2018-11-14(Wed)
パイロット飲酒基準の検討会 20日初会合 国交省
スカイマークでも 機長からアルコール反応 乗務交代
◇国交省、パイロット飲酒基準の検討会 20日に初会合
----国土交通省は11月20日に、航空従事者の飲酒基準に関する検討会を開催する。国内の航空会社で飲酒トラブルが相次いだことによるもので、他国の基準などをもとに議論する。
東京・霞が関の中央合同庁舎で開催する検討会には、日本航空機操縦士協会(JAPA)の井上伸一会長のほか、航空評論家の小林宏之氏など6人が参加。外国のパイロットの飲酒関連基準や、ほかの運送事業者の飲酒関連基準を参考とし、基準を検討する。
20日に開催する初会合では、外国の飲酒関連基準、国内の飲酒関連基準・運用状況について、論点を整理する。
(Aviation Wire 2018年11月14日 18:19)
◇機長からアルコール反応=前日大量飲酒、乗務交代-スカイマーク
----スカイマークは14日、羽田発新千歳行きの705便(乗客154人)に乗務予定だった米国人の男性機長(49)から、アルコールの陽性反応が確認されたと発表した。機長は前日に大量の飲酒をしていた上、機器の扱いに不慣れでアルコール濃度の測定ができず、安全を考慮して乗務を交代。同便の出発は20分余り遅延し、到着も15分近く遅れた。
(時事通信 2018/11/14-20:14)
◇日本航空:操縦士飲酒で12便遅延 乗客には「体調不良」
----日本航空が国内線パイロットのアルコール検査のため新型の感知器を導入した昨年8月以降、19件で基準値オーバーを感知し、このうち12便で交代の操縦士の手配に時間がかかるなどして運航が遅延していたことが同社への取材で明らかになった。酒気帯び状態でロンドン発羽田行きの便に乗務しようとして10月末に英国警察に逮捕された副操縦士は旧型を使っていたが、反応は出なかった。日航は旧型で感知したケースを把握していないため、呼気をそらすなどして検査をすり抜ける不正が一部のパイロットで横行していた可能性もある。
(毎日新聞2018年11月15日07時53分)
以下参考
航空従事者の飲酒に関する国内基準等の有識者検討会の設置について
平成30年11月6日
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku10_hh_000132.html
国土交通省は、今般の日本航空等の飲酒事案を踏まえ、有識者検討会を設置し、国内における航空従事者の飲酒に関する基準等の検討を行います。
1.目的
今般、定期航空運送事業者の運航乗務員が、乗務予定の前日に過度な飲酒に起因して運航便を遅延させる事案が連続して発生したことを踏まえ、国土交通省航空局において有識者検討会を設置し、諸外国の運航乗務員の飲酒関連基準及び他運送事業の飲酒関連基準を参考にしつつ、国内における飲酒に関する基準等の検討を行います。
2.主な検討事項
・運航乗務員の体内アルコール濃度の上限値
・運航乗務員に対する乗務前アルコールチェックの義務化(チェック方法、使用機器等を含む。)
・整備士、客室乗務員、運航管理者等の飲酒ルール
3.メンバー
学識経験者・有識者、日本航空機操縦士協会、航空医学研究センター、全日本航空事業連合会 等
4.スケジュール
11月中旬:第1回検討会
(現在の我が国状況、海外の状況、課題の整理等)
12月中旬:第2回検討会
(運航乗務員に対する飲酒許容量等を定めた基準案を策定し、中間的にとりまとめ)
以降は、整備士、客室乗務員、運航管理者等への飲酒ルールについても検討
※詳細については、後日、改めてお知らせ致します。
添付資料
プレスリリース資料(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001260288.pdf
お問い合わせ先
国土交通省航空局安全部運航安全課
TEL:(03)5253-8111 (内線50111)
国土交通省航空局安全部航空事業安全室
TEL:(03)5253-8111 (内線50145)
***********************************
毎日新聞2018年11月15日07時53分
日本航空:操縦士飲酒で12便遅延 乗客には「体調不良」
https://mainichi.jp/articles/20181115/k00/00m/040/193000c?fm=mnm
時事通信 (2018/11/14-20:14)
機長からアルコール反応=前日大量飲酒、乗務交代-スカイマーク
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018111401146
Aviation Wire 2018年11月14日 18:19 JST
国交省、パイロット飲酒基準の検討会 20日に初会合
https://www.aviationwire.jp/archives/160202
日本経済新聞 2018/11/6 11:09
パイロットの飲酒規制、有識者検討会設置へ 国交省
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37407340W8A101C1CC0000/
Aviation Wire 2018年11月6日 19:51 JST
国交省、パイロットの飲酒上限や検査方法など基準策定へ 有識者会議で検討
https://www.aviationwire.jp/archives/159524
東京新聞 2018年11月4日 朝刊
飲酒検査、航空会社任せ 日航副操縦士逮捕で国対策強化へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018110402000151.html
Aviation Wire — 2018年11月2日 19:23 JST
飲酒で拘束されたJAL副操縦士、29日に判決 国交省は基準強化
https://www.aviationwire.jp/archives/159188
日刊ゲンダイDIGITAL :2018/11/04 06:00
ANAに続きJAL 飲酒副操縦士はなぜ最初の検査スルーできた
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/240976
