2020-06-29(Mon)
耐越水堤防 幻の堤防「今こそ」 越水備え強化 「土堤原則」を転換
「越水しても決壊しにくい堤防」を検討 フロンティア堤防 アーマー・レビュー工法を含む
西日本新聞 2020/6/29 6:00
幻の堤防「今こそ」 越水備え強化 増える豪雨災害で再評価
----かつて全国で計画されながら、ほとんど未整備に終わった「幻の堤防」がある。フロンティア堤防と呼ばれ、川から水があふれても決壊しにくいよう補強する構想だった。1990年代に整備推進を明言した建設省(現国土交通省)は、熊本県の川辺川ダム建設の反対運動が強まり「堤防ができればダムは不要」との意見が噴出した2002年に突如撤回した。その幻の堤防が、近年の豪雨災害を受けて再評価されている。
武田良介HP 2020年3月19日
質問日:2020年 3月 19日 第201通常国会 災害対策特別委員会
フロンティア堤防、アーマー・レビュー工法を含む堤防強化を
https://takeda-ryosuke.jp/kokkai/kokkai-34007
台風19号はじめとした豪雨災害で堤防決壊が多発したことを受け、国土交通省がついに、いわゆるフロンティア堤防、アーマー・レビュー工法を含む堤防強化を行うと明確に答弁しました! 昨日の参院災害対策特別委員会で、私の質問に対して。
2020年6月23日 武田良介事務所 聞き取りメモ
千曲川堤防強化策などについて、国交省の水管理・国土保全局治水課の担当者から話を聞いた。
(2)矢板や堤体強化策の検討状況について
【国交省の説明】
・これまで土堤原則があったので、ついこの間までは「土堤しかつくりません」と説明せざるを得なかった。しかし、いまはあらゆる堤防を検討しないといけないと転換している。被覆型、一部自立型を含め、産学官の連携で、現場での実証を粘り強く行うことで、どういう堤防がよいのか検討をはじめなければならないと考えている。・・・・
国土交通省北陸地方整備局
信濃川水系(千曲川)緊急治水対策プロジェクト
2020.05.08
長沼地区復興対策企画委員会 現地説明会
説明資料 https://www.hrr.mlit.go.jp/chikuma/chikuma_river/pdf/setsumei/01_200508_shiryo.pdf


令和元年台風第19号の被災を踏まえた河川堤防に関する技術検討会(令和2年2月14日)
第1回配付資料 開催趣旨
https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/gijutsu_kentoukai/dai01kai/pdf/doc1-1.pdf
----令和元年 10 月の台風第 19 号では、全国で 140 箇所(国管理区間:12 箇所、県管理区間:128 箇所)もの河川堤防の決壊が発生するなどし、各地で甚大な浸水被害が発生した。また、平成 27 年関東・東北豪雨や、平成 29 年九州北部豪雨、平成 30 年西日本豪雨など、近年、施設能力を超える洪水による災害が頻発している。
・・・今次出水をはじめとする近年の甚大な浸水被害に加え、今後気候変動により水災害が頻発化・激甚化することが想定されていることを踏まえると、施設能力を超える洪水に対して、洪水時の河川の水位を下げて洪水を安全に流すための抜本的な治水対策や流域における対策を進めることを基本としつつ、危機管理として河川堤防の強化を実施するなど、浸水による被害をできるだけ減らすための効率的・効果的な対策を進めることが必要となっている。
西日本新聞 2020/6/29 6:00
幻の堤防「今こそ」 越水備え強化 増える豪雨災害で再評価
----かつて全国で計画されながら、ほとんど未整備に終わった「幻の堤防」がある。フロンティア堤防と呼ばれ、川から水があふれても決壊しにくいよう補強する構想だった。1990年代に整備推進を明言した建設省(現国土交通省)は、熊本県の川辺川ダム建設の反対運動が強まり「堤防ができればダムは不要」との意見が噴出した2002年に突如撤回した。その幻の堤防が、近年の豪雨災害を受けて再評価されている。
武田良介HP 2020年3月19日
質問日:2020年 3月 19日 第201通常国会 災害対策特別委員会
フロンティア堤防、アーマー・レビュー工法を含む堤防強化を
https://takeda-ryosuke.jp/kokkai/kokkai-34007
台風19号はじめとした豪雨災害で堤防決壊が多発したことを受け、国土交通省がついに、いわゆるフロンティア堤防、アーマー・レビュー工法を含む堤防強化を行うと明確に答弁しました! 昨日の参院災害対策特別委員会で、私の質問に対して。
2020年6月23日 武田良介事務所 聞き取りメモ
千曲川堤防強化策などについて、国交省の水管理・国土保全局治水課の担当者から話を聞いた。
(2)矢板や堤体強化策の検討状況について
【国交省の説明】
・これまで土堤原則があったので、ついこの間までは「土堤しかつくりません」と説明せざるを得なかった。しかし、いまはあらゆる堤防を検討しないといけないと転換している。被覆型、一部自立型を含め、産学官の連携で、現場での実証を粘り強く行うことで、どういう堤防がよいのか検討をはじめなければならないと考えている。・・・・
国土交通省北陸地方整備局
信濃川水系(千曲川)緊急治水対策プロジェクト
2020.05.08
長沼地区復興対策企画委員会 現地説明会
説明資料 https://www.hrr.mlit.go.jp/chikuma/chikuma_river/pdf/setsumei/01_200508_shiryo.pdf


令和元年台風第19号の被災を踏まえた河川堤防に関する技術検討会(令和2年2月14日)
第1回配付資料 開催趣旨
https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/gijutsu_kentoukai/dai01kai/pdf/doc1-1.pdf
----令和元年 10 月の台風第 19 号では、全国で 140 箇所(国管理区間:12 箇所、県管理区間:128 箇所)もの河川堤防の決壊が発生するなどし、各地で甚大な浸水被害が発生した。また、平成 27 年関東・東北豪雨や、平成 29 年九州北部豪雨、平成 30 年西日本豪雨など、近年、施設能力を超える洪水による災害が頻発している。
・・・今次出水をはじめとする近年の甚大な浸水被害に加え、今後気候変動により水災害が頻発化・激甚化することが想定されていることを踏まえると、施設能力を超える洪水に対して、洪水時の河川の水位を下げて洪水を安全に流すための抜本的な治水対策や流域における対策を進めることを基本としつつ、危機管理として河川堤防の強化を実施するなど、浸水による被害をできるだけ減らすための効率的・効果的な対策を進めることが必要となっている。
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