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2021-07-03(Sat)

静岡・熱海 伊豆山地区で土石流が発生 2人が心肺停止、20人不明

静岡 関東南部で記録的大雨 土砂災害や川の増水 厳重警戒を


朝日新聞デジタル 2021年7月3日 16時54分
静岡・熱海で土石流が発生 2人が心肺停止、20人不明

NHK 2021年7月3日 17時35分 大雨情報7月
静岡 関東南部で記録的大雨 土砂災害や川の増水 厳重警戒を

朝日新聞デジタル
東海・関東の記録的大雨に関する記事まとめ


朝日新聞社2021/07/03
静岡・熱海 伊豆山地区で土石流が発生。上空からは山肌がえぐられた様子が確認できた
2日夜から3日朝にかけて、東海から関東の太平洋側で記録的な大雨となり、静岡県熱海市では3日午前、大規模な土石流が発生しました。県によると、複数の家屋が流されたほか、2人が心肺停止、約20人が安否不明となっています。
https://youtu.be/0v7Vl0PPtgw


朝日新聞社2021/07/03
東海・関東の記録的大雨 静岡県の黄瀬川
東海・関東の記録的大雨、3日午後2時ごろの黄瀬川(沼津市周辺)の様子です
https://youtu.be/Be7VLWw6lB4





