられ、
点検結果として健全性を4段階に診断し、修繕に着手することになっている。
点検完了率は、橋(全国約72万カ所)が80%、トンネル(同約1万カ所)71%、付属物(同約4万カ所)が75%だという。
なんとか18年度までに点検を100%完了するペースとみることができる。
一方、点検し、健全性を診断し、問題のある個所を修繕することになるが、この修繕に着手した地公体は1割しかないらしい。
14~16年度に点検したものの判定結果は、修繕の必要性が高い「緊急措置段階」と「早期措置段階」と判定された橋は、15%の4万2438橋、トンネルが40%の2304本に上る。
うち、16年度までに橋の修繕設計・工事に着手したストック割合は、国交省が62%、高速道路会社が36%、
都道府県・政令市等は9%、市町村が13%となっている。
国や高速道路会社と比べ自治体の対応が遅れているのが実態だ。
問題は、一気に点検、修繕を実施できるようにしないといけない。
そのためには、必要なだけの予算と土木系職員を確保するかだ。
*****************
道路メンテナンス年報(平成29年度)
http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/yobohozen/yobohozen_maint_h29.html
道路メンテナンス年報
http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/yobohozen/pdf/h29/30_03maint.pdf
道路メンテナンス年報の概要
http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/yobohozen/pdf/h29/road_outline.pdf