2022-04-28(Thu)
知床観光船事故 「条件付き運航あり得ない」
“海荒れたら戻る”観光船社長の説明批判 設備の故障放置か
時事通信 2022.04.28
「条件付き運航」横行か=国交省は運用認めず―不明15人の捜索続く・観光船事故
----北海道・知床半島沖で起きた観光船「KAZU I(カズワン)」の遭難事故で、運航会社「知床遊覧船」(北海道斜里町)は天候が悪化した場合に引き返す「条件付き運航」という運用をしていたことが28日、分かった。国土交通省は出航基準を満たさない場合は見合わせるのが原則だとし、海上運送法に反する可能性もあるとみて詳しい経緯を調べている。
FNNプライムオンライン 2022年4月28日 木曜 午前11:46
斉藤国交相「条件付き運航あり得ない」 “海荒れたら戻る”観光船社長の説明批判
----北海道の知床半島沖で26人が乗った観光船が遭難した事故で、「知床遊覧船」の桂田社長が、「海が荒れれば引き返す」と、条件付きの運航と述べたことについて、斉藤国土交通相は、会見で「条件付きはあり得ないと考えている」と批判した。
斉藤国交相「当事者意識の欠如、責任感の欠如だと思う。それが、いろいろな場面の言葉にも、態度にも表れているように思う」
日本経済新聞 2022年4月28日 2:00
知床観光船事故、行政監査の機能果たせず 設備の故障放置か 社長謝罪「出航判断は間違い」
----国交省は24日から同社に特別監査を実施し、運航体制に問題がなかったかを調べている。
特別監査は海上運送法に基づくもので、3年に1回程度の通常監査と異なり、事故を起こした運航会社や船舶が対象となる。国交省海事局の職員や地元運輸局の担当者らが立ち入り検査を実施。社内の管理体制などを記した書類の確認や、関係者の聞き取りを行う。監査の結果次第では行政指導や処分の対象となる。
ただ、同社は2021年に2回の事故を起こした際も特別監査を受けており、監査の実効性を疑問視する声もある。
日本経済新聞 2022年4月28日 2:00
知床事故、観光船危機意識甘く 運航会社社長が会見
----「運航中止の基準を超える可能性は認識していた」。北海道・知床半島沖の観光船遭難事故で、運航会社の桂田精一社長が27日、初めて記者会見した。悪天候の予報の中で出航し、多くの命が犠牲になった今回の惨事。出航の判断や日ごろの安全対策は適切だったのか。会見で疑問は解消されず、人命を預かることへの危機意識の甘さが露呈した。
朝日新聞デジタル 2022年4月28日 5時00分
「海荒れれば戻る」出航 社長、判断「間違い」 知床・観光船
----北海道斜里町の知床半島沖で乗客・乗員26人が乗った観光船「KAZU1(カズワン)」が行方不明になった事故で、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)が27日、事故が発生してから初めて記者会見した。天候が荒れることになった当日の出航の判断について、「朝の時点では風も波も強くなく、条件付きで出航を決定した」と説明。そのうえで「今となれば間違っていた」と話した。
朝日新聞デジタル 2022年4月28日 5時00分
(時時刻刻)脆弱な安全管理 社長、悪天候予報の中で出航を決定 知床・観光船
----「最終的に(出航の)判断は全て私でございます」
桂田社長は会見で、出航を決めた人物について問われると、そう答えた。
今回の事故をめぐる大きな疑問の一つが、午後には海が荒れるとの予報があった中で、午前10時過ぎから3時間のコースの出航を、誰が、なぜ、どのように決めたのかだった。
以下参考
「知床遊覧船事故対策検討委員会」の設置について
~小型船舶での旅客輸送における安全対策を総合的に検討します~
令和4年4月28日
https://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji04_hh_000227.html
令和4年4月23日に北海道知床で発生した遊覧船事故を踏まえ、小型船舶を使用する旅客輸送における安全対策を総合的に検討するため、標記会議を設置いたします。
1.設置の趣旨
令和4年4月26日の岸田総理による指示(※)を受け、小型船舶を使用する旅客輸送における安全対策を総合的に検討するため、本日、海事法制、舶用工学、船員養成等の有識者から構成される「知床遊覧船事故対策検討委員会」を設置いたします。
※総理指示の内容:今般の事故を受け、徹底的な安全対策について考えていくことが重要であるため、国土交通省に対して、法的規制のあり方も含めて、安全対策のあり方について検証あるいは検討を行う検討会を立ち上げ、徹底的な安全対策を講じていくよう指示
