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2021-12-22(Wed)

リニア静岡工区 国の中間報告 流出水 全量の戻し方不明

「トンネル湧水の全量戻し」で地下水量への影響「極めて小さい」が・・・


◇ 中間報告(2021/12/19)
・ 大井川水資源問題に関する中間報告
 https://www.mlit.go.jp/tetudo/content/001446178.pdf

・ 大井川水資源利用への影響の回避・低減に向けた取組み(JR東海資料)
 https://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk9_000032.html


毎日新聞 2021/12/21 地方版 有料記事 763文字
リニアの行方 国有識者会議 知事、中間報告一定評価 水「全量戻し」巡り苦言 /静岡
https://mainichi.jp/articles/20211221/ddl/k22/020/148000c
----未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、国土交通省の有識者会議(座長、福岡捷二・中央大研究開発機構教授)がまとめた中間報告について、川勝平太知事が20日、報道陣の囲み取材に応じた。川勝知事は「(取りまとめに)1年8カ月かかったが、県の専門部会に出なかったデータがJR東海から出た」と一定の評価をした。一方、住民説明会の開催を望む今後のJR東海の姿勢にクギを刺した。
 中間報告について一定の評価はしたものの、川勝知事は掘削でトンネル内に湧き出る水の「全量戻し」を取り上げ、「(水の)戻し方について書かれていない」と指摘。工事による生態系への影響についても「議論されていない」と苦言を呈した。


朝日新聞デジタル 2021年12月20日 10時04分
静岡側「100%納得できぬ」 リニア工区の中間報告、なお議論残る
https://digital.asahi.com/articles/ASPDN33P0PDMUTPB001.html
----リニア中央新幹線静岡工区をめぐり、国土交通省の有識者会議が設置されて1年8カ月。19日に発表された中間報告で、静岡県が求めるトンネル湧水(ゆうすい)の「全量戻し」を実現する工法は示されなかった。難波喬司副知事は「水資源についての対話を再開したい」と述べ、県の専門部会で県とJR東海が直接協議を進める。
 報告では、トンネル掘削によって湧き水が出ても、導水路トンネルなどで水を戻せば中下流域の河川流量が維持されることが示された。これまでJR東海は、先進坑が貫通するまでの約10カ月間に県外に流出する水は戻すまで時間がかかると説明している。


東京新聞 2021年12月20日 11時31分
リニア開業、2029年以降にずれこみへ 国の中間報告に静岡県は不満表明 水問題でJR東海との溝深く
https://www.tokyo-np.co.jp/article/149986
----静岡県が大井川の流量減少に懸念を示し、着工が見送られているリニア中央新幹線の静岡工区を巡り、国土交通省の有識者会議は19日、中間報告を取りまとめた。適切な対策で流量は維持できるとし、JR東海に地元との十分な意思疎通などを求めた。県は報告に不満をにじませ、同社と協議を続ける方針。2027年開業に向けた建設作業は既に1年半遅れており、29年以降となるのは必至だ。


静岡新聞 2021年12月20日
水量の現状維持 JR予測は「不確実」 国交省会議中間報告 具体的解決策、県との調整求める【大井川とリニア】
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1002312.html
 リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の水問題を議論してきた国土交通省の専門家会議(座長・福岡捷二中央大教授)は19日、第13回会合を都内で開き、中下流域の水利用に関する中間報告をまとめた。水量が現状維持されるというJR東海の予測は不確実性を伴うとして同社に対策を要請。表流水の量は「トンネル湧水の全量戻し」をすれば維持され、地下水量への影響も「極めて小さい」としたが、全量戻しの具体的方法は示さず、JRと県、流域市町の協議に問題解決を委ねた。


毎日新聞 2021/12/19 20:45(最終更新 12/19 22:25)
リニア静岡工区、地下水量へ影響「極めて小さい」 国交省有識者会議
https://mainichi.jp/articles/20211219/k00/00m/040/176000c
----JR東海が2027年の開業を目指すリニア中央新幹線で着工していない静岡工区について、国土交通省の有識者会議(座長=福岡捷二・中央大研究開発機構教授)は19日、南アルプストンネル工事による地下水量への影響は「極めて小さい」とする中間報告書をまとめた。静岡工区を巡っては、川勝平太・静岡県知事が生活用水となっている大井川などへの影響を懸念し、工事を許可していない。県側は独自に影響を検証したい考えで、未着工の状態は当面続く見通しだ。


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