2021-12-25(Sat)
2022年度政府予算案 過去最大107兆5964億円
「16ヵ月予算」監視の目甘く 無駄招く 総額は143兆円
令和4年度予算政府案 政府案閣議決定
令和3年12月24日
令和4年度政府予算案が閣議決定されました
https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2022/seifuan2022/index.html
朝日新聞デジタル 2021年12月25日 5時00分
(社説)来年度予算案 漫然と借金を重ねるな
----財政の真の姿も、政府が重視する政策も見えない。ただ財政規律を守っているかのごとく取り繕う。そんな予算編成をいつまで続けるつもりなのか。政府がきのう閣議決定した来年度当初予算案である。
総額は過去最大の107・6兆円。予算の3分の1を占める社会保障費は、診療報酬を改定するなどした結果、前年度比0・4兆円増に伸び幅を圧縮した
読売新聞 2021/12/25 05:00
社説:来年度予算案 効果的な支出を精査したのか
----国の予算の膨張に歯止めがかからない。本当に必要な予算は何かを精査して効率的な支出に努めなければ、国民の将来不安は増すばかりだ。
政府は2022年度予算案を決定した。一般会計の総額は107・6兆円となり、21年度の当初予算より1兆円増えて、10年連続で過去最大を更新した。
産経新聞 2021/12/25 05:00
主張:来年度予算案 財政の思考停止許されぬ
https://www.sankei.com/article/20211225-SLBGTWAL6FKQRKNZDTOK54UUMA/
----コロナ禍がもたらした経済社会の危機的状況に対応するため、財政が果たすべき役割は大きく、積極的な財政出動をためらうべきときではない。同時にそれが、財政をさらに悪化させている現実も厳しく認識する必要がある。
懸念するのは、そうした問題意識が政府・与党にほとんど見受けられないことだ。コロナ禍に伴う経済対策とセットで財源確保が議論される欧米のような動きが日本にはない。むしろ、借金頼みで歳出を増やすことばかりである。
東京新聞 2021年12月25日 06時58分
<社説>来年度予算案 査定形骸化してないか
https://www.tokyo-np.co.jp/article/150969
----一般会計の総額は百七兆円を超え十年連続で過去最大となった。コロナ禍対策に予算がかかるとはいえ、査定が形骸化しているのではないか。予算案が百兆円を超えるのは四年連続だ。膨張した理由について国は社会保障費の伸びが全体を押し上げたと説明する。
社会保障費の増加は高齢化の進展という避けられない事態が要因だ。想定内の増加であり財務省は査定の強化により予算全体でメリハリを付けるべきだった。だが出来上がった予算案は、財政圧力に屈した単なる膨張型と評価せざるを得ない。
しんぶん赤旗 2021年12月25日(土)
主張:22年度予算案決定 岸田政治の新たな危険を示す
----岸田文雄政権として最初の当初予算となる2022年度政府予算案が閣議決定されました。一般会計で107・6兆円と過去最大です。20日成立した21年度補正予算と一体で、「16カ月予算」と位置付けられています。補正と当初をあわせた歳出規模は143・6兆円に上ります。
莫大(ばくだい)な税金を投入しながら、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する医療機関や暮らしへの支援は不十分で、社会保障予算は高齢化による自然増を削減します。軍事費は過去最高を更新する5・4兆円を計上するなど、岸田政権の新しい危険を浮き彫りにしています。
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朝日新聞デジタル 2021年12月25日 5時00分
膨張、107兆円予算案 コロナ予備費5兆円 税収最高見込む 閣議決定
----政府が24日に閣議決定した2022年度の当初予算案は、一般会計の歳出総額が107兆5964億円と10年連続で過去最大となった。高齢化の影響で伸び続ける社会保障費や防衛費が過去最大の規模になったほか、新型コロナウイルス対応の予備費で前年度と同額の5兆円を計上するなど歳出が膨れあがった。歳入は過去最高の税収を見込む分、国債依存度は少し低下するものの、借金頼みの体質は変わっていない。
日本経済新聞 2021年12月25日 2:00
補正で膨張、無駄招く 監視の目甘い「16ヵ月予算」 コロナ対策事業、33%が繰り越し
----政府が24日に閣議決定した2022年度予算案は、20日成立した21年度補正予算と合わせ「16カ月予算」として編成された。10月に発足した岸田文雄政権の下で編成した本予算と補正予算を合わせた一般会計の総額は143兆円を超え過去最大となる。新型コロナウイルス禍を受けた補正予算の肥大化が、無駄を呼び込む予算編成のゆがみを際立たせる結果となった。
