2019-07-23(Tue)
2019参院選 史上2番目の低投票率 過半数が棄権
48・80%、根強い政治不信か 民主政治の土台が崩れる 議会制民主主義が危うい
2019年参院選の投票率が選挙区で48・80%、比例代表は48・79%だった。
50%を割り込むのは過去最低の44・52%だった1995年以来で、過去2番目の低さだという。
「総じて言えば有権者の根強い政治不信の表れであろう。
「過半数の棄権」とは、議会制民主主義の危機と言っても過言ではない」(西日本新聞)
過去最低だった1995年がなぜ最低になったのか。
「最大の要因は政党に対する有権者の「政治不信」だったといえるでしょう」
「プレーバック選挙:1995年参院選 「政治不信」で投票率最低」(毎日新聞2017年1月5日)
というのが、評価だったらしい。
政党の側に投票してみたくなるような魅力がない、というのもあるだろう。
しかし、それだけだろうか。政治に関心を持たない層が増えることで、得をする「もの」がいるのではなかろうか。
その「もの」らが、有権者が関心を待たないように“情報操作”的なことはしていないのだろうか。
いま一度、真剣に分析、解明することが必要ではなかろうか。
<各紙社説>
毎日新聞2019年7月23日 東京朝刊
社説:史上2番目の低投票率 民主政治の土台が崩れる
----これは極めて危機的な状況だと国民全体で受け止めたい。
----有権者の半数程度しか投票しない中で国民の代表が決まり、政治を動かしていく。議会制民主主義の土台が崩れ始めていると言っていい。
日本経済新聞 2019/7/22 19:05
[社説]もっと投票しやすい環境づくりが重要だ
----参院選の投票率が全国規模の国政選挙では24年ぶりに50%を割り込んだ。有権者の過半数が国政に背を向けた形である。なぜこんなにも投票に行かないのか。その理由をきちんと分析し、投票しやすい環境づくりを急ぐべきだ。
信濃毎日新聞 (2019年7月23日)
社説:7.21参院選 低投票率 各党は危機感を持って
----参院選の投票率は50%を下回った。民主主義の根幹である選挙で2人に1人以上が棄権したのは深刻だ。
政党政治の敗北とも言える。各党は危機感を持って受け止める必要がある。
西日本新聞 2019/7/23 10:54 (2019/7/23 10:54 更新)
社説:過半数の棄権 議会制民主主義が危うい
----さまざまな要因や事情が考えられるが、総じて言えば有権者の根強い政治不信の表れであろう。「過半数の棄権」とは、議会制民主主義の危機と言っても過言ではない。国会をはじめ、政党や政治家は事態を深刻に受け止めるべきだ。
2019年参院選の投票率が選挙区で48・80%、比例代表は48・79%だった。
50%を割り込むのは過去最低の44・52%だった1995年以来で、過去2番目の低さだという。
「総じて言えば有権者の根強い政治不信の表れであろう。
「過半数の棄権」とは、議会制民主主義の危機と言っても過言ではない」(西日本新聞)
過去最低だった1995年がなぜ最低になったのか。
「最大の要因は政党に対する有権者の「政治不信」だったといえるでしょう」
「プレーバック選挙:1995年参院選 「政治不信」で投票率最低」(毎日新聞2017年1月5日)
というのが、評価だったらしい。
政党の側に投票してみたくなるような魅力がない、というのもあるだろう。
しかし、それだけだろうか。政治に関心を持たない層が増えることで、得をする「もの」がいるのではなかろうか。
その「もの」らが、有権者が関心を待たないように“情報操作”的なことはしていないのだろうか。
いま一度、真剣に分析、解明することが必要ではなかろうか。
<各紙社説>
毎日新聞2019年7月23日 東京朝刊
社説:史上2番目の低投票率 民主政治の土台が崩れる
----これは極めて危機的な状況だと国民全体で受け止めたい。
----有権者の半数程度しか投票しない中で国民の代表が決まり、政治を動かしていく。議会制民主主義の土台が崩れ始めていると言っていい。
日本経済新聞 2019/7/22 19:05
[社説]もっと投票しやすい環境づくりが重要だ
----参院選の投票率が全国規模の国政選挙では24年ぶりに50%を割り込んだ。有権者の過半数が国政に背を向けた形である。なぜこんなにも投票に行かないのか。その理由をきちんと分析し、投票しやすい環境づくりを急ぐべきだ。
信濃毎日新聞 (2019年7月23日)
社説:7.21参院選 低投票率 各党は危機感を持って
----参院選の投票率は50%を下回った。民主主義の根幹である選挙で2人に1人以上が棄権したのは深刻だ。
政党政治の敗北とも言える。各党は危機感を持って受け止める必要がある。
西日本新聞 2019/7/23 10:54 (2019/7/23 10:54 更新)
社説:過半数の棄権 議会制民主主義が危うい
----さまざまな要因や事情が考えられるが、総じて言えば有権者の根強い政治不信の表れであろう。「過半数の棄権」とは、議会制民主主義の危機と言っても過言ではない。国会をはじめ、政党や政治家は事態を深刻に受け止めるべきだ。