2020-01-07(Tue)
オーバーツーリズム(観光公害) 煽って 「持続可能な観光」自治体に ?
政府支援で外国人富裕層向け高級ホテル50カ所に新設
観光公害が深刻さを増している。
さらに、財政投融資を活用して、富裕層向け高級ホテル50カ所に新設するという。
京都など観光公害に悩む自治体は、独自にホテル規制などに動き出した。
自治体に「持続可能な観光」の実現を呼び掛ける一方で、高級ホテル建設に公的資金を融資する。
外国人訪日客を4000万人~6000万人に増やす目標をかかげるが、観光公害だらけではどうしようもない。
いずれ廃れていかざるを得ないだろう。
「住んでよし、訪れてよし」の理念こそ観光政策の真髄だ。
産経ニュース 2019.12.22 19:11
政府、「持続可能な観光」の指標作成へ 自治体に観光公害対策促す
----政府は、地域の経済や環境などに配慮した「持続可能な観光」を地方自治体に実現してもらうための指標を年度内に作成し、来年度初めに公表する。指標には、観光客の増加で地元住民の生活に悪影響を及ぼすオーバーツーリズム(観光公害)への対策や再生可能エネルギーの利用促進などを盛り込む方針。持続可能な観光は、海外からの訪日客の増加や消費額の拡大に寄与するとみて、促進するために指標を自治体に利用してもらう考えだ。
日本経済新聞 2019/12/30 2:00
京都、「観光公害」への対応が課題に 京阪神、注目の動き振り返り
----訪日観光客の人気が続く京都市では、観光公害(オーバーツーリズム)の問題が深刻になってきた。祇園では地元の自治組織が写真の無許可撮影禁止の呼び掛けを開始。市は富裕層誘致による「量より質」の観光戦略を打ち出す。市中心部ではホテルが増加し地価が高騰、オフィス不足が深刻化している。周縁部の一部地域で建物の高さ規制を緩和することなどを盛り込んだ都市計画を決定した。
朝日新聞デジタル2019年12月23日16時30分
ホテル過熱、京都曲がり角 「上ル」高級ラッシュ、中価格帯は「下ル」 市が建設抑制へ
----国際観光都市、京都のホテル事情に異変が起きている。手薄だった超富裕層向けを中心に建設ラッシュは続くが、低~中価格帯はすでに過当競争から単価が下落。急増する訪日客らによる「観光公害」が問題化したこともあり、ホテル誘致を進めてきた京都市も建設抑制へと方針転換した。
リテラ 2019.12.12 04:02
菅官房長官「政府支援で高級ホテル50カ所に新設」に非難殺到! ホテル建設ラッシュで五輪開催時でも供給過多なのになぜ?
----菅義偉官房長官の「世界レベルのホテルを50カ所に新設」発言に批判が噴出している。菅官房長官は7日、2016年の大地震で被災し、いまだ傷痕の残る熊本県益城町などを視察。記者団に対して「地域経済を活性化することが重要」などと述べ、政府が低金利で貸し付ける「財政投融資」を使って、外国人観光客誘致の支援を強化する考えをこのように示した。
「わが国は世界レベルのホテルが不足していると言われており、今後各地に世界レベルのホテルを50カ所程度新設することを目指しております」
スイートルームを多数完備するような外国人富裕層向けを念頭に置いているというが、この菅官房長官の発言に、ネット上では強い批判の声が相次いでいるのだ。
2019-12-11(Wed)
高級ホテル50カ所 「なぜ国費」「被災地支援が先」
批判噴出 財政投融資活用とともに日本政策投資銀行による資金援助
令和元年度補正予算における財政投融資計画の追加について(令和元年12月13日 財務省)
② (株)日本政策投資銀行 5,000億円
(株)日本政策投資銀行(DBJ)が実施する安全・安心のためのインフラ強化(無電柱化等)や生産性向上に向けた取組(世界レベルのホテル等の宿泊施設整備を含む都市再開発等)、企業の海外リスク対応に必要な資金需要に対応。

