2020-07-11(Sat)
リニア静岡工区 国交省JR代弁提案 県知事応じず 「ルート変更考慮を」
「準備工事はトンネル工事と一体だと結論が出ている」 土砂崩れ「現場を無視した空論だ」
静岡新聞(2020/7/11 07:40)
川勝知事、国交省提案応じず「ヤード工事と本体一体」 次官と会談
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、川勝平太知事は10日、国土交通省事務方トップの藤田耕三事務次官と県庁で会談し、藤田氏からヤード(作業基地)の追加工事に関する同省の提案内容の説明を受けた。川勝知事は「大井川流域10市町との間でトンネル本体工事と一体だという共通認識がある」として提案に応じなかった。
日本経済新聞 2020/7/10 20:00
「リニア、ルート変更考慮を」 静岡知事、国交次官に
----リニア中央新幹線の静岡工区を巡り、国土交通省の藤田耕三事務次官と静岡県の川勝平太知事が10日、静岡県庁で会談した。次官は自然環境への影響が軽微な範囲でJR東海が準備工事をする案を説明し、県の理解を求めた。知事は工区をまたぐ大井川の水資源確保や作業員の安全を優先するよう主張。静岡県を迂回するよう、リニアのルート変更にも言及した。
時事通信 2020年07月10日21時48分
リニア工事、国提案を拒否 静岡知事、国交次官と会談
----リニア中央新幹線の静岡県内の工事が中断している問題で、静岡県の川勝平太知事は10日、県庁で国土交通省の藤田耕三事務次官と会談した。藤田次官は同省からの提案を説明し、トンネル掘削前の準備工事の実施を認めるよう要請。これに対し、川勝知事は「準備工事はトンネル工事と一体だと結論が出ている」として提案を拒否した。・・・川勝知事は、豪雨によって工事現場付近で土砂崩れなどが起きていることも指摘し、同省の提案を「現場を無視した空論だ」と批判した。
静岡新聞(2020/7/10 08:18)
リニア「ヤード工事容認を」国交省提案に静岡県側憤り 流域市町も一様に否定的
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り9日、早期のリニア開業を目指してヤード(作業基地)の追加工事を認めるよう県に提案した国土交通省。だが、JR東海が2027年開業の延期を事実上、表明した後の対応だけに、県関係者は「認められないと分かった上での提案。静岡が悪者になるだけだ」と憤った。大井川の流域市町も同日、一様に否定的な受け止めを示した。
川勝平太知事と流域10市町の首長らは先月、金子慎JR東海社長と知事のトップ会談に先立って意見交換し、国や県の有識者会議で結論が出る前の着工は時期尚早だと一致したばかり。このため、同省の提案について御前崎市の柳沢重夫市長は「流域住民の思いを本当に理解してくれているのか疑問を抱く」とコメントした。
静岡新聞(2020/7/11 07:40)
川勝知事、国交省提案応じず「ヤード工事と本体一体」 次官と会談
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、川勝平太知事は10日、国土交通省事務方トップの藤田耕三事務次官と県庁で会談し、藤田氏からヤード(作業基地)の追加工事に関する同省の提案内容の説明を受けた。川勝知事は「大井川流域10市町との間でトンネル本体工事と一体だという共通認識がある」として提案に応じなかった。
日本経済新聞 2020/7/10 20:00
「リニア、ルート変更考慮を」 静岡知事、国交次官に
----リニア中央新幹線の静岡工区を巡り、国土交通省の藤田耕三事務次官と静岡県の川勝平太知事が10日、静岡県庁で会談した。次官は自然環境への影響が軽微な範囲でJR東海が準備工事をする案を説明し、県の理解を求めた。知事は工区をまたぐ大井川の水資源確保や作業員の安全を優先するよう主張。静岡県を迂回するよう、リニアのルート変更にも言及した。
時事通信 2020年07月10日21時48分
リニア工事、国提案を拒否 静岡知事、国交次官と会談
----リニア中央新幹線の静岡県内の工事が中断している問題で、静岡県の川勝平太知事は10日、県庁で国土交通省の藤田耕三事務次官と会談した。藤田次官は同省からの提案を説明し、トンネル掘削前の準備工事の実施を認めるよう要請。これに対し、川勝知事は「準備工事はトンネル工事と一体だと結論が出ている」として提案を拒否した。・・・川勝知事は、豪雨によって工事現場付近で土砂崩れなどが起きていることも指摘し、同省の提案を「現場を無視した空論だ」と批判した。
静岡新聞(2020/7/10 08:18)
リニア「ヤード工事容認を」国交省提案に静岡県側憤り 流域市町も一様に否定的
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り9日、早期のリニア開業を目指してヤード(作業基地)の追加工事を認めるよう県に提案した国土交通省。だが、JR東海が2027年開業の延期を事実上、表明した後の対応だけに、県関係者は「認められないと分かった上での提案。静岡が悪者になるだけだ」と憤った。大井川の流域市町も同日、一様に否定的な受け止めを示した。
川勝平太知事と流域10市町の首長らは先月、金子慎JR東海社長と知事のトップ会談に先立って意見交換し、国や県の有識者会議で結論が出る前の着工は時期尚早だと一致したばかり。このため、同省の提案について御前崎市の柳沢重夫市長は「流域住民の思いを本当に理解してくれているのか疑問を抱く」とコメントした。
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