以下参考


朝日新聞デジタル 2021年7月3日 20時53分
【速報中】真っ黒な泥水に流される家々「あっと言う間」
https://digital.asahi.com/articles/ASP735WV9P73UTIL037.html
【動画】土石流が発生した静岡・熱海 伊豆山地区。上空からは山肌がえぐられた様子が確認できた=熊倉隆広撮影
 2日夜から3日朝にかけて、東海から関東の太平洋側で記録的な大雨となり、静岡県熱海市では3日午前、大規模な土石流が発生しました。県によると、複数の家屋が流されたほか、2人が心肺停止、約20人が安否不明となっています。タイムラインで詳報します。
19:50
バックミラー越し 迫る泥水
 現場近くに住む小松由佳さん(47)は午前11時ごろ、自宅で「ボコボコ」という音と地鳴りのような音を聞いた。窓の外をのぞくと、数十メートル先のアパートが土石流にのみ込まれるのが見えた。
 「逃げなきゃ」。同居の母と車に乗り込み、エンジンをかけた。バックミラー越しに、木や岩が混じった泥水が迫るのが見えた。アクセルを踏み込み、夢中になって車を走らせた。
 避難所の熱海中学校に身を寄せたが、2階建ての自宅がどうなったかは確認できていない。「家がどうなったか不安。とにかく情報がほしい」
19:30
着の身着のまま避難「まさかこんなことに」
 「近所の家があっと言う間にのみ込まれてしまった」。熱海中学校に避難した70代女性は、そう振り返った。
 異変を感じたのは午前11時ごろ。「ゴー」という地鳴りのような音がし、「キャー」という叫び声も聞こえた。外に出てみると、約150メートル先の民家が真っ黒な泥水で押し流されていくのが見えた。流された民家が他の民家とぶつかり、「バキバキ」という音もした。着のみ着のままで避難した。
 「まさかこんなことになるとは。明日以降、家に戻るのが怖い」と不安げに話した。
拡大する 土石流が流れ込んだ住宅街=2021年7月3日、静岡県熱海市、住民提供
18:20
広域緊急援助隊200人を派遣予定
 警察庁は大雨で大規模な土砂災害が起きた静岡県に、災害対応に当たる広域緊急援助隊計約200人を派遣すると発表した。行方不明者の捜索や救助活動などに当たる。
 警察庁によると午後5時現在、災害対応指揮支援チーム4人を静岡県警熱海署に派遣。広域緊急援助隊として派遣されるのは、警視庁から約140人、新潟県警から約30人、三重県警から約30人の予定という。
拡大する 土石流が発生した現場=2021年7月3日午後5時43分、静岡県熱海市、加藤諒撮影
18:20
住民「10分おきくらいに土石流が…」
 この地区に住む男性(70)は、「10時過ぎぐらいに消防の放送で何があったのかと外に出たら、土石流が来ていた」と話す。男性によると、10分おきぐらいに土石流が立て続けに起こり、計5回ほど土砂が流れてきたという。
 江戸時代ごろから先祖代々同じ土地に住んでいるというが、災害については親から聞いたことはなかったと振り返る。「テレビなどで災害時に『こんなことは経験したことがない』と話す人を見てきたが、まさか自分がそうなるとは」と話した。
18:00
首相「自らの命守る行動を」
 菅義偉首相は3日、大雨に関する関係閣僚会議後、首相官邸で記者団の取材に応じ、「静岡県の熱海市伊豆山付近における土石流により、複数の方や多数の家屋が巻き込まれるなどの大きな被害が発生している。被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます」と述べた。
 そのうえで首相は、「人命第一のもとに警察、消防、海上保安庁、自衛隊が懸命に救命救助活動を行っているが、気象条件のためにヘリやドローンが飛ばせない状況だ」と説明。「長時間の雨によって地盤が緩んでいるので、気象状況に十分注意して、自らの命を守る行動をとって頂きたい」と呼びかけた。
 静岡県によると、熱海市土石流で、複数の家屋が流されたほか、2人が心肺停止、約20人が安否不明という。
18:00
警視庁の機動隊員ら170人が熱海へ
 警視庁の機動隊員ら約170人が、災害援助のために熱海市に向けて出発した。広域緊急援助隊のほか、レスキューを担う特殊救助隊、警備犬などが被災地での活動にあたる。
拡大する 土石流が発生した現場では、交通標識が泥にまみれて倒れていた=2021年7月3日午後5時43分、静岡県熱海市、加藤諒撮影
17:30
避難所の様子は
 避難所になっている市立熱海中学校には午後2時半ごろから地域の住民が集まりだし、約40人が体育館で過ごしていた。市職員やボランティアが、備蓄していたアルファ米や毛布を配った。
 周辺が激しい土石流に襲われた般若院の裏手に住む小沢幸雄さん(79)は、「家の近くにパトカーが止まっているのが見え、何があったのかなとベランダに出たら、『ドーン』と大きい音がした。100メートル先くらいの県道に土砂が流れこむのが見えた」。一緒に避難した妻共子さん(73)は、台所から「外で電線が揺れるのが見えた」。自宅は無事だったというが、「どういう状況なのかがわからない。近所の人がどうしているのか心配」と不安そうに話した。
 ボランティアの中学2年生、大森匠真さん(14)は「同級生の友人の家が流されたと聞いて、少しでも役に立とうと思った」。避難所の状況について「密を避けてプライバシーにも配慮できるように、パーティションが欲しい」と求めた。
17:30
近くの住民「いつ家に戻れるのか」
 土砂崩れが起きた現場の近くに住む千葉沙央里さんは、両親とともに避難所に避難した。午前9時前に自宅を出て熱海市内の飲食店で働いていたところ、知人から電話を受け、土砂崩れが起きたことを知った。両親が避難している避難所に勤務先から向かった。
 遠くから見て、自宅の無事は確認できたが、規制線が張られていて近づけない。近所の知り合い5~6人と連絡がついていないという。「初めての経験なのでどうすればいいか分からない。いつ家に戻れるか分からないのですごく不安」と話した。
拡大する 土砂とがれきに覆われた道路は通行できなくなっていた=2021年7月3日午後、静岡県熱海市伊豆山、斉藤佑介撮影
17:15
「バーンバチバチ」という音
 熱海市の土石流現場付近では、道路標識が傾き、電線が至るところで切れて垂れ下がっていた。ある民家では、土砂が玄関前まで流れ着き、家のフェンスがなぎ倒されていた。
 近くに住む男性(73)は、「最初に停電があって、そのあとに『バーンバチバチ』という音がして驚いた」。下流域には連絡がつかない知り合いがいるといい、「不安です」とつぶやいた。
