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2021-02-03(Wed)

流域治水関連法案 閣議決定 9本等の法改正

浸水リスク高い場所に建築規制  集団移転促す 中小河川も浸水想定義務化
改正法=特定都市河川法、河川法、下水道法、都市計画法、都市緑地法、防災集団移転特別措置法、建築基準法、水防法、土砂災害防止法


東京新聞 2021年2月2日 09時40分 (共同通信)
浸水リスク高い場所に建築規制 中小河川でも避難地図作成へ
----政府は2日、まち全体で水害を防ぐ「流域治水」関連法案を閣議決定した。浸水リスクが高い場所への住宅、高齢者施設の建築は許可制を導入。安全な地域への集団移転支援を強化し、中小の河川でも洪水ハザードマップ(避難地図)を作る。水はけが悪くなった都市部の浸水対策として、緑地を保全する仕組みも盛り込んだ。

日本経済新聞 2021年2月1日 20:00
中小河川も浸水想定義務化、国交省 法改正めざす
----国土交通省は全国に約2万ある中小河川について、洪水などが起きたときの浸水想定区域の指定を義務づける。今の通常国会に水防法改正案の提出をめざす。現在は全国の河川の1割程度を占める大規模河川に限り、浸水想定区域の指定が義務付けられている。近年はゲリラ豪雨の頻発で中小河川の氾濫も相次ぎ、減災への対応を加速する。

日刊工業新聞 2021年1月22日 
浸水リスクが高い地域に集団移転促す。費用は94%を公的負担、国交省が改正案
----国土交通省は大雨による河川氾濫のリスクが高い地域の住宅が、5戸以上まとまって安全な場所に集団移転できる制度を設ける。現在の防災集団移転促進事業の対象は、東日本大震災などすでに水害が発生した地域か、建築基準法で土砂崩れや津波などの危険があると判断された災害危険区域だけ。気候変動に伴う大雨で河川氾濫が相次いでおり、浸水リスクが高い地域を「浸水被害防止区域」に指定し対象を広げる。


---------------------------------------

<流域治水関連法案の概要>
(1) 流域治水の計画・体制の強化【特定都市河川法】
   ・流域治水の計画を活用する河川を拡大
   ・流域水害対策に係る協議会の創設と計画の充実
(2) 氾濫をできるだけ防ぐための対策 【河川法、下水道法、特定都市河川法、都市計画法、都市緑地法】
  ・利水ダムの事前放流の拡大を図る協議会の創設
  ・下水道で浸水被害を防ぐべき目標降雨を計画に位置付け、整備を加速
  ・下水道の樋門等の操作ルールの策定を義務付け
  ・沿川の保水・遊水機能を有する土地を確保する制度の創設
  ・雨水の貯留浸透機能を有する都市部の緑地の保全
  ・認定制度や補助等による自治体・民間の雨水貯留浸透施設の整備支援      等
(3) 被害対象を減少させるための対策 【特定都市河川法、都市計画法、防災集団移転特別措置法、建築基準法】
  ・住宅や要配慮者施設等の浸水被害に対する安全性を事前確認する制度の創設
  ・防災集団移転促進事業のエリア要件の拡充
  ・災害時の避難先となる拠点の整備推進
  ・地区単位の浸水対策の推進                                 等
(4) 被害の軽減、早期復旧、復興のための対策 【水防法、土砂災害防止法、河川法】
  ・洪水対応ハザードマップの作成を中小河川に拡大  
  ・要配慮者利用施設の避難計画に対する市町村の助言・勧告制度の創設 
  ・国土交通大臣による災害時の権限代行の対象拡大                   等

○流域治水関連法案の概要
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001385278.pdf
210202流域治水関連法案の概要




