2020-05-01(Fri)
リニア静岡工区 専門家会議 県側 JR社長発言批判
大井川の流量減少問題 静岡県 流域10市町と抗議文/200427第1回有識者会議 配布資料
日本経済新聞 2020/5/1 19:27
静岡県など、JR東海社長発言に抗議文 リニア静岡工区巡り
----静岡県は1日、リニア中央新幹線の静岡工区を巡る国の有識者会議について、JR東海の金子慎社長の発言への抗議文を国土交通省に提出した。4月27日の初会合で金子社長が環境アセスメントについて「静岡県から実現しがたい課題が示されている」などと述べたことを「科学的根拠に基づく説明ではなく、県の姿勢への批判に終始した」と指摘した。
静岡新聞 (2020/5/1 08:11)
川勝知事、リニア問題でJR社長発言批判 流域10市町と抗議へ
----川勝平太静岡県知事は30日の定例記者会見で、リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、JR東海の金子慎社長が国土交通省の専門家会議で「県から実現しがたい課題が課されている」などと発言したことについて、「科学的な議論をするための会議で、JRの事業を推進するための会議ではない」と強く批判した。流域10市町や利水団体と連名で、5月1日にも同社に抗議文を送る意向を明らかにした。
金子社長は27日、同省がJR東海を指導するために設置した専門家会議の初会合で、県が工事に伴う水資源への影響回避を課題に挙げていることについて「いくら何でも事業者にそこまで求めるのは無理なのではないかという点も含めて審議してほしい」と求めた。
これらの発言に関し川勝知事は「事業者の利益に沿うように議論してくださいと取れる。会議を私物化するのは許されない」と強い口調で非難した。

国土交通省専門家会議での金子慎JR東海社長の主な発言
毎日新聞2020年4月29日 地方版
リニア有識者会議 初会合で違い鮮明 JR社長「県の課題実現困難」 副知事「非常に疑問抱く発言」 /静岡
----未着工のリニア中央新幹線静岡工区を巡り、27日にウェブ方式でようやく開かれた国土交通省の有識者会議で、県とJR東海の考え方の違いが改めて鮮明になった。JR東海の金子慎社長は「県から実現が困難な課題が示されている。課題自体の是非も含めて審議し、現実的な解決を図ってほしい」と県の姿勢を批判。一方、難波喬司副知事は会議後の記者会見で「非常に疑問を抱く発言。なぜ議論が進まないのか本質がよく分かった」と反論した。
日刊スポーツ 2020年4月29日7時56分
「政界地獄耳」 リニアの行方は不透明 国交省鉄道局は何を急ぐのか
★27日夜、リニア中央新幹線の静岡工区早期着工を目指す国土交通省が設置した有識者会議が、オンライン会議で始まった。河川工学が専門の中央大学研究開発機構の福岡捷二教授を座長に計8人の委員で構成。27年に開通を目指すJR東海だが、有識者会議の人選でもひともめあった。国交省の人選で静岡工区を受注する大成建設から報酬を得ている人物などが入っていて静岡県とすれば公正を欠くというもの。県が有識者を公募して国交省に提示し人選を再考するなど混乱が続いた。・・・
リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議について
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk9_000011.html
第1回リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 配布資料
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk9_000012.html
日本経済新聞 2020/5/1 19:27
静岡県など、JR東海社長発言に抗議文 リニア静岡工区巡り
----静岡県は1日、リニア中央新幹線の静岡工区を巡る国の有識者会議について、JR東海の金子慎社長の発言への抗議文を国土交通省に提出した。4月27日の初会合で金子社長が環境アセスメントについて「静岡県から実現しがたい課題が示されている」などと述べたことを「科学的根拠に基づく説明ではなく、県の姿勢への批判に終始した」と指摘した。
静岡新聞 (2020/5/1 08:11)
川勝知事、リニア問題でJR社長発言批判 流域10市町と抗議へ
----川勝平太静岡県知事は30日の定例記者会見で、リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、JR東海の金子慎社長が国土交通省の専門家会議で「県から実現しがたい課題が課されている」などと発言したことについて、「科学的な議論をするための会議で、JRの事業を推進するための会議ではない」と強く批判した。流域10市町や利水団体と連名で、5月1日にも同社に抗議文を送る意向を明らかにした。
金子社長は27日、同省がJR東海を指導するために設置した専門家会議の初会合で、県が工事に伴う水資源への影響回避を課題に挙げていることについて「いくら何でも事業者にそこまで求めるのは無理なのではないかという点も含めて審議してほしい」と求めた。
これらの発言に関し川勝知事は「事業者の利益に沿うように議論してくださいと取れる。会議を私物化するのは許されない」と強い口調で非難した。

国土交通省専門家会議での金子慎JR東海社長の主な発言
毎日新聞2020年4月29日 地方版
リニア有識者会議 初会合で違い鮮明 JR社長「県の課題実現困難」 副知事「非常に疑問抱く発言」 /静岡
----未着工のリニア中央新幹線静岡工区を巡り、27日にウェブ方式でようやく開かれた国土交通省の有識者会議で、県とJR東海の考え方の違いが改めて鮮明になった。JR東海の金子慎社長は「県から実現が困難な課題が示されている。課題自体の是非も含めて審議し、現実的な解決を図ってほしい」と県の姿勢を批判。一方、難波喬司副知事は会議後の記者会見で「非常に疑問を抱く発言。なぜ議論が進まないのか本質がよく分かった」と反論した。
日刊スポーツ 2020年4月29日7時56分
「政界地獄耳」 リニアの行方は不透明 国交省鉄道局は何を急ぐのか
★27日夜、リニア中央新幹線の静岡工区早期着工を目指す国土交通省が設置した有識者会議が、オンライン会議で始まった。河川工学が専門の中央大学研究開発機構の福岡捷二教授を座長に計8人の委員で構成。27年に開通を目指すJR東海だが、有識者会議の人選でもひともめあった。国交省の人選で静岡工区を受注する大成建設から報酬を得ている人物などが入っていて静岡県とすれば公正を欠くというもの。県が有識者を公募して国交省に提示し人選を再考するなど混乱が続いた。・・・
リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議について
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk9_000011.html
第1回リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議 配布資料
http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk9_000012.html