2020-07-21(Tue)
20骨太方針決定 コロナ後 社会変えるビジョンがない
経済再生への決意が見えない 総花的で言いっ放し 転換期の自覚、伝わらぬ 中長期のビジョンがない
<各紙社説・主張>
読売新聞 2020/07/19 05:00
社説:骨太方針決定 経済再生への決意が見えない
----新型コロナウイルスの流行による経済危機をどう克服し、どんな国の未来像を描くのか。政府の決意が見えてこない。
毎日新聞2020年7月20日 東京朝刊
社説:骨太方針と公共事業 展望欠いた予算獲得策だ
----防災関連を原案から大幅に拡充し、今年度末に終わる国土強靱(きょうじん)化3カ年対策後の公共事業費について「必要な予算」を確保するとの記述を「必要・十分な予算」に強めた。事業規模が現在の対策の7兆円を上回る可能性が出てきた。
日本経済新聞 2020/7/17 19:05
[社説]総花的で言いっ放しの骨太なら要らぬ
----政府が2020年度の経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)を閣議決定した。新型コロナウイルスの感染防止と正常な経済社会活動との両立をうたい、デジタル化の加速や医療体制の拡充などに取り組む方針を示した。
産経新聞 2020.7.15 05:00
【主張】骨太方針案 看板倒れに終わらせるな
----新型コロナウイルス禍で経済社会の構造が大きく揺らいでいる。そんな時代の転換点に対処するため、政府は新たな経済財政運営指針となる「骨太方針」原案の柱にデジタル化推進を掲げた。
しんぶん赤旗 2020年7月19日(日)
主張:骨太の方針 コロナからなにを学んだのか
----「新型コロナウイルス感染症の下での危機克服と新しい未来」が主題です。医療の弱体化や非正規雇用の拡大など自ら進めてきた政策が危機を深刻化させたことには反省がありません。それどころか大企業が主導するデジタル化や成果主義賃金の促進などを盛り込みました。危機に乗じて財界の要求実現を一気に進める方針です。
北海道新聞 2020/07/18 05:00
社説:骨太方針 社会変える覚悟見えぬ
----「新たな日常」「ポストコロナ時代」―。スローガンばかりが踊り、付け焼き刃の印象が拭えない。これのどこが「骨太」なのか。・・・新型コロナウイルス感染症対策と経済活動の両立に向け、デジタル化の推進や東京一極集中の見直しなどを柱とした。
河北新報 2020年07月18日土曜日
社説:骨太の方針/「脱東京」の好機逃さないで
----2021年度の予算編成を前に、おおよその方向性を示すもので、新型コロナウイルスの感染拡大対策に多くの分量を割いている。処方箋として、感染に対する過密都市のもろさを露呈した「東京一極集中」からの脱却を打ち出した。オンラインを活用して地方の主要都市をつなぐ「多核連携型」の新たな国づくりに言及している。
中国新聞 2020/7/19
社説:骨太方針 転換期の自覚、伝わらぬ
----新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎながら、経済活動を両立させ、「新たな日常」をどうつくりあげるか。それが基調テーマである。検査や医療体制の拡充のほか、行政のデジタル化推進や東京一極集中の是正などを軸に挙げたものの、改革のインパクトはどれも乏しい。
西日本新聞 2020/7/21 10:30
社説:骨太方針 中長期のビジョンがない
----新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)で世の中のありようは大きく変わった。いずれ収束しても日本社会が以前の姿に戻るとは考えにくい。この国が目指す将来像も当然、描き直す必要がある。・・・・だが、先週閣議決定された骨太と成長戦略はどちらも網羅的に過ぎ、期待とは程遠いものと言わざるを得ない。
<各紙社説・主張>
読売新聞 2020/07/19 05:00
社説:骨太方針決定 経済再生への決意が見えない
----新型コロナウイルスの流行による経済危機をどう克服し、どんな国の未来像を描くのか。政府の決意が見えてこない。
毎日新聞2020年7月20日 東京朝刊
社説:骨太方針と公共事業 展望欠いた予算獲得策だ
----防災関連を原案から大幅に拡充し、今年度末に終わる国土強靱(きょうじん)化3カ年対策後の公共事業費について「必要な予算」を確保するとの記述を「必要・十分な予算」に強めた。事業規模が現在の対策の7兆円を上回る可能性が出てきた。
日本経済新聞 2020/7/17 19:05
[社説]総花的で言いっ放しの骨太なら要らぬ
----政府が2020年度の経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)を閣議決定した。新型コロナウイルスの感染防止と正常な経済社会活動との両立をうたい、デジタル化の加速や医療体制の拡充などに取り組む方針を示した。
産経新聞 2020.7.15 05:00
【主張】骨太方針案 看板倒れに終わらせるな
----新型コロナウイルス禍で経済社会の構造が大きく揺らいでいる。そんな時代の転換点に対処するため、政府は新たな経済財政運営指針となる「骨太方針」原案の柱にデジタル化推進を掲げた。
しんぶん赤旗 2020年7月19日(日)
主張:骨太の方針 コロナからなにを学んだのか
----「新型コロナウイルス感染症の下での危機克服と新しい未来」が主題です。医療の弱体化や非正規雇用の拡大など自ら進めてきた政策が危機を深刻化させたことには反省がありません。それどころか大企業が主導するデジタル化や成果主義賃金の促進などを盛り込みました。危機に乗じて財界の要求実現を一気に進める方針です。
北海道新聞 2020/07/18 05:00
社説:骨太方針 社会変える覚悟見えぬ
----「新たな日常」「ポストコロナ時代」―。スローガンばかりが踊り、付け焼き刃の印象が拭えない。これのどこが「骨太」なのか。・・・新型コロナウイルス感染症対策と経済活動の両立に向け、デジタル化の推進や東京一極集中の見直しなどを柱とした。
河北新報 2020年07月18日土曜日
社説:骨太の方針/「脱東京」の好機逃さないで
----2021年度の予算編成を前に、おおよその方向性を示すもので、新型コロナウイルスの感染拡大対策に多くの分量を割いている。処方箋として、感染に対する過密都市のもろさを露呈した「東京一極集中」からの脱却を打ち出した。オンラインを活用して地方の主要都市をつなぐ「多核連携型」の新たな国づくりに言及している。
中国新聞 2020/7/19
社説:骨太方針 転換期の自覚、伝わらぬ
----新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎながら、経済活動を両立させ、「新たな日常」をどうつくりあげるか。それが基調テーマである。検査や医療体制の拡充のほか、行政のデジタル化推進や東京一極集中の是正などを軸に挙げたものの、改革のインパクトはどれも乏しい。
西日本新聞 2020/7/21 10:30
社説:骨太方針 中長期のビジョンがない
----新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)で世の中のありようは大きく変わった。いずれ収束しても日本社会が以前の姿に戻るとは考えにくい。この国が目指す将来像も当然、描き直す必要がある。・・・・だが、先週閣議決定された骨太と成長戦略はどちらも網羅的に過ぎ、期待とは程遠いものと言わざるを得ない。