拡大する 土石流で多くの家が流された=2021年7月3日午後4時36分、静岡県熱海市、和田翔太撮影
17:05
土石流被害は「100世帯から300世帯」
 静岡県熱海市の斉藤栄市長は3日午後5時過ぎに記者会見し、市内で起きた大規模な土石流の被害に遭ったのが「100世帯から300世帯」とみられると述べた。市内ではこれまで2人が心肺停止状態で見つかり、約20人の安否確認がとれていない。
 約20人という数は、これまでの消防などへの住民からの問い合わせをもとにしている。消防や自衛隊の救出活動がまだ進んでおらず、同市幹部は、さらに人的被害が増える恐れがあると取材に明らかにした。
 市は、2日午前10時に「高齢者等避難(レベル3)」を発令。市は土石流の被害が起きた後の3日午前11時5分に「緊急安全確保(レベル5)」を発令した。
 この判断について、斉藤市長は「2日の段階で雨のピークを越えたとみていた。雨量などから最終的に私が判断した」などと語った。(南島信也)
拡大する 大雨の影響で土石流が発生した現場=2021年7月3日午後5時19分、静岡県熱海市、朝日新聞社ヘリから、池田良撮影
17:00
「妻に無事でいてほしいけど…」
 熱海市の田中公一さん(71)は、規制線が張られ通行止めになった高台から、往来する警察車両や200メートルほど離れた自宅を見つめていた。「この場所で生まれて以来70年、こんな被害は見たことがない。入るなと言われて何もできない。妻に無事でいてほしいけど、もう何時間も経っているからなあ」と言葉を詰まらせた。
 午前11時ごろ、上流側に住む知人の安否を確認しようと15分ほど家を空けた間に、自宅が土砂崩れの被害に遭った。帰ると周辺の道路は土砂で埋まり、目で見ただけでも10軒が跡形もなくなっていた。
 自宅そばに設置された鉄パイプを伝って自宅に近づき、傾いた自宅の引き戸をはがすと、中は柱が折れたり家具が倒れたりしてめちゃくちゃだった。
 妻路子さん(70)の名前を何度も呼んだが応答がない。自宅に置いてきた携帯電話をなんとか取り戻して確認すると、路子さんから何度も着信履歴があった。その後発信を繰り返したがつながらなかった。別の知人のもとには「挟まれているから助けて」と路子さんから連絡があったと聞いた。
17:00
轟音流れる住宅街 あたりは停電か
 土石流が起きた熱海市の逢初川周辺で、警察の立ち入り禁止規制が解かれた。
 急な斜面に民家が立ち並ぶ閑静な住宅街では、民家の前を通る排水溝を流れる水が「ガーガー」とけたたましい音を立てていた。付近の電柱は電線が切れ、垂れ下がっていた。付近は停電しているようで薄暗く、霧が深くかかり遠くまで見通すことができなかった。
 2階建ての白い建物は茶色く染まり、1階の上流側にあるドアが土砂によって破壊され、下流側も土砂に破られていた。
17:00
首相「何よりも人命第一」
 静岡県熱海市伊豆山で大規模な土石流が発生したことなどを受け、政府は3日夕、首相官邸で大雨に関する関係閣僚の会議を開き、対応を協議した。菅義偉首相は、被害状況の把握に全力を挙げるよう指示した。
 会議で首相は「何よりも人命第一のもとに、自治体と連携し、被害状況の把握や応急対策に全力を挙げるようにお願いする」と発言。そのうえで「今後も大雨が降る可能性があるため、引き続き最大限の警戒を続ける必要がある。二次災害にも注意をし、機動的かつ万全の対応を進めるとともに、避難者らに対する支援を迅速に行って頂きたい」と述べた。
 静岡県によると、熱海市の土石流では複数の家屋が流されたほか、2人が心肺停止、約20人が安否不明となっているという。
拡大する 静岡県熱海市で土石流が発生したことを受けた関係閣僚会議で、発言する菅義偉首相(左)。右は加藤勝信官房長官=2021年7月3日午後5時17分、首相官邸、北村玲奈撮影
16:45
静岡県知事「土石流、国道突っ切った」
 静岡県の川勝平太知事は臨時の記者会見で、約20人が行方不明となっているほか、2人が海で心肺停止で海上保安庁に発見されたことを明らかにした。2人は土石流で海に流されたとみられる。
 知事によると、3日午前10時半過ぎから伊豆山を源流とする逢初(あいぞめ)川で断続的に土石流が発生。同日正午ごろ、「1人が生き埋めになっている」と斉藤栄・熱海市長から連絡があったという。
 土砂崩れの原因について、知事は「大雨で地盤が緩んで上流で土石流が発生し、下流に従って勢いを増して、国道135号を突っ切った。大雨が原因だったということは間違いないが、さまざまな要因が重なって起こった」と話した。
 そのうえで「同様の地形がたくさんある。同じようなことが起きても不思議ではない」と述べ、県民に引き続き注意するように求めた。
拡大する 土石流に巻き込まれた現場付近=2021年7月3日午後4時50分、静岡県熱海市伊豆山、藤野隆晃撮影
15:30
大井川鉄道の線路に土砂
 静岡県の大井川鉄道によると、午後3時半現在、神尾―福用間の線路に土砂が流れ込んだ影響で、大井川本線の運転を見合わせている。現在、撤去作業を進めている。
15:30
鉄道関連、人的被害なし
 国土交通省によると、JR東海の東海道新幹線や東海道線など鉄道関連で、大雨による人的被害は確認されていない。
 豪雨のためJR東海やJR東日本の路線の一部で運転を見合わせているが、駅舎など鉄道施設に関する大きな被害の報告は入っていないという。
拡大する 土石流が流れ込んだ住宅街は泥に覆われていた=2021年7月3日午後4時42分、静岡県熱海市、和田翔太撮影
15:00
自衛隊、熱海の現場近くに到着
 防衛省によると、静岡県知事からの災害派遣要請に基づいて熱海市に派遣した、陸上自衛隊板妻駐屯地(同県御殿場市)に駐屯する第34普通科連隊の隊員約30人が、土石流が起きた同市の現場近くに到着した。地元の消防隊から状況を聞き取っており、捜索活動の割り振りを調整している。
拡大する 土石流の現場付近の住宅=2021年7月3日午後4時51分、静岡県熱海市伊豆山、藤野隆晃撮影
13:10
警察庁が災害警備本部
 大雨被害を受け、警察庁は警備局長をトップとする災害警備本部を立ち上げた。熱海市の土砂災害など、被害状況の情報収集などに当たっている。
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【動画】東海・関東の記録的大雨 土石流があった伊豆山地区=加藤諒、齊藤佑介、藤野隆晃撮影
https://youtu.be/k2sqPwKL6-8


