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2021-07-05(Mon)

熱海の土石流 盛り土が起点か 死者3人 不明者80人

上流側の開発現場 盛り土含む斜面が崩落  10万㎥土砂の半分  建物被害130棟  


日本経済新聞 2021年7月5日 8:49 (2021年7月5日 12:49更新)
熱海の土石流、死者3人に 発生3日目捜索続く
----静岡県熱海市伊豆山地区の大規模な土石流の発生から3日目となった5日朝、県警や自衛隊、消防は約1千人態勢で安否不明者の捜索を続けた。市は同日、新たに女性1人の死亡を確認したと発表。土石流による死者は計3人となった。
土砂で少なくとも130棟の建物が流されており、市によると被害地域には住民基本台帳ベースで215人が住み、4日夜時点では147人の所在が分かっていなかった。市は5日、このうち67人の無事を確認したと明らかにした。残る80人の所在確認を急ぐ一方、県は近く、所在不明者の氏名などを公表する方針。


朝日新聞デジタル 2021年7月5日 8時56分
土石流、熱海市長「安否未確認なお113人」 確認急ぐ
----熱海市の斉藤栄市長は、5日朝に開かれた市の災害対策本部会議で、同市伊豆山地区の被災地に住むとみられる人で安否がまだ確認できていない人が113人いると明らかにした。
 4日夜時点で、住民基本台帳に載っている147人の安否が分かっていなかったが、その後34人の所在が確認ができたという。


東京新聞2021年7月4日 22時31分
開発用?盛り土が土石流の原因か 10万㎥土砂の半分占める 川勝知事「目的や工法の検証を」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/114621
----静岡県は4日、熱海市伊豆山地区で発生した土石流災害について、土石流の発生源付近に置かれていた盛り土が崩れることで大規模化したとの見方を示した。盛り土は開発行為により置かれたものとみられ、土石流の推定総量約10万立方メートルの半分が、この盛り土だったとみている。県は土石流発生の原因は特定していないが、川勝平太知事は同日の臨時会見で「盛り土はやり方によっては危険をもたらす。目的や工法を検証する決意だ」と述べた。
 県によると、盛り土は東西約60メートル、南北約200メートルで、最大15メートルほどの高さで盛られていた。県は、盛り土を置いた者や、業者の許認可手続きについて現時点で把握していない。
 県は盛り土がされていた地点の国土交通省の2010年時点の測量データと、県が持つ20年の測量データを照合。伊豆山地区の急斜面約1ヘクタールに、10年間で約5.4万立方メートルの土が盛られたと算出した。10年以前にも盛り土は行われていたとみられるという。


日本経済新聞 2021年7月5日 2:00
熱海の土石流、盛り土が起点か  建物被害130棟、不明者の捜索続く
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73562920V00C21A7MM8000/
----静岡県熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流を巡り、県は4日、発生源付近に開発による盛り土が約5.4万立方メートルあり、その大半が崩れ落ちたとの見解を明らかにした。土石流の正確な起点やメカニズムは分かっていないが、「(盛り土があった)最上流部の大規模崩落が被害を甚大化したと推定される」との認識を示した。

NHK 2021年7月4日 19時32分 大雨情報(7月)
静岡 熱海の土石流 上流側の開発現場 盛り土含む斜面が崩落
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210704/k10013119551000.html
----今回の土石流について、静岡県が土石流の上流側を調査した結果、伊豆山地区の中心部から1キロほどの山の中で開発のために土が盛られていた一帯を含む斜面が大きく崩れていたことがわかりました。
 県では崩れた土砂の全体の量は盛り土も含めて10万立方メートルにのぼる可能性があるとしていて、今後、専門家とともに崩落の原因を詳しく調べる方針です。





