2020-10-05(Mon)
学術会議人事 政府文書に「形式的任命」 野党矛盾追及
#排除する政治~学術会議問題を考える 難色示した安倍政権 菅政権も継承
#日本学術会議への人事介入に抗議する
毎日新聞2020年10月5日 西部朝刊
学術会議人事 政府文書に「形式的任命」 野党、矛盾追及へ
----日本学術会議が推薦した新会員を菅義偉首相が任命しなかった問題で、立憲民主党など野党は7、8両日に開かれる衆参両院の内閣委員会で、政府への追及を強める方針だ。過去の政府の国会答弁や文書で、首相の任命は「形式的」としたことに矛盾するとして政府の見解をただす構えだ。26日召集の見通しの臨時国会前に、首相が出席する予算委集中審議の開催を迫ることも検討する。
しんぶん赤旗 2020年10月5日(月)
首相の任命は「形式的」 83年の政府文書に明記 学術会議への監督権否定
----菅義偉首相が日本学術会議の推薦した新会員候補6人の任命を拒否した問題で、政府が1983年に日本学術会議法を改定した際、首相の任命は「形式的」と明記し、実質的には首相に任命権はないとする文書を作成していたことが分かりました。内閣法制局は2日の野党合同ヒアリングで「法解釈を変えたわけではない」としており、今回の任命拒否がこれまでの政府解釈を無視した違法な決定であることがいっそう明らかになっています。(岡素晴)
朝日新聞デジタル 2020年10月3日 22時00分
学術会議人事、安倍政権も難色 理由を示さぬまま欠員に
----「日本学術会議」が推薦した会員候補105人のうち6人が任命されなかった問題で、安倍政権時代の首相官邸が2016年の補充人事の選考過程で難色を示し、3人の欠員が補充できなかったことが3日、複数の会議元幹部と、官邸幹部への取材でわかった。
会員人事を巡っては安倍政権時代の18年11月、学術会議が推薦した人を「必ず任命する義務はない」ことを確認する文書を内閣府が示し、内閣法制局が了承したことが明らかになっている。官邸による人事への関与は、その2年前にもあったことになる。
朝日新聞デジタル 2020年10月2日 21時48分
学問への介入か 繰り返す慣例破り、問われる政権の姿勢
----「日本学術会議」の新会員をめぐり、会議が推薦した候補者のうち6人を菅義偉首相が除外したことは、憲法が保障する「学問の自由」が問われる問題に発展しつつある。政権の意に沿わない人材を追いやる手法は、安倍政権から菅政権にも継承されるのか。菅政権は拒否の理由を説明しないままだ。
朝日新聞デジタル 2020年10月2日 21時14分
学術会議「首相任命は形式的」内閣官房幹部、過去に答弁
----日本学術会議は、第2次世界大戦に科学が協力したことを反省し、1949年に設立された。会議法は冒頭、その使命を「科学が文化国家の基礎であるという確信に立って、わが国の平和的復興、人類社会の福祉に貢献すること」と宣言。内閣総理大臣が所管し、経費は国費負担としつつも、独立して職務を行う「特別の機関」と位置づけた。
210人の会員と約2千人の連携会員で構成し、人文・社会科学や生命科学、理工など国内約87万人の科学者を代表する「学者の国会」とも言われる。科学政策について政府に提言したり、科学の啓発活動や国内外の科学者の連携をしたりするのが職務だ。
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毎日新聞2020年10月4日 17時30分(最終更新 10月4日 19時45分)
#排除する政治~学術会議問題を考える
「危機的事態に上の世代がどう動くのか注目」 若手研究者の元山仁士郎氏
毎日新聞2020年10月3日 19時00分(最終更新 10月4日 18時41分)
#排除する政治~学術会議問題を考える
学術会議除外の小沢隆一氏「独裁に向かう危惧」 安保法「違憲」指摘で排除か
毎日新聞2020年10月3日 17時19分(最終更新 10月3日 20時09分)
#排除する政治~学術会議問題を考える