朝日新聞デジタル 2021年7月3日 16時54分
静岡・熱海で土石流が発生 2人が心肺停止、20人不明
https://digital.asahi.com/articles/ASP734CQ6P73UTIL012.html
【動画】東海・関東の記録的大雨、3日午後2時ごろの静岡・黄瀬川の様子=熊倉隆広撮影
消防団員とみられる人に救助される女性=2021年7月3日午前11時ごろ、静岡県熱海市伊豆山、松本早人さん提供

 3日午前10時半ごろ、静岡県熱海市伊豆山で大規模な土石流が発生した。県によると、複数の家屋が流されたほか、2人が心肺停止、約20人が安否不明といい、現地で消防などが被害を調べている。県は同日正午、災害対策本部を設置し、自衛隊に救助を要請したという。
• 東海・関東の記録的大雨に関する記事まとめ
 気象庁が設置している熱海市網代の観測地点では、3日午後0時40分までの48時間で雨量315・0ミリを観測。1976年の観測開始以降、7月としては最多を更新した。7月の1カ月間の平年雨量は242・5ミリで、2日間で上回った。
静岡県によると、同県熱海市で土石流が発生。10人以上が流された可能性がある


NHK 2021年7月3日 17時35分 大雨情報7月
静岡 関東南部で記録的大雨 土砂災害や川の増水 厳重警戒を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210703/k10013117861000.html
活発な梅雨前線の影響で、2日夜から静岡県や関東南部を中心に発達した雨雲が流れ込み、記録的な大雨となった静岡県熱海市では土石流の被害が発生しました。雨はいったん弱まっていますが、これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。
静岡 熱海 土石流による被害発生
気象庁によりますと、活発な梅雨前線の影響で、2日夜から静岡県や関東南部を中心に発達した雨雲が流れ込んで激しい雨や強い雨が降り続き、各地で7月1か月の雨量を上回る記録的な大雨となりました。
このうち静岡県熱海市網代では、3日昼すぎまでの48時間に、平年の7月1か月の雨量を上回る300ミリを超える雨が降り、同じ熱海市の伊豆山では土石流の被害が発生しました。

大雨地域引き続き厳重警戒
これまでの雨で、静岡県と神奈川県、それに千葉県では、土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。雨はいったん弱まっていますが、これらの地域では地盤が緩んでいるところがあり、崖や山の斜面、川の近くなど危険な場所にいる方は、安全な場所で過ごすようにしてください。
4日以降も大雨に警戒