2.検討事項
令和4年4月23日に北海道知床で発生した遊覧船事故を踏まえ、小型船舶を使用して旅客輸送を行う事業について、法的規制のあり方も含めた以下の事項に関する安全対策を検討します。
なお、現在実施中の特別監査の内容や、委員会における議論等を踏まえつつ、検討事項の追加・変更を行います。
• 事業参入の際の安全確保に関するチェックの強化(役員・運航管理者の資質の確保 等)
• 安全管理規程の実効性の確保 (気象・海象を踏まえた運航可否判断の適正化 等)
• 監査・行政処分のあり方
• 船員の技量向上(船長になるための運航経験 等)
• 船舶検査の実効性の向上(検査内容の重点化 等)
• 設備要件の強化(無線・救命設備 等
• その他
3.スケジュール(予定)
令和4年5月9日の週 第1回委員会の開催
※以後、数回開催
今夏 中間とりまとめ
添付資料
「知床遊覧船事故対策検討委員会」の設置について (PDF形式)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001480120.pdf
お問い合わせ先
国土交通省海事局船員政策課
TEL:(03)5253-8111 (内線45-101、45-123) 直通 03-5253-8646
国土交通省海事局安全政策課
TEL:(03)5253-8111 (内線43-501、43-261) 直通 03-5253-8630
*********************************
時事通信 2022.04.28
「条件付き運航」横行か=国交省は運用認めず―不明15人の捜索続く・観光船事故
https://trafficnews.jp/post/118143
ライブドアニュース2022年4月28日 0時34分
国交省 観光船事故めぐる「条件付き運行」を明確に否定
https://news.livedoor.com/article/detail/22077040/
FNNプライムオンライン 2022年4月28日 木曜 午前11:46
斉藤国交相「条件付き運航あり得ない」 “海荒れたら戻る”観光船社長の説明批判
https://www.fnn.jp/articles/-/353417
東京新聞 2022年4月28日 10時48分 (共同通信)
知床、荒天予想でもツアー常態化 条件付き運航ないと国交省
https://www.tokyo-np.co.jp/article/174350
テレ朝ニュース [2022/04/27 23:30]
観光船社長 「注意報認識も“条件付き”で運航許可」に専門家「あり得ない判断」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000252963.html
日本経済新聞 2022年4月28日 2:00
知床観光船事故、行政監査の機能果たせず
設備の故障放置か 社長謝罪「出航判断は間違い」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60388880X20C22A4EA1000/
日本経済新聞 2022年4月28日 2:00
知床事故、観光船危機意識甘く 運航会社社長が会見
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60391810X20C22A4CM0000/
朝日新聞デジタル 2022年4月28日 5時00分
「海荒れれば戻る」出航 社長、判断「間違い」 知床・観光船
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15279554.html
朝日新聞デジタル 2022年4月28日 5時00分
(時時刻刻)脆弱な安全管理 社長、悪天候予報の中で出航を決定 知床・観光船
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15279581.html
朝日新聞デジタル 2022年4月28日 5時00分
「社長対応遅い」怒る遺族 地元「船出さない以外、ありえない」 観光船事故
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15279576.html
北海道文化放送 UHB 2022年4月27日16:49
【速報】運航会社の社長 事故後初の記者会見で"土下座"「お騒がせして申し訳ない」
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=27914
