2020-03-30(Mon)
羽田新ルート運用開始 「あまりに強引」 抗議の声
初日飛行なし 騒音、夏季に悪化の恐れ 騒音・落下物など未解決
「羽田は世界でいちばん危険な空港になる」 急角度導入に米軍の合意
神奈川新聞 2020年03月30日 05:00
「あまりに強引」 羽田新ルート運用開始で抗議の声
----川崎臨海部や東京都心を通過する羽田空港の新たな飛行ルートの運用が計画通りに29日、始まった。新型コロナウイルスの影響で国際線を中心に欠航が相次ぎ、新ルート直下の住民から運用開始の延期を求める声が上がる中で決行された。初日は川崎上空や都心を飛ぶことはなかったものの、新ルートに反対する川崎市川崎区の市民団体は地元を練り歩き、改めて騒音被害や石油コンビナート上空を飛ぶ危険性を訴えた。 「ものすごい騒音と振動でとても恐ろしかった」「コンビナートに落下物が落ちたらどうするのか」「国に対し一緒に反対の声を上げていきましょう」─。
東京新聞 2020年3月30日 朝刊
羽田新ルート運用開始 初日飛行なし
----羽田空港の国際線増便を目的に、着陸機が東京都心を通過する新たな飛行ルートの運用が二十九日、始まった。都心を飛ぶのは、南風が吹いた場合の午後三~七時で初日は南風とならず、実際の飛行はなかった。新ルートでは国内、国際線ともさいたま市付近から南下し、新宿や渋谷を経て羽田に向かう。人口が集中する首都圏を縦断するため、騒音や機体からの部品落下など住民生活に影響が出る恐れもある。
時事通信 2020年03月30日07時16分
騒音、夏季に悪化の恐れ 付近住民は懸念―羽田新ルート
----29日から始まった羽田空港(東京都大田区)を発着する旅客機の新飛行ルート運用。東京都心や川崎市などの上空を低高度で飛行するため、騒音の懸念は拭えない。同じ経路や高度で今年1~2月に行われた確認作業でも大きな騒音が記録されており、夏季にはさらに悪化する恐れがある。
朝日新聞デジタル2020年3月30日 5時00分
急角度導入に米軍の合意 羽田新ルート下の空域利用想定
----東京都心の低空を通る羽田空港の新ルートで導入される急角度(3・45度)での着陸について、政府が米軍と合意した上で導入を決めていたことが政府関係者への取材でわかった。政府は急角度で着陸する目的を騒音対策としているが、米軍の意向を踏まえた点については説明していない。
日本経済新聞 2020/3/29 18:38
羽田空港、国際線強化で都心飛行 騒音懸念も
----都心上空を通過する羽田空港の新ルートの運用が29日、始まった。管制の効率化で国際線を増便するのが目的で、主に全日本空輸の国内線が使う第2ターミナルに国際線が就航した。国土交通省は国際線の発着数が従来の6割強増え、年間の旅客数が700万人増えると見込むが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大幅減便になる見通しだ。
しんぶん赤旗 2020年3月26日(木)
羽田新ルート撤回を 参院委で山添氏 騒音・落下物など未解決
----山添氏は離着陸の騒音平均値は約2割が想定を上回ったと指摘。部品欠落の報告件数は2018年417件479個から19年605件783個と増えていることをあげて認識をただしました。
国土交通省の和田浩一航空局長は「(部品欠落の)数が増えること自体、問題があるとは思わない」などと答弁。山添氏は「こういう中で増便すれば、都心で落下物が発生する可能性は高まる」と批判しました。
日経ビジネスオンライン 2020年3月27日
「羽田は世界でいちばん危険な空港になる」
----いよいよ明後日3月29日から、羽田空港の新飛行経路の運用が始まる。国際線の増便を可能にし、経済のさらなる成長につなげる狙いだ。約6500億円の経済波及効果と約4.7万人の雇用拡大を見込む。しかし、同時に、羽田空港が世界で最も危険な空港になる危険性をはらむ、との指摘がある。日本航空で長くパイロットを務めるかたわら、「パイロットの憲法」と呼ばれる安全規定の制定に携わった杉江弘氏に聞いた。