一方、4日から5日にかけて梅雨前線が北上するため、西日本や東日本の日本海側を中心に大気の状態が不安定になり、雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。
4日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽東海で120ミリ、
▽関東甲信と九州北部で100ミリで、
その後、
5日夕方までの24時間には
▽九州北部で100ミリから200ミリ、
▽北陸、東海、中国地方で100ミリから150ミリ、
▽関東甲信と近畿で50ミリから100ミリと予想されています。
気象庁は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水に警戒するよう呼びかけています。
来週にかけても各地で大雨となるおそれがあります。今後の気象情報にを確認し、引き続き早めの備えを進めて下さい。
政府 官邸で関係閣僚会議 へ
政府関係者によりますと、この大雨を受けて、政府は3日夕方、総理大臣官邸で、関係閣僚会議を開くということです。
各地の被害状況などを確認し、今後の対応を協議するものとみられます。
雨やんで土砂災害 過去には
過去には雨がやんでから土砂災害が発生して犠牲者が出たり、同じ地域で繰り返し発生したケースもあります。
平成9年(1997年)鹿児島県出水市の針原地区で21人が死亡した大規模な土石流は、雨がやんでおよそ4時間後突然、起きました。
亡くなった人の中には、雨のあいだは避難していたものの、やんだため自宅に戻っていた人もいました。
また、平成18年(2006年)には長野県辰野町の中村地区で雨のピークからおよそ7時間後、小康状態の中で斜面が崩れ1人が犠牲になりました。
さらに、2018年(平成30年)の西日本豪雨の際には、天候が回復して復旧作業が進む中で、広島県府中町を流れる榎川の上流で土石流が発生し、住宅に土砂が流れ込みました。
同じ地域で繰り返し起こることも
土石流は一度だけでなく、おなじ場所で繰り返し発生することもあります。
平成27年(2015年)鹿児島県垂水市の深港川では、断続的に降った雨で2か月の間に5回土石流が発生しています。
雨が弱まったりやんだりしたあとでも油断せず、自治体の避難情報が出ている間は、避難を続けてください。


NHK 2021年7月3日 17時37分 大雨情報7月
静岡 熱海市 土石流が発生 20人安否不明 2人が心肺停止
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210703/k10013117711000.html
静岡県によりますと、3日午前10時半ごろ静岡県熱海市伊豆山地区で土石流が発生して複数の住宅が流されました。警察や消防などが救助活動を行うとともに詳しい状況の確認を進めています。
静岡県の対策本部会議が開かれ、それによりますと熱海市伊豆山地区で発生した土石流で、2人が心肺停止になっていて、安否不明者がおよそ20人いるとみられるということです。
安否不明者の人数については正確に確認できていないとしています。また現時点で、およそ80人が小学校などに避難しているということです。
静岡県によりますと、3日午前10時半ごろ熱海市伊豆山地区の伊豆山神社の近くで土石流が発生しました。
複数の住宅が流され20人程度の住民の安否がわからなくなっているということで、警察や消防、自衛隊が救助活動を行っています。
自衛隊は、静岡県からの災害派遣要請を受けて午後1時前、御殿場市にある陸上自衛隊板妻駐屯地の第34普通科連隊の隊員およそ30人を、熱海市の土石流の現場に派遣しました。
土石流は地区にある伊豆山神社から南東方向に600mほど離れた海にまで流れ出ているということで、県は海上保安部にも応援を要請して対応にあたるとともに、現場の状況の確認を進めています。
静岡県知事「総力あげて応急活動に取り組む」

静岡県熱海市で発生した土石流を受けて、静岡県の川勝知事は会見を開き、2人が心肺停止の状態で見つかったことを明らかにしました。
そのうえ上で「総力をあげて応急活動に取り組む」と述べ、関係機関と連携して被害情報の収集や救助活動に全力で取り組む考えを示しました。
静岡県の川勝知事は3日夕方記者会見を開き、熱海市の伊豆山地区で発生した土石流について、「海上で2人が心肺停止の状態で見つかったほか、およそ20人の安否がわからなくなっているという情報が入っている。避難をしている人も多く、心からお見舞い申し上げる」と述べました。
そのうえで「自衛隊に出動を要請し、消防や警察とも連携して情報収集にあたっている。総力をあげて災害応急活動に取り組む」と述べ、関係機関と連携して被害情報の収集や救助活動に全力で取り組む考えを示しました。
また、川勝知事は「台風も接近していて今後さらに雨が降ることも予想されるが、すでに地盤が緩んでいるところがある。危ないところからは避難所などに避難し、自治体の情報に注意して安全の確保に万全を期して欲しい」と呼びかけました。
2人が病院に搬送
現場からおよそ3キロ離れた熱海市昭和町にある「熱海所記念病院」によりますと、今回の土石流でけがをしたとみられる2人が、救急車で病院に搬送されて治療を受けているということです。
2人の性別や年代などは「明らかにできない」としています。
病院にはほかにも患者の受け入れができるかどうか問い合わせがあり、対応を検討しているということです。
警察「住宅10棟が流される」
警察によりますと、土石流の被害があった逢初川流域で、少なくとも住宅10棟が流されたことを確認したということです。
現在、警察官およそ100人が周辺で規制に当たっているということです。
緊急安全確保 静岡 熱海市内全域2万957世帯に