以下参考


日本経済新聞 2021年7月5日 8:49 (2021年7月5日 12:49更新)
熱海の土石流、死者3人に 発生3日目捜索続く
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE050DH0V00C21A7000000/
土石流が発生した現場で捜索活動に当たる警察官ら(5日午前、静岡県熱海市)=共同
静岡県熱海市伊豆山地区の大規模な土石流の発生から3日目となった5日朝、県警や自衛隊、消防は約1千人態勢で安否不明者の捜索を続けた。市は同日、新たに女性1人の死亡を確認したと発表。土石流による死者は計3人となった。
【関連記事】
・「やや強い雨」蓄積、熱海土石流の原因か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0414M0U1A700C2000000
・捜索活動阻む雨「無事祈るしかない」 熱海の土石流
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE041C60U1A700C2000000
・560人避難「この先どうなる」 熱海土石流、復旧に時間
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE0437W0U1A700C2000000
土砂で少なくとも130棟の建物が流されており、市によると被害地域には住民基本台帳ベースで215人が住み、4日夜時点では147人の所在が分かっていなかった。市は5日、このうち67人の無事を確認したと明らかにした。残る80人の所在確認を急ぐ一方、県は近く、所在不明者の氏名などを公表する方針。
4日までに計23人が救助された。同日午後、このうち女性1人の死亡が搬送先の病院で確認された。5日朝の時点で、伊豆山地区の住民ら562人が市内2カ所のホテルに避難している。
大雨や土砂災害のリスクが高い状況が続くことから、熱海市は市立小中学校11校について、5日の臨時休校を決めた。6日以降の対応は改めて検討するとしている。
土石流は3日午前10時半ごろから複数回起きた。県の調査によると、発生源は伊豆山地区の2級河川、逢初川の河口から上流約2キロの地点。起点付近には開発による約5.4万立方メートルの盛り土があり、県はそのうち少なくとも5万立方メートルが崩れ落ちたと推定している。流出面積は総計で12万平方メートルに及んだという。
原因について川勝平太県知事は「記録的な雨が直接的な要因」としつつ、今後盛り土の経緯を確認するなどし、開発が土石流を誘発した可能性がないか検証する方針だ。
気象庁によると、5日も活発な梅雨前線の影響で大気の状態が不安定になる見込みで、西日本から東日本の日本海側を中心に大雨になる恐れがある。同庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼びかけている。東海では引き続き土砂災害の危険度の高い所があるという。


朝日新聞デジタル 2021年7月5日 8時56分
土石流、熱海市長「安否未確認なお113人」 確認急ぐ
https://digital.asahi.com/articles/ASP752T33P75ULOB001.html
泥に覆われた現場で捜索活動する警察官や自衛隊員ら=2021年7月5日午前7時12分、静岡県熱海市、藤原伸雄撮影

 熱海市の斉藤栄市長は、5日朝に開かれた市の災害対策本部会議で、同市伊豆山地区の被災地に住むとみられる人で安否がまだ確認できていない人が113人いると明らかにした。
 4日夜時点で、住民基本台帳に載っている147人の安否が分かっていなかったが、その後34人の所在が確認ができたという。
 斉藤市長は「引き続き(確認作業で)消し込みをやって、できるだけ正確な数字を確定していきたい」と述べた。
 一方、3日に逢初(あいぞめ)川上流の住宅から救助された高齢女性の死亡が確認され、死者は計3人となった。

朝日新聞デジタル2021年7月4日 21時44分
【4日の詳報】熱海で高齢夫婦を救出 自宅で26時間
https://digital.asahi.com/articles/ASP7400YVP73UTIL064.html

【3日の詳報】迫る泥水、「あっという間」 熱海土石流 (2021/7/3)
https://www.asahi.com/articles/ASP735WV9P73UTIL037.html


朝日新聞デジタル 2021年7月4日 21時25分
最上流部の盛り土ほぼ崩落 静岡県がドローン映像公開
https://digital.asahi.com/articles/ASP7471J9P74UTPB00Q.html
【動画】熱海市で発生した大規模土石流の発生現場付近=静岡県提供
熱海市で発生した大規模土石流の崩落現場の空撮映像を静岡県が提供した。上流部では地盤が大きくえぐれて、土石流の規模の大きさを物語っている。
https://youtu.be/wMrXmhYEqtM

