2019-05-22(Wed)
九州新幹線長崎ルート 「佐賀の対応 北朝鮮のよう」(自民議員)
こじれる長崎新幹線、実は佐賀県の“言い分”が正しい 想定外の「単線フル規格案」浮上
長崎新幹線建設が揺れている。
未着工の新鳥栖-武雄温泉(佐賀県)に、佐賀県が反対しているからだ。
「佐賀県の“言い分”が正しい」と正論も少なくない。
何を焦ったのか、推進の自民議員から、トンデモ発言が飛び出した。
正論を主張する佐賀県の対応について、「北朝鮮のよう」と言ったという。
B/C0.5、採算もとれず、役に立たない長崎新幹線。
国民・住民の血税で無理やりつくる必要はない。
「佐賀県は新幹線の整備をこれまでも求めていないし、今も求めていない」
県民の思いを素直に代弁しているのだろう。
東京新聞 2019年5月20日 朝刊
新幹線整備で自民・谷川氏 「佐賀の対応 北朝鮮のよう」
----自民党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)が、九州新幹線長崎ルートで未着工の新鳥栖-武雄温泉(佐賀県)の新幹線建設に反対している佐賀県の対応に関して「山口祥義知事に『韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ』と言った」と発言していたことが十九日、分かった。谷川氏は取材に対し、発言が不適切だったとして「謝罪、修正したい」と語った。
ITmedia 2019年05月17日 07時00分 公開
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:こじれる長崎新幹線、実は佐賀県の“言い分”が正しい (1/5)
----佐賀県は新幹線の整備をこれまでも求めていないし、今も求めていない――。4月26日、政府与党の長崎新幹線検討委員会で、佐賀県知事の発言は衝撃的だった。佐賀県に対する、政府、長崎県、JR九州の配慮の全否定だ。とんだちゃぶ台返しだ。いや、佐賀県から見れば、ちゃぶ台すらなかった。しかし、佐賀県の考え方は一貫して筋が通っていた。どんな譲歩案を示したところで、それが新幹線建設を前提とするなら、受け入れられない。
産経WEST 2019.5.20 08:00
【経済インサイド】長崎新幹線、想定外の「単線フル規格案」浮上
----国土交通省が新たに提案した「単線によるフル規格整備案」が波紋を広げている。単線フル規格案は、従来の新幹線で採用されたことがなく、費用が高額なことから地元自治体が反発。今後の整備方針を話し合う与党検討委員会(PT)は、6月には方式を決定したいとしているが、JR九州は「複線によるフル規格」を求めており、決着の行方に注目が集まっている。
----単線フル規格でも整備費が高額なのは変わりがなく、整備費を負担する立場の地元自治体の反応は冷淡だ。佐賀県の山口祥義知事は再三にわたり、「この区間の新幹線整備は求めていない」と発言しており、JR九州や長崎県が求める全線フル規格による整備に否定的な立場だ。そのため、「佐賀県の負担を長崎県が肩代わりできないか」という案も出る状況で、議論の落としどころは見えていない。
長崎新幹線建設が揺れている。
未着工の新鳥栖-武雄温泉(佐賀県)に、佐賀県が反対しているからだ。
「佐賀県の“言い分”が正しい」と正論も少なくない。
何を焦ったのか、推進の自民議員から、トンデモ発言が飛び出した。
正論を主張する佐賀県の対応について、「北朝鮮のよう」と言ったという。
B/C0.5、採算もとれず、役に立たない長崎新幹線。
国民・住民の血税で無理やりつくる必要はない。
「佐賀県は新幹線の整備をこれまでも求めていないし、今も求めていない」
県民の思いを素直に代弁しているのだろう。
東京新聞 2019年5月20日 朝刊
新幹線整備で自民・谷川氏 「佐賀の対応 北朝鮮のよう」
----自民党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)が、九州新幹線長崎ルートで未着工の新鳥栖-武雄温泉(佐賀県)の新幹線建設に反対している佐賀県の対応に関して「山口祥義知事に『韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ』と言った」と発言していたことが十九日、分かった。谷川氏は取材に対し、発言が不適切だったとして「謝罪、修正したい」と語った。
ITmedia 2019年05月17日 07時00分 公開
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:こじれる長崎新幹線、実は佐賀県の“言い分”が正しい (1/5)
----佐賀県は新幹線の整備をこれまでも求めていないし、今も求めていない――。4月26日、政府与党の長崎新幹線検討委員会で、佐賀県知事の発言は衝撃的だった。佐賀県に対する、政府、長崎県、JR九州の配慮の全否定だ。とんだちゃぶ台返しだ。いや、佐賀県から見れば、ちゃぶ台すらなかった。しかし、佐賀県の考え方は一貫して筋が通っていた。どんな譲歩案を示したところで、それが新幹線建設を前提とするなら、受け入れられない。
産経WEST 2019.5.20 08:00
【経済インサイド】長崎新幹線、想定外の「単線フル規格案」浮上
----国土交通省が新たに提案した「単線によるフル規格整備案」が波紋を広げている。単線フル規格案は、従来の新幹線で採用されたことがなく、費用が高額なことから地元自治体が反発。今後の整備方針を話し合う与党検討委員会(PT)は、6月には方式を決定したいとしているが、JR九州は「複線によるフル規格」を求めており、決着の行方に注目が集まっている。
----単線フル規格でも整備費が高額なのは変わりがなく、整備費を負担する立場の地元自治体の反応は冷淡だ。佐賀県の山口祥義知事は再三にわたり、「この区間の新幹線整備は求めていない」と発言しており、JR九州や長崎県が求める全線フル規格による整備に否定的な立場だ。そのため、「佐賀県の負担を長崎県が肩代わりできないか」という案も出る状況で、議論の落としどころは見えていない。