2020-11-07(Sat)
学術会議問題 6人を任命し出直せ 矛盾に満ちた首相答弁
任命拒否の論拠 完全に崩れた 恣意的拒否の疑念拭えず 杉田副長官の国会招致を
<各紙社説・主張>
朝日新聞デジタル 2020年11月7日 5時00分
(社説)学術会議問題 6人を任命し出直せ
----政権の意に沿わない数人を見せしめのように排除することで、科学者の世界に影響力を及ぼそうとしたのではないか。この重大な疑念が解消されることは一向になかった。
信濃毎日新聞 (2020年11月7日)
社説:学術会議問題 恣意的拒否の疑念拭えず
----衆参予算委員会の総括質疑が終わった。 論戦の中心は、日本学術会議が推薦した会員候補の任命を、菅義偉首相が一部拒否した問題である。野党は学問の自由を脅かすとして、経緯や理由をただした。 首相答弁は論理性を欠いた。正面から答えず、同じ答弁を繰り返した。説明する姿勢が見えない。
神戸新聞 2020/11/07
社説:学術会議の論戦/杉田副長官の国会招致を
----日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題は、首相の場当たり的ともいえる国会答弁が混乱を招く事態となっている。
西日本新聞 2020/11/7 10:43
社説:国会予算委論戦 問われる首相の「答弁力」
----臨時国会は衆参両院で予算委員会が行われた。野党側は、日本学術会議が推薦した105人のうち6人の会員候補を菅義偉首相が拒否した問題を集中的に取り上げた。なぜ、この6人に限り任命を拒んだのか。前代未聞の人事であり、野党が理由の説明を求めるのは当然だ。しかし、首相の説明はその場しのぎのような発言の連続で一貫性に欠け、矛盾すらはらんだ。
毎日新聞2020年11月6日 東京朝刊
社説:学術会議の任命問題 杉田副長官の国会招致を
----日本学術会議から推薦された会員候補のうち6人が任命されなかった問題で、菅義偉首相の要を得ない国会答弁が続いている。
なぜ任命しなかったのか。 肝心な点について、首相は「人事に関することで答弁は差し控える」と繰り返している。
しんぶん赤旗 2020年11月6日(金)
主張:学術会議 国会論戦 任命拒否の論拠 完全に崩れた
----志位氏は、▽任命拒否の理由は全く成り立たない▽日本学術会議法に違反▽憲法の学問の自由に違反▽科学者の戦争総動員という歴史の教訓に反する▽表現・言論の自由の侵害につながる全国民の問題―ということを明らかにしました。首相は用意したペーパーを棒読みするだけで、まともに答えられません。
中国新聞 2020/11/6
社説:学術会議の任命拒否 副長官の招致が必要だ
----「学問の自由」を揺るがしかねない選別に関与したキーパーソンが明らかになった。 政府から独立した立場で政策を提言する科学者の組織「日本学術会議」が推薦した新会員候補のうち、6人の任命を菅義偉首相が見送った問題に、杉田和博官房副長官が関わっていた。6人の拒否について、副長官から報告を受けた後で決裁したことを首相が認めた。
東京新聞 2020年11月5日 07時56分
社説:学術会議問題 矛盾に満ちた首相答弁
----日本学術会議が推薦した会員候補のうち六人の任命を拒否した問題。菅義偉首相の説明は説得力を欠くばかりか矛盾に満ちている。なぜ拒否したのか。引き続き国会の場で明らかにする必要がある。
信濃毎日新聞 (2020年11月5日)
社説:学術会議人事 核心見失わぬ議論を
----一見もっともらしい言葉で問題の核心から目をそらそうとする発言にからめ捕られないようにしたい。日本学術会議の会員の任命拒否をめぐる菅義偉首相と政府の説明である。
東京新聞 2020年11月4日 07時23分
社説:憲法と学問の自由 迫害の歴史の果てに
----◆自由への政治介入だ 明治憲法にない「学問の自由」が、なぜ日本国憲法に定められたのか。名高い憲法学者の芦部信喜氏は「憲法」(岩波書店)で、滝川事件や天皇機関説事件を引きつつ、こう記しています。
<学問の自由ないしは学説の内容が、直接に国家権力によって侵害された歴史を踏まえて、とくに規定されたものである>
朝日新聞デジタル2020年11月3日 5時00分
(社説)予算委の論戦 一問一答でこの説明か
----質問に正面から答えず、用意された答弁の棒読みを繰り返す。官房長官や事務方が助け舟を出すように、説明を肩代わりする。これでは一問一答形式になっても、核心に迫る議論にはならない。
毎日新聞2020年11月3日 東京朝刊
社説:日本学術会議問題 ほころぶ一方の首相答弁
----答弁するほど逆に疑問が深まっていく。菅義偉首相はそんな状況に陥っている。
北海道新聞 2020/11/03 05:05
社説:学術会議で論戦 矛盾と疑問尽きぬ答弁
----野党は焦点の日本学術会議の会員任命拒否問題を中心にただしたが、首相は核心の質問には答弁を避け続けた。
信濃毎日新聞 (2020年11月3日)
