2018-10-22(Mon)
台湾特急脱線事故 事故車両 JR東海子会社製
乗客366人 死亡18人 負傷187人 日本車輌製造と住友商事が2011年に受注
台湾北東部宜蘭県で21日に特急列車の脱線事故があった。
8両編成の特急列車が脱線して18人が死亡、180人以上がけがをしているらしい。
事故にあった乗客らは、事故前に「動力機関に異常が起きた」という車内アナウンスを聞いたという。
台湾鉄路管理局には、事故の前に特急の運転士から「動力が足りない」という趣旨の連絡があったという。
車体に何らかのトラブルが起きた可能性を示唆しているようだ。
脱線した車両は、JR東海の子会社「日本車輌製造」が製造。去年、大規模なメンテナンスを実施していたらしい。
◇脱線した台湾鉄道の特急「プユマ」とは? 車体を傾けて走る日本製電車
----台湾の在来線を運営する台湾鉄路管理局や現地メディアの報道によると、宜蘭線の新馬駅(宜蘭県蘇澳鎮)で2018年10月21日(日)の16時50分(日本時間17時50分)、台東駅に向かっていた「プユマ6432次」(8両編成)の全車両が脱線。このうち5両が横転しました。台湾鉄路の発表(10月22日の第5報)によると、乗客366人のうち18人が死亡。187人がけが(うち10人は重傷)をしたといいます。
---- 今回脱線した「プユマ6432次」の車両は、日本製のTEMU2000型電車でした。
台湾鉄路管理局が、東部路線の輸送力増強のために導入した「自強号」用の電車で、日本車輌製造と住友商事が2011(平成23)年に受注。2012(平成24)年から2014(平成26)年にかけて136両を納入しました。2013(平成25)年にも16両を追加受注し、2015年に納入しています。
このTEMU2000型は、車体を傾けることで乗り心地を維持したままカーブを比較的速く通過できる装置を搭載しているのが、特徴のひとつです。
(乗りものニュース)
台湾北東部宜蘭県で21日に特急列車の脱線事故があった。
8両編成の特急列車が脱線して18人が死亡、180人以上がけがをしているらしい。
事故にあった乗客らは、事故前に「動力機関に異常が起きた」という車内アナウンスを聞いたという。
台湾鉄路管理局には、事故の前に特急の運転士から「動力が足りない」という趣旨の連絡があったという。
車体に何らかのトラブルが起きた可能性を示唆しているようだ。
脱線した車両は、JR東海の子会社「日本車輌製造」が製造。去年、大規模なメンテナンスを実施していたらしい。
◇脱線した台湾鉄道の特急「プユマ」とは? 車体を傾けて走る日本製電車
----台湾の在来線を運営する台湾鉄路管理局や現地メディアの報道によると、宜蘭線の新馬駅(宜蘭県蘇澳鎮)で2018年10月21日(日)の16時50分(日本時間17時50分)、台東駅に向かっていた「プユマ6432次」(8両編成)の全車両が脱線。このうち5両が横転しました。台湾鉄路の発表(10月22日の第5報)によると、乗客366人のうち18人が死亡。187人がけが(うち10人は重傷)をしたといいます。
---- 今回脱線した「プユマ6432次」の車両は、日本製のTEMU2000型電車でした。
台湾鉄路管理局が、東部路線の輸送力増強のために導入した「自強号」用の電車で、日本車輌製造と住友商事が2011(平成23)年に受注。2012(平成24)年から2014(平成26)年にかけて136両を納入しました。2013(平成25)年にも16両を追加受注し、2015年に納入しています。
このTEMU2000型は、車体を傾けることで乗り心地を維持したままカーブを比較的速く通過できる装置を搭載しているのが、特徴のひとつです。
(乗りものニュース)