「羽田は世界でいちばん危険な空港になる」 急角度導入に米軍の合意
神奈川新聞 2020年03月30日 05:00
「あまりに強引」 羽田新ルート運用開始で抗議の声
----川崎臨海部や東京都心を通過する羽田空港の新たな飛行ルートの運用が計画通りに29日、始まった。新型コロナウイルスの影響で国際線を中心に欠航が相次ぎ、新ルート直下の住民から運用開始の延期を求める声が上がる中で決行された。初日は川崎上空や都心を飛ぶことはなかったものの、新ルートに反対する川崎市川崎区の市民団体は地元を練り歩き、改めて騒音被害や石油コンビナート上空を飛ぶ危険性を訴えた。 「ものすごい騒音と振動でとても恐ろしかった」「コンビナートに落下物が落ちたらどうするのか」「国に対し一緒に反対の声を上げていきましょう」─。
東京新聞 2020年3月30日 朝刊
羽田新ルート運用開始 初日飛行なし
----羽田空港の国際線増便を目的に、着陸機が東京都心を通過する新たな飛行ルートの運用が二十九日、始まった。都心を飛ぶのは、南風が吹いた場合の午後三~七時で初日は南風とならず、実際の飛行はなかった。新ルートでは国内、国際線ともさいたま市付近から南下し、新宿や渋谷を経て羽田に向かう。人口が集中する首都圏を縦断するため、騒音や機体からの部品落下など住民生活に影響が出る恐れもある。
時事通信 2020年03月30日07時16分
騒音、夏季に悪化の恐れ 付近住民は懸念―羽田新ルート
----29日から始まった羽田空港(東京都大田区)を発着する旅客機の新飛行ルート運用。東京都心や川崎市などの上空を低高度で飛行するため、騒音の懸念は拭えない。同じ経路や高度で今年1~2月に行われた確認作業でも大きな騒音が記録されており、夏季にはさらに悪化する恐れがある。
朝日新聞デジタル2020年3月30日 5時00分
急角度導入に米軍の合意 羽田新ルート下の空域利用想定
----東京都心の低空を通る羽田空港の新ルートで導入される急角度(3・45度)での着陸について、政府が米軍と合意した上で導入を決めていたことが政府関係者への取材でわかった。政府は急角度で着陸する目的を騒音対策としているが、米軍の意向を踏まえた点については説明していない。
日本経済新聞 2020/3/29 18:38
羽田空港、国際線強化で都心飛行 騒音懸念も
----都心上空を通過する羽田空港の新ルートの運用が29日、始まった。管制の効率化で国際線を増便するのが目的で、主に全日本空輸の国内線が使う第2ターミナルに国際線が就航した。国土交通省は国際線の発着数が従来の6割強増え、年間の旅客数が700万人増えると見込むが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大幅減便になる見通しだ。
しんぶん赤旗 2020年3月26日(木)
羽田新ルート撤回を 参院委で山添氏 騒音・落下物など未解決
----山添氏は離着陸の騒音平均値は約2割が想定を上回ったと指摘。部品欠落の報告件数は2018年417件479個から19年605件783個と増えていることをあげて認識をただしました。
国土交通省の和田浩一航空局長は「(部品欠落の)数が増えること自体、問題があるとは思わない」などと答弁。山添氏は「こういう中で増便すれば、都心で落下物が発生する可能性は高まる」と批判しました。
日経ビジネスオンライン 2020年3月27日
「羽田は世界でいちばん危険な空港になる」
----いよいよ明後日3月29日から、羽田空港の新飛行経路の運用が始まる。国際線の増便を可能にし、経済のさらなる成長につなげる狙いだ。約6500億円の経済波及効果と約4.7万人の雇用拡大を見込む。しかし、同時に、羽田空港が世界で最も危険な空港になる危険性をはらむ、との指摘がある。日本航空で長くパイロットを務めるかたわら、「パイロットの憲法」と呼ばれる安全規定の制定に携わった杉江弘氏に聞いた。