2021-10-10(Sun)
東京外環道トンネル工事 住宅街陥没から1年
広がる被害と住民のいらだち 住民の苦悩「大きな人生の転換を迫られている」
週刊金曜日 2021年10月8日4:42PM
東京外環道トンネル工事、住宅街陥没から1年 広がる被害と住民のいらだち
----東京・調布市の住宅街で昨年10月18日、直径5メートルもの穴が空いて大騒ぎとなった東京外環道のトンネル工事現場――。事故から1年を前に、現場の掘進工事は一旦中止しているものの、被害はますます拡大し、トンネル直上に限った住宅には「立ち退き→取り壊し→更地化→地盤強化工事」への交渉が始まり、被害住民のいらだちも高まっている。一方、事業の承認・認可の無効確認・取消裁判とあわせ、東京地裁での工事差し止めの仮処分請求では、国など事業者側が住民側の主張に十分な反論ができないまま、仮処分としては異例の長期裁判になっている。
週刊女性PRIME 2021/10/8
《東京・調布》道路陥没事故から1年 住民の苦悩「大きな人生の転換を迫られている」
----もしかしたら自宅の真下に空洞がまたできているのではないか──。そんな猜疑(さいぎ)心に悩まされる60代の女性住民はときおり、テーブルに耳を当てて地下の振動を確かめている。
「トンネル工事は1年中断したままですが、地下で停止中の掘削マシンはメンテナンス目的でときどき作動させているため、テーブルに反響してガーッという機械音が聞こえてくることがあるんです。寝ているときに低周波の振動を感じることもありました。地下の様子は見えないので不安は募る一方ですよ」
イミダス 2021/04/06
外環道陥没から「大深度法」を読み解く
リニア中央新幹線でも大深度掘削が始まる!
----起きないはずの事故が起きた
2020年10月18日。ドドーンという音とともに、東京都調布市東つつじヶ丘2丁目の住宅街の生活道路が陥没した。
民家のガレージ前に幅5m、長さ3m、深さ6mの穴が現れ、近隣住民は一時的に避難を余儀なくされた。
陥没現場のすぐ近くに住む菊地春代さんは、事故に驚くよりも「やはり起きたか」と認識した。住宅街の地下で建設されていた高速道路「東京外かく環状道路」(以下、外環)のトンネル掘削による危険性を7年も前から不安視していたからだ。
以下参考
週刊金曜日 2021年10月8日4:42PM
東京外環道トンネル工事、住宅街陥没から1年 広がる被害と住民のいらだち
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2021/10/08/antena-1025/
(丸山重威・ジャーナリスト、2021年10月8日号)
週刊女性PRIME 2021/10/8
《東京・調布》道路陥没事故から1年 住民の苦悩「大きな人生の転換を迫られている」
https://www.jprime.jp/articles/-/22141
渡辺高嗣(フリージャーナリスト)
イミダス 2021/04/06
外環道陥没から「大深度法」を読み解く
リニア中央新幹線でも大深度掘削が始まる!
https://imidas.jp/jijikaitai/c-40-144-21-04-g725
樫田秀樹(ジャーナリスト)
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週刊金曜日 2021年10月8日4:42PM
東京外環道トンネル工事、住宅街陥没から1年 広がる被害と住民のいらだち
----東京・調布市の住宅街で昨年10月18日、直径5メートルもの穴が空いて大騒ぎとなった東京外環道のトンネル工事現場――。事故から1年を前に、現場の掘進工事は一旦中止しているものの、被害はますます拡大し、トンネル直上に限った住宅には「立ち退き→取り壊し→更地化→地盤強化工事」への交渉が始まり、被害住民のいらだちも高まっている。一方、事業の承認・認可の無効確認・取消裁判とあわせ、東京地裁での工事差し止めの仮処分請求では、国など事業者側が住民側の主張に十分な反論ができないまま、仮処分としては異例の長期裁判になっている。
週刊女性PRIME 2021/10/8
《東京・調布》道路陥没事故から1年 住民の苦悩「大きな人生の転換を迫られている」
----もしかしたら自宅の真下に空洞がまたできているのではないか──。そんな猜疑(さいぎ)心に悩まされる60代の女性住民はときおり、テーブルに耳を当てて地下の振動を確かめている。
「トンネル工事は1年中断したままですが、地下で停止中の掘削マシンはメンテナンス目的でときどき作動させているため、テーブルに反響してガーッという機械音が聞こえてくることがあるんです。寝ているときに低周波の振動を感じることもありました。地下の様子は見えないので不安は募る一方ですよ」
イミダス 2021/04/06
外環道陥没から「大深度法」を読み解く
リニア中央新幹線でも大深度掘削が始まる!
----起きないはずの事故が起きた
2020年10月18日。ドドーンという音とともに、東京都調布市東つつじヶ丘2丁目の住宅街の生活道路が陥没した。
民家のガレージ前に幅5m、長さ3m、深さ6mの穴が現れ、近隣住民は一時的に避難を余儀なくされた。
陥没現場のすぐ近くに住む菊地春代さんは、事故に驚くよりも「やはり起きたか」と認識した。住宅街の地下で建設されていた高速道路「東京外かく環状道路」(以下、外環)のトンネル掘削による危険性を7年も前から不安視していたからだ。
以下参考
週刊金曜日 2021年10月8日4:42PM
東京外環道トンネル工事、住宅街陥没から1年 広がる被害と住民のいらだち
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2021/10/08/antena-1025/
(丸山重威・ジャーナリスト、2021年10月8日号)
週刊女性PRIME 2021/10/8
《東京・調布》道路陥没事故から1年 住民の苦悩「大きな人生の転換を迫られている」
https://www.jprime.jp/articles/-/22141
渡辺高嗣(フリージャーナリスト)
イミダス 2021/04/06
外環道陥没から「大深度法」を読み解く
リニア中央新幹線でも大深度掘削が始まる!
https://imidas.jp/jijikaitai/c-40-144-21-04-g725
樫田秀樹(ジャーナリスト)
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済