観光公害が深刻さを増している。
さらに、財政投融資を活用して、富裕層向け高級ホテル50カ所に新設するという。
京都など観光公害に悩む自治体は、独自にホテル規制などに動き出した。
自治体に「持続可能な観光」の実現を呼び掛ける一方で、高級ホテル建設に公的資金を融資する。
外国人訪日客を4000万人~6000万人に増やす目標をかかげるが、観光公害だらけではどうしようもない。
いずれ廃れていかざるを得ないだろう。
「住んでよし、訪れてよし」の理念こそ観光政策の真髄だ。
産経ニュース 2019.12.22 19:11
政府、「持続可能な観光」の指標作成へ 自治体に観光公害対策促す
----政府は、地域の経済や環境などに配慮した「持続可能な観光」を地方自治体に実現してもらうための指標を年度内に作成し、来年度初めに公表する。指標には、観光客の増加で地元住民の生活に悪影響を及ぼすオーバーツーリズム(観光公害)への対策や再生可能エネルギーの利用促進などを盛り込む方針。持続可能な観光は、海外からの訪日客の増加や消費額の拡大に寄与するとみて、促進するために指標を自治体に利用してもらう考えだ。
日本経済新聞 2019/12/30 2:00
京都、「観光公害」への対応が課題に 京阪神、注目の動き振り返り
----訪日観光客の人気が続く京都市では、観光公害(オーバーツーリズム)の問題が深刻になってきた。祇園では地元の自治組織が写真の無許可撮影禁止の呼び掛けを開始。市は富裕層誘致による「量より質」の観光戦略を打ち出す。市中心部ではホテルが増加し地価が高騰、オフィス不足が深刻化している。周縁部の一部地域で建物の高さ規制を緩和することなどを盛り込んだ都市計画を決定した。
朝日新聞デジタル2019年12月23日16時30分
ホテル過熱、京都曲がり角 「上ル」高級ラッシュ、中価格帯は「下ル」 市が建設抑制へ
----国際観光都市、京都のホテル事情に異変が起きている。手薄だった超富裕層向けを中心に建設ラッシュは続くが、低~中価格帯はすでに過当競争から単価が下落。急増する訪日客らによる「観光公害」が問題化したこともあり、ホテル誘致を進めてきた京都市も建設抑制へと方針転換した。
リテラ 2019.12.12 04:02
菅官房長官「政府支援で高級ホテル50カ所に新設」に非難殺到! ホテル建設ラッシュで五輪開催時でも供給過多なのになぜ?
----菅義偉官房長官の「世界レベルのホテルを50カ所に新設」発言に批判が噴出している。菅官房長官は7日、2016年の大地震で被災し、いまだ傷痕の残る熊本県益城町などを視察。記者団に対して「地域経済を活性化することが重要」などと述べ、政府が低金利で貸し付ける「財政投融資」を使って、外国人観光客誘致の支援を強化する考えをこのように示した。
「わが国は世界レベルのホテルが不足していると言われており、今後各地に世界レベルのホテルを50カ所程度新設することを目指しております」
スイートルームを多数完備するような外国人富裕層向けを念頭に置いているというが、この菅官房長官の発言に、ネット上では強い批判の声が相次いでいるのだ。
2019-12-11(Wed)
高級ホテル50カ所 「なぜ国費」「被災地支援が先」
批判噴出 財政投融資活用とともに日本政策投資銀行による資金援助
令和元年度補正予算における財政投融資計画の追加について(令和元年12月13日 財務省)
② (株)日本政策投資銀行 5,000億円
(株)日本政策投資銀行(DBJ)が実施する安全・安心のためのインフラ強化(無電柱化等)や生産性向上に向けた取組(世界レベルのホテル等の宿泊施設整備を含む都市再開発等)、企業の海外リスク対応に必要な資金需要に対応。

- 関連記事