2019-12-25(Wed)
大和ハウス また不正発覚 資格不正取得349人
施工管理技士 実務経験不足 30年以上前から 16物件に影響、退職者35人も
国土交通省HP
大和ハウス工業(株)社員による技術検定の実務経験不備について
令和元年12月18日
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo13_hh_000662.html
○ 本日、大和ハウス工業(株)から以下の報告がありました。
・ 大和ハウス工業(株)社員349名が保有する施工管理技士について、受検時における実務経験に不備があったこと
・ 不正取得であったため資格要件を満たさない者を、同社の16件の工事で監理技術者・主任技術者※1として配置していたほか、同社の4営業所で専任技術者※2として配置していたこと
・ 既に退職した社員35名(当該元社員を同社の2営業所で専任技術者として配置していた)についても同様の疑いがあること
○ 国土交通省は、大和ハウス工業(株)に対して、所有者等に対する丁寧な説明、物件調査の迅速な実施及び報告、既に退職した社員に関する対応、原因の究明及び再発防止の徹底を指示するとともに、本事案に係る一連の調査、発生原因の究明、再発防止策の検討については、第三者の有識者の参画を得て実施し、改めて国土交通省に報告するよう指示しました。
※1 建設業者は、請け負った建設工事を施工するときは、主任技術者(下請金額が一定金額以上の 場合は監理技術者)を置かなければならないこととされている(建設業法第26条)。
※2 建設業者は、営業所ごとに専任の技術者(実務経験を有する者、技術検定の合格者等)を置かなければならないこととされている(建設業法第7条)。
・・・・
日経 xTECH 2019/12/24 05:00
大和ハウス工業で30年以上前から国家資格を不正取得、349人が施工管理技士に
----大和ハウス工業は2019年12月18日、社内の「施工管理技士」の資格保有者4143人のうち349人が所定の実務経験の要件を満たさずに技術検定試験を受験し、施工管理技士の資格を取得していたことを明らかにした。不正に取得していた資格は、1級建築施工管理技士や1級土木施工管理技士、1級電気工事施工管理技士などで、合計422件に上る。国土交通省は、該当者の合格を取り消し、技術検定試験の受験を最大3年間禁止する。
----30年以上前から不正取得
資格の不正取得は30年以上前から始まっていた。大和ハウス工業によると、今回の問題に該当する社員の中には1988年に資格を取得した社員がいた。不正取得者が急増したのは2009年以降。同社は当時、事業拡大に向けて複数の資格取得を奨励し、複数の資格取得者には報奨金を支払っていた。
時事通信 2019年12月18日17時54分
大和ハウス、施工管理技士350人に実務経験不足 16物件に影響、退職者35人も
----大和ハウス工業は18日、社員349人が実務経験に不備があるまま施工管理技士の資格を取得していたと発表した。こうした社員が16物件の施工現場に配置されており、同社は第三者による物件の調査を行うという。
大和ハウス工業
施工管理技士の技術検定試験における実務経験の不備について(ニュースリリース)
http://daiwahouse.com/about/release/house/pdf/release_20191218.pdf
国土交通省HP
大和ハウス工業(株)社員による技術検定の実務経験不備について
令和元年12月18日
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo13_hh_000662.html
○ 本日、大和ハウス工業(株)から以下の報告がありました。
・ 大和ハウス工業(株)社員349名が保有する施工管理技士について、受検時における実務経験に不備があったこと
・ 不正取得であったため資格要件を満たさない者を、同社の16件の工事で監理技術者・主任技術者※1として配置していたほか、同社の4営業所で専任技術者※2として配置していたこと
・ 既に退職した社員35名(当該元社員を同社の2営業所で専任技術者として配置していた)についても同様の疑いがあること
○ 国土交通省は、大和ハウス工業(株)に対して、所有者等に対する丁寧な説明、物件調査の迅速な実施及び報告、既に退職した社員に関する対応、原因の究明及び再発防止の徹底を指示するとともに、本事案に係る一連の調査、発生原因の究明、再発防止策の検討については、第三者の有識者の参画を得て実施し、改めて国土交通省に報告するよう指示しました。
※1 建設業者は、請け負った建設工事を施工するときは、主任技術者(下請金額が一定金額以上の 場合は監理技術者)を置かなければならないこととされている(建設業法第26条)。
※2 建設業者は、営業所ごとに専任の技術者(実務経験を有する者、技術検定の合格者等)を置かなければならないこととされている(建設業法第7条)。
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日経 xTECH 2019/12/24 05:00
大和ハウス工業で30年以上前から国家資格を不正取得、349人が施工管理技士に
----大和ハウス工業は2019年12月18日、社内の「施工管理技士」の資格保有者4143人のうち349人が所定の実務経験の要件を満たさずに技術検定試験を受験し、施工管理技士の資格を取得していたことを明らかにした。不正に取得していた資格は、1級建築施工管理技士や1級土木施工管理技士、1級電気工事施工管理技士などで、合計422件に上る。国土交通省は、該当者の合格を取り消し、技術検定試験の受験を最大3年間禁止する。
----30年以上前から不正取得
資格の不正取得は30年以上前から始まっていた。大和ハウス工業によると、今回の問題に該当する社員の中には1988年に資格を取得した社員がいた。不正取得者が急増したのは2009年以降。同社は当時、事業拡大に向けて複数の資格取得を奨励し、複数の資格取得者には報奨金を支払っていた。
時事通信 2019年12月18日17時54分
大和ハウス、施工管理技士350人に実務経験不足 16物件に影響、退職者35人も
----大和ハウス工業は18日、社員349人が実務経験に不備があるまま施工管理技士の資格を取得していたと発表した。こうした社員が16物件の施工現場に配置されており、同社は第三者による物件の調査を行うという。
大和ハウス工業
施工管理技士の技術検定試験における実務経験の不備について(ニュースリリース)
http://daiwahouse.com/about/release/house/pdf/release_20191218.pdf