2020-07-05(Sun)
リニア開業延期 「27年開業難しい」 JR東海 国と協議へ
静岡県が正式回答 ヤード着工認めず 工事分割、条例に反する
NHK 2020年7月4日 4時21分
リニア中央新幹線 JR東海「2027年の開業は難しい」 国と協議へ
----リニア中央新幹線の工事をめぐり静岡県は3日、JR東海が着手を急ぐ準備作業の開始は認められないという見解を示しました。目標としていた2027年の開業の遅れは避けられない見通しで、会社は疑問点について、さらに県に問い合わせるとともに、今後、国土交通省と協議したいとしています。
リニア中央新幹線の静岡県内の工事をめぐって県は3日、JR東海が着手を急ぐ準備作業はトンネル掘削工事の一部であり、国の専門家会議で環境保全措置が議論されている途中だとして、作業開始は認められないという趣旨の文書を提出しました。
これを受けてJR東海は3日夜、「準備作業が認められない以上、残念ながら、2027年の開業は難しいという認識である」というコメントを発表しました。
静岡新聞 (2020/7/4 08:04)
リニア延期、事実上表明 JR東海「27年開業難しい」
----JR東海は3日、静岡県との対立でヤード追加工事着手が遅れているリニア中央新幹線について、県が着工を認めないとの見解を示したことを受け「残念ながら(東京・品川-名古屋間の)2027年開業は難しい」として、開業延期を事実上表明した。JR東海は今後、計画を認可した国土交通省と計画見直しについて協議する方針。ただ県の同意を得るための期間は依然不透明で、計画は37年にも予定している大阪までの延伸を含め大幅に狂う恐れが出てきた。
朝日新聞デジタル 2020年7月4日 7時30分
JR東海、リニア27年開業延期、国交省と協議へ
----リニア中央新幹線の静岡工区が未着工となっている問題で、静岡県は3日、JR東海が求める工事の「作業開始は認められない」との考えを文書で示した。これを受け、JR東海は、2027年の開業は「残念ながら難しいという認識である」と表明。計画を認可した国土交通省と開業延期などの協議を始める。
南アルプストンネルの静岡工区(8・9キロ)は、県が着工に同意せず工期はすでに3年近く遅れている。JR東海の金子慎社長と静岡県の川勝平太知事が6月26日に初会談したが物別れに終わり、JR東海は早期着工の条件などを県に再確認し、回答を求めていた。
産経ニュース 2020.7.3 16:20
「リニア工事認められぬ」 静岡県がJR東海に正式回答
----リニア中央新幹線工事の静岡工区のトンネル掘削に先立つ準備工事をめぐり、静岡県は3日、早期着手の可否を問い合わせていたJR東海に対し「トンネル入り口の整備などはトンネル掘削工事として協定を締結する必要がある」とする文書を提出し、現時点では認められないと正式に回答した。県は大井川の水量減などを理由に本体工事に同意していない。これにより当分の間、県の着工同意が得られないことが確定し、同社が目指す東京・品川-名古屋間の令和9年の開業予定は延期が不可避となった。
静岡新聞 (2020/7/4 09:38)
工事分割、条例に反する 難波副知事、ヤード着工認めず JR「納得できない」
----リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の流量減少問題で、難波喬司副知事は3日、静岡県庁で記者会見し、JR東海が2027年のリニア開業時期を左右するとして6月中の着工を求めた静岡工区のヤード(作業基地)追加工事について、水問題の対策を議論する県有識者会議の結論が出るまで認められないとの見解を改めて表明した。
NHK 2020年7月4日 4時21分
リニア中央新幹線 JR東海「2027年の開業は難しい」 国と協議へ
----リニア中央新幹線の工事をめぐり静岡県は3日、JR東海が着手を急ぐ準備作業の開始は認められないという見解を示しました。目標としていた2027年の開業の遅れは避けられない見通しで、会社は疑問点について、さらに県に問い合わせるとともに、今後、国土交通省と協議したいとしています。
リニア中央新幹線の静岡県内の工事をめぐって県は3日、JR東海が着手を急ぐ準備作業はトンネル掘削工事の一部であり、国の専門家会議で環境保全措置が議論されている途中だとして、作業開始は認められないという趣旨の文書を提出しました。
これを受けてJR東海は3日夜、「準備作業が認められない以上、残念ながら、2027年の開業は難しいという認識である」というコメントを発表しました。
静岡新聞 (2020/7/4 08:04)
リニア延期、事実上表明 JR東海「27年開業難しい」
----JR東海は3日、静岡県との対立でヤード追加工事着手が遅れているリニア中央新幹線について、県が着工を認めないとの見解を示したことを受け「残念ながら(東京・品川-名古屋間の)2027年開業は難しい」として、開業延期を事実上表明した。JR東海は今後、計画を認可した国土交通省と計画見直しについて協議する方針。ただ県の同意を得るための期間は依然不透明で、計画は37年にも予定している大阪までの延伸を含め大幅に狂う恐れが出てきた。
朝日新聞デジタル 2020年7月4日 7時30分
JR東海、リニア27年開業延期、国交省と協議へ
----リニア中央新幹線の静岡工区が未着工となっている問題で、静岡県は3日、JR東海が求める工事の「作業開始は認められない」との考えを文書で示した。これを受け、JR東海は、2027年の開業は「残念ながら難しいという認識である」と表明。計画を認可した国土交通省と開業延期などの協議を始める。
南アルプストンネルの静岡工区(8・9キロ)は、県が着工に同意せず工期はすでに3年近く遅れている。JR東海の金子慎社長と静岡県の川勝平太知事が6月26日に初会談したが物別れに終わり、JR東海は早期着工の条件などを県に再確認し、回答を求めていた。
産経ニュース 2020.7.3 16:20
「リニア工事認められぬ」 静岡県がJR東海に正式回答
----リニア中央新幹線工事の静岡工区のトンネル掘削に先立つ準備工事をめぐり、静岡県は3日、早期着手の可否を問い合わせていたJR東海に対し「トンネル入り口の整備などはトンネル掘削工事として協定を締結する必要がある」とする文書を提出し、現時点では認められないと正式に回答した。県は大井川の水量減などを理由に本体工事に同意していない。これにより当分の間、県の着工同意が得られないことが確定し、同社が目指す東京・品川-名古屋間の令和9年の開業予定は延期が不可避となった。
静岡新聞 (2020/7/4 09:38)
工事分割、条例に反する 難波副知事、ヤード着工認めず JR「納得できない」
----リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の流量減少問題で、難波喬司副知事は3日、静岡県庁で記者会見し、JR東海が2027年のリニア開業時期を左右するとして6月中の着工を求めた静岡工区のヤード(作業基地)追加工事について、水問題の対策を議論する県有識者会議の結論が出るまで認められないとの見解を改めて表明した。