社説:衆院予算委員会 首相答弁は矛盾だらけだ
----肝心なことは何も話さない。
<各紙社説・主張>
朝日新聞デジタル 2020年11月7日 5時00分
(社説)学術会議問題 6人を任命し出直せ
----政権の意に沿わない数人を見せしめのように排除することで、科学者の世界に影響力を及ぼそうとしたのではないか。この重大な疑念が解消されることは一向になかった。
信濃毎日新聞 (2020年11月7日)
社説:学術会議問題 恣意的拒否の疑念拭えず
----衆参予算委員会の総括質疑が終わった。 論戦の中心は、日本学術会議が推薦した会員候補の任命を、菅義偉首相が一部拒否した問題である。野党は学問の自由を脅かすとして、経緯や理由をただした。 首相答弁は論理性を欠いた。正面から答えず、同じ答弁を繰り返した。説明する姿勢が見えない。
神戸新聞 2020/11/07
社説:学術会議の論戦/杉田副長官の国会招致を
----日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題は、首相の場当たり的ともいえる国会答弁が混乱を招く事態となっている。
西日本新聞 2020/11/7 10:43
社説:国会予算委論戦 問われる首相の「答弁力」
----臨時国会は衆参両院で予算委員会が行われた。野党側は、日本学術会議が推薦した105人のうち6人の会員候補を菅義偉首相が拒否した問題を集中的に取り上げた。なぜ、この6人に限り任命を拒んだのか。前代未聞の人事であり、野党が理由の説明を求めるのは当然だ。しかし、首相の説明はその場しのぎのような発言の連続で一貫性に欠け、矛盾すらはらんだ。
毎日新聞2020年11月6日 東京朝刊
社説:学術会議の任命問題 杉田副長官の国会招致を
----日本学術会議から推薦された会員候補のうち6人が任命されなかった問題で、菅義偉首相の要を得ない国会答弁が続いている。
なぜ任命しなかったのか。 肝心な点について、首相は「人事に関することで答弁は差し控える」と繰り返している。
しんぶん赤旗 2020年11月6日(金)
主張:学術会議 国会論戦 任命拒否の論拠 完全に崩れた
----志位氏は、▽任命拒否の理由は全く成り立たない▽日本学術会議法に違反▽憲法の学問の自由に違反▽科学者の戦争総動員という歴史の教訓に反する▽表現・言論の自由の侵害につながる全国民の問題―ということを明らかにしました。首相は用意したペーパーを棒読みするだけで、まともに答えられません。
中国新聞 2020/11/6
社説:学術会議の任命拒否 副長官の招致が必要だ
----「学問の自由」を揺るがしかねない選別に関与したキーパーソンが明らかになった。 政府から独立した立場で政策を提言する科学者の組織「日本学術会議」が推薦した新会員候補のうち、6人の任命を菅義偉首相が見送った問題に、杉田和博官房副長官が関わっていた。6人の拒否について、副長官から報告を受けた後で決裁したことを首相が認めた。
東京新聞 2020年11月5日 07時56分
社説:学術会議問題 矛盾に満ちた首相答弁
----日本学術会議が推薦した会員候補のうち六人の任命を拒否した問題。菅義偉首相の説明は説得力を欠くばかりか矛盾に満ちている。なぜ拒否したのか。引き続き国会の場で明らかにする必要がある。
信濃毎日新聞 (2020年11月5日)
社説:学術会議人事 核心見失わぬ議論を
----一見もっともらしい言葉で問題の核心から目をそらそうとする発言にからめ捕られないようにしたい。日本学術会議の会員の任命拒否をめぐる菅義偉首相と政府の説明である。
東京新聞 2020年11月4日 07時23分
社説:憲法と学問の自由 迫害の歴史の果てに
----◆自由への政治介入だ 明治憲法にない「学問の自由」が、なぜ日本国憲法に定められたのか。名高い憲法学者の芦部信喜氏は「憲法」(岩波書店)で、滝川事件や天皇機関説事件を引きつつ、こう記しています。
<学問の自由ないしは学説の内容が、直接に国家権力によって侵害された歴史を踏まえて、とくに規定されたものである>
朝日新聞デジタル2020年11月3日 5時00分
(社説)予算委の論戦 一問一答でこの説明か
----質問に正面から答えず、用意された答弁の棒読みを繰り返す。官房長官や事務方が助け舟を出すように、説明を肩代わりする。これでは一問一答形式になっても、核心に迫る議論にはならない。
毎日新聞2020年11月3日 東京朝刊
社説:日本学術会議問題 ほころぶ一方の首相答弁
----答弁するほど逆に疑問が深まっていく。菅義偉首相はそんな状況に陥っている。
北海道新聞 2020/11/03 05:05
社説:学術会議で論戦 矛盾と疑問尽きぬ答弁
----野党は焦点の日本学術会議の会員任命拒否問題を中心にただしたが、首相は核心の質問には答弁を避け続けた。
信濃毎日新聞 (2020年11月3日)
社説:衆院予算委員会 首相答弁は矛盾だらけだ
----肝心なことは何も話さない。