2022-01-01(Sat)
リニア開業 いまだ見通せず 延期は不可避
リニア中間報告 「全量戻し」を堅持せよ 見通しない事業 中止しかない
産経新聞 2021/12/31 05:00
主張:リニア新幹線 政府も当事者意識を持て
----JR東海が建設を進めるリニア中央新幹線をめぐり、水資源への影響を懸念する静岡県が県内のトンネル工事の着工を認めていない問題で、国土交通省の有識者会議が中間報告をまとめた。
静岡新聞 2021.12.26
社説(12月26日)リニア中間報告 「全量戻し」を堅持せよ
----JR東海のリニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の水問題を議論してきた国土交通省の専門家会議は中間報告をまとめた。利水者が懸念してきた中下流域の水量への影響は、前提条件として「トンネル湧水量の全量を大井川に戻す」ことで表流水が維持され、これにより地下水量への影響も「極めて小さい」と結論付けた。
日本経済新聞 2021年12月26日 19:00
[社説]リニア実現へ早期の合意を
----南アルプスを貫くリニア中央新幹線のトンネル工事の影響をめぐり、国土交通省の有識者会議は静岡県が懸念する大井川の水量は維持できるとの報告書をまとめた。地下水の変動についても影響は極めて小さいと評価した。
しんぶん赤旗2021年12月23日
主張:リニア新幹線建設 見通しない事業 中止しかない
----JR東海によるリニア中央新幹線のトンネル工事で発生する水資源問題について国土交通省の静岡工区有識者会議が19日、中間報告をまとめました。静岡県と流域自治体が求めている大井川の減水対策は示されませんでした。影響は軽微とするJR東海の主張を事実上追認したものです。地元が納得できないのは当然です。もともとリニア建設は必要性が乏しく、採算でも破綻必至の国家プロジェクトです。中止を決断すべきです。
**************************
朝日新聞デジタル 2021年12月23日 6時30分
暗礁のリニア JR東海を待つ困難な道のり 国の議論まとまっても…
----リニア中央新幹線の静岡工区で、JR東海と、水問題を懸念する静岡県との対立が続いている。国土交通省の有識者会議は、主にJR東海の主張に沿った中間報告をまとめた。ただ、県側は議論不足として対決姿勢を崩していない。
共同通信2021/12/22 16:47 (JST)12/23 09:02 (JST)updated
リニア新幹線開業「めど立たず」 JR東海社長、延期は不可避
----JR東海の金子慎社長は22日、名古屋市で記者会見し、当初計画で2027年に東京・品川―名古屋の開業を予定していたリニア中央新幹線について「今の時点で時期にめどが立ったということはない」と述べた。静岡工区が未着工のため開業延期は不可避の情勢だ。
静岡新聞2021年12月23日
リニア開業 いまだ見通せず
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題を議論した国土交通省専門家会議が中間報告を出し、解決に向けた方向性を示しました。ただ、工事の許可権限を持つ静岡県は事業者のJR東海と協議を続ける姿勢を崩さず、リニアの開業時期はいまだに見通せません。中間報告後の各自の反応や論点を整理してお伝えします。
2027年開業困難 JR東海社長、あらためて認識
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題を巡り、JR東海の金子慎社長は22日、名古屋市で開いた定例記者会見で、国土交通省専門家会議で19日にまとまった中間報告を踏まえ、2027年の開業が困難になっている東京・品川―名古屋間の見通しに言及し「今の時点で開業の時期にめどが立ったということではない」と述べ、27年開業は困難との認識を改めて示した。
川勝知事「詰める内容たくさんある」
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題を巡り、静岡県の川勝平太知事は22日の定例記者会見で、国土交通省専門家会議の中間報告を受けて「(着工を)受け入れるのか、受け入れないのか判断は県側に委ねられている」と述べ、斉藤鉄夫国土交通相から21日に指導を受けたJR東海に対しては「丁寧に分かりやすく説明すること」を要請した。
「地域の懸念払拭を」 国交相、JR東海に異例の指導
----リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の水問題を議論した国土交通省専門家会議の中間報告を受け、斉藤鉄夫国交相は21日、JR東海の金子慎社長を同省に呼び、流域住民の不安や懸念を払拭(ふっしょく)するよう指導した。「事業を進めるには地域の理解と協力が何にも増して不可欠だ」と強調した。