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◇国交省、パイロット飲酒基準の検討会 20日に初会合
----国土交通省は11月20日に、航空従事者の飲酒基準に関する検討会を開催する。国内の航空会社で飲酒トラブルが相次いだことによるもので、他国の基準などをもとに議論する。
東京・霞が関の中央合同庁舎で開催する検討会には、日本航空機操縦士協会(JAPA)の井上伸一会長のほか、航空評論家の小林宏之氏など6人が参加。外国のパイロットの飲酒関連基準や、ほかの運送事業者の飲酒関連基準を参考とし、基準を検討する。
20日に開催する初会合では、外国の飲酒関連基準、国内の飲酒関連基準・運用状況について、論点を整理する。
(Aviation Wire 2018年11月14日 18:19)
◇機長からアルコール反応=前日大量飲酒、乗務交代-スカイマーク
----スカイマークは14日、羽田発新千歳行きの705便(乗客154人)に乗務予定だった米国人の男性機長(49)から、アルコールの陽性反応が確認されたと発表した。機長は前日に大量の飲酒をしていた上、機器の扱いに不慣れでアルコール濃度の測定ができず、安全を考慮して乗務を交代。同便の出発は20分余り遅延し、到着も15分近く遅れた。
(時事通信 2018/11/14-20:14)
◇日本航空:操縦士飲酒で12便遅延 乗客には「体調不良」
----日本航空が国内線パイロットのアルコール検査のため新型の感知器を導入した昨年8月以降、19件で基準値オーバーを感知し、このうち12便で交代の操縦士の手配に時間がかかるなどして運航が遅延していたことが同社への取材で明らかになった。酒気帯び状態でロンドン発羽田行きの便に乗務しようとして10月末に英国警察に逮捕された副操縦士は旧型を使っていたが、反応は出なかった。日航は旧型で感知したケースを把握していないため、呼気をそらすなどして検査をすり抜ける不正が一部のパイロットで横行していた可能性もある。
(毎日新聞2018年11月15日07時53分)
以下参考
航空従事者の飲酒に関する国内基準等の有識者検討会の設置について
平成30年11月6日
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku10_hh_000132.html
国土交通省は、今般の日本航空等の飲酒事案を踏まえ、有識者検討会を設置し、国内における航空従事者の飲酒に関する基準等の検討を行います。
1.目的
今般、定期航空運送事業者の運航乗務員が、乗務予定の前日に過度な飲酒に起因して運航便を遅延させる事案が連続して発生したことを踏まえ、国土交通省航空局において有識者検討会を設置し、諸外国の運航乗務員の飲酒関連基準及び他運送事業の飲酒関連基準を参考にしつつ、国内における飲酒に関する基準等の検討を行います。
2.主な検討事項
・運航乗務員の体内アルコール濃度の上限値
・運航乗務員に対する乗務前アルコールチェックの義務化(チェック方法、使用機器等を含む。)
・整備士、客室乗務員、運航管理者等の飲酒ルール
3.メンバー
学識経験者・有識者、日本航空機操縦士協会、航空医学研究センター、全日本航空事業連合会 等
4.スケジュール
11月中旬:第1回検討会
(現在の我が国状況、海外の状況、課題の整理等)
12月中旬:第2回検討会
(運航乗務員に対する飲酒許容量等を定めた基準案を策定し、中間的にとりまとめ)
以降は、整備士、客室乗務員、運航管理者等への飲酒ルールについても検討
※詳細については、後日、改めてお知らせ致します。
添付資料
プレスリリース資料(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/common/001260288.pdf
お問い合わせ先
国土交通省航空局安全部運航安全課
TEL:(03)5253-8111 (内線50111)
国土交通省航空局安全部航空事業安全室
TEL:(03)5253-8111 (内線50145)
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毎日新聞2018年11月15日07時53分
日本航空:操縦士飲酒で12便遅延 乗客には「体調不良」
https://mainichi.jp/articles/20181115/k00/00m/040/193000c?fm=mnm
時事通信 (2018/11/14-20:14)
機長からアルコール反応=前日大量飲酒、乗務交代-スカイマーク
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018111401146
Aviation Wire 2018年11月14日 18:19 JST
国交省、パイロット飲酒基準の検討会 20日に初会合
https://www.aviationwire.jp/archives/160202
日本経済新聞 2018/11/6 11:09
パイロットの飲酒規制、有識者検討会設置へ 国交省
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37407340W8A101C1CC0000/
Aviation Wire 2018年11月6日 19:51 JST
国交省、パイロットの飲酒上限や検査方法など基準策定へ 有識者会議で検討
https://www.aviationwire.jp/archives/159524
東京新聞 2018年11月4日 朝刊
飲酒検査、航空会社任せ 日航副操縦士逮捕で国対策強化へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018110402000151.html
Aviation Wire — 2018年11月2日 19:23 JST
飲酒で拘束されたJAL副操縦士、29日に判決 国交省は基準強化
https://www.aviationwire.jp/archives/159188
日刊ゲンダイDIGITAL :2018/11/04 06:00
ANAに続きJAL 飲酒副操縦士はなぜ最初の検査スルーできた
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/240976
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済