2019-12-27(Fri)
辺野古工事10年以上 非現実的な計画 埋め立て即時中止せよ
完成に12年 経費は2.5倍以上の9300億円 知事「危険性除去の早さにつながらず」
産経ニュース 2019.12.26 17:53
沖縄知事「危険性除去の早さにつながらず」 辺野古工期修正
----沖縄県の玉城デニー知事は26日、県庁で報道各社のインタビューに応じ、政府が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に要する工期を修正したことについて「辺野古移設では普天間飛行場の1日も早い危険性の除去にはつながらないことが明確になった」と述べた。その上で、普天間飛行場の即時運用停止を求めた。
NHK 2019年12月25日 17時53分基地問題
辺野古移設 完成に12年 経費は2.5倍以上の9300億円 防衛省
----沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐり、防衛省は、大幅な地盤改良にともなう設計の見直しを進めた結果、完成までおよそ12年かかり、経費は当初見積もりの2.5倍以上となる、およそ9300億円に上るとしています。
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画で、日米両政府は、2013年にまとめた返還計画で、埋め立てなどの工期は5年で、早ければ2022年度に普天間基地の返還が可能になるとしていました。
朝日新聞デジタル2019年12月26日05時00分
(社説)辺野古移設 「原点」に返って出直せ
----この先さらに十数年にわたって、激しい騒音と墜落・落下物の不安に人々をさらし続けるつもりか。政府は計画の破綻(はたん)を認め、一から出直すべきだ。
毎日新聞2019年12月24日 東京朝刊
社説:辺野古工事に10年以上 もはや非現実的な計画だ
----政府が「一日も早い返還実現のため」として工事を強行してきた根拠は崩れている。現行計画はもはや非現実的だと言わざるを得ない。
琉球新報 2019年12月27日 06:01
<社説>辺野古9300億円 埋め立てを即時中止せよ
----防衛省は25日、名護市辺野古の新基地建設の総工費を9300億円、完成までの期間を約12年とする試算を示した。大浦湾側に広がる軟弱地盤への対応で、総工費は2014年に明示した3500億円の約2・7倍になり、22年度以降とした普天間飛行場の返還時期は30年代以降にずれ込むことが確実になった。
県が指摘してきた通り、国の新基地建設計画は大幅な見直しを余儀なくされた。県内の公共事業としては空前の規模だが、国民の反発を避けるため数字を過小に見積もったと見た方が妥当だ。国内に前例のない難工事であり、工費も期間もさらに膨れ上がる可能性が大きい。
沖縄タイムス 2019年12月24日 07:23
社説[新基地完成まで13年]工事中止し別の道探れ
----「一日も早い危険性の除去」と言いながら、今後十数年かそれ以上、普天間の皆さん辛抱してください、と言っているのに等しい計画である。
名護市辺野古の新基地建設を巡り、政府が沿岸部の埋め立て工期を、これまでの「5年」から「10年程度」に見直していたことが明らかになった。
----国は計画が破綻したことを素直に認め、玉城デニー知事が求めている対話に応じるべきである。
これ以上県民をもてあそぶようなことがあってはならない。
信濃毎日新聞 (2019年12月27日)
社説:沖縄辺野古基地 工事を直ちに中止せよ
----無理押しもここに極まれり、だ。
産経ニュース 2019.12.26 17:53
沖縄知事「危険性除去の早さにつながらず」 辺野古工期修正
----沖縄県の玉城デニー知事は26日、県庁で報道各社のインタビューに応じ、政府が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に要する工期を修正したことについて「辺野古移設では普天間飛行場の1日も早い危険性の除去にはつながらないことが明確になった」と述べた。その上で、普天間飛行場の即時運用停止を求めた。
NHK 2019年12月25日 17時53分基地問題
辺野古移設 完成に12年 経費は2.5倍以上の9300億円 防衛省
----沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画をめぐり、防衛省は、大幅な地盤改良にともなう設計の見直しを進めた結果、完成までおよそ12年かかり、経費は当初見積もりの2.5倍以上となる、およそ9300億円に上るとしています。
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画で、日米両政府は、2013年にまとめた返還計画で、埋め立てなどの工期は5年で、早ければ2022年度に普天間基地の返還が可能になるとしていました。
朝日新聞デジタル2019年12月26日05時00分
(社説)辺野古移設 「原点」に返って出直せ
----この先さらに十数年にわたって、激しい騒音と墜落・落下物の不安に人々をさらし続けるつもりか。政府は計画の破綻(はたん)を認め、一から出直すべきだ。
毎日新聞2019年12月24日 東京朝刊
社説:辺野古工事に10年以上 もはや非現実的な計画だ
----政府が「一日も早い返還実現のため」として工事を強行してきた根拠は崩れている。現行計画はもはや非現実的だと言わざるを得ない。
琉球新報 2019年12月27日 06:01
<社説>辺野古9300億円 埋め立てを即時中止せよ
----防衛省は25日、名護市辺野古の新基地建設の総工費を9300億円、完成までの期間を約12年とする試算を示した。大浦湾側に広がる軟弱地盤への対応で、総工費は2014年に明示した3500億円の約2・7倍になり、22年度以降とした普天間飛行場の返還時期は30年代以降にずれ込むことが確実になった。
県が指摘してきた通り、国の新基地建設計画は大幅な見直しを余儀なくされた。県内の公共事業としては空前の規模だが、国民の反発を避けるため数字を過小に見積もったと見た方が妥当だ。国内に前例のない難工事であり、工費も期間もさらに膨れ上がる可能性が大きい。
沖縄タイムス 2019年12月24日 07:23
社説[新基地完成まで13年]工事中止し別の道探れ
----「一日も早い危険性の除去」と言いながら、今後十数年かそれ以上、普天間の皆さん辛抱してください、と言っているのに等しい計画である。
名護市辺野古の新基地建設を巡り、政府が沿岸部の埋め立て工期を、これまでの「5年」から「10年程度」に見直していたことが明らかになった。
----国は計画が破綻したことを素直に認め、玉城デニー知事が求めている対話に応じるべきである。
これ以上県民をもてあそぶようなことがあってはならない。
信濃毎日新聞 (2019年12月27日)
社説:沖縄辺野古基地 工事を直ちに中止せよ
----無理押しもここに極まれり、だ。