2021-06-14(Mon)
コンテナ不足で運賃が高騰 収益圧迫 コロナ前の数倍
海上輸送コスト高騰 業者「不合理」 生鮮品廃棄や輸入品の販売停止も
コンテナ不足問題に関する連携の促進に向けて
~関係者による情報共有会合の開催結果~
令和3年5月7日
https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000553.html
国土交通省は、農林水産省及び経済産業省と共同で、令和3年4月23日(金)にコンテナ不足問題の関係者による情報共有のための会合をWEB会議形式で開催しました。・・・本会合は、世界的な国際海上コンテナ輸送力及び空コンテナの不足による需給の逼迫を受け、関係者間で情報共有を行い、共通認識の下に連携して問題に対応していくことを目的に開催されました。
日本経済新聞 2021年6月14日 16:15
海上コンテナ輸送量、5月最高更新 米給付金効果で 運賃も高騰続く
----米調査会社デカルト・データマインがまとめた5月のアジア発米国向け海上コンテナ輸送量は、前年同月比58%増の182万7714個(20フィートコンテナ換算)だった。3月の速報値を上回って過去最高を更新し、11カ月連続で前年を上回った。バイデン米政権の給付金効果で個人消費が旺盛なためだ。
四季報 2021/06/14 13:30ブルームバーグ
世界的な海上輸送コスト高騰が日用品の値上がりを招く? 直近5年平均の6.47倍に上昇も
----世界的な海上貨物輸送費の高騰は思いの外、人々が毎朝飲むコーヒーや子供のために購入を考えている玩具など幅広い日用品価格に早く反映される可能性がある。ドリューリー・シッピング・コンサルタンツのデータによると、40フィート型コンテナの上海からオランダ・ロッテルダムまでの海上輸送運賃は現在、過去最高の1万522ドル(約116万円)と、この5年間のシーズン平均の6.47倍に達している。
JETRO(ジェトロ) 2021年06月01日
コンテナ不足は解消に向かうも、海上輸送費の高騰や混乱続く(インドネシア)
----「新型コロナ禍」の中で顕著になっている世界的なコンテナ不足と海上輸送費の高騰(2020年12月15日記事参照)について、ジェトロがインドネシアの海運・物流会社にヒアリングした結果、コンテナ不足は解消されつつあるものの、世界的な海上輸送網の混乱により海上輸送費は依然として高騰、船便の予約も不安定な状況にあることが、5月28日までに分かった。
NNA ASIAアジア経済ニュース 2021/05/28(金)
海上運賃再値上げが収益圧迫 コロナ前の数倍、業者「不合理」
----世界の海運大手各社が5月中旬以降、コンテナの輸送運賃を相次ぎ引き上げた。昨年後半から続く海運費の高騰は、ベトナムでも輸入穀物や鉄などの原材料高騰を招いており、輸出入に依存する大手企業各社の収益を圧迫している。4月下旬ごろに天井を打ち一度は落ち着くかに見えた海上輸送コストの上昇傾向が止まらなければ、新型コロナウイルス感染第4波で需要の落ち込みが懸念されるベトナム経済のさらなる重しになりかねない。
朝日新聞デジタル2021年5月23日 9時30分
コンテナ不足いつまで 生鮮品廃棄や輸入品の販売停止も
----コンテナ不足の原因は複合的だ。まずコンテナメーカーが、米中貿易摩擦などで落としていた生産を新型コロナで一段と減らすが、数カ月後にモノを運ぶ需要が急増。工場生産を早期に回復させた中国から、巣ごもり需要がふくらんだ米国に向けた荷物が増えた。ジェットコースターのような動きに対応できず供給不足に陥った。同時に米国の港では新型コロナ感染や検疫の徹底などで人手不足になり、荷物を下ろしたコンテナがほかの地域に回らなくなった。昨年11月ごろから海上運賃は高騰し、世界の海上物流は混乱した。
----コンテナ不足で運賃が高騰し、日本郵船、商船三井、川崎汽船の国内大手3社は強い追い風を受けた。2020年度の純利益は前年の4・5倍、2・8倍、20・6倍と大幅増。3社は17年にコンテナ事業を統合し、専業の「オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)」を設立していた。今回はONEが稼いで大株主の3社に利益貢献した。だが、海運はインフラともいえるため、川崎汽船の鳥山幸夫・最高財務責任者は現状を「良くない」と受け止める。
