2021-03-21(Sun)
東海第2原発 運転差し止め命じる 住民側勝訴
住民避難の「虚構」を指弾 疑わしきは動かさず
あきれた東電の原発テロ対策 原発を扱う資格あるのか
<各紙社説・主張>
朝日新聞デジタル 2021年3月20日 5時00分
(社説)東海第二判決 実効性ある避難計画を
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14839564.html
毎日新聞 2021/3/20
社説:東海第2原発差し止め 住民避難の「虚構」を指弾
https://mainichi.jp/articles/20210320/ddm/005/070/128000c
東京新聞 2021年3月20日 07時23分
<社説>原発訴訟 疑わしきは動かさず
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92608
しんぶん赤旗 2021年3月21日(日)
主張:東海第2 地裁判決 安全置き去り再稼働許されぬ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-03-21/2021032102_01_1.html
毎日新聞 2021/3/18
社説:ずさんな東電テロ対策 原発を扱う資格あるのか
https://mainichi.jp/articles/20210318/ddm/005/070/101000c
日本経済新聞 2021年3月17日 19:00
[社説]あきれた東電の原発テロ対策
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK176MC0X10C21A3000000/
東京新聞 2021年3月18日 07時56分
<社説>柏崎刈羽原発 再稼働の「資格」なし
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92204
以下参考
朝日新聞デジタル 2021年3月20日 5時00分
(社説)東海第二判決 実効性ある避難計画を
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14839564.html
----避難計画に疑問が残る原発の運転は認められない。茨城県にある東海第二原発の運転差し止めを命じる判決を、水戸地裁がおととい言い渡した。かねて指摘されてきた、万一の事態への備えの不十分さを戒める判断である。政府や関係者は重く受け止めるべきだ。
毎日新聞 2021/3/20
社説:東海第2原発差し止め 住民避難の「虚構」を指弾
https://mainichi.jp/articles/20210320/ddm/005/070/128000c
----茨城県の日本原子力発電東海第2原発に対し、水戸地裁が運転差し止めを命じる判決を出した。
重大事故が起きた場合に備えて実効性のある避難計画が整えられておらず、周辺住民の安全が確保されていないと認定した。
避難計画の不備だけを理由に、原発の運転を禁止する司法判断は初めてだ。
原発の安全性に絶対はない。重大事故が起きれば被害は広範囲に及び、周辺住民の避難も困難を極める。10年前の福島第1原発事故は、その現実を示した。
東京新聞 2021年3月20日 07時23分
<社説>原発訴訟 疑わしきは動かさず
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92608
----水戸地裁は十八日、避難計画の実効性に重大な疑問があるとして茨城県の日本原子力発電東海第二原発の運転を差し止めた。「防災体制は極めて不十分」−。疑わしきは動かさず、という判断だ。
「実現可能な避難計画およびこれを実行し得る体制が整えられているというには、ほど遠い」と、水戸地裁。避難計画の不備を理由に司法が原発の運転差し止めを命じたのはこれが初めてだ。
しんぶん赤旗 2021年3月21日(日)
主張:東海第2 地裁判決 安全置き去り再稼働許されぬ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-03-21/2021032102_01_1.html
----日本原子力発電の東海第2原発(茨城県東海村)の運転差し止めを命じる判決が水戸地裁で出されました。判決は、原発事故が起きた際、「実現可能な避難計画が整えられていると言うにはほど遠い」と指摘しました。
同原発の30キロ圏内には約94万人が居住しています。住民の安全を置き去りにした早期再稼働の企てに司法が「待った」をかけたことは画期的です。日本原電は判決に従い、再稼働をきっぱり断念すべきです。
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毎日新聞 2021/3/18
社説:ずさんな東電テロ対策 原発を扱う資格あるのか
https://mainichi.jp/articles/20210318/ddm/005/070/101000c
----目を覆うばかりの、安全意識の欠如である。
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)で、敷地内への侵入を検知する設備に複数の故障が見つかった。
原発には大量の核燃料がある。このため法令に基づき、核テロを防ぐ「核物質防護規定」が定められている。にもかかわらず柏崎刈羽では、第三者の侵入を防げない状態が少なくとも3年前から放置されていた。
日本経済新聞 2021年3月17日 19:00
[社説]あきれた東電の原発テロ対策
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK176MC0X10C21A3000000/
----首をかしげたくなる、そして由々しき事態といえる。再稼働を目指す東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)で、テロ対策における重大な不備が発覚した。原子力規制委員会は4段階からなる安全上の評価で、最も深刻なレベル「赤」の暫定評価を初めて下した。
規制委は組織的な管理機能が低下しているとみている。今後1年以上かけて検査を続けていく方針だ。不正の有無や直接の原因究明とともに、安全を最優先する認識が東電に欠如している根本理由も徹底解明してほしい。
東京新聞 2021年3月18日 07時56分
<社説>柏崎刈羽原発 再稼働の「資格」なし
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92204
----新潟県の東京電力柏崎刈羽原発で安全対策上の重大な不正や不備が相次ぎ、原子力規制委員会は、事実上、再稼働を凍結することにした。そもそも東電に、原発を運転する資格があるのだろうか。
「組織的な管理機能が低下し、防護措置の有効性を長期にわたり適切に把握しておらず…」。東電に対する規制委の評価は、ここに極まった感がある。“赤点”だ。
