2021-06-22(Tue)
静岡県知事4選 リニア対応 有権者から評価
リニアルート変更は難路 解決糸口見えず コロナ直撃 民営化後初の赤字
東京新聞 2021年6月22日 08時27分
<社説>静岡県知事4選 リニア膠着打開の道は
----静岡県知事選は、川勝平太知事が自民党推薦の新人を大差で破り、四選を果たした。リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事に対する知事のかたくななまでの姿勢も、有権者から一定の評価を得たと言えよう。
日本経済新聞 2021年6月21日 20:15 中部
静岡知事選、リニアなど明確な争点定まらず
----20日投開票の静岡県知事選で現職の川勝平太氏が4選を決めた。自民党前参院議員の岩井茂樹氏を推薦した自民党は候補擁立に時間を要した上、リニア問題などで争点を明確にできず現職知事との主張の違いを有権者に浸透させることができなかった。
----川勝氏の続投が決まり、リニア問題は長期化の様相を強めそうだ。県とJR東海の対立を受けて国交省は昨年4月、大井川への影響や工事で流出する水の戻し方を科学的に議論する有識者会議を設けた。これまで約10回開いたが、川勝氏は公開方法や進め方を課題視するほか、「生態系に与える影響の議論も必要」などと訴え、進捗は「1合目」と位置付ける。有識者会議の結論が出ても、県が別途設けた専門家会議に諮り、流域市町の合意形成や工事の前提とする自然環境保全条例に基づく協定締結も必要だと主張している。
日本経済新聞 2021年6月21日 20:00 (2021年6月22日 5:18更新) 中部
リニアルート変更は難路 川勝知事が続投、糸口見えず
----静岡県知事選で現職の川勝平太知事が4選を果たした。任期は4年。環境影響への懸念から静岡県内での工事を川勝氏が認めず、工事が進まないリニア中央新幹線の「静岡工区問題」の混迷は一層深まりそうだ。国を含めて解決の糸口を探るが、川勝氏は改めて静岡を外すルートの変更を求めており、事態打開のめどは立っていない。
----ルート変更の環境影響評価 最低でも3~4年かかる
「ルート変更とか部分開業もありうるだろうと、一旦停止をして考えるべきではないか」。20日夜、当選を決めた川勝氏は記者団にこう語った。JR東海によると、ルートを変更するには最低3~4年程度の環境影響評価(環境アセスメント)や用地買収が必要となる。JR東海もルート変更は「現実的でない」(JR東海幹部)とする。
・・・・
時事通信 2021年06月21日08時12分
リニア工事、一段と不透明に 4選の現職は「反対」―静岡知事選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062000383&g=pol
----静岡県の川勝平太知事はリニア中央新幹線について、水資源への影響を懸念し、県内区間のトンネル工事に反対の立場をかねて打ち出していた。工事再開に向けた協議がこう着する中、川勝氏が知事選で4選を決めたことで、開業時期は一段と不透明になりそうだ。
静岡新聞 2021年6月18日
リニア開業 静岡県内に恩恵は JR、新幹線増便を示唆【大井川とリニア×知事選2021】
----■輸送需要は未知数 コロナ直撃、民営化後初の赤字
JR東海は4月に発表した2021年3月期連結決算で、1987年の国鉄民営化以降初めて通期での赤字になった。コロナ禍の移動自粛によって収益の柱だった東海道新幹線の利用が低迷。リモートワークの普及に伴い、“ドル箱”とされる東京―大阪間の輸送需要の先行きを不安視する指摘がある。
JRのリニア開業後の想定は「航空機需要の取り込みや新規需要で名古屋までの部分開業時に運輸収入が5%増、大阪までの開業時には15%増になる」。ルートなどを議論した10年5月の国土交通省交通政策審議会小委員会で当時常務だった金子慎社長が説明した。
新型コロナウイルス感染拡大に見舞われた20年度、東海道新幹線の利用はコロナ前の18年度の32%にとどまった。外出自粛やテレワークの急速な普及が運輸収入を直撃した。4月の記者会見では来期以降の見通しやコロナ感染長期化の影響を尋ねる質問が相次いだ。
以下参考
東京新聞 2021年6月22日 08時27分
<社説>静岡県知事4選 リニア膠着打開の道は
https://www.tokyo-np.co.jp/article/112024
日本経済新聞 2021年6月21日 20:15 中部
静岡知事選、リニアなど明確な争点定まらず
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD2146N021062021000000/
日本経済新聞 2021年6月22日 1:49
川勝氏「JR、環境十分考えず」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73101050R20C21A6L91000/
日本経済新聞 2021年6月22日 1:49
「納得いく解決策を」 沿線自治体・中部財界が要望 市場は「想定内」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73101030R20C21A6L91000/
日本経済新聞 2021年6月21日 20:00 (2021年6月22日 5:18更新) 中部
リニアルート変更は難路 川勝知事が続投、糸口見えず
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD2146N021062021000000/
時事通信 2021年06月21日08時12分
リニア工事、一段と不透明に 4選の現職は「反対」―静岡知事選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062000383&g=pol
静岡新聞 2021年06月21日
川勝氏盤石、組織砕く「新しい静岡時代を創る」【静岡県知事選】
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/918135.html
*********************************
静岡新聞 2021年6月18日
リニア開業 静岡県内に恩恵は JR、新幹線増便を示唆【大井川とリニア×知事選2021】
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/915788.html
//////////////////////////////////////////////////////////////////
