2019-04-06(Sat)
エチオピア機墜落事故 「自動で機首下げ墜落」調査報告
墜落事故原因 米ボーイング システム誤作動認める
エチオピア、インドネシア相次いで墜落したボーイング737MAX8。
機体の姿勢を自動で制御する「MCAS」と呼ばれるシステムの誤作動だった。
ボーイング社が認めた。
「ボーイングの対応とともに、機体を認可したFAA=アメリカ連邦航空局の安全検査の在り方が問われる事態」(NHK)
になっている。
NHK 2019年4月5日 22時18分
エチオピア機墜落事故「自動で機首下げ墜落」調査報告書
----アフリカのエチオピアで、先月起きたボーイング737MAX8の墜落事故について、エチオピア政府の事故調査当局は、パイロットの操作に反して機首を下げる動きが自動で繰り返され、墜落したとする調査報告書を公表しました。
----ボーイングの最新鋭の小型機737MAX8には、機体の姿勢を自動で制御する「MCAS」と呼ばれるシステムが搭載されていて、去年10月、インドネシアで墜落した機体では機首の傾きを感知するセンサーが異常な値を示したあと、このシステムが作動したことがわかっています。
墜落した2つの機体で同様の現象が起きていたことがわかったことで、ボーイングの対応とともに、機体を認可したFAA=アメリカ連邦航空局の安全検査の在り方が問われる事態になっています。
日本経済新聞 2019/4/5 5:29 (2019/4/5 10:30更新)
米ボーイング、システム誤作動認める 墜落事故原因
----米ボーイングは4日、新型機「737MAX」の2度の墜落事故の原因が「いずれも制御システムの誤作動だった」と認める声明を出した。エチオピアの運輸当局は同日、事故機のパイロットの操縦に問題が無かったなどとする暫定報告書をまとめた。誤作動したシステムを停止できなかったことが墜落につながった可能性が高まった。
日本経済新聞 2019/4/4 18:30
ボーイング機墜落、「システム見直しを」エチオピア当局
----3月10日にエチオピア航空の米ボーイングの新型機「737MAX」が墜落した事故について、エチオピアの運輸当局は4日、ボーイングに機体の制御システムの見直しを要請すると表明した。2018年10月にインドネシアで起きた同型機の墜落事故でもシステムの問題が指摘されており、ボーイング側に過失があった可能性が高まっている。
ロイター通信によると、同日公表した暫定報告書では事故原因は特定されていない。記者会見したエチオピアのモゲス運輸相は初期の調査結果として「パイロットは手順に従った操作を行ったが機体のコントロールを失った」と語った。ボーイングに対して「機体の制御システムを見直すべきだ」と述べ、エチオピア航空側に問題はなかったとの認識を示した。
エチオピア、インドネシア相次いで墜落したボーイング737MAX8。
機体の姿勢を自動で制御する「MCAS」と呼ばれるシステムの誤作動だった。
ボーイング社が認めた。
「ボーイングの対応とともに、機体を認可したFAA=アメリカ連邦航空局の安全検査の在り方が問われる事態」(NHK)
になっている。
NHK 2019年4月5日 22時18分
エチオピア機墜落事故「自動で機首下げ墜落」調査報告書
----アフリカのエチオピアで、先月起きたボーイング737MAX8の墜落事故について、エチオピア政府の事故調査当局は、パイロットの操作に反して機首を下げる動きが自動で繰り返され、墜落したとする調査報告書を公表しました。
----ボーイングの最新鋭の小型機737MAX8には、機体の姿勢を自動で制御する「MCAS」と呼ばれるシステムが搭載されていて、去年10月、インドネシアで墜落した機体では機首の傾きを感知するセンサーが異常な値を示したあと、このシステムが作動したことがわかっています。
墜落した2つの機体で同様の現象が起きていたことがわかったことで、ボーイングの対応とともに、機体を認可したFAA=アメリカ連邦航空局の安全検査の在り方が問われる事態になっています。
日本経済新聞 2019/4/5 5:29 (2019/4/5 10:30更新)
米ボーイング、システム誤作動認める 墜落事故原因
----米ボーイングは4日、新型機「737MAX」の2度の墜落事故の原因が「いずれも制御システムの誤作動だった」と認める声明を出した。エチオピアの運輸当局は同日、事故機のパイロットの操縦に問題が無かったなどとする暫定報告書をまとめた。誤作動したシステムを停止できなかったことが墜落につながった可能性が高まった。
日本経済新聞 2019/4/4 18:30
ボーイング機墜落、「システム見直しを」エチオピア当局
----3月10日にエチオピア航空の米ボーイングの新型機「737MAX」が墜落した事故について、エチオピアの運輸当局は4日、ボーイングに機体の制御システムの見直しを要請すると表明した。2018年10月にインドネシアで起きた同型機の墜落事故でもシステムの問題が指摘されており、ボーイング側に過失があった可能性が高まっている。
ロイター通信によると、同日公表した暫定報告書では事故原因は特定されていない。記者会見したエチオピアのモゲス運輸相は初期の調査結果として「パイロットは手順に従った操作を行ったが機体のコントロールを失った」と語った。ボーイングに対して「機体の制御システムを見直すべきだ」と述べ、エチオピア航空側に問題はなかったとの認識を示した。