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あきれた東電の原発テロ対策 原発を扱う資格あるのか
<各紙社説・主張>
朝日新聞デジタル 2021年3月20日 5時00分
(社説)東海第二判決 実効性ある避難計画を
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14839564.html
毎日新聞 2021/3/20
社説:東海第2原発差し止め 住民避難の「虚構」を指弾
https://mainichi.jp/articles/20210320/ddm/005/070/128000c
東京新聞 2021年3月20日 07時23分
<社説>原発訴訟 疑わしきは動かさず
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92608
しんぶん赤旗 2021年3月21日(日)
主張:東海第2 地裁判決 安全置き去り再稼働許されぬ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-03-21/2021032102_01_1.html
毎日新聞 2021/3/18
社説:ずさんな東電テロ対策 原発を扱う資格あるのか
https://mainichi.jp/articles/20210318/ddm/005/070/101000c
日本経済新聞 2021年3月17日 19:00
[社説]あきれた東電の原発テロ対策
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK176MC0X10C21A3000000/
東京新聞 2021年3月18日 07時56分
<社説>柏崎刈羽原発 再稼働の「資格」なし
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92204
以下参考
朝日新聞デジタル 2021年3月20日 5時00分
(社説)東海第二判決 実効性ある避難計画を
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14839564.html
----避難計画に疑問が残る原発の運転は認められない。茨城県にある東海第二原発の運転差し止めを命じる判決を、水戸地裁がおととい言い渡した。かねて指摘されてきた、万一の事態への備えの不十分さを戒める判断である。政府や関係者は重く受け止めるべきだ。
毎日新聞 2021/3/20
社説:東海第2原発差し止め 住民避難の「虚構」を指弾
https://mainichi.jp/articles/20210320/ddm/005/070/128000c
----茨城県の日本原子力発電東海第2原発に対し、水戸地裁が運転差し止めを命じる判決を出した。
重大事故が起きた場合に備えて実効性のある避難計画が整えられておらず、周辺住民の安全が確保されていないと認定した。
避難計画の不備だけを理由に、原発の運転を禁止する司法判断は初めてだ。
原発の安全性に絶対はない。重大事故が起きれば被害は広範囲に及び、周辺住民の避難も困難を極める。10年前の福島第1原発事故は、その現実を示した。
東京新聞 2021年3月20日 07時23分
<社説>原発訴訟 疑わしきは動かさず
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92608
----水戸地裁は十八日、避難計画の実効性に重大な疑問があるとして茨城県の日本原子力発電東海第二原発の運転を差し止めた。「防災体制は極めて不十分」−。疑わしきは動かさず、という判断だ。
「実現可能な避難計画およびこれを実行し得る体制が整えられているというには、ほど遠い」と、水戸地裁。避難計画の不備を理由に司法が原発の運転差し止めを命じたのはこれが初めてだ。
しんぶん赤旗 2021年3月21日(日)
主張:東海第2 地裁判決 安全置き去り再稼働許されぬ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-03-21/2021032102_01_1.html
----日本原子力発電の東海第2原発(茨城県東海村)の運転差し止めを命じる判決が水戸地裁で出されました。判決は、原発事故が起きた際、「実現可能な避難計画が整えられていると言うにはほど遠い」と指摘しました。
同原発の30キロ圏内には約94万人が居住しています。住民の安全を置き去りにした早期再稼働の企てに司法が「待った」をかけたことは画期的です。日本原電は判決に従い、再稼働をきっぱり断念すべきです。
**************************
毎日新聞 2021/3/18
社説:ずさんな東電テロ対策 原発を扱う資格あるのか
https://mainichi.jp/articles/20210318/ddm/005/070/101000c
----目を覆うばかりの、安全意識の欠如である。
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)で、敷地内への侵入を検知する設備に複数の故障が見つかった。
原発には大量の核燃料がある。このため法令に基づき、核テロを防ぐ「核物質防護規定」が定められている。にもかかわらず柏崎刈羽では、第三者の侵入を防げない状態が少なくとも3年前から放置されていた。
日本経済新聞 2021年3月17日 19:00
[社説]あきれた東電の原発テロ対策
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK176MC0X10C21A3000000/
----首をかしげたくなる、そして由々しき事態といえる。再稼働を目指す東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)で、テロ対策における重大な不備が発覚した。原子力規制委員会は4段階からなる安全上の評価で、最も深刻なレベル「赤」の暫定評価を初めて下した。
規制委は組織的な管理機能が低下しているとみている。今後1年以上かけて検査を続けていく方針だ。不正の有無や直接の原因究明とともに、安全を最優先する認識が東電に欠如している根本理由も徹底解明してほしい。
東京新聞 2021年3月18日 07時56分
<社説>柏崎刈羽原発 再稼働の「資格」なし
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92204
----新潟県の東京電力柏崎刈羽原発で安全対策上の重大な不正や不備が相次ぎ、原子力規制委員会は、事実上、再稼働を凍結することにした。そもそも東電に、原発を運転する資格があるのだろうか。
「組織的な管理機能が低下し、防護措置の有効性を長期にわたり適切に把握しておらず…」。東電に対する規制委の評価は、ここに極まった感がある。“赤点”だ。
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済