2021-09-03(Fri)
リニア中央新幹線 さらに逆風が吹き始めた リセットして問い直せ
大井川の流量減少問題 熱海市土石流災害 外環道調布陥没事故
ポスト・コロナの時代にリニアはなぜ必要か、成熟期を迎えた日本社会に何をもたらすのか。何より誰のためのリニアなのか―。
東京新聞 2021年(令和3年)9月1日(水曜日)
視点 私はこう見る 豊田雄二郎
リニア中央新幹線 『結論ありき』ではなく
----静岡県中部を流れる大井川の流量減少問題などで、二〇二七年の開業はとうに絶望的なリニア中央新幹線に、さらに逆風が吹き始めた。
静岡県熱海市で七月に起きた土石流災害は建設残土による人災とみられ、かぜん、各地のリニア工事で出る土砂が懸念材料に浮上した。
----さらなる逆風は昨年、東京都調布市の東京外郭環状道路工事で起きた陥没事故だ。「地上に影響しない」とされてきた深さ四十㍍超の大深度地下工事の信頼性が大きく揺らいだ。リニアも首都圈や愛知県内の大深度でトンネルエ事が計画されている。
----ポスト・コロナの時代にリニアはなぜ必要か、成熟期を迎えた日本社会に何をもたらすのか。何より誰のためのリニアなのか―。事業の取り組み方を一度リセットするぐらいのつもりで、まずはJR東海が自身に問い直してみるべきだろう。
しんぶん赤旗 2021年9月4日(土)
リニア工事 地上影響「わからない」 国、山添氏らに無責任回答
----これまで国交省などは、大深度地下工事について「地上に影響は生じない」と説明してきました。・・・山添氏は「地上に影響が出るから家屋調査や振動調査を行うのではないか。地上に影響が生じるとJR東海に説明させるべきだ」と指摘しました。・・・・(市民団体の代表は)JR東海が夜間もシールドマシン(掘削機)を動かすと説明している問題について「24時間ずっと騒音や振動を与え続けるということか。人道上の問題で、説明すればいいという話ではない」と批判しました。
国交省の担当者は「大深度地下法は地上に影響を与えないという前提ではない」とし、騒音や振動について「影響が出るかどうかは実際に工事をしてみないと分からない」と無責任な回答に終始しました。調査掘進の開始時期は「把握していない」と述べました。
しんぶん赤旗 2021年9月3日【政治総合】
「大深度“神話”は崩壊」 共産党リニアチームが会合
----日本共産党国会議員団「リニア中央新幹線問題プロジェクトチーム」は2日、国会内で会合を開き、新型コロナウイルスの感染拡大による大都市間の移動の減少などリニア計画をめぐる状況の変化と問題点について検討しました。
しんぶん赤旗 2021年9月3日【政治総合】
東京・調布 外環道の陥没現場 笠井・宮本・山添氏ら調査 最近も被害 住民憤り
----東京外環道の地下トンネル建設工事で地表の陥没や地下空洞が生じた東京都調布市を現地調査し、付近住民と懇談しました。・・・国と都、東日本高速道路(NEXCO東日本)は「大深度法に基づき、地下40メートル以深を掘るのだから、地上には影響しない」として掘削を始めましたが、昨年10月に同市で地表の陥没や地下空洞が発覚。外環予定地付近の住宅地に被害も生じています。
以下参考

東京新聞 2021年(令和3年)9月1日(水曜日)
視点 私はこう見る 豊田雄二郎
リニア中央新幹線 『結論ありき』ではなく
しんぶん赤旗 2021年9月4日(土)
リニア工事 地上影響「わからない」 国、山添氏らに無責任回答
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-04/2021090415_02_0.html
日本共産党の山添拓参院議員と香西克介衆院東京3区予定候補は3日、JR東海が国の認可を受けて進めるリニア中央新幹線(東京・品川―名古屋間)建設工事による生活への影響を懸念する東京都の住民とともに、国会内で国土交通省へのヒアリングを行いました。
しんぶん赤旗 2021年9月3日【政治総合】
「大深度“神話”は崩壊」 共産党リニアチームが会合
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-03/2021090304_02_0.html
しんぶん赤旗 2021年9月3日【政治総合】
東京・調布 外環道の陥没現場 笠井・宮本・山添氏ら調査 最近も被害 住民憤り
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-03/2021090304_01_0.html