土石流が発生した伊豆山地区。下は東海道新幹線=2021年7月4日午前10時40分、静岡県熱海市、朝日新聞社ヘリから、池田良撮影

 熱海市伊豆山の大規模土石流で、県は4日、土石流の最上流部にあった盛り土がほぼすべて崩落し、大量の盛り土が流れたことで被害が拡大したと推定されるとの見解を示した。川勝平太知事は記者会見で、専門家の意見を聴きながら検証し、盛り土ができた経緯や土石流との因果関係を調べる考えを示した。
 県によると、2010年以降に国交省が測量したデータと県が2020年に取得したデータを比較した結果、開発行為による盛り土は約5万4千立方メートルと推定された。崩れた周辺斜面などを含めて、崩落量は計約10万立方メートルに及ぶ可能性があるという。
 川勝知事は、大量の盛り土が崩落したことを重視。「やりようによっては大変危険をもたらすような山への手の加え方になる。県としてしっかり検証する」と述べた。
 川勝知事は、この日の全国知事会の緊急広域災害対策本部会議で、「山を開発すると森林を伐採するので、保水力を奪うことになる。土石流は大雨が直接的な要因で開発行為との因果関係は明確ではないが、検証の必要がある」と述べた。(植松敬)
斜面えぐられ土むき出し 県がドローン映像公開
 県は4日、土石流が発生した現場付近の写真と上空からドローンで撮影した映像を公開した。映像からは山肌がアスファルトを巻き込んで広い範囲で崩落している様子がうかがえる。
 3日夕に伊豆山地区で撮影した。現場近くには住居もあるが、山の斜面は深くえぐられ、茶色い土がむき出しになっている。周囲の木も巻き込んで崩落したとみられる。
 県によると、土石流の発生した場所は幅100メートル、長さ100メートル、最大10メートル以上の深さで崩れている。現場は木がなく盛り土があったという。


東京新聞2021年7月4日 22時31分
開発用?盛り土が土石流の原因か 10万㎥土砂の半分占める 川勝知事「目的や工法の検証を」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/114621
盛り土が崩れ、土石流が最初に発生したとみられる現場付近(本社ヘリ「まなづる」)=いずれも静岡県熱海市伊豆山付近

 静岡県は4日、熱海市伊豆山(いずさん)地区で発生した土石流災害について、土石流の発生源付近に置かれていた盛り土が崩れることで大規模化したとの見方を示した。盛り土は開発行為により置かれたものとみられ、土石流の推定総量約10万立方メートルの半分が、この盛り土だったとみている。県は土石流発生の原因は特定していないが、川勝平太知事は同日の臨時会見で「盛り土はやり方によっては危険をもたらす。目的や工法を検証する決意だ」と述べた。
【関連記事】「もう終わるかと…」5時間後救助の親子 押し寄せる泥あっという間に2階埋め尽くす<動画あり>
 県によると、盛り土は東西約60メートル、南北約200メートルで、最大15メートルほどの高さで盛られていた。県は、盛り土を置いた者や、業者の許認可手続きについて現時点で把握していない。
 県は盛り土がされていた地点の国土交通省の2010年時点の測量データと、県が持つ20年の測量データを照合。伊豆山地区の急斜面約1ヘクタールに、10年間で約5.4万立方メートルの土が盛られたと算出した。10年以前にも盛り土は行われていたとみられるという。
 盛り土がされる前は一帯の地形は谷型で、水の通り道になっていた。1日からの断続的な雨が染み込み、盛り土が崩れやすくなっていた可能性が高いという。
 盛り土は一部を残し、ほとんどが崩落した。土砂が下るにつれて勢いを増し、被害を甚大化したと推定している。
 川勝知事は、盛り土の数100メートル西にある大規模太陽光発電所(メガソーラー)にも言及。4日午後のオンラインでの全国知事会で「(土石流は)長期間の大雨が直接の要因で、開発行為との因果関係は不明確だが検証の必要がある」と発言。会議後、報道陣に「土砂災害につながる恐れもある。防災の専門家の意見を踏まえ、国を挙げて対応強化に取り組むべきだ」と述べた。


東京新聞 2021年7月4日 14時42分
熱海の土石流 発生源で宅地造成、県「関連検証」へ 安否不明20人
https://www.tokyo-np.co.jp/article/114534