産経新聞 2021/12/31 05:00
主張:リニア新幹線 政府も当事者意識を持て
----JR東海が建設を進めるリニア中央新幹線をめぐり、水資源への影響を懸念する静岡県が県内のトンネル工事の着工を認めていない問題で、国土交通省の有識者会議が中間報告をまとめた。
静岡新聞 2021.12.26
社説(12月26日)リニア中間報告 「全量戻し」を堅持せよ
----JR東海のリニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の水問題を議論してきた国土交通省の専門家会議は中間報告をまとめた。利水者が懸念してきた中下流域の水量への影響は、前提条件として「トンネル湧水量の全量を大井川に戻す」ことで表流水が維持され、これにより地下水量への影響も「極めて小さい」と結論付けた。
日本経済新聞 2021年12月26日 19:00
[社説]リニア実現へ早期の合意を
----南アルプスを貫くリニア中央新幹線のトンネル工事の影響をめぐり、国土交通省の有識者会議は静岡県が懸念する大井川の水量は維持できるとの報告書をまとめた。地下水の変動についても影響は極めて小さいと評価した。
しんぶん赤旗2021年12月23日
主張:リニア新幹線建設 見通しない事業 中止しかない
----JR東海によるリニア中央新幹線のトンネル工事で発生する水資源問題について国土交通省の静岡工区有識者会議が19日、中間報告をまとめました。静岡県と流域自治体が求めている大井川の減水対策は示されませんでした。影響は軽微とするJR東海の主張を事実上追認したものです。地元が納得できないのは当然です。もともとリニア建設は必要性が乏しく、採算でも破綻必至の国家プロジェクトです。中止を決断すべきです。
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朝日新聞デジタル 2021年12月23日 6時30分
暗礁のリニア JR東海を待つ困難な道のり 国の議論まとまっても…
----リニア中央新幹線の静岡工区で、JR東海と、水問題を懸念する静岡県との対立が続いている。国土交通省の有識者会議は、主にJR東海の主張に沿った中間報告をまとめた。ただ、県側は議論不足として対決姿勢を崩していない。
共同通信2021/12/22 16:47 (JST)12/23 09:02 (JST)updated
リニア新幹線開業「めど立たず」 JR東海社長、延期は不可避
----JR東海の金子慎社長は22日、名古屋市で記者会見し、当初計画で2027年に東京・品川―名古屋の開業を予定していたリニア中央新幹線について「今の時点で時期にめどが立ったということはない」と述べた。静岡工区が未着工のため開業延期は不可避の情勢だ。
静岡新聞2021年12月23日
リニア開業 いまだ見通せず
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題を議論した国土交通省専門家会議が中間報告を出し、解決に向けた方向性を示しました。ただ、工事の許可権限を持つ静岡県は事業者のJR東海と協議を続ける姿勢を崩さず、リニアの開業時期はいまだに見通せません。中間報告後の各自の反応や論点を整理してお伝えします。
2027年開業困難 JR東海社長、あらためて認識
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題を巡り、JR東海の金子慎社長は22日、名古屋市で開いた定例記者会見で、国土交通省専門家会議で19日にまとまった中間報告を踏まえ、2027年の開業が困難になっている東京・品川―名古屋間の見通しに言及し「今の時点で開業の時期にめどが立ったということではない」と述べ、27年開業は困難との認識を改めて示した。
川勝知事「詰める内容たくさんある」
----リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題を巡り、静岡県の川勝平太知事は22日の定例記者会見で、国土交通省専門家会議の中間報告を受けて「(着工を)受け入れるのか、受け入れないのか判断は県側に委ねられている」と述べ、斉藤鉄夫国土交通相から21日に指導を受けたJR東海に対しては「丁寧に分かりやすく説明すること」を要請した。
「地域の懸念払拭を」 国交相、JR東海に異例の指導
----リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川の水問題を議論した国土交通省専門家会議の中間報告を受け、斉藤鉄夫国交相は21日、JR東海の金子慎社長を同省に呼び、流域住民の不安や懸念を払拭(ふっしょく)するよう指導した。「事業を進めるには地域の理解と協力が何にも増して不可欠だ」と強調した。
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