コンテナ不足問題に関する連携の促進に向けて
~関係者による情報共有会合の開催結果~
令和3年5月7日
https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000553.html
国土交通省は、農林水産省及び経済産業省と共同で、令和3年4月23日(金)にコンテナ不足問題の関係者による情報共有のための会合をWEB会議形式で開催しました。・・・本会合は、世界的な国際海上コンテナ輸送力及び空コンテナの不足による需給の逼迫を受け、関係者間で情報共有を行い、共通認識の下に連携して問題に対応していくことを目的に開催されました。
日本経済新聞 2021年6月14日 16:15
海上コンテナ輸送量、5月最高更新 米給付金効果で 運賃も高騰続く
----米調査会社デカルト・データマインがまとめた5月のアジア発米国向け海上コンテナ輸送量は、前年同月比58%増の182万7714個(20フィートコンテナ換算)だった。3月の速報値を上回って過去最高を更新し、11カ月連続で前年を上回った。バイデン米政権の給付金効果で個人消費が旺盛なためだ。
四季報 2021/06/14 13:30ブルームバーグ
世界的な海上輸送コスト高騰が日用品の値上がりを招く? 直近5年平均の6.47倍に上昇も
----世界的な海上貨物輸送費の高騰は思いの外、人々が毎朝飲むコーヒーや子供のために購入を考えている玩具など幅広い日用品価格に早く反映される可能性がある。ドリューリー・シッピング・コンサルタンツのデータによると、40フィート型コンテナの上海からオランダ・ロッテルダムまでの海上輸送運賃は現在、過去最高の1万522ドル(約116万円)と、この5年間のシーズン平均の6.47倍に達している。
JETRO(ジェトロ) 2021年06月01日
コンテナ不足は解消に向かうも、海上輸送費の高騰や混乱続く(インドネシア)
----「新型コロナ禍」の中で顕著になっている世界的なコンテナ不足と海上輸送費の高騰(2020年12月15日記事参照)について、ジェトロがインドネシアの海運・物流会社にヒアリングした結果、コンテナ不足は解消されつつあるものの、世界的な海上輸送網の混乱により海上輸送費は依然として高騰、船便の予約も不安定な状況にあることが、5月28日までに分かった。
NNA ASIAアジア経済ニュース 2021/05/28(金)
海上運賃再値上げが収益圧迫 コロナ前の数倍、業者「不合理」
----世界の海運大手各社が5月中旬以降、コンテナの輸送運賃を相次ぎ引き上げた。昨年後半から続く海運費の高騰は、ベトナムでも輸入穀物や鉄などの原材料高騰を招いており、輸出入に依存する大手企業各社の収益を圧迫している。4月下旬ごろに天井を打ち一度は落ち着くかに見えた海上輸送コストの上昇傾向が止まらなければ、新型コロナウイルス感染第4波で需要の落ち込みが懸念されるベトナム経済のさらなる重しになりかねない。
朝日新聞デジタル2021年5月23日 9時30分
コンテナ不足いつまで 生鮮品廃棄や輸入品の販売停止も
----コンテナ不足の原因は複合的だ。まずコンテナメーカーが、米中貿易摩擦などで落としていた生産を新型コロナで一段と減らすが、数カ月後にモノを運ぶ需要が急増。工場生産を早期に回復させた中国から、巣ごもり需要がふくらんだ米国に向けた荷物が増えた。ジェットコースターのような動きに対応できず供給不足に陥った。同時に米国の港では新型コロナ感染や検疫の徹底などで人手不足になり、荷物を下ろしたコンテナがほかの地域に回らなくなった。昨年11月ごろから海上運賃は高騰し、世界の海上物流は混乱した。
----コンテナ不足で運賃が高騰し、日本郵船、商船三井、川崎汽船の国内大手3社は強い追い風を受けた。2020年度の純利益は前年の4・5倍、2・8倍、20・6倍と大幅増。3社は17年にコンテナ事業を統合し、専業の「オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)」を設立していた。今回はONEが稼いで大株主の3社に利益貢献した。だが、海運はインフラともいえるため、川崎汽船の鳥山幸夫・最高財務責任者は現状を「良くない」と受け止める。