大規模な土石流が発生した現場で捜索活動に当たる警察官ら=4日午前8時56分、静岡県熱海市伊豆山
 静岡県熱海市伊豆山で発生した大規模な土石流で、警察や消防、自衛隊は4日朝から、二次災害に警戒しながら計約1100人規模で捜索を続けた。これまで2人が死亡し、安否不明者は依然として約20人。市は4日に重傷の女性を含む9人を救出し、救助者は計19人になったと発表した。
【関連記事】押し寄せる泥あっという間に2階埋め尽くす 熱海の土石流 5時間後救助の親子「もう終わるかと…」
 一方、県は発生源で造成が行われ、まとまった量の土があったと説明した。これが崩れ落ち、逢初川に沿って土石流になったとみて調べる。土砂の流出面積は約12万平方メートルで、流された家屋は少なくとも130棟。

大規模な土石流が発生した静岡県熱海市伊豆山の現場。下は東海道新幹線=4日午前11時58分(共同通信社ヘリから)
 川勝平太知事は、発生源付近で宅地造成などの開発が行われ、山の保水能力が減退、災害が起きたとの見方があると紹介、「県として因果関係を検証していく」と記者会見で述べた。自身も現地調査する意向を示した。

土砂で埋まった現場で、警察犬を使い捜索する警察官=4日午前11時15分、静岡県熱海市伊豆山
 斉藤栄市長は対策本部の会議で「(発生)72時間が一番大事な時間」と強調した。捜索は地盤の緩みなどで二次災害を警戒。時折雨が降り、中断を挟みながらの作業となった。第3管区海上保安本部(横浜)は伊豆山港沖で巡視艇が活動。がれきで濁った海に人がいないかダイバーが捜した。(共同)


ABEMA TIMES 2021/7/4(日) 17:11配信 
熱海・土石流災害 起点の盛り土がすべて流出 開発行為が被害を甚大化させたか
https://times.abema.tv/news-article/8664902
土石流、起点の様子
 静岡県は午後4時からの災害対策本部会議で、熱海市で発生した土石流の起点にあった盛り土がすべて崩壊し、流出したと発表した。
【映像】ドローンが撮影した災害現場の様子  
県によると、土石流の起点は海岸から2キロほど上流の地点。起点の周辺では幅およそ100メートル、長さ100メートルほどにわたって、深さ10メートル程度が崩れたとみられる。  
 周辺には開発行為による盛り土があり、土石流との因果関係はわかっていないが、県はこの盛り土がすべて流れ出ていて、土石流による被害を甚大化させた可能性があるとしている。
 流れ出た土砂の総量は10万立方メートルと推定されている。土石流の起点について、県はあすから24時間体制で監視を行う方針だ。(ANNニュース)


日本経済新聞 2021年7月5日 2:00
熱海の土石流、盛り土が起点か  建物被害130棟、不明者の捜索続く
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73562920V00C21A7MM8000/
静岡県熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土石流を巡り、県は4日、発生源付近に開発による盛り土が約5.4万立方メートルあり、その大半が崩れ落ちたとの見解を明らかにした。土石流の正確な起点やメカニズムは分かっていないが、「(盛り土があった)最上流部の大規模崩落が被害を甚大化したと推定される」との認識を示した。(関連記事総合・経済面、社会2面に)
県によると、土石流の起点は伊豆山地区を流れる逢初川の河口から上流約2キロ。3次元データを基に算定した盛り土の量約5.4万立方メートルのうち、少なくとも5万立方メートルが崩落し、周辺の土砂とあわせ10万立方メートル程度が崩れた。流出面積は12万平方メートルとみられる。
川勝平太県知事は4日、現場上流の開発に触れ「記録的な雨が直接的な要因だが、因果関係を検証する必要がある」と述べた。今後、盛り土に関わった事業者や経緯を調査するとみられる。
日本経済新聞が国土地理院の航空写真データを確認したところ、2000年代以降に起点周辺の山林が伐採され造成が進んでいたとみられることが分かった。京都大学の釜井俊孝教授は「谷を埋め立てた地盤に雨が降り続き、崩壊につながった可能性がある」と話す。
県や市は4日、土砂に流された建物は少なくとも約130棟と発表した。市内の被害地域には住民基本台帳ベースで127世帯215人が住み、147人の所在が分かっていない。これまで20人程度の安否の問い合わせがあり、確認を急ぐ。


