2021-07-01(Thu)
三菱電機 性能検査で偽装 「不祥事のデパート」
鉄道向けの空調設備 検査不正 30年以上 政府 「不適切検査は遺憾」
朝日新聞デジタル 2021年6月29日 22時07分
三菱電機が性能検査で偽装 鉄道用空調、30年以上か
----三菱電機が、鉄道車両用の空調設備を出荷する際、架空のデータを用いて検査を適正に実施したように装っていたことがわかった。こうした行為は30年以上続いていた疑いがある。複数の関係者が朝日新聞の取材に明らかにした。取材に対し、三菱電機は不適切な検査が行われていたことを認めた上で、「安全性に問題はない」としている。
----関係者によると、今回の問題は6月中旬に社内で発覚し、製品の出荷を停止した。空調設備を製造する同社の長崎製作所(長崎県時津町)で1980年代から、納入先の顧客が指定した検査を行わないまま、出荷していたという。
検査の項目は、冷暖房の性能▽消費電力▽防水▽寸法や耐電圧性能など。防水や電圧の性能の不備により異常な高熱や発火、延焼などが起こらないようにすることなどが目的だ。だがこうした検査を実施していないのに、基準をクリアしたかのように装うため、架空の検査結果データを検査成績書に示し、適正な検査を行ったかのように説明していた。
朝日新聞デジタル 2021年6月30日 12時37分
株主「不祥事のデパート」 三菱電機、相次ぐ不正
----三菱電機が長年にわたって鉄道用空調機器の性能検査を偽装していた。こうした「品質不正」が同社で発覚するのは、これが初めてではない。
2018年秋には、ゴム部品をつくる子会社での品質偽装が明らかになった。硬さなどを実際よりもよく見せた製品が、エスカレーターや家電、東海道新幹線の車両などに装着されていた。19年夏には鋳鉄部品の製造子会社でも発覚し、不正な検査で出荷した製品がエレベーターや原発に使われていた。
さらに20年2月には三菱電機本体でも不正が見つかったと発表した。省エネにつながるパワー半導体の一部で、顧客に示した水準の検査をしていなかった。
このように不正が次々と判明するたびに、ほかに問題がないかどうか社内で調べられたはずだ。それなのに、今になって新たに不正が発覚した。
NHK 2021年6月30日 13時45分
三菱電機 鉄道向けの空調設備で検査不正 30年以上か
----大手電機メーカーの三菱電機は、製造している空調設備をめぐり性能などを確かめる検査で不正があったことを明らかにしました。不正は30年以上続いていた可能性があるということです。
会社によりますと、鉄道向けの空調設備を製造している長崎県の工場で6月、製品の検査システムの改修をしていたところ、検査記録に不自然な点が見つかったということです。
詳しく調べた結果、顧客の求めに応じて行う安全性や冷暖房の性能に関する検査で、実際は実施していないにもかかわらず、架空のデータが記入されていたことが明らかになりました。
以下参考
ロイター 2021年6月30日 1:13 PM
三菱電機の長年にわたる不適切検査は遺憾、政府は機動的に対応=加藤官房長官
https://www.reuters.com/article/idJPKCN2E60C7
朝日新聞デジタル 2021年6月30日 12時25分
三菱電機がコメント「不適切な検査が判明し調査中」
https://digital.asahi.com/articles/ASP6Z3STVP6ZULFA00G.html
朝日新聞デジタル 2021年6月30日 12時37分
株主「不祥事のデパート」 三菱電機、相次ぐ不正
https://digital.asahi.com/articles/ASP6Z3SVFP6ZULFA00L.html
NHK 2021年6月30日 13時45分
三菱電機 鉄道向けの空調設備で検査不正 30年以上か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210630/k10013110711000.html
朝日新聞デジタル 2021年6月29日 22時07分
三菱電機が性能検査で偽装 鉄道用空調、30年以上か
https://digital.asahi.com/articles/ASP6Y77CLP6YUTIL05V.html
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朝日新聞デジタル 2021年6月29日 22時07分
三菱電機が性能検査で偽装 鉄道用空調、30年以上か
----三菱電機が、鉄道車両用の空調設備を出荷する際、架空のデータを用いて検査を適正に実施したように装っていたことがわかった。こうした行為は30年以上続いていた疑いがある。複数の関係者が朝日新聞の取材に明らかにした。取材に対し、三菱電機は不適切な検査が行われていたことを認めた上で、「安全性に問題はない」としている。
----関係者によると、今回の問題は6月中旬に社内で発覚し、製品の出荷を停止した。空調設備を製造する同社の長崎製作所(長崎県時津町)で1980年代から、納入先の顧客が指定した検査を行わないまま、出荷していたという。
検査の項目は、冷暖房の性能▽消費電力▽防水▽寸法や耐電圧性能など。防水や電圧の性能の不備により異常な高熱や発火、延焼などが起こらないようにすることなどが目的だ。だがこうした検査を実施していないのに、基準をクリアしたかのように装うため、架空の検査結果データを検査成績書に示し、適正な検査を行ったかのように説明していた。
朝日新聞デジタル 2021年6月30日 12時37分
株主「不祥事のデパート」 三菱電機、相次ぐ不正
----三菱電機が長年にわたって鉄道用空調機器の性能検査を偽装していた。こうした「品質不正」が同社で発覚するのは、これが初めてではない。
2018年秋には、ゴム部品をつくる子会社での品質偽装が明らかになった。硬さなどを実際よりもよく見せた製品が、エスカレーターや家電、東海道新幹線の車両などに装着されていた。19年夏には鋳鉄部品の製造子会社でも発覚し、不正な検査で出荷した製品がエレベーターや原発に使われていた。
さらに20年2月には三菱電機本体でも不正が見つかったと発表した。省エネにつながるパワー半導体の一部で、顧客に示した水準の検査をしていなかった。
このように不正が次々と判明するたびに、ほかに問題がないかどうか社内で調べられたはずだ。それなのに、今になって新たに不正が発覚した。
NHK 2021年6月30日 13時45分
三菱電機 鉄道向けの空調設備で検査不正 30年以上か
----大手電機メーカーの三菱電機は、製造している空調設備をめぐり性能などを確かめる検査で不正があったことを明らかにしました。不正は30年以上続いていた可能性があるということです。
会社によりますと、鉄道向けの空調設備を製造している長崎県の工場で6月、製品の検査システムの改修をしていたところ、検査記録に不自然な点が見つかったということです。
詳しく調べた結果、顧客の求めに応じて行う安全性や冷暖房の性能に関する検査で、実際は実施していないにもかかわらず、架空のデータが記入されていたことが明らかになりました。
以下参考
ロイター 2021年6月30日 1:13 PM
三菱電機の長年にわたる不適切検査は遺憾、政府は機動的に対応=加藤官房長官
https://www.reuters.com/article/idJPKCN2E60C7
朝日新聞デジタル 2021年6月30日 12時25分
三菱電機がコメント「不適切な検査が判明し調査中」
https://digital.asahi.com/articles/ASP6Z3STVP6ZULFA00G.html
朝日新聞デジタル 2021年6月30日 12時37分
株主「不祥事のデパート」 三菱電機、相次ぐ不正
https://digital.asahi.com/articles/ASP6Z3SVFP6ZULFA00L.html
NHK 2021年6月30日 13時45分
三菱電機 鉄道向けの空調設備で検査不正 30年以上か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210630/k10013110711000.html
朝日新聞デジタル 2021年6月29日 22時07分
三菱電機が性能検査で偽装 鉄道用空調、30年以上か
https://digital.asahi.com/articles/ASP6Y77CLP6YUTIL05V.html
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済