2019-08-25(Sun)
下関北九州道路 調査手続き開始 忖度 解明なく
国交省 業務委託企業募る 10月以降に調査開始か 国会を愚弄するのか
「安倍・麻生“忖度”道路」の直轄調査が開始される。
2009年に国の調査を凍結した海峡横断プロジェクトのひとつ、関門海峡横断道路(下関北九州道路)がなぜ復活したのか。
安倍総理の地元の道路ということを「忖度した」と塚田元国交副大臣が発言し、注目された。
真相究明が必要だったにもかかわらず、国土交通省は経過を含めた調査復活の経過を明らかにしないままだ。
衆議院国土交通委員会で、予備的調査要請が決定され、国交省に復活決定の経過が分かる文書等の開示を求めている最中のはず。
国交省は要請に応えないまま、調査手続きを開始するとは、国会を愚弄するものではないか。
西日本新聞 2019/8/24 14:36 (2019/8/24 14:40 更新)
下関北九州道路の調査手続き開始 国交省、業務委託企業募る
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/537566/
----北九州市と山口県下関市を新たに結ぶ下関北九州道路(下北道路)を巡り、国土交通省九州地方整備局は23日、調査業務を委託する企業を募る手続きを始めたと明らかにした。国が2008年にいったん打ち切り、本年度からの再開を決めた直轄調査が動きだした。ルートの地質・気象調査や、橋とトンネルのどちらにするかの検討を、来年3月まで行う計画だ。
----九地整によると、19日付で手続き開始を公示した。中国地方整備局と連携して企業を選び、10月以降に調査が始まるとみられる。本年度の予算は4千万円。
西日本新聞 2019/6/11 6:00 (2019/6/11 9:55 更新)
回答の6割は未利用者 下関北九州道路市民アンケート
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/517477/
----北九州市と山口県下関市を新たに結ぶ「下関北九州道路(下北道路)」について、昨年11月に実施した両市民6812人(回収率31%)へのアンケートで、回答者の約6割が両市を「ほとんど行き来しない」人だったことが分かった。関門トンネルや関門橋の未利用者が過半数を占める中で、新たな道路のルートや構造(橋かトンネル)を選ぶ際の考え方を尋ねた結果となり、北九州市議会では「正確な意見が反映できているのか」と疑問の声が出ている。
【ワードBOX】下関北九州道路
----2008年に事業が凍結されたが、地元が要望を続けて17年度から、関係自治体による調査に国が補助する形で再開された。19年度からの国直轄調査への移行が3月末に決定したものの、塚田一郎元国土交通副大臣がその決定を巡り、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相の意向を「私が忖度(そんたく)した」と発言、撤回し辞職。決定経緯について野党が追及を続けており、直轄調査がどのように進むのかはっきりしてない。
西日本新聞 2019/5/22 17:23 (2019/5/22 17:25 更新)
国交委が「忖度」道路で調査命令
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/512206/
----安倍晋三首相らの地元で構想がある下関北九州道路を巡り、衆院国土交通委員会は22日、衆院調査局に対し、国直轄調査の本年度実施が決まった過程が分かる文書の開示を国土交通省に要求するよう命じた。塚田一郎元国交副大臣が首相らの意向を「忖度した」とした問題で、野党5会派が調査要請書を出していた。
命じたのは審議のための「予備的調査」。衆院調査局は関係省庁に協力を求められるが、強制力はない。
「安倍・麻生“忖度”道路」の直轄調査が開始される。
2009年に国の調査を凍結した海峡横断プロジェクトのひとつ、関門海峡横断道路(下関北九州道路)がなぜ復活したのか。
安倍総理の地元の道路ということを「忖度した」と塚田元国交副大臣が発言し、注目された。
真相究明が必要だったにもかかわらず、国土交通省は経過を含めた調査復活の経過を明らかにしないままだ。
衆議院国土交通委員会で、予備的調査要請が決定され、国交省に復活決定の経過が分かる文書等の開示を求めている最中のはず。
国交省は要請に応えないまま、調査手続きを開始するとは、国会を愚弄するものではないか。
西日本新聞 2019/8/24 14:36 (2019/8/24 14:40 更新)
下関北九州道路の調査手続き開始 国交省、業務委託企業募る
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/537566/
----北九州市と山口県下関市を新たに結ぶ下関北九州道路(下北道路)を巡り、国土交通省九州地方整備局は23日、調査業務を委託する企業を募る手続きを始めたと明らかにした。国が2008年にいったん打ち切り、本年度からの再開を決めた直轄調査が動きだした。ルートの地質・気象調査や、橋とトンネルのどちらにするかの検討を、来年3月まで行う計画だ。
----九地整によると、19日付で手続き開始を公示した。中国地方整備局と連携して企業を選び、10月以降に調査が始まるとみられる。本年度の予算は4千万円。
西日本新聞 2019/6/11 6:00 (2019/6/11 9:55 更新)
回答の6割は未利用者 下関北九州道路市民アンケート
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/517477/
----北九州市と山口県下関市を新たに結ぶ「下関北九州道路(下北道路)」について、昨年11月に実施した両市民6812人(回収率31%)へのアンケートで、回答者の約6割が両市を「ほとんど行き来しない」人だったことが分かった。関門トンネルや関門橋の未利用者が過半数を占める中で、新たな道路のルートや構造(橋かトンネル)を選ぶ際の考え方を尋ねた結果となり、北九州市議会では「正確な意見が反映できているのか」と疑問の声が出ている。
【ワードBOX】下関北九州道路
----2008年に事業が凍結されたが、地元が要望を続けて17年度から、関係自治体による調査に国が補助する形で再開された。19年度からの国直轄調査への移行が3月末に決定したものの、塚田一郎元国土交通副大臣がその決定を巡り、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相の意向を「私が忖度(そんたく)した」と発言、撤回し辞職。決定経緯について野党が追及を続けており、直轄調査がどのように進むのかはっきりしてない。
西日本新聞 2019/5/22 17:23 (2019/5/22 17:25 更新)
国交委が「忖度」道路で調査命令
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/512206/
----安倍晋三首相らの地元で構想がある下関北九州道路を巡り、衆院国土交通委員会は22日、衆院調査局に対し、国直轄調査の本年度実施が決まった過程が分かる文書の開示を国土交通省に要求するよう命じた。塚田一郎元国交副大臣が首相らの意向を「忖度した」とした問題で、野党5会派が調査要請書を出していた。
命じたのは審議のための「予備的調査」。衆院調査局は関係省庁に協力を求められるが、強制力はない。