2019-06-12(Wed)
高梁川水系 新成羽川ダム 中電「事前放流」
治水協力 下流域浸水抑制 西日本豪雨教訓に 真備町大規模浸水被害
中国電力の発電用の新成羽川ダムが、大雨が予想される際には事前に水位を下げる「事前放流」をすることになった。
18年7月の西日本豪雨、高梁川や支流の堤防が決壊し、倉敷市の真備町地区などで大規模な浸水被害が起きた。
上流にあるダムの緊急放流が要因の一つではないかと、流域4市がダムの「事前放流」を中電に要望していた。
発電用ダムは治水用ではないため、大雨が降ろうが、下流への放流は自由にできる。
そのため、協力するかたちしか取れない。
電力会社は、誰のものでもない河川流水をせき止め、発電施設として使用許可を受けている。
ならば、洪水対策に協力するのは当然で、むしろ、義務化すべきではないか。
全国にある電力ダムも「事前放流」できるよう徹底する必要がある。
山陽新聞 (2019年05月20日 23時15分 更新)
新成羽川ダムで6月「事前放流」 中電、豪雨教訓に下流域浸水抑制
----中国電力は20日、1級河川・高梁(たかはし)川水系に設置している発電用「新成羽川(しんなりわがわ)ダム」(岡山県高梁市)について、大雨が予想される際には事前に水位を下げる運用を始めると、流域4市(岡山県倉敷市、総社市、高梁市、新見市)に伝えた。昨年7月の西日本豪雨で高梁川や支流の堤防が決壊し、倉敷市の真備町地区などで大規模な浸水被害が起きたことを受け、4市が要望していた。国土交通省によると、民間の発電目的のダムが治水に協力するのは珍しいという。
中国電力HP お知らせ
2019年05月20日
新成羽川ダムの治水協力に関する検討結果について(岡山支社)
http://www.energia.co.jp/area/okayama/assets/info/2019/20190520_shinnariwa.pdf

中国電力の発電用の新成羽川ダムが、大雨が予想される際には事前に水位を下げる「事前放流」をすることになった。
18年7月の西日本豪雨、高梁川や支流の堤防が決壊し、倉敷市の真備町地区などで大規模な浸水被害が起きた。
上流にあるダムの緊急放流が要因の一つではないかと、流域4市がダムの「事前放流」を中電に要望していた。
発電用ダムは治水用ではないため、大雨が降ろうが、下流への放流は自由にできる。
そのため、協力するかたちしか取れない。
電力会社は、誰のものでもない河川流水をせき止め、発電施設として使用許可を受けている。
ならば、洪水対策に協力するのは当然で、むしろ、義務化すべきではないか。
全国にある電力ダムも「事前放流」できるよう徹底する必要がある。
山陽新聞 (2019年05月20日 23時15分 更新)
新成羽川ダムで6月「事前放流」 中電、豪雨教訓に下流域浸水抑制
----中国電力は20日、1級河川・高梁(たかはし)川水系に設置している発電用「新成羽川(しんなりわがわ)ダム」(岡山県高梁市)について、大雨が予想される際には事前に水位を下げる運用を始めると、流域4市(岡山県倉敷市、総社市、高梁市、新見市)に伝えた。昨年7月の西日本豪雨で高梁川や支流の堤防が決壊し、倉敷市の真備町地区などで大規模な浸水被害が起きたことを受け、4市が要望していた。国土交通省によると、民間の発電目的のダムが治水に協力するのは珍しいという。
中国電力HP お知らせ
2019年05月20日
新成羽川ダムの治水協力に関する検討結果について(岡山支社)
http://www.energia.co.jp/area/okayama/assets/info/2019/20190520_shinnariwa.pdf
