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2019-10-03(Thu)

リニア工事計画地 大井川直下に断層か

27年リニア開業に黄信号 工事認可者が事業再評価して判断すべき

日経によると、JR東海幹部が
「もう間に合わないと判断するのがいつなのか。それは極めて政治的な経営判断になる」
と言ったという。

すでに静岡工区の工事着工は2年遅れている。
「作業員や機械を総動員して工事を進めれば、今ならギリギリ間に合う」(JR東海子会社の建設会社トップ)
と説明しているらしい。

大井川直下に断層があると指摘されている現場だ。
突貫工事でやれるほどやさしい工事ではないことは明白。

JR東海の経営陣が政治的判断を下せる代物でもない。
工事を認可した国交省が事業再評価して、科学的な知見の下で判断すべきだ。
-----------------

静岡新聞 (2019/10/1 07:18)
大井川直下に断層か、リニア工事計画地 湧水流出、下流水量減も
191001静岡、山梨県境付近の地中断面図(静岡新聞)191001大井川直下の断層図 大井川直下の断層、畑薙山断層
 リニア中央新幹線南アルプストンネル工事が計画されている大井川上流部の本流直下に断層や破砕帯が存在する可能性があることが30日、複数の地質学専門家の指摘で分かった。山梨県側へのトンネル湧水の流出が懸念される畑薙山断層と近接していて、工事中に大井川の水が破砕帯を通じて県外に大量流出し、下流部の河川流量に影響を及ぼす恐れがあるという。JR東海も断層の存在を把握しているとみられるが、これまでの県との協議では説明していない。


中日新聞 2019年10月1日
枯水 種の絶滅避けられず リニア着工
----リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事を巡り、南アルプスの昆虫分類学を研究している岸本年郎・ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市駿河区)教授が本紙のインタビューに応じ、「一時的でも大井川の水に影響があれば、多くの昆虫や生物が絶滅する」と指摘した。絶滅が避けられないとすれば、異なる生物の保全や再生によって生態系の損失を代替する「生物多様性オフセット」の考え方を提案した。
----一問一答
◆JRはリスク明確にすべき
 -生物多様性オフセットを提案する理由は。
 生物学者としては正直、工事なんかしてほしくない。「失われてはいけない」と言い続けたいのが本音だが、このままではJR側に議論を押し切られて何も守れませんでしたとなるのが一番いけない。守れるものをしっかり守るために両者が歩み寄っていくことが必要だ。
 -JRには何を求めるか。
 シカの食害の影響で生じた土壌流出対策に資金や人手を出したり、残土置き場の緑化に多くの市民を参加させたりして、JRには自然を壊すだけでなく、社会貢献として南アを守るという意識を持って投資をしてもらいたい。トンネルの掘削土は学術的にも貴重で、その試料を生かす方法も考えてほしい。


日本経済新聞 2019/9/27付
リニア開業に静岡の壁:知事、トンネル工事開始認めず 「環境」理由に、27年黄信号
----JR東海のリニア中央新幹線の建設計画が遅れ、2027年の東京―名古屋間の開業に黄信号がともっている。環境問題を理由に静岡県内での着工に川勝平太知事が反対しているためだ。約9キロの静岡工区がリニア建設計画全体に影響を及ぼしかねず、川勝氏の「真意」を巡って様々な臆測が飛び交う。
----JR東海の金子社長は「着工が遅れれば遅れるほど、工期を取り戻すのが難しくなる」と話す。JR東海子会社の建設会社トップは「作業員や機械を総動員して工事を進めれば、今ならギリギリ間に合う」と説明する。
ただ、工期に余裕がないのは事実だ。JR東海は3兆円の財政投融資を活用し、大阪延伸を8年以上前倒しした。時期の変更は容易ではなく、国民の利便性や沿線自治体の関連政策を考慮すればこれ以上は工期を遅らせられない。
JR東海幹部はこう語る。「もう間に合わないと判断するのがいつなのか。それは極めて政治的な経営判断になる」



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