東京新聞 2021年6月22日 08時27分
<社説>静岡県知事4選 リニア膠着打開の道は
----静岡県知事選は、川勝平太知事が自民党推薦の新人を大差で破り、四選を果たした。リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事に対する知事のかたくななまでの姿勢も、有権者から一定の評価を得たと言えよう。
日本経済新聞 2021年6月21日 20:15 中部
静岡知事選、リニアなど明確な争点定まらず
----20日投開票の静岡県知事選で現職の川勝平太氏が4選を決めた。自民党前参院議員の岩井茂樹氏を推薦した自民党は候補擁立に時間を要した上、リニア問題などで争点を明確にできず現職知事との主張の違いを有権者に浸透させることができなかった。
----川勝氏の続投が決まり、リニア問題は長期化の様相を強めそうだ。県とJR東海の対立を受けて国交省は昨年4月、大井川への影響や工事で流出する水の戻し方を科学的に議論する有識者会議を設けた。これまで約10回開いたが、川勝氏は公開方法や進め方を課題視するほか、「生態系に与える影響の議論も必要」などと訴え、進捗は「1合目」と位置付ける。有識者会議の結論が出ても、県が別途設けた専門家会議に諮り、流域市町の合意形成や工事の前提とする自然環境保全条例に基づく協定締結も必要だと主張している。
日本経済新聞 2021年6月21日 20:00 (2021年6月22日 5:18更新) 中部
リニアルート変更は難路 川勝知事が続投、糸口見えず
----静岡県知事選で現職の川勝平太知事が4選を果たした。任期は4年。環境影響への懸念から静岡県内での工事を川勝氏が認めず、工事が進まないリニア中央新幹線の「静岡工区問題」の混迷は一層深まりそうだ。国を含めて解決の糸口を探るが、川勝氏は改めて静岡を外すルートの変更を求めており、事態打開のめどは立っていない。
----ルート変更の環境影響評価 最低でも3~4年かかる
「ルート変更とか部分開業もありうるだろうと、一旦停止をして考えるべきではないか」。20日夜、当選を決めた川勝氏は記者団にこう語った。JR東海によると、ルートを変更するには最低3~4年程度の環境影響評価(環境アセスメント)や用地買収が必要となる。JR東海もルート変更は「現実的でない」(JR東海幹部)とする。
・・・・
時事通信 2021年06月21日08時12分
リニア工事、一段と不透明に 4選の現職は「反対」―静岡知事選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062000383&g=pol
----静岡県の川勝平太知事はリニア中央新幹線について、水資源への影響を懸念し、県内区間のトンネル工事に反対の立場をかねて打ち出していた。工事再開に向けた協議がこう着する中、川勝氏が知事選で4選を決めたことで、開業時期は一段と不透明になりそうだ。
静岡新聞 2021年6月18日
リニア開業 静岡県内に恩恵は JR、新幹線増便を示唆【大井川とリニア×知事選2021】
----■輸送需要は未知数 コロナ直撃、民営化後初の赤字
JR東海は4月に発表した2021年3月期連結決算で、1987年の国鉄民営化以降初めて通期での赤字になった。コロナ禍の移動自粛によって収益の柱だった東海道新幹線の利用が低迷。リモートワークの普及に伴い、“ドル箱”とされる東京―大阪間の輸送需要の先行きを不安視する指摘がある。
JRのリニア開業後の想定は「航空機需要の取り込みや新規需要で名古屋までの部分開業時に運輸収入が5%増、大阪までの開業時には15%増になる」。ルートなどを議論した10年5月の国土交通省交通政策審議会小委員会で当時常務だった金子慎社長が説明した。
新型コロナウイルス感染拡大に見舞われた20年度、東海道新幹線の利用はコロナ前の18年度の32%にとどまった。外出自粛やテレワークの急速な普及が運輸収入を直撃した。4月の記者会見では来期以降の見通しやコロナ感染長期化の影響を尋ねる質問が相次いだ。
以下参考
東京新聞 2021年6月22日 08時27分
<社説>静岡県知事4選 リニア膠着打開の道は
https://www.tokyo-np.co.jp/article/112024
日本経済新聞 2021年6月21日 20:15 中部
静岡知事選、リニアなど明確な争点定まらず
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD2146N021062021000000/
日本経済新聞 2021年6月22日 1:49
川勝氏「JR、環境十分考えず」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73101050R20C21A6L91000/
日本経済新聞 2021年6月22日 1:49
「納得いく解決策を」 沿線自治体・中部財界が要望 市場は「想定内」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73101030R20C21A6L91000/
日本経済新聞 2021年6月21日 20:00 (2021年6月22日 5:18更新) 中部
リニアルート変更は難路 川勝知事が続投、糸口見えず
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD2146N021062021000000/
時事通信 2021年06月21日08時12分
リニア工事、一段と不透明に 4選の現職は「反対」―静岡知事選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062000383&g=pol
静岡新聞 2021年06月21日
川勝氏盤石、組織砕く「新しい静岡時代を創る」【静岡県知事選】
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/918135.html
*********************************
静岡新聞 2021年6月18日
リニア開業 静岡県内に恩恵は JR、新幹線増便を示唆【大井川とリニア×知事選2021】
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/915788.html
//////////////////////////////////////////////////////////////////
テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済