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ポスト・コロナの時代にリニアはなぜ必要か、成熟期を迎えた日本社会に何をもたらすのか。何より誰のためのリニアなのか―。
東京新聞 2021年(令和3年)9月1日(水曜日)
視点 私はこう見る 豊田雄二郎
リニア中央新幹線 『結論ありき』ではなく
----静岡県中部を流れる大井川の流量減少問題などで、二〇二七年の開業はとうに絶望的なリニア中央新幹線に、さらに逆風が吹き始めた。
静岡県熱海市で七月に起きた土石流災害は建設残土による人災とみられ、かぜん、各地のリニア工事で出る土砂が懸念材料に浮上した。
----さらなる逆風は昨年、東京都調布市の東京外郭環状道路工事で起きた陥没事故だ。「地上に影響しない」とされてきた深さ四十㍍超の大深度地下工事の信頼性が大きく揺らいだ。リニアも首都圈や愛知県内の大深度でトンネルエ事が計画されている。
----ポスト・コロナの時代にリニアはなぜ必要か、成熟期を迎えた日本社会に何をもたらすのか。何より誰のためのリニアなのか―。事業の取り組み方を一度リセットするぐらいのつもりで、まずはJR東海が自身に問い直してみるべきだろう。
しんぶん赤旗 2021年9月4日(土)
リニア工事 地上影響「わからない」 国、山添氏らに無責任回答
----これまで国交省などは、大深度地下工事について「地上に影響は生じない」と説明してきました。・・・山添氏は「地上に影響が出るから家屋調査や振動調査を行うのではないか。地上に影響が生じるとJR東海に説明させるべきだ」と指摘しました。・・・・(市民団体の代表は)JR東海が夜間もシールドマシン(掘削機)を動かすと説明している問題について「24時間ずっと騒音や振動を与え続けるということか。人道上の問題で、説明すればいいという話ではない」と批判しました。
国交省の担当者は「大深度地下法は地上に影響を与えないという前提ではない」とし、騒音や振動について「影響が出るかどうかは実際に工事をしてみないと分からない」と無責任な回答に終始しました。調査掘進の開始時期は「把握していない」と述べました。
しんぶん赤旗 2021年9月3日【政治総合】
「大深度“神話”は崩壊」 共産党リニアチームが会合
----日本共産党国会議員団「リニア中央新幹線問題プロジェクトチーム」は2日、国会内で会合を開き、新型コロナウイルスの感染拡大による大都市間の移動の減少などリニア計画をめぐる状況の変化と問題点について検討しました。
しんぶん赤旗 2021年9月3日【政治総合】
東京・調布 外環道の陥没現場 笠井・宮本・山添氏ら調査 最近も被害 住民憤り
----東京外環道の地下トンネル建設工事で地表の陥没や地下空洞が生じた東京都調布市を現地調査し、付近住民と懇談しました。・・・国と都、東日本高速道路(NEXCO東日本)は「大深度法に基づき、地下40メートル以深を掘るのだから、地上には影響しない」として掘削を始めましたが、昨年10月に同市で地表の陥没や地下空洞が発覚。外環予定地付近の住宅地に被害も生じています。
以下参考

東京新聞 2021年(令和3年)9月1日(水曜日)
視点 私はこう見る 豊田雄二郎
リニア中央新幹線 『結論ありき』ではなく
しんぶん赤旗 2021年9月4日(土)
リニア工事 地上影響「わからない」 国、山添氏らに無責任回答
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-04/2021090415_02_0.html
日本共産党の山添拓参院議員と香西克介衆院東京3区予定候補は3日、JR東海が国の認可を受けて進めるリニア中央新幹線(東京・品川―名古屋間)建設工事による生活への影響を懸念する東京都の住民とともに、国会内で国土交通省へのヒアリングを行いました。
しんぶん赤旗 2021年9月3日【政治総合】
「大深度“神話”は崩壊」 共産党リニアチームが会合
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-03/2021090304_02_0.html
しんぶん赤旗 2021年9月3日【政治総合】
東京・調布 外環道の陥没現場 笠井・宮本・山添氏ら調査 最近も被害 住民憤り
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-03/2021090304_01_0.html
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済