2022-12-03(Sat)
笹子トンネル事故10年 インフラ老朽化対策
犠牲者の声受けとめよ 追悼式 遺族が原因究明訴え
斉藤大臣会見要旨(2022年12月2日)
笹子トンネル事故から10年とインフラ老朽化対策について
https://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin221202.html
**************************
朝日新聞デジタル 2022年12月3日 7時00分
「数字で語られるのはつらい」 笹子トンネル事故10年、遺族の苦悩
----9人が亡くなった山梨県大月市の中央道笹子トンネル天井板崩落事故から2日で10年が過ぎた。現場近くであった慰霊式に参列した遺族からは、トンネルを管理する中日本高速道路(名古屋市)に原因のさらなる追究を求める声が相次いだ。「丁寧に説明する」と繰り返す同社との溝は埋まらぬままだ。
日本経済新聞 2022年12月3日 2:00
公共インフラ安全徹底を 笹子トンネル事故10年 娘犠牲の夫婦「同じ悲しみ二度と」
----山梨県の中央自動車道笹子トンネルで天井板が崩落し、9人が死亡した事故から2日で10年を迎えた。大切な人を奪われた遺族らの悲しみは月日が過ぎても癒えることはない。犠牲者の1人、松本玲さん(当時28)の両親は「自分たちと同じ悲しみを味わう人を増やしたくない」と語り、公共インフラの安全管理の徹底を訴え続けている。
毎日新聞 2022/12/3 地方版
笹子トンネル事故10年 息子思い「二つの人生」 遺族「時止まったまま」不条理さかみしめ /山梨
----「年を取って世間も変わる。でも『時』は事故でそのまま止まっているんです」。笹子トンネル天井板崩落事故から10年。長男重之さん=当時(27)=を失った父森和之さん(71)=茨城県=と母美世さん(69)は「ありがたい人の縁や情けを感じた10年でもあった」と穏やかに話すが、「不条理さ」への憤り、悲しみは消えない。
しんぶん赤旗 2022年12月3日【社会】
笹子トンネル事故10年 犠牲者の声受けとめよ 追悼式 遺族が原因究明訴え
----「高速道路のトンネルの中で1枚1トン以上の板が270枚も落ちて、それが車を直撃して、9人の命を奪ってしまうなんて」―。中央自動車道の笹子トンネル事故から10年となる2日、山梨県大月市で追悼式典がありました。小林悦子さん(73)ら犠牲者の遺族は「彼らが命をかけて伝えようとしたメッセージを中日本高速道路は死に物狂いで受けとめてほしい」と訴えました。
NHK 首都圏ネットワーク 2022年12月2日
中央道 笹子トンネル事故10年 インフラ老朽化対策をどう進める
----中央自動車道の笹子トンネルの天井板が崩落し9人が死亡した事故から10年が経ちました。事故で道路インフラの老朽化対策の重要性が浮き彫りになりましたが、補修が必要とされながら対策が行われていないトンネルや橋は全国でおよそ3万7000か所にのぼっています。道路インフラの安全をいかに確保していくか、最新の技術開発や専門家の見方です。
以下参考
斉藤大臣会見要旨
2022年12月2日(金) 9:01 ~ 9:16 斉藤鉄夫 大臣
https://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin221202.html
主な質疑事項 • 笹子トンネル事故から10年とインフラ老朽化対策