任命拒否の理由を語らない菅首相の戦略 忖度使う国民支配への道 中島岳志氏が読む
#日本学術会議への人事介入に抗議する
毎日新聞2020年10月5日 西部朝刊
学術会議人事 政府文書に「形式的任命」 野党、矛盾追及へ
----日本学術会議が推薦した新会員を菅義偉首相が任命しなかった問題で、立憲民主党など野党は7、8両日に開かれる衆参両院の内閣委員会で、政府への追及を強める方針だ。過去の政府の国会答弁や文書で、首相の任命は「形式的」としたことに矛盾するとして政府の見解をただす構えだ。26日召集の見通しの臨時国会前に、首相が出席する予算委集中審議の開催を迫ることも検討する。
しんぶん赤旗 2020年10月5日(月)
首相の任命は「形式的」 83年の政府文書に明記 学術会議への監督権否定
----菅義偉首相が日本学術会議の推薦した新会員候補6人の任命を拒否した問題で、政府が1983年に日本学術会議法を改定した際、首相の任命は「形式的」と明記し、実質的には首相に任命権はないとする文書を作成していたことが分かりました。内閣法制局は2日の野党合同ヒアリングで「法解釈を変えたわけではない」としており、今回の任命拒否がこれまでの政府解釈を無視した違法な決定であることがいっそう明らかになっています。(岡素晴)
朝日新聞デジタル 2020年10月3日 22時00分
学術会議人事、安倍政権も難色 理由を示さぬまま欠員に
----「日本学術会議」が推薦した会員候補105人のうち6人が任命されなかった問題で、安倍政権時代の首相官邸が2016年の補充人事の選考過程で難色を示し、3人の欠員が補充できなかったことが3日、複数の会議元幹部と、官邸幹部への取材でわかった。
会員人事を巡っては安倍政権時代の18年11月、学術会議が推薦した人を「必ず任命する義務はない」ことを確認する文書を内閣府が示し、内閣法制局が了承したことが明らかになっている。官邸による人事への関与は、その2年前にもあったことになる。
朝日新聞デジタル 2020年10月2日 21時48分
学問への介入か 繰り返す慣例破り、問われる政権の姿勢
----「日本学術会議」の新会員をめぐり、会議が推薦した候補者のうち6人を菅義偉首相が除外したことは、憲法が保障する「学問の自由」が問われる問題に発展しつつある。政権の意に沿わない人材を追いやる手法は、安倍政権から菅政権にも継承されるのか。菅政権は拒否の理由を説明しないままだ。
朝日新聞デジタル 2020年10月2日 21時14分
学術会議「首相任命は形式的」内閣官房幹部、過去に答弁
----日本学術会議は、第2次世界大戦に科学が協力したことを反省し、1949年に設立された。会議法は冒頭、その使命を「科学が文化国家の基礎であるという確信に立って、わが国の平和的復興、人類社会の福祉に貢献すること」と宣言。内閣総理大臣が所管し、経費は国費負担としつつも、独立して職務を行う「特別の機関」と位置づけた。
210人の会員と約2千人の連携会員で構成し、人文・社会科学や生命科学、理工など国内約87万人の科学者を代表する「学者の国会」とも言われる。科学政策について政府に提言したり、科学の啓発活動や国内外の科学者の連携をしたりするのが職務だ。
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毎日新聞2020年10月4日 17時30分(最終更新 10月4日 19時45分)
#排除する政治~学術会議問題を考える
「危機的事態に上の世代がどう動くのか注目」 若手研究者の元山仁士郎氏
毎日新聞2020年10月3日 19時00分(最終更新 10月4日 18時41分)
#排除する政治~学術会議問題を考える
学術会議除外の小沢隆一氏「独裁に向かう危惧」 安保法「違憲」指摘で排除か
毎日新聞2020年10月3日 17時19分(最終更新 10月3日 20時09分)
#排除する政治~学術会議問題を考える
任命拒否の理由を語らない菅首相の戦略 忖度使う国民支配への道 中島岳志氏が読む