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時事通信 2022.04.28
「条件付き運航」横行か=国交省は運用認めず―不明15人の捜索続く・観光船事故
----北海道・知床半島沖で起きた観光船「KAZU I(カズワン)」の遭難事故で、運航会社「知床遊覧船」(北海道斜里町)は天候が悪化した場合に引き返す「条件付き運航」という運用をしていたことが28日、分かった。国土交通省は出航基準を満たさない場合は見合わせるのが原則だとし、海上運送法に反する可能性もあるとみて詳しい経緯を調べている。
FNNプライムオンライン 2022年4月28日 木曜 午前11:46
斉藤国交相「条件付き運航あり得ない」 “海荒れたら戻る”観光船社長の説明批判
----北海道の知床半島沖で26人が乗った観光船が遭難した事故で、「知床遊覧船」の桂田社長が、「海が荒れれば引き返す」と、条件付きの運航と述べたことについて、斉藤国土交通相は、会見で「条件付きはあり得ないと考えている」と批判した。
斉藤国交相「当事者意識の欠如、責任感の欠如だと思う。それが、いろいろな場面の言葉にも、態度にも表れているように思う」
日本経済新聞 2022年4月28日 2:00
知床観光船事故、行政監査の機能果たせず 設備の故障放置か 社長謝罪「出航判断は間違い」
----国交省は24日から同社に特別監査を実施し、運航体制に問題がなかったかを調べている。
特別監査は海上運送法に基づくもので、3年に1回程度の通常監査と異なり、事故を起こした運航会社や船舶が対象となる。国交省海事局の職員や地元運輸局の担当者らが立ち入り検査を実施。社内の管理体制などを記した書類の確認や、関係者の聞き取りを行う。監査の結果次第では行政指導や処分の対象となる。
ただ、同社は2021年に2回の事故を起こした際も特別監査を受けており、監査の実効性を疑問視する声もある。
日本経済新聞 2022年4月28日 2:00
知床事故、観光船危機意識甘く 運航会社社長が会見
----「運航中止の基準を超える可能性は認識していた」。北海道・知床半島沖の観光船遭難事故で、運航会社の桂田精一社長が27日、初めて記者会見した。悪天候の予報の中で出航し、多くの命が犠牲になった今回の惨事。出航の判断や日ごろの安全対策は適切だったのか。会見で疑問は解消されず、人命を預かることへの危機意識の甘さが露呈した。
朝日新聞デジタル 2022年4月28日 5時00分
「海荒れれば戻る」出航 社長、判断「間違い」 知床・観光船
----北海道斜里町の知床半島沖で乗客・乗員26人が乗った観光船「KAZU1(カズワン)」が行方不明になった事故で、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)が27日、事故が発生してから初めて記者会見した。天候が荒れることになった当日の出航の判断について、「朝の時点では風も波も強くなく、条件付きで出航を決定した」と説明。そのうえで「今となれば間違っていた」と話した。
朝日新聞デジタル 2022年4月28日 5時00分
(時時刻刻)脆弱な安全管理 社長、悪天候予報の中で出航を決定 知床・観光船
----「最終的に(出航の)判断は全て私でございます」
桂田社長は会見で、出航を決めた人物について問われると、そう答えた。
今回の事故をめぐる大きな疑問の一つが、午後には海が荒れるとの予報があった中で、午前10時過ぎから3時間のコースの出航を、誰が、なぜ、どのように決めたのかだった。
以下参考
「知床遊覧船事故対策検討委員会」の設置について
~小型船舶での旅客輸送における安全対策を総合的に検討します~
令和4年4月28日
https://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji04_hh_000227.html
令和4年4月23日に北海道知床で発生した遊覧船事故を踏まえ、小型船舶を使用する旅客輸送における安全対策を総合的に検討するため、標記会議を設置いたします。
1.設置の趣旨
令和4年4月26日の岸田総理による指示(※)を受け、小型船舶を使用する旅客輸送における安全対策を総合的に検討するため、本日、海事法制、舶用工学、船員養成等の有識者から構成される「知床遊覧船事故対策検討委員会」を設置いたします。
※総理指示の内容:今般の事故を受け、徹底的な安全対策について考えていくことが重要であるため、国土交通省に対して、法的規制のあり方も含めて、安全対策のあり方について検証あるいは検討を行う検討会を立ち上げ、徹底的な安全対策を講じていくよう指示
2.検討事項
