2020年基準地価 3年ぶりに下落 コロナで訪日客減少
全国全用途平均で平成29年以来3年ぶりに下落 ~令和2年都道府県地価調査~
令和2年9月29日
https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo04_hh_000001_00001.html
令和2年都道府県地価調査
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000431.html
令和2年地価調査結果の概要
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/content/001364437.pdf
時事ドットコム2020年09月29日18時10分
全国平均3年ぶり下落 コロナで回復ブレーキ―基準地価
----国土交通省は29日、2020年の基準地価(7月1日時点)を公表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う店舗やホテルの不動産需要減により、商業地の全国平均は15年以来5年ぶりに下落。住宅地も前年から下げ幅が拡大し、全用途の全国平均はマイナス0.6%と17年以来3年ぶりに下がった。訪日外国人旅行者の増加などを背景にした近年の上昇傾向にブレーキがかかった形だ。
朝日新聞デジタル 2020年9月30日 8時00分
訪日客消え、地価急ブレーキ 五輪バブルは崩壊の危機に
----新型コロナウイルスの影響は、29日に公表された基準地価にもはっきりとあらわれた。訪日外国人客でにぎわっていた都市部では地価が下落に転じる地点が多く、近年の上昇基調に急ブレーキがかかった格好だ。一方、在宅ワークの普及でオフィス需要が減るなど、コロナ後の新たな変化の兆しも出始めている。
日本経済新聞 2020/9/29 16:51 (2020/9/30 0:09更新)
基準地価3年ぶり下落 コロナで訪日客減少が打撃
----新型コロナウイルスの感染拡大が回復基調にあった地価に冷や水を浴びせた。国土交通省が29日発表した2020年の基準地価(7月1日時点)は、全国の全用途平均で3年ぶりの下落となった。都市部の開発をけん引した訪日客需要が消失、都心商業地の減速感が強まった。新たな不動産価値も生まれつつあるが、今のところ地価押し上げ効果は限られている。
日本経済新聞 2020/9/29 19:00 (2020/9/30 5:10更新)
三大都市圏の地価、際立つ苦境 訪日客減で44%が下落
----新型コロナウイルスの感染拡大が地価回復を先導していた大都市に打撃を与えた。三大都市圏の全用途では調査地点の44.6%が下落となり、東京・大阪・名古屋そろって下落地点数が上昇地点数を上回った。低金利を背景に投資資金の流入は続いているとみられ、コロナ感染防止が実を結ぶかどうかに浮沈のカギがかかっている。