2021-03-26(Fri)
リニア計画に4300億円 JR東海 工事は「赤に近い黄信号」
リニア水問題 静岡に水を戻すには“最大20年” 非現実的
日本経済新聞 2021年3月25日 19:43
リニア計画に4300億円 JR東海、21年度設備投資
----JR東海は25日、2022年3月期はリニア中央新幹線計画に4300億円を投じると発表した。連結設備投資額(7480億円)の6割近くを占める。新型コロナウイルスの感染拡大で経営は打撃を受けているが、リニアへの整備を着実に進めて中長期の成長に結びつける。
当初計画の比較ではリニア関連の投資は21年3月期から13%(500億円)増える。リニア工事を巡っては、静岡県が大井川の流量に影響を与えるとして静岡工区の着工に反対している。品川―名古屋の27年度中の開業は困難な状況だが、静岡工区以外では予定通り工事を進める。
静岡朝日テレビ 2021-03-23
リニア工事は「赤に近い黄信号」と静岡県知事 「流出した水を20年かけて戻すのは非現実的」
---- リニア中央新幹線工事の水問題を議論する国の有識者会議をめぐり、静岡県の川勝平太知事は、南アルプスのトンネル工事を黄色信号に例え、難しいとの認識を改めて示しました。
静岡県 川勝平太知事:「南アルプスのトンネル工事を実際にするというのに対しては、『黄色信号』がともったなというのが印象。『極めて赤に近い黄色信号』」
リニア工事に伴う水問題を議論するため、22日に開かれた国の有識者会議での議論を、このように評価した川勝知事。
SBSnews6 2021/03/23
リニア水問題 静岡に水を戻すには“最大20年”か
----リニア中央新幹線と大井川の水をめぐる問題が重要な局面を迎えています。3月22日、リニア中央新幹線の工事をめぐって、専門家による有識者会議が開かれました。山梨県との県境付近でトンネルを掘る間、どのようにして県外に流れ出た水を静岡側に戻すかを協議しています。
<難波喬司副知事>「10年、20年で戻すのは戻したことにはならない。10年、20年かけて戻しますというのは、おそらくほとんどの県民の意見としてそれはないでしょうというのが普通の感覚では」
読売新聞 2021/03/24 17:48
有識者会議・国交省鉄道局・JR東海は「くさい関係」…知事がののしる
----静岡県の川勝知事は23日の定例記者会見で、リニア中央新幹線静岡工区の水量問題を協議する国の有識者会議で座長を務める中央大学研究開発機構の福岡捷二機構教授(河川工学、水災害工学)を「座長として『御用学者』に近い」と痛烈に批判した。会議がJR東海の主張に沿って進んでいるとして、「中立性を保って堂々と論陣を張られる風格はない」と述べ、座長交代の必要性にも言及した。
日本経済新聞 2021年3月25日 19:43
リニア計画に4300億円 JR東海、21年度設備投資
----JR東海は25日、2022年3月期はリニア中央新幹線計画に4300億円を投じると発表した。連結設備投資額(7480億円)の6割近くを占める。新型コロナウイルスの感染拡大で経営は打撃を受けているが、リニアへの整備を着実に進めて中長期の成長に結びつける。
当初計画の比較ではリニア関連の投資は21年3月期から13%(500億円)増える。リニア工事を巡っては、静岡県が大井川の流量に影響を与えるとして静岡工区の着工に反対している。品川―名古屋の27年度中の開業は困難な状況だが、静岡工区以外では予定通り工事を進める。
静岡朝日テレビ 2021-03-23
リニア工事は「赤に近い黄信号」と静岡県知事 「流出した水を20年かけて戻すのは非現実的」
---- リニア中央新幹線工事の水問題を議論する国の有識者会議をめぐり、静岡県の川勝平太知事は、南アルプスのトンネル工事を黄色信号に例え、難しいとの認識を改めて示しました。
静岡県 川勝平太知事:「南アルプスのトンネル工事を実際にするというのに対しては、『黄色信号』がともったなというのが印象。『極めて赤に近い黄色信号』」
リニア工事に伴う水問題を議論するため、22日に開かれた国の有識者会議での議論を、このように評価した川勝知事。
SBSnews6 2021/03/23
リニア水問題 静岡に水を戻すには“最大20年”か
----リニア中央新幹線と大井川の水をめぐる問題が重要な局面を迎えています。3月22日、リニア中央新幹線の工事をめぐって、専門家による有識者会議が開かれました。山梨県との県境付近でトンネルを掘る間、どのようにして県外に流れ出た水を静岡側に戻すかを協議しています。
<難波喬司副知事>「10年、20年で戻すのは戻したことにはならない。10年、20年かけて戻しますというのは、おそらくほとんどの県民の意見としてそれはないでしょうというのが普通の感覚では」
読売新聞 2021/03/24 17:48
有識者会議・国交省鉄道局・JR東海は「くさい関係」…知事がののしる
----静岡県の川勝知事は23日の定例記者会見で、リニア中央新幹線静岡工区の水量問題を協議する国の有識者会議で座長を務める中央大学研究開発機構の福岡捷二機構教授(河川工学、水災害工学)を「座長として『御用学者』に近い」と痛烈に批判した。会議がJR東海の主張に沿って進んでいるとして、「中立性を保って堂々と論陣を張られる風格はない」と述べ、座長交代の必要性にも言及した。