以下参考


「特定都市河川浸水被害対策法等の一部を改正する法律案」(流域治水関連法案)を閣議決定
~流域全体を俯瞰し、あらゆる関係者が協働する「流域治水」を実現します!~
令和3年2月2日
https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo02_hh_000027.html
気候変動の影響による降雨量の増加等に対応するため、流域全体を俯瞰し、あらゆる関係者が協働して取り組む「流域治水」の実現を図る「特定都市河川浸水被害対策法等の一部を改正する法律案」(流域治水関連法案)が、本日、閣議決定されました。
1 . 背景
近年、全国各地で水災害が激甚化・頻発化するとともに、気候変動の影響により、今後、降雨量や洪水発生頻度が全国で増加することが見込まれています。
このため、ハード整備の加速化・充実や治水計画の見直しに加え、上流・下流や本川・支川の流域全体を俯瞰し、国や流域自治体、企業・住民等、あらゆる関係者が協働して取り組む「流域治水」の実効性を高めるため、以下を内容とする「流域治水関連法案」を整備することとします。
2 . 改正案の概要
(1) 流域治水の計画・体制の強化
   ・流域治水の計画を活用する河川を拡大
   ・流域水害対策に係る協議会の創設と計画の充実
(2) 氾濫をできるだけ防ぐための対策 
  ・利水ダムの事前放流の拡大を図る協議会の創設
  ・下水道で浸水被害を防ぐべき目標降雨を計画に位置付け、整備を加速
  ・下水道の樋門等の操作ルールの策定を義務付け
  ・沿川の保水・遊水機能を有する土地を確保する制度の創設
  ・雨水の貯留浸透機能を有する都市部の緑地の保全
  ・認定制度や補助等による自治体・民間の雨水貯留浸透施設の整備支援      等
(3) 被害対象を減少させるための対策
  ・住宅や要配慮者施設等の浸水被害に対する安全性を事前確認する制度の創設
  ・防災集団移転促進事業のエリア要件の拡充
  ・災害時の避難先となる拠点の整備推進
  ・地区単位の浸水対策の推進                                 等
(4) 被害の軽減、早期復旧、復興のための対策
  ・洪水対応ハザードマップの作成を中小河川に拡大  
  ・要配慮者利用施設の避難計画に対する市町村の助言・勧告制度の創設 
  ・国土交通大臣による災害時の権限代行の対象拡大                   等

添付資料
記者発表資料(PDF形式)  https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001385277.pdf
概要(PDF形式)  https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001385278.pdf
要綱(PDF形式)  https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001385279.pdf
案文・理由(PDF形式)  https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001385280.pdf
新旧対照条文(PDF形式)  https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001385281.pdf
参照条文(PDF形式)  https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001385282.pdf

お問い合わせ先
国土交通省水管理・国土保全局水政課
TEL:03-5253-8111 (内線35-228) 直通 03-5253-8439 FAX:03-5253-1601
国土交通省都市局都市計画課 
TEL:03-5253-8111 (内線32-624) 直通 03-5253-8409 FAX:03-5253-1590

*****************************************

国土交通省水管理・国土保全局HP
□流域治水プロジェクト
https://www.mlit.go.jp/river/kasen/ryuiki_pro/index.html
気候変動による水災害リスクの増大に備えるためには、これまでの河川管理者等の取組だけでなく、流域に関わる関係者が、主体的に治水に取り組む社会を構築する必要があります。
 河川・下水道管理者等による治水に加え、あらゆる関係者(国・都道府県・市町村・企業・住民等)により流域全体で行う治水「流域治水」へ転換するため、令和元年東日本台風で甚大な被害を受けた7つの水系での「緊急治水対策プロジェクト」と同様に、全国の一級水系でも、流域全体で早急に実施すべき対策の全体像を「流域治水プロジェクト」として示し、ハード・ソフト一体の事前防災対策を加速してまいります。
・「緊急治水対策プロジェクト」
https://www.mlit.go.jp/river/kasen/kinkyu_pro/index.html

****************************************

日刊建設工業新聞 [2021年2月3日1面]
政府/流域治水関連法案を閣議決定/計画立案・対策実施を後押し
https://www.decn.co.jp/?p=118426


Yahooニュース 2020/2/3(水) 6:00
流域治水関連法案が閣議決定、高齢者福祉施設を守るには地域連携が不可欠
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakazawakosuke/20210203-00220794/


建通新聞 2021/2/2
流域治水の実効性確保 関連法案を閣議決定
https://www.kentsu.co.jp/webnews/view.asp?cd=210202590009&pub=1


東京新聞 2021年2月2日 09時40分 (共同通信)
浸水リスク高い場所に建築規制 中小河川でも避難地図作成へ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/83552/


日本経済新聞 2021年2月1日 20:00
中小河川も浸水想定義務化、国交省 法改正めざす
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF186NX0Y0A211C2000000


日本経済新聞 2021年1月24日 16:28
浸水区域は建築許可制 住宅、高齢者施設被害防ぐ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG21E1Y0R20C21A1000000


日刊工業新聞 2021年1月22日 
https://newswitch.jp/p/25608

日刊建設工業新聞  [2021年1月20日1面]
国交省/流域治水関連法案、実行生向上へ制度拡充/2月上旬の国会提出めざす
https://www.decn.co.jp/?p=118222


読売新聞2021/01/19 15:00
【独自】浸水想定区域を「レッドゾーン」指定、開発を規制へ
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210119-OYT1T50137/


東京新聞 2020年12月23日 21時20分 (共同通信)
河川土砂、国が撤去代行へ 水害多発の自治体管理区間
https://www.tokyo-np.co.jp/article/76233


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