2020-04-11(Sat)
笹子トンネル事故 再び不起訴 責任問えぬまま
「何も分からないまま」捜査が終結 「道閉ざされた」遺族ら落胆と怒り
毎日新聞2020年4月10日 11時22分(最終更新 4月10日 11時22分)
「何も分からないまま」捜査終結 笹子トンネル事故 遺族ら落胆と怒り
---- 「どうして死ななければならなかったのか、問いかける場さえなくなってしまった」――。山梨県の中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故は9日、業務上過失致死傷容疑で再捜査していた甲府地検が点検担当者2人を改めて不起訴処分にしたことで、誰も刑事責任を問われないまま捜査を終結した。遺族からはやり場のない怒りや落胆の声が漏れた。
時事通信 2020年04月09日17時37分
笹子トンネル事故、再び不起訴 遺族「道閉ざされた」―甲府地検
----9人が死亡した2012年の中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故で、甲府検察審査会が「不起訴不当」と議決した中日本高速道路(名古屋市)の関係者2人について、甲府地検は9日、再び不起訴処分(嫌疑不十分)とした。
議決が強制起訴につながる「起訴相当」ではなかったため、検察審による2回目の審査は行われない。事故をめぐる一連の捜査は終結した。
共同通信 2020/4/9 17:37 (JST)4/9 18:30 (JST)updated
笹子トンネル事故、捜査が終結 点検担当の2人は再び不起訴に
----2012年12月に9人が死亡、3人が重軽傷を負った中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故で、甲府地検は9日、業務上過失致死傷容疑を甲府検察審査会が「不起訴不当」と議決した点検担当者2人について、嫌疑不十分で再び不起訴処分にした。
最初の議決が「起訴相当」ではないため2回目の審査には進まず、捜査は終結した。地検は検審議決で必要とされた再現実験や工学の専門家への聞き取りをした上で、点検時の見落としによる過失があったとは証明できないと判断した。
読売新聞 2020/04/10 05:00
笹子事故不起訴覆らず 責任問えぬまま終結
----中央道・笹子トンネルで2012年12月、天井板が崩落して9人が死亡した事故から約7年4か月。甲府検察審査会から「不起訴不当」と議決された「中日本高速道路」(名古屋市)と子会社それぞれの保守点検の担当者2人について、甲府地検は9日、再び嫌疑不十分で不起訴とした。老朽化が進む交通インフラ(社会基盤)の管理者に警鐘を鳴らした事故は、刑事責任を問えぬまま捜査が終結した。
毎日新聞2020年4月10日 11時22分(最終更新 4月10日 11時22分)
「何も分からないまま」捜査終結 笹子トンネル事故 遺族ら落胆と怒り
---- 「どうして死ななければならなかったのか、問いかける場さえなくなってしまった」――。山梨県の中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故は9日、業務上過失致死傷容疑で再捜査していた甲府地検が点検担当者2人を改めて不起訴処分にしたことで、誰も刑事責任を問われないまま捜査を終結した。遺族からはやり場のない怒りや落胆の声が漏れた。
時事通信 2020年04月09日17時37分
笹子トンネル事故、再び不起訴 遺族「道閉ざされた」―甲府地検
----9人が死亡した2012年の中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故で、甲府検察審査会が「不起訴不当」と議決した中日本高速道路(名古屋市)の関係者2人について、甲府地検は9日、再び不起訴処分(嫌疑不十分)とした。
議決が強制起訴につながる「起訴相当」ではなかったため、検察審による2回目の審査は行われない。事故をめぐる一連の捜査は終結した。
共同通信 2020/4/9 17:37 (JST)4/9 18:30 (JST)updated
笹子トンネル事故、捜査が終結 点検担当の2人は再び不起訴に
----2012年12月に9人が死亡、3人が重軽傷を負った中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故で、甲府地検は9日、業務上過失致死傷容疑を甲府検察審査会が「不起訴不当」と議決した点検担当者2人について、嫌疑不十分で再び不起訴処分にした。
最初の議決が「起訴相当」ではないため2回目の審査には進まず、捜査は終結した。地検は検審議決で必要とされた再現実験や工学の専門家への聞き取りをした上で、点検時の見落としによる過失があったとは証明できないと判断した。
読売新聞 2020/04/10 05:00
笹子事故不起訴覆らず 責任問えぬまま終結
----中央道・笹子トンネルで2012年12月、天井板が崩落して9人が死亡した事故から約7年4か月。甲府検察審査会から「不起訴不当」と議決された「中日本高速道路」(名古屋市)と子会社それぞれの保守点検の担当者2人について、甲府地検は9日、再び嫌疑不十分で不起訴とした。老朽化が進む交通インフラ(社会基盤)の管理者に警鐘を鳴らした事故は、刑事責任を問えぬまま捜査が終結した。