令和4年度予算政府案 政府案閣議決定
令和3年12月24日
令和4年度政府予算案が閣議決定されました
https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2022/seifuan2022/index.html
朝日新聞デジタル 2021年12月25日 5時00分
(社説)来年度予算案 漫然と借金を重ねるな
----財政の真の姿も、政府が重視する政策も見えない。ただ財政規律を守っているかのごとく取り繕う。そんな予算編成をいつまで続けるつもりなのか。政府がきのう閣議決定した来年度当初予算案である。
総額は過去最大の107・6兆円。予算の3分の1を占める社会保障費は、診療報酬を改定するなどした結果、前年度比0・4兆円増に伸び幅を圧縮した
読売新聞 2021/12/25 05:00
社説:来年度予算案 効果的な支出を精査したのか
----国の予算の膨張に歯止めがかからない。本当に必要な予算は何かを精査して効率的な支出に努めなければ、国民の将来不安は増すばかりだ。
政府は2022年度予算案を決定した。一般会計の総額は107・6兆円となり、21年度の当初予算より1兆円増えて、10年連続で過去最大を更新した。
産経新聞 2021/12/25 05:00
主張:来年度予算案 財政の思考停止許されぬ
https://www.sankei.com/article/20211225-SLBGTWAL6FKQRKNZDTOK54UUMA/
----コロナ禍がもたらした経済社会の危機的状況に対応するため、財政が果たすべき役割は大きく、積極的な財政出動をためらうべきときではない。同時にそれが、財政をさらに悪化させている現実も厳しく認識する必要がある。
懸念するのは、そうした問題意識が政府・与党にほとんど見受けられないことだ。コロナ禍に伴う経済対策とセットで財源確保が議論される欧米のような動きが日本にはない。むしろ、借金頼みで歳出を増やすことばかりである。
東京新聞 2021年12月25日 06時58分
<社説>来年度予算案 査定形骸化してないか
https://www.tokyo-np.co.jp/article/150969
----一般会計の総額は百七兆円を超え十年連続で過去最大となった。コロナ禍対策に予算がかかるとはいえ、査定が形骸化しているのではないか。予算案が百兆円を超えるのは四年連続だ。膨張した理由について国は社会保障費の伸びが全体を押し上げたと説明する。
社会保障費の増加は高齢化の進展という避けられない事態が要因だ。想定内の増加であり財務省は査定の強化により予算全体でメリハリを付けるべきだった。だが出来上がった予算案は、財政圧力に屈した単なる膨張型と評価せざるを得ない。
しんぶん赤旗 2021年12月25日(土)
主張:22年度予算案決定 岸田政治の新たな危険を示す
----岸田文雄政権として最初の当初予算となる2022年度政府予算案が閣議決定されました。一般会計で107・6兆円と過去最大です。20日成立した21年度補正予算と一体で、「16カ月予算」と位置付けられています。補正と当初をあわせた歳出規模は143・6兆円に上ります。
莫大(ばくだい)な税金を投入しながら、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する医療機関や暮らしへの支援は不十分で、社会保障予算は高齢化による自然増を削減します。軍事費は過去最高を更新する5・4兆円を計上するなど、岸田政権の新しい危険を浮き彫りにしています。
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朝日新聞デジタル 2021年12月25日 5時00分
膨張、107兆円予算案 コロナ予備費5兆円 税収最高見込む 閣議決定
----政府が24日に閣議決定した2022年度の当初予算案は、一般会計の歳出総額が107兆5964億円と10年連続で過去最大となった。高齢化の影響で伸び続ける社会保障費や防衛費が過去最大の規模になったほか、新型コロナウイルス対応の予備費で前年度と同額の5兆円を計上するなど歳出が膨れあがった。歳入は過去最高の税収を見込む分、国債依存度は少し低下するものの、借金頼みの体質は変わっていない。
日本経済新聞 2021年12月25日 2:00
補正で膨張、無駄招く 監視の目甘い「16ヵ月予算」 コロナ対策事業、33%が繰り越し
----政府が24日に閣議決定した2022年度予算案は、20日成立した21年度補正予算と合わせ「16カ月予算」として編成された。10月に発足した岸田文雄政権の下で編成した本予算と補正予算を合わせた一般会計の総額は143兆円を超え過去最大となる。新型コロナウイルス禍を受けた補正予算の肥大化が、無駄を呼び込む予算編成のゆがみを際立たせる結果となった。