2020-02-15(Sat)
羽田新ルート飛行確認終了 1267便飛行
騒音最大値 川崎市 94デシベル 品川区81デシベル 平均では想定範囲内?
時事通信 2020年02月13日16時55分
羽田新ルート、確認作業終了 1267便飛行、3月運用開始―国交省
----国土交通省は13日、羽田空港での国際線発着回数増加に向け実施していた旅客機の新飛行ルートの確認作業を終了したと発表した。1月30日から2月12日までの間に計1267便が都心をはじめとする首都圏上空を低空で飛行した。同省は3月29日から正式に運用を開始する予定。
国交省によると、特に騒音が懸念されている南風が吹いた際のルートでは、羽田を出発した旅客機が上空を通る川崎市でパチンコ店内の音を超える90デシベル以上を一時計測した。
着陸する際のルート下にある東京都港区や品川区でも、室内で掃除機をかけた音に相当する80デシベル程度の騒音を確認した。
東京新聞 2020年2月14日 朝刊
羽田新ルート飛行確認終了 都心通過520便
----騒音の最大値は、川崎市川崎区の国立医薬品食品衛生研究所での測定で離陸時の九四デシベルで、騒々しい工場の中に相当するという。都心を通過する着陸ルートでは、港区の高輪台小学校と品川区の東京都下水道局品川出張所で、地下鉄の車内と同程度の八一デシベルが最大だった。
一部で想定の範囲を超える騒音が測定されたことについて、同省は「平均では想定範囲内だが、単発で逸脱している事例については、個別に原因を精査していきたい」としている。米航空大手のデルタ航空など一部の航空会社が新ルートでの運用を見合わせたことについて「個別の件については差し控えるが、混乱なく対応できるよう各航空会社に周知していきたい」と説明した。
----------------------
国交省HP
実機飛行確認 騒音測定結果
https://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/duties/pdf_wecpnl/kakunin.pdf
騒音最大値
川崎市 94dB
大田区 85dB
品川区 81dB
渋谷区 79dB
江戸川区 79dB
新宿区 78dB
北区 77dB
練馬区 75dB
----------------------
【参考】実機飛行確認(南風運用)における実績


*************************
東京新聞 2020年2月13日 18時30分
羽田新ルート、着陸方法に問題 元パイロットらが会見、撤回要求
----東京都心を通過する羽田空港の新飛行ルートを巡り、導入に反対する住民グループの代表大村究さんと元日航機長杉江弘さんが13日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。2人は新たに採用される着陸方法の危険性や、発着回数を増やす効果が乏しいことを指摘。ルートの撤回を訴えた。
国土交通省は、騒音軽減のため航空機の「降下角度」を引き上げる対策を打ち出している。杉江さんは、尻もち事故を誘発しかねない角度だとして「安全に着陸させる操縦の難易度が増し、羽田は世界一着陸が難しい空港になる」と話した。
弁護士ドットコム 2020年02月13日 15時03分
「羽田新ルート」は都心を低空飛行 元パイロット「着陸難しい」と危険性を指摘
----羽田空港へ向かう新しい飛行ルートに反対する団体は2月13日、日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見を開き、新ルートには深刻な騒音公害と事故時の地上死傷者のリスクがあり、運用を中止すべきと訴えた。
時事通信 2020年02月13日16時55分
羽田新ルート、確認作業終了 1267便飛行、3月運用開始―国交省
----国土交通省は13日、羽田空港での国際線発着回数増加に向け実施していた旅客機の新飛行ルートの確認作業を終了したと発表した。1月30日から2月12日までの間に計1267便が都心をはじめとする首都圏上空を低空で飛行した。同省は3月29日から正式に運用を開始する予定。
国交省によると、特に騒音が懸念されている南風が吹いた際のルートでは、羽田を出発した旅客機が上空を通る川崎市でパチンコ店内の音を超える90デシベル以上を一時計測した。
着陸する際のルート下にある東京都港区や品川区でも、室内で掃除機をかけた音に相当する80デシベル程度の騒音を確認した。
東京新聞 2020年2月14日 朝刊
羽田新ルート飛行確認終了 都心通過520便
----騒音の最大値は、川崎市川崎区の国立医薬品食品衛生研究所での測定で離陸時の九四デシベルで、騒々しい工場の中に相当するという。都心を通過する着陸ルートでは、港区の高輪台小学校と品川区の東京都下水道局品川出張所で、地下鉄の車内と同程度の八一デシベルが最大だった。
一部で想定の範囲を超える騒音が測定されたことについて、同省は「平均では想定範囲内だが、単発で逸脱している事例については、個別に原因を精査していきたい」としている。米航空大手のデルタ航空など一部の航空会社が新ルートでの運用を見合わせたことについて「個別の件については差し控えるが、混乱なく対応できるよう各航空会社に周知していきたい」と説明した。
----------------------
国交省HP
実機飛行確認 騒音測定結果
https://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/duties/pdf_wecpnl/kakunin.pdf
騒音最大値
川崎市 94dB
大田区 85dB
品川区 81dB
渋谷区 79dB
江戸川区 79dB
新宿区 78dB
北区 77dB
練馬区 75dB
----------------------
【参考】実機飛行確認(南風運用)における実績


*************************
東京新聞 2020年2月13日 18時30分
羽田新ルート、着陸方法に問題 元パイロットらが会見、撤回要求
----東京都心を通過する羽田空港の新飛行ルートを巡り、導入に反対する住民グループの代表大村究さんと元日航機長杉江弘さんが13日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。2人は新たに採用される着陸方法の危険性や、発着回数を増やす効果が乏しいことを指摘。ルートの撤回を訴えた。
国土交通省は、騒音軽減のため航空機の「降下角度」を引き上げる対策を打ち出している。杉江さんは、尻もち事故を誘発しかねない角度だとして「安全に着陸させる操縦の難易度が増し、羽田は世界一着陸が難しい空港になる」と話した。
弁護士ドットコム 2020年02月13日 15時03分
「羽田新ルート」は都心を低空飛行 元パイロット「着陸難しい」と危険性を指摘
----羽田空港へ向かう新しい飛行ルートに反対する団体は2月13日、日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見を開き、新ルートには深刻な騒音公害と事故時の地上死傷者のリスクがあり、運用を中止すべきと訴えた。