2018-09-10(Mon)
西日本豪雨災害 緊急治水対策 小田川等・肱川
事業費は790億円 5年半で河川集中整備 河川堤防の新設やかさ上げ、河道の掘削など
国土交通省が、西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町や愛媛県大洲市などを流れる小田川、肱川の緊急治水対策を発表した。
今後5年半で集中的に河川堤防の新設やかさ上げ、河道の掘削、移設などの工事を展開するという。
事業費は小田川等が約500億円、肱川が290億円、合わせて約790億円。
このうち、河川激甚災害対策特別緊急事業(いわゆる激特事業)として616億円の予備費からも支出する。
河川整備を重点的に実施するのは当然だが、なぜ、甚大な被害を受ける前に実施しなかったのか。
その総括も併せて明確にしてほしい。
肱川では、10年めどに山鳥坂ダムの建設も加えているが、必要ないと思う。
記録的豪雨でダムの洪水調整機能が働かず、むしろ緊急放流で被害が拡大したことが教訓だった。
山鳥坂ダムをつくっても今回のような洪水被害は防げないことは明白なのに・・・。
中国地方整備局 記者発表
H30.9.7
国及び岡山県において高梁川水系小田川等の緊急治水対策を実施~平成30年7月豪雨により大きな被害を受けた小田川等で、国及び岡山県で緊急的な治水対策『真備緊急治水対策』を実施します~
http://www.cgr.mlit.go.jp/kisha/2018sep/180907-1top.pdf
四国地方整備局
平成30年度 四国地方整備局記者発表資料
平成30年 9月 7日 河川部
肱川緊急治水対策~国及び県による再度災害防止に向けた対応~(PDF480KB)
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/new/i1398/180907-2.pdf
以下参考
<平成30年7月豪雨関連>
小田川等及び肱川で緊急的な治水対策を進めます
~平成30年7月豪雨により甚大な被害を受けた小田川等及び肱川で緊急的な治水対策を実施~
平成30年9月7日
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo05_hh_000060.html
平成30年7月豪雨により各地で大きな被害が発生しましたが、特に甚大な被害が発生した高梁川水系小田川等及び、肱川水系肱川において、各河川で緊急的・集中的に治水機能の強化を図る緊急治水対策を実施します。
<高梁川水系小田川等 「真備緊急治水対策」>・・・・・・・・・・・別紙-1
〇全体事業費 約500 億円
〇事業期間 2018 年度~2023 年度
〇ポイント
・国、県が連携し、小田川、末政川、高馬川、真谷川において、小田川合流点付替え事業の前倒しを含めた対策を、概ね5年間で完了させるため、予備費の使用により河川激甚災害対策特別緊急事業(いわゆる激特事業)に着手します。
※ 中国地方整備局の記者発表資料はこちらをご覧ください。
http://www.cgr.mlit.go.jp/kisha/2018sep/180907-1top.pdf
<肱川水系肱川 「肱川緊急治水対策」>・・・・・・・・・・・・・・別紙-2
〇全体事業費 約290 億円 ※概ね5年で実施する河道整備に係る事業費
〇ポイント
・国と県が連携し、緊急的対応を含めた3段階の対応を図ることとし、予備費の使用により、激特事業等に着手します。
[1] 緊急的対応
予備費の使用による河道掘削及び樹木撤去、野村ダム・鹿野川ダムの切迫感が伝わる放流警報の試行等に着手(平成30 年8 月3 日発表)しており、それに加えて、今年度末に完成する鹿野川ダム改造によって可能となる野村ダム・鹿野川ダムの操作規則の変更を実施します。
[2] 概ね5年後
緊急的に実施する河川激甚災害対策特別緊急事業により肱川中下流部において築堤や暫定堤防の嵩上げ等を整備し、それによって可能となる野村ダム・鹿野川ダムの操作規則の変更を実施します。さらに、野村ダム下流においては掘削などの対策を実施します。
[3] 概ね10年後
更なる河川整備等を推進するとともに、山鳥坂ダムの整備を実施します。
※ 四国地方整備局の記者発表資料はこちらをご覧ください。
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/new/index.html
添付資料
記者発表資料(PDF形式) http://www.mlit.go.jp/common/001253044.pdf
別添1(PDF形式) http://www.mlit.go.jp/common/001253043.pdf
別添2(PDF形式) http://www.mlit.go.jp/common/001253042.pdf
お問い合わせ先
国土交通省水管理・国土保全局 治水課 <全体(ダム以外)>