静岡県熱海市は土砂災害が発生するおそれが極めて高まったとして、これまでに市内全域の2万957世帯の3万5602人に、「緊急安全確保」を出しています。
警戒レベルで最も高いレベル5で、近くの建物や自宅の上の階、斜面から離れた場所など周囲の状況を確認し、少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけています。
熱海で停電 JR伊東線は全線運転見合わせ
東京電力によりますと、静岡県熱海市の土石流の影響で午後2時現在市内のおよそ2830戸が停電していて、安全確認などを行いながら復旧作業にあたっているということです。
またJR東日本によりますと、JR東海道線は大雨のため、神奈川県の小田原駅と静岡県の熱海駅の間で、3日は終日、運転を見合わせるということです。また、JR伊東線も大雨で線路下の斜面が崩れた影響で、3日は終日、全線で運転を見合わせるということです。
専門家「土石流か」
土砂災害に詳しい東京農工大学の石川芳治名誉教授は、「映像からは土石流が発生しているように見える。熱海市周辺は勾配が急な山があり、水を含んで流れやすい火山性の地質が多く土石流が起きてもおかしくない。一度土石流が起きたところでも崩れた土砂がまた水をためて崩れたり、ほかの場所でも水分が地中にしみこむまでに時間がかかったりするので、雨が弱まっても土砂災害の危険性はすぐに下がらない。映像からは土砂が時速数十キロの速さで下っているように見える。土石流などが起きてからでは逃げるのは難しい。土砂災害の危険度が高い地域では避難指示などが続いている間は土砂災害警戒区域から離れてほしい」としています。
“10回以上、土石流のようなものが”

熱海市伊豆山にある寺院の住職は「10回以上、土石流のようなものが襲ってきた。外に出るとすでに土砂が道路を覆っていて、消防が付近の人に避難を促している最中にすごい音がして土石流が流れてくるのが見えたので、走って高台に避難しました。戻ってみると、寺院の前にあった家も車も流されていました。大きな木や壊れた家のものとみられるものががれきになって流れていました」と話しています。
また土砂崩れのあった静岡県熱海市伊豆山地区で釣り具店を営む70歳の男性は、「昨夜から大雨だったが、昼前になって土砂によってすごい勢いで住宅5棟くらいが流されていくのを見た。ゴーゴーという大きな音がして住宅を飲み込み、真っ黒な土砂であっというまに住宅がバラバラになった。こんなことが起きるとは思っておらず驚いている」と話していました。
また伊豆山神社にいる男性は「神社の西側で土砂崩れが起き、けたたましい音がしていた。家も電柱も多くが流されているのが見えた。町内の公民館に多くの人が避難し、いっぱいで中に入れない状況になっていた。土石流が家を直撃したという人も避難していた。あたり一帯では断水と停電が起きている」と話していました。
1キロ離れたホテル「昨夜 高齢者に避難呼びかける無線」
静岡県熱海市で土石流があった現場から1キロほど離れた場所にあるホテルの30代の従業員の男性は、「土砂災害があった地域は高台になっていて海が一望できリゾートマンションや住宅が建ち並ぶ地域です。2日夜になってから、高齢者に避難を呼びかけるような無線が聞こえていました。高齢者が多い地域なのできのうから早めの避難をしていた人もいた様子でした。ホテルでは土石流があったけさ10時半すぎごろに停電が2回ありました。土石流で東京方面への道が分断され車で向かうことができない状況ですが、幸いきのうは車で来たお客さんはおらずみなさん新幹線で帰りました」と話していました。
土石流とは
土石流は、大雨で崩れた土や石が、水と一体となって一気に流れ下る現象です。
流れ下る速度は数十キロと自動車並みに速く、土石流が発生してからでは避難するのが難しい現象です。
土石流は、勾配の急な川や谷があるところ、谷の出口にある扇状地と呼ばれる場所で起こります。
また、火山灰が堆積した地質の場所でも発生するおそれがあります。
土石流は一度発生すると、繰り返し発生することがあるため、警戒が必要です。
伊豆山地区の住民が避難
静岡県熱海市にあるMOA美術館によりますと、伊豆山地区の住民14人が、地区内で土砂崩れが発生したとして、午前11時ごろから館内の部屋に避難しているということです。
美術館の男性職員は「避難している人にけが人はいませんが、大規模な土砂崩れだということで、動揺している様子でした」と話していました。
熱海市網代 平年の7月1か月上回る雨量

