2018-12-26(Wed)
リニア用地取得遅れ 名古屋駅周辺 2年延長
東側は20年度末 西側は19年度末 JR東海「交渉期間は延びるが開業予定は変わらない」
リニア用地の取得交渉が難航し、買収が遅れているという。
「駅東側は、地価の高騰などで移転用地の確保が難航」
「駅西側は区画が入り組んでおり、--取得できた用地は5割にとどまっていた」(読売新聞)
ということらしい。
長く住み、営みを続けてきた住民らにとっては、突然、立ち退きを迫られ、納得のいくはずがない。
しかも、JR東海という民間会社の事業を、自治体職員が先兵となって交渉に訪れるのだから、よけい不信がつのる。
JR東海は「交渉期間は延びるが開業予定は変わらない」と強がっているが、最後には土地収用を考えているのだろう。
そもそも、 JR東海は、 “民間事業”だからと言って、工事費の開示など情報公開もしていない。
なのに、公共性を前提にした土地収用を活用するのは虫が良すぎる。
◇名駅周辺のリニア用地取得 2年延長
----名古屋市は25日、リニア中央新幹線の名古屋市ターミナル駅建設に向けた用地取得交渉が難航しているとして、2018年度末に終える予定だった交渉を最長で2年延長すると発表した。JR東海は、品川(東京)―名古屋間の開業を27年とする予定について「交渉期間は延びるが開業予定は変わらない」(広報部)としている。
同市は15年1月にJR東海、外郭団体「名古屋まちづくり公社」との3者で締結した交渉の委託協定を見直し、用地交渉の期限をJR名古屋駅東側は20年度末、駅西側は19年度末に変更する。JRが公社に支払う委託費用は当初の約23億円から約33億円に膨らむ見通し。
(読売新聞 2018年12月26日)
リニア用地の取得交渉が難航し、買収が遅れているという。
「駅東側は、地価の高騰などで移転用地の確保が難航」
「駅西側は区画が入り組んでおり、--取得できた用地は5割にとどまっていた」(読売新聞)
ということらしい。
長く住み、営みを続けてきた住民らにとっては、突然、立ち退きを迫られ、納得のいくはずがない。
しかも、JR東海という民間会社の事業を、自治体職員が先兵となって交渉に訪れるのだから、よけい不信がつのる。
JR東海は「交渉期間は延びるが開業予定は変わらない」と強がっているが、最後には土地収用を考えているのだろう。
そもそも、 JR東海は、 “民間事業”だからと言って、工事費の開示など情報公開もしていない。
なのに、公共性を前提にした土地収用を活用するのは虫が良すぎる。
◇名駅周辺のリニア用地取得 2年延長
----名古屋市は25日、リニア中央新幹線の名古屋市ターミナル駅建設に向けた用地取得交渉が難航しているとして、2018年度末に終える予定だった交渉を最長で2年延長すると発表した。JR東海は、品川(東京)―名古屋間の開業を27年とする予定について「交渉期間は延びるが開業予定は変わらない」(広報部)としている。
同市は15年1月にJR東海、外郭団体「名古屋まちづくり公社」との3者で締結した交渉の委託協定を見直し、用地交渉の期限をJR名古屋駅東側は20年度末、駅西側は19年度末に変更する。JRが公社に支払う委託費用は当初の約23億円から約33億円に膨らむ見通し。
(読売新聞 2018年12月26日)