TEL:(03)5253-8111 (内線35-514、35-516) 直通 03-5253-8450 FAX:03-5253-1604
国土交通省水管理・国土保全局 治水課 <ダム>
TEL:(03)5253-8111 (内線35-652、35-672) 直通 03-5253-8450 FAX:03-5253-1604
****************
中国地方整備局 記者発表
H30.9.7
国及び岡山県において高梁川水系小田川等の緊急治水対策を実施~平成30年7月豪雨により大きな被害を受けた小田川等で、国及び岡山県で緊急的な治水対策『真備緊急治水対策』を実施します~
http://www.cgr.mlit.go.jp/kisha/2018sep/180907-1top.pdf
四国地方整備局
平成30年度 四国地方整備局記者発表資料
平成30年 9月 7日 河川部
肱川緊急治水対策~国及び県による再度災害防止に向けた対応~(PDF480KB)
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/new/i1398/180907-2.pdf
<参考>
中国地方整備局 記者発表
H30.9.7
平成30年7月豪雨により被害が生じた国管理河川における河川施設の本格復旧に着手します。~欠損及び漏水等が発生した河川施設の復旧を図ります~
http://www.cgr.mlit.go.jp/kisha/2018sep/180907-2top.pdf
***********************************
日刊建設工業新聞 [2018年9月10日1面]
国交省/18年7月豪雨受け緊急治水対策/事業費は790億円、5年半で河川集中整備
https://www.decn.co.jp/?p=102179
日刊工業新聞2018年9月8日
西日本豪雨/国交省、2水系で緊急治水対策を発表
https://newswitch.jp/p/14359
読売新聞 2018年09月08日
肱川 緊急治水対策へ
https://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20180908-OYTNT50020.html
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国土交通省が、西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町や愛媛県大洲市などを流れる小田川、肱川の緊急治水対策を発表した。
今後5年半で集中的に河川堤防の新設やかさ上げ、河道の掘削、移設などの工事を展開するという。
事業費は小田川等が約500億円、肱川が290億円、合わせて約790億円。
このうち、河川激甚災害対策特別緊急事業(いわゆる激特事業)として616億円の予備費からも支出する。
河川整備を重点的に実施するのは当然だが、なぜ、甚大な被害を受ける前に実施しなかったのか。
その総括も併せて明確にしてほしい。
肱川では、10年めどに山鳥坂ダムの建設も加えているが、必要ないと思う。
記録的豪雨でダムの洪水調整機能が働かず、むしろ緊急放流で被害が拡大したことが教訓だった。
山鳥坂ダムをつくっても今回のような洪水被害は防げないことは明白なのに・・・。
中国地方整備局 記者発表
H30.9.7
国及び岡山県において高梁川水系小田川等の緊急治水対策を実施~平成30年7月豪雨により大きな被害を受けた小田川等で、国及び岡山県で緊急的な治水対策『真備緊急治水対策』を実施します~
http://www.cgr.mlit.go.jp/kisha/2018sep/180907-1top.pdf
四国地方整備局
平成30年度 四国地方整備局記者発表資料
平成30年 9月 7日 河川部
肱川緊急治水対策~国及び県による再度災害防止に向けた対応~(PDF480KB)
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/new/i1398/180907-2.pdf
以下参考
<平成30年7月豪雨関連>
小田川等及び肱川で緊急的な治水対策を進めます
~平成30年7月豪雨により甚大な被害を受けた小田川等及び肱川で緊急的な治水対策を実施~
平成30年9月7日
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo05_hh_000060.html
平成30年7月豪雨により各地で大きな被害が発生しましたが、特に甚大な被害が発生した高梁川水系小田川等及び、肱川水系肱川において、各河川で緊急的・集中的に治水機能の強化を図る緊急治水対策を実施します。
<高梁川水系小田川等 「真備緊急治水対策」>・・・・・・・・・・・別紙-1
〇全体事業費 約500 億円
〇事業期間 2018 年度~2023 年度
