2020-11-16(Mon)
リニア 国有識者会議 「影響小さい」 座長コメント廃止求める
開始から半年 流域の不安解消程遠く 「JRは傲慢」 リニア環境アセス巡り資料開示不十分
静岡新聞 (2020/11/11 08:50)
座長コメント廃止求める 国交省会議、川勝知事「議論誘導」と批判【大井川とリニア】
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、川勝平太知事は10日の定例記者会見で、国土交通省専門家会議(座長・福岡捷二中央大教授)の運営方法に改めて苦言を呈した。会議後に開く非公開協議に基づき福岡座長が方向性を示す文書「座長コメント」について「議論を誘導する感じが見受けられる」として廃止するように求めた。
静岡県は8月、座長コメントが「議論を総括しているかのような印象を与える」としてコメントの公表をやめるか、コメントをまとめる際の協議内容を公開するように求めたが、国交省は県の要請を受け入れていない。
毎日新聞2020年11月11日 10時02分(最終更新 11月11日 10時02分)
静岡県知事「JRは傲慢」 リニア環境アセス巡り資料開示不十分と指摘
----リニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、川勝平太・静岡県知事は10日の定例記者会見で「JR東海は環境影響評価がすべて終わっているという非常に傲慢な態度」と批判した。「国土交通省の有識者会議で資料を要求しないと出てこない状況で、資料が十分に開示されていないことも明らかになった」とも指摘した。
大井川流域の住民らが10月、JR東海を相手取って県内区間のリニア建設工事差し止めを求めて静岡地裁に起こした訴訟に対する意見を問われて答えた。川勝知事は「当然のことだと思う。利水関係者や農林水産団体の代表者も水を守るように求めている。しっかりと頑張ってほしい。一歩も引くな。子々孫々に影響を与える重要な問題提起をしている」と述べた。
静岡新聞 (2020/11/11 08:31)
リニア国交省専門家会議、開始から半年 流域の不安解消程遠く
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/829656.html
----4月の協議開始から半年が経過したリニア中央新幹線工事に伴う大井川流量減少問題の国土交通省専門家会議は、想定よりも進捗(しんちょく)が遅れ、長期化の様相を呈している。県が求めた「全面公開」は実現せず、会議後に非公開協議で議論を取りまとめるなど、流域住民の不安解消は程遠い状況だ。
■リニア大井川水問題を巡る二つの会議の違い(静岡新聞より)

・【参考資料1】座長コメント(第5回)
https://www.mlit.go.jp/tetudo/content/001369685.pdf
毎日新聞2020年10月30日 地方版
リニアの行方
「湧水量を明確に」 国有識者会議「影響小さい」談話受け 副知事がJR東海に注文 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20201030/ddl/k22/020/115000c
----未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、27日にあった国土交通省の第6回有識者会議後に出た座長の談話を受けて、難波喬司副知事はJR東海にトンネル湧水量の明確化を求めた。「湧水(ゆうすい)がどれくらい出るのか、県境付近の湧水はどういう状態になるのか全然、話されていない。明確にし、どうやって全量を(大井川に)戻すのか検討が必要」と今後の議論に注文を付けた。
静岡新聞 (2020/11/11 08:50)
座長コメント廃止求める 国交省会議、川勝知事「議論誘導」と批判【大井川とリニア】
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、川勝平太知事は10日の定例記者会見で、国土交通省専門家会議(座長・福岡捷二中央大教授)の運営方法に改めて苦言を呈した。会議後に開く非公開協議に基づき福岡座長が方向性を示す文書「座長コメント」について「議論を誘導する感じが見受けられる」として廃止するように求めた。
静岡県は8月、座長コメントが「議論を総括しているかのような印象を与える」としてコメントの公表をやめるか、コメントをまとめる際の協議内容を公開するように求めたが、国交省は県の要請を受け入れていない。
毎日新聞2020年11月11日 10時02分(最終更新 11月11日 10時02分)
静岡県知事「JRは傲慢」 リニア環境アセス巡り資料開示不十分と指摘
----リニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、川勝平太・静岡県知事は10日の定例記者会見で「JR東海は環境影響評価がすべて終わっているという非常に傲慢な態度」と批判した。「国土交通省の有識者会議で資料を要求しないと出てこない状況で、資料が十分に開示されていないことも明らかになった」とも指摘した。
大井川流域の住民らが10月、JR東海を相手取って県内区間のリニア建設工事差し止めを求めて静岡地裁に起こした訴訟に対する意見を問われて答えた。川勝知事は「当然のことだと思う。利水関係者や農林水産団体の代表者も水を守るように求めている。しっかりと頑張ってほしい。一歩も引くな。子々孫々に影響を与える重要な問題提起をしている」と述べた。
静岡新聞 (2020/11/11 08:31)
リニア国交省専門家会議、開始から半年 流域の不安解消程遠く
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/829656.html
----4月の協議開始から半年が経過したリニア中央新幹線工事に伴う大井川流量減少問題の国土交通省専門家会議は、想定よりも進捗(しんちょく)が遅れ、長期化の様相を呈している。県が求めた「全面公開」は実現せず、会議後に非公開協議で議論を取りまとめるなど、流域住民の不安解消は程遠い状況だ。
■リニア大井川水問題を巡る二つの会議の違い(静岡新聞より)

・【参考資料1】座長コメント(第5回)
https://www.mlit.go.jp/tetudo/content/001369685.pdf
毎日新聞2020年10月30日 地方版
リニアの行方
「湧水量を明確に」 国有識者会議「影響小さい」談話受け 副知事がJR東海に注文 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20201030/ddl/k22/020/115000c
----未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、27日にあった国土交通省の第6回有識者会議後に出た座長の談話を受けて、難波喬司副知事はJR東海にトンネル湧水量の明確化を求めた。「湧水(ゆうすい)がどれくらい出るのか、県境付近の湧水はどういう状態になるのか全然、話されていない。明確にし、どうやって全量を(大井川に)戻すのか検討が必要」と今後の議論に注文を付けた。