2021-03-19(Fri)
コロナ感染 緊急事態宣言全面解除 展望みえぬ 感染再拡大を懸念
リバウンド回避へ警戒怠るな 再拡大阻止に全力をあげよ 変異株把握に全力挙げよ
<各紙社説・主張>
朝日新聞デジタル 2021年3月19日 5時00分
(社説)展望みえぬ宣言解除 再拡大阻止に全力をあげよ
---新型コロナの新規感染者数の水準はなお高く、一部地域ではリバウンド(再拡大)の兆しがみえる。より感染力が強いとされる変異ウイルスの拡大も心配だ。にもかかわらず、菅首相は緊急事態宣言の全面解除に踏み切った。極めて重い政治責任を負ったといえる。
読売新聞 2021/03/19 05:00
社説:緊急事態解除 リバウンド回避へ警戒怠るな
---医療現場は、なお綱渡りの状況が続いている。行動制限の緩和が感染の再拡大を招かぬよう、厳しい警戒が必要だ。
毎日新聞 2021/3/19
社説:4都県の宣言解除へ 懸念を拭う対策が必要だ
---新型コロナウイルスの感染対策として首都圏4都県に出されていた緊急事態宣言が、期限の21日で解除される。
期間が2カ月半に及び、経済への影響が長期化していることを政府は考慮したのだろう。政権内には、延長しても効果がないとの声もある。
だが、打つ手がないとの理由で解除するのでは、国民の不安は払拭(ふっしょく)されない。
日本経済新聞 2021年3月18日 19:05
[社説]緊急事態の全面解除後も万全の対策を
---約2カ月半に及んだ新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が、21日に全面解除となる。だらだらと続けても意味はなく、政府の判断は妥当だが、この先の取り組みこそが重要だ。医療体制の総点検と拡充を急ぎ、感染再拡大への備えを万全にすべきだ。
産経新聞 2021.3.19 05:00
【主張】緊急事態の解除 変異株把握に全力挙げよ
---一つの戦いの終わりではなく、戦術変更を余儀なくされたと認識すべきである。大事なのはこれから何をすべきかだ。
政府は、首都圏1都3県に発令している新型コロナウイルス緊急事態宣言を21日までで解除することを決めた。1月に再発令した宣言はこれで全面解除となるが、感染拡大を押さえ込んだことによる前向きな解除とはいえない。
東京新聞 2021年3月19日 07時24分
<社説>緊急宣言を解除 感染再拡大を懸念する
---政府は東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県に発令している緊急事態宣言の解除を決めた。しかし、感染者数は微増に転じている。宣言解除が深刻な感染再拡大を招かないか、懸念は消えない。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、この時点での宣言解除は果たして適切なのか。
しんぶん赤旗 2021年3月20日(土)
主張:緊急事態全面解除 政府は姿勢改め抑止に総力を
---これで緊急事態宣言は全国で解除されます。しかし感染者数は下げ止まり、東京都や既に解除した関西などで増加しています。感染力が強いとされる変異株の流行も拡大しています。本来、宣言を解除できる状況ではありません。2カ月半の緊急事態宣言で感染を抑え込めなかったことは菅政権の対策の破綻を示しています。これまでの対応を反省し、感染再拡大を防ぐ抜本的な対策に踏み出すべきです。
<各紙社説・主張>
朝日新聞デジタル 2021年3月19日 5時00分
(社説)展望みえぬ宣言解除 再拡大阻止に全力をあげよ
---新型コロナの新規感染者数の水準はなお高く、一部地域ではリバウンド(再拡大)の兆しがみえる。より感染力が強いとされる変異ウイルスの拡大も心配だ。にもかかわらず、菅首相は緊急事態宣言の全面解除に踏み切った。極めて重い政治責任を負ったといえる。
読売新聞 2021/03/19 05:00
社説:緊急事態解除 リバウンド回避へ警戒怠るな
---医療現場は、なお綱渡りの状況が続いている。行動制限の緩和が感染の再拡大を招かぬよう、厳しい警戒が必要だ。
毎日新聞 2021/3/19
社説:4都県の宣言解除へ 懸念を拭う対策が必要だ
---新型コロナウイルスの感染対策として首都圏4都県に出されていた緊急事態宣言が、期限の21日で解除される。
期間が2カ月半に及び、経済への影響が長期化していることを政府は考慮したのだろう。政権内には、延長しても効果がないとの声もある。
だが、打つ手がないとの理由で解除するのでは、国民の不安は払拭(ふっしょく)されない。
日本経済新聞 2021年3月18日 19:05
[社説]緊急事態の全面解除後も万全の対策を
---約2カ月半に及んだ新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が、21日に全面解除となる。だらだらと続けても意味はなく、政府の判断は妥当だが、この先の取り組みこそが重要だ。医療体制の総点検と拡充を急ぎ、感染再拡大への備えを万全にすべきだ。
産経新聞 2021.3.19 05:00
【主張】緊急事態の解除 変異株把握に全力挙げよ
---一つの戦いの終わりではなく、戦術変更を余儀なくされたと認識すべきである。大事なのはこれから何をすべきかだ。
政府は、首都圏1都3県に発令している新型コロナウイルス緊急事態宣言を21日までで解除することを決めた。1月に再発令した宣言はこれで全面解除となるが、感染拡大を押さえ込んだことによる前向きな解除とはいえない。
東京新聞 2021年3月19日 07時24分
<社説>緊急宣言を解除 感染再拡大を懸念する
---政府は東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県に発令している緊急事態宣言の解除を決めた。しかし、感染者数は微増に転じている。宣言解除が深刻な感染再拡大を招かないか、懸念は消えない。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、この時点での宣言解除は果たして適切なのか。
しんぶん赤旗 2021年3月20日(土)
主張:緊急事態全面解除 政府は姿勢改め抑止に総力を
---これで緊急事態宣言は全国で解除されます。しかし感染者数は下げ止まり、東京都や既に解除した関西などで増加しています。感染力が強いとされる変異株の流行も拡大しています。本来、宣言を解除できる状況ではありません。2カ月半の緊急事態宣言で感染を抑え込めなかったことは菅政権の対策の破綻を示しています。これまでの対応を反省し、感染再拡大を防ぐ抜本的な対策に踏み出すべきです。