〇ポイント
・国、県が連携し、小田川、末政川、高馬川、真谷川において、小田川合流点付替え事業の前倒しを含めた対策を、概ね5年間で完了させるため、予備費の使用により河川激甚災害対策特別緊急事業(いわゆる激特事業)に着手します。
※ 中国地方整備局の記者発表資料はこちらをご覧ください。
http://www.cgr.mlit.go.jp/kisha/2018sep/180907-1top.pdf
<肱川水系肱川 「肱川緊急治水対策」>・・・・・・・・・・・・・・別紙-2
〇全体事業費 約290 億円 ※概ね5年で実施する河道整備に係る事業費
〇ポイント
・国と県が連携し、緊急的対応を含めた3段階の対応を図ることとし、予備費の使用により、激特事業等に着手します。
[1] 緊急的対応
予備費の使用による河道掘削及び樹木撤去、野村ダム・鹿野川ダムの切迫感が伝わる放流警報の試行等に着手(平成30 年8 月3 日発表)しており、それに加えて、今年度末に完成する鹿野川ダム改造によって可能となる野村ダム・鹿野川ダムの操作規則の変更を実施します。
[2] 概ね5年後
緊急的に実施する河川激甚災害対策特別緊急事業により肱川中下流部において築堤や暫定堤防の嵩上げ等を整備し、それによって可能となる野村ダム・鹿野川ダムの操作規則の変更を実施します。さらに、野村ダム下流においては掘削などの対策を実施します。
[3] 概ね10年後
更なる河川整備等を推進するとともに、山鳥坂ダムの整備を実施します。
※ 四国地方整備局の記者発表資料はこちらをご覧ください。
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/new/index.html
添付資料
記者発表資料(PDF形式) http://www.mlit.go.jp/common/001253044.pdf
別添1(PDF形式) http://www.mlit.go.jp/common/001253043.pdf
別添2(PDF形式) http://www.mlit.go.jp/common/001253042.pdf
お問い合わせ先
国土交通省水管理・国土保全局 治水課 <全体(ダム以外)>
TEL:(03)5253-8111 (内線35-514、35-516) 直通 03-5253-8450 FAX:03-5253-1604
国土交通省水管理・国土保全局 治水課 <ダム>
TEL:(03)5253-8111 (内線35-652、35-672) 直通 03-5253-8450 FAX:03-5253-1604
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中国地方整備局 記者発表
H30.9.7
国及び岡山県において高梁川水系小田川等の緊急治水対策を実施~平成30年7月豪雨により大きな被害を受けた小田川等で、国及び岡山県で緊急的な治水対策『真備緊急治水対策』を実施します~
http://www.cgr.mlit.go.jp/kisha/2018sep/180907-1top.pdf
四国地方整備局
平成30年度 四国地方整備局記者発表資料
平成30年 9月 7日 河川部
肱川緊急治水対策~国及び県による再度災害防止に向けた対応~(PDF480KB)
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/new/i1398/180907-2.pdf
<参考>
中国地方整備局 記者発表
H30.9.7
平成30年7月豪雨により被害が生じた国管理河川における河川施設の本格復旧に着手します。~欠損及び漏水等が発生した河川施設の復旧を図ります~
http://www.cgr.mlit.go.jp/kisha/2018sep/180907-2top.pdf
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日刊建設工業新聞 [2018年9月10日1面]
国交省/18年7月豪雨受け緊急治水対策/事業費は790億円、5年半で河川集中整備
https://www.decn.co.jp/?p=102179
日刊工業新聞2018年9月8日
西日本豪雨/国交省、2水系で緊急治水対策を発表
https://newswitch.jp/p/14359
読売新聞 2018年09月08日
肱川 緊急治水対策へ
https://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20180908-OYTNT50020.html
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テーマ : 政治・経済・時事問題
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