NHK 2021年7月4日 19時32分 大雨情報(7月)
静岡 熱海の土石流 上流側の開発現場 盛り土含む斜面が崩落
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210704/k10013119551000.html
今回の土石流について、静岡県が土石流の上流側を調査した結果、伊豆山地区の中心部から1キロほどの山の中で開発のために土が盛られていた一帯を含む斜面が大きく崩れていたことがわかりました。
 県では崩れた土砂の全体の量は盛り土も含めて10万立方メートルにのぼる可能性があるとしていて、今後、専門家とともに崩落の原因を詳しく調べる方針です。
静岡県は4日午後、県庁で対策本部会議を開き、このなかで今回の土石流についての初期の調査結果を明らかにしました。
調査では土石流が流れ下った逢初川の上流方向でドローンを飛行させ映像を撮影した結果、伊豆山地区にある伊豆山小学校から北西に1キロほど離れた山の斜面が幅およそ100メートルにわたって大きく崩れていることがわかったということです。
 県によりますと、崩れた斜面には開発のために山の谷間に土を盛ってできた一帯が含まれ、開発前の2010年ごろと、開発後の2020年の現場周辺の地形のデータ、それに現在の斜面を比較した結果、盛り土の大部分が崩れた可能性があるということです。
 またこの分析から崩落した盛り土の量は少なくとも5万立方メートルに上り、これを含めて崩れた土砂の全体の量は10万立方メートルにのぼる可能性があるとしています。
 一方、崩落現場の南西にはメガソーラーと呼ばれる大規模な太陽光の発電設備が作られていますが、今回の調査ではこの周辺では斜面の崩落は確認されなかったということです。
これについて全国知事会のあと取材に応じた静岡県の川勝知事は「盛り土のところから崩落が起こったという一時的な報告が来ている」と述べ、開発現場付近で土砂が崩れ始めた可能性があるという見方を明らかにしました。
そのうえで「近くにはメガソーラーもあるが、直接の関係はいまのところみられないと聞いている。しかし上流で開発行為がなされているのは事実であり、調整ができしだい私自身も現地に赴いて専門家とともに現場を見て何が原因だったのか判断をしたい」と述べ、今後専門家とともに崩落の原因を詳しく調べる方針を示しました。
 県では現場の周辺に職員を派遣し、崩落して露出した部分から流れ出る水の量が増えたり斜面がさらに崩落したりする兆候がないか、監視を継続するとしています。
上空からの現場の様子は

静岡県が3日夕方に土石流が発生したとみられる上流付近をドローンで撮影した映像では、山肌が細長く崩落している様子がわかります。
山の斜面は深くえぐられて内部の土砂が露出し、水が流れ出しているところもあります。
 また周辺の木々を巻き込んで崩れている様子も見てとれます。
専門家「谷のいちばん上のあたりで崩壊始まったか」
静岡県が土石流が発生したとみられる上流付近をドローンで撮影した映像について、この映像を土砂災害のメカニズムに詳しい政策研究大学院大学の小山内信智教授に分析してもらいました。
 それによりますと茶色の部分は主に土、灰色の部分が主に岩で地下水の通り道とみられる跡が幾筋も確認できるということです。
 小山内教授は「映像を見る限り、谷のいちばん上のあたりで、崩壊が始まったとみられる。ほかと比べて茶色くなっていてところは地下水を多く含む土壌でもともと水を多く含む崩れやすい場所だったとみられる。そこに今回、大量の雨が降ったことで規模の大きな崩壊の発生につながったのではないか」と指摘しました。
 また「下流部では表層の土がより深く削り取られて、土の下にあった岩がむき出しになっているのが確認できる。これは表層の土砂と樹木を根こそぎ削り取りながら流れ下ったためだと考えられ、最初に規模の大きな崩壊が発生した後、土砂と樹木を削り取っていくうちに土石流のボリュームそのものが増大し、被害の拡大につながったと考えられる」と指摘しました。
 小山内教授は、同じような地形と地質は全国どこにでもあり、注意が必要だとしています。