令和4年4月23日に北海道知床で発生した遊覧船事故を踏まえ、小型船舶を使用して旅客輸送を行う事業について、法的規制のあり方も含めた以下の事項に関する安全対策を検討します。
なお、現在実施中の特別監査の内容や、委員会における議論等を踏まえつつ、検討事項の追加・変更を行います。
• 事業参入の際の安全確保に関するチェックの強化(役員・運航管理者の資質の確保 等)
• 安全管理規程の実効性の確保 (気象・海象を踏まえた運航可否判断の適正化 等)
• 監査・行政処分のあり方
• 船員の技量向上(船長になるための運航経験 等)
• 船舶検査の実効性の向上(検査内容の重点化 等)
• 設備要件の強化(無線・救命設備 等
• その他
3.スケジュール(予定)
令和4年5月9日の週 第1回委員会の開催
※以後、数回開催
今夏 中間とりまとめ
添付資料
「知床遊覧船事故対策検討委員会」の設置について (PDF形式)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001480120.pdf
お問い合わせ先
国土交通省海事局船員政策課
TEL:(03)5253-8111 (内線45-101、45-123) 直通 03-5253-8646
国土交通省海事局安全政策課
TEL:(03)5253-8111 (内線43-501、43-261) 直通 03-5253-8630
*********************************
時事通信 2022.04.28
「条件付き運航」横行か=国交省は運用認めず―不明15人の捜索続く・観光船事故
https://trafficnews.jp/post/118143
ライブドアニュース2022年4月28日 0時34分
国交省 観光船事故めぐる「条件付き運行」を明確に否定
https://news.livedoor.com/article/detail/22077040/
FNNプライムオンライン 2022年4月28日 木曜 午前11:46
斉藤国交相「条件付き運航あり得ない」 “海荒れたら戻る”観光船社長の説明批判
https://www.fnn.jp/articles/-/353417
東京新聞 2022年4月28日 10時48分 (共同通信)
知床、荒天予想でもツアー常態化 条件付き運航ないと国交省
https://www.tokyo-np.co.jp/article/174350
テレ朝ニュース [2022/04/27 23:30]
観光船社長 「注意報認識も“条件付き”で運航許可」に専門家「あり得ない判断」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000252963.html
日本経済新聞 2022年4月28日 2:00
知床観光船事故、行政監査の機能果たせず
設備の故障放置か 社長謝罪「出航判断は間違い」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60388880X20C22A4EA1000/
日本経済新聞 2022年4月28日 2:00
知床事故、観光船危機意識甘く 運航会社社長が会見
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60391810X20C22A4CM0000/
朝日新聞デジタル 2022年4月28日 5時00分
「海荒れれば戻る」出航 社長、判断「間違い」 知床・観光船
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15279554.html
朝日新聞デジタル 2022年4月28日 5時00分
(時時刻刻)脆弱な安全管理 社長、悪天候予報の中で出航を決定 知床・観光船
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15279581.html
朝日新聞デジタル 2022年4月28日 5時00分
「社長対応遅い」怒る遺族 地元「船出さない以外、ありえない」 観光船事故
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15279576.html
北海道文化放送 UHB 2022年4月27日16:49
【速報】運航会社の社長 事故後初の記者会見で"土下座"「お騒がせして申し訳ない」
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=27914
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済