静岡地方気象台によりますと、熱海市で土石流が発生した場所からおよそ10キロ離れた熱海市網代の観測地点では、先月30日午後6時の降り始めから3日正午までに389ミリの雨が観測されました。
これは平年の7月、1か月の雨量、242.5ミリの1.6倍にあたります。
熱海市網代ではその後も1時間に数ミリの雨が観測されています。
気象台によりますと、熱海市を含む県内では、3日夜日付が変わるころから雨が再び降り始めて、4日朝に雨足が強まり、午前中は降り続く見通しだということです。
発生場所は「土石流危険渓流」

ツイッターに投稿された複数の土石流の映像はいずれも熱海市伊豆山地区の東西およそ500メートルの範囲で撮影されていました。
映っていた建物などから方角や場所を分析したところ、土石流が発生したのは相模湾に面した背後に山地がある険しい地形の地区で、住宅が数十軒密集し、ホテルや旅館なども点在しています。
JR熱海駅から北北東におよそ1キロの場所にあり、この地区の海側にはJR東海道本線と東海道新幹線の線路もあります。
土石流は「熱海ビーチライン」付近まで達しているとみられます。
撮影された範囲は標高が最も高いところから低いところまでの距離で、およそ600メートルにおよんでいます。
国土交通省が公開しているハザードマップによりますと今回発生した土石流は「土石流危険渓流」に重なるように起きたとみられます。
土石流危険渓流は土石流が発生するおそれがあり、住宅等に被害を与えるおそれがある渓流で、都道府県が指定しています。


NHK 2021年7月3日 14時14分 気象
【動画】伊豆 熱海 土石流の現場映像
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210703/k10013117821000.html
ツイッター上には、熱海市伊豆山の土石流の様子を撮影したとみられる映像や写真が複数、投稿されています。
映像の1つでは、斜面をすごい勢いで大量の土砂の混じった水が流れてきて、複数の住宅を飲み込んでいく様子が確認できます。
住宅はバラバラになって流されていき、傾いた電信柱から火花が出る様子も確認できます。
現場には消防車のほか消防隊員と見られる姿も確認でき、走って逃げる様子も映されています。
住宅や店舗のある道幅の広い道路に

静岡県熱海市で昼ごろに撮影された画像です。
黒い泥や木のような物体が、住宅や店舗がある道幅の広い道路まで流れ込んでいる様子が分かります。
泥は車のナンバープレートが見えないくらいの高さで、道路一面を覆っています。
画像を投稿した男性によりますと、その後、この写真が撮られた際よりも泥がさらに流れ込んでいるということです。


毎日新聞 2021/7/3 13:05(最終更新 7/3 16:53) 170文字
熱海で土石流 住宅多数巻き込みか 「19人流された」情報
https://mainichi.jp/articles/20210703/k00/00m/040/102000c
土砂で押しつぶされた家屋=静岡県熱海市で2021年7月3日午後3時12分、幾島健太郎撮影
 静岡県熱海市伊豆山付近で3日午前、大雨の影響で土石流が発生し、多くの住宅が巻き込まれたとみられる。人的被害は不明。熱海市は正午過ぎに対策本部を設置した。現在、被害状況を確認している。
 静岡県によると、家屋とともに19人が流されたとの情報が入っているという。市によると、家屋などに取り残されている人がいるとの情報もある。【遠藤大志、佐野格】


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