リスク対策.com2021/07/04
崩落現場に盛り土=知事「検証する」―静岡・熱海
https://www.risktaisaku.com/articles/-/54859
 静岡県熱海市伊豆山で発生した土石流について、県は4日、土砂崩落が起きた逢初川の最上流部付近に約5万立方メートルの盛り土がされていたと発表した。盛り土が大規模崩落を引き起こした可能性もあり、川勝平太知事は記者会見で「どういう目的で盛り土をしたのか、しっかりと検証する」と述べた。
 県によると、崩落した場所はもともと水の通り道になっており、2010年以前に何らかの開発行為で盛り土がされたという。
 土石流は盛り土を含む大量の土砂が、最大10メートル以上の深さにわたって崩れたことで発生。盛り土は大半が崩落し、周辺斜面などを合わせた約10万立方メートルが流れたとみられる。 
〔写真説明〕土石流の起点となった崩落現場=3日、静岡県熱海市(県提供)
〔写真説明〕土石流の起点となった静岡県熱海市の崩落現場=4日午前(県提供)
〔写真説明〕土石流の起点となった静岡県熱海市の崩落現場=4日午前(県提供)
(ニュース提供元:時事通信社)

毎日新聞 2021/7/4 11:43(最終更新 7/4 17:39) 401文字
熱海の土石流「山林開発の影響あると思う」 現場を見た静岡副知事
https://mainichi.jp/articles/20210704/k00/00m/040/074000c

土砂崩落について説明する難波喬司・静岡県副知事=熱海市役所で、2021年7月4日午前10時40分、石川宏撮影
 静岡県の難波喬司副知事は4日、熱海市の土石流の被災現場を視察後、土石流の発生と逢初(あいぞめ)川上流部の山林開発との関係について「開発の影響は正直に言ってあると思う。現場で見ているので、原因はかなり分かってきている」と述べた。
 ただ、「今やるべきことは捜索活動の安全の確保。原因究明はその次。原因についてあいまいな形で言うべきではないので、少し時間をかけてしっかり整理したい」との意向を示した。
 斉藤栄・熱海市長と熱海市役所で災害対応について協議した後、記者団の質問に答えた。
 原因究明の方法については「来週の火曜あたりに天候が回復すればドローンを飛ばし、土砂の崩壊量などを過去のデータと照合できるので、何が原因だったか分かると思う。ただそれは今やるべきことではないと思う」と述べた。
 4日の救助活動で既に何人か救助されていることを明らかにしたが、「人数までははっきり分からない」と述べた。【石川宏】


産経新聞 2021/7/4 22:57
盛り土含め大規模崩落 造成の経緯、県が調査へ 熱海土石流
https://www.sankei.com/article/20210704-FX5VOZTWVRLOZGIMXF6NNOAOQQ/

静岡県が調査した土石流の発生源の様子=4日午前5時ごろ、静岡県熱海市伊豆山(静岡県提供)
静岡県は4日、熱海市伊豆山で発生した土石流の発生源となった山中を調査した結果、幅100メートル、深さ最大10メートル以上の大規模な崩落が起きていたと明らかにした。一帯では宅地造成が行われ、約5・4万立方メートルの盛り土があった。これを含めた10万立方メートルが崩落して「被害を甚大化」させたとみて、開発の経緯を調査する方針だ。

静岡県熱海市伊豆山で、土石流の起点とみられる現場=3日(静岡県提供)
逢初川の河口から上流2キロ付近で、職員とドローンによって現地調査。国土交通省の過去の地形データと静岡県の2020年のデータから、盛り土の堆積が進んでいたことを確認した。10年以上前から行われていたとみられるという。盛り土が最初に崩落したのか、盛り土の下部から崩落したのかは不明という。
川勝平太知事は「開発行為と、土石流の因果関係は明確でない」としながら「上流部での森林伐採は保水能力を著しく減退させる」と指摘。「山の開発について国を挙げて考えるべき時期に来ている」と話した。

静岡県が調査のため飛ばしたドローンが撮影した土石流の発生源の様子=3日午後4時半ごろ、静岡県熱海市伊豆山(静岡県提供)

静岡県が調査のため飛ばしたドローンが撮影した土石流の発生源の様子=3日午後4時半ごろ、静岡県熱海市伊豆山(静岡県提供)

静岡県が調査した土石流の発生源の様子=4日午前5時ごろ、静岡県熱海市伊豆山(静岡県提供)

大規模な土石流が発生した静岡県熱海市伊豆山の現場=4日午前11時42分

大規模な土石流が発生した静岡県熱海市伊豆山の現場。下は東海道新幹線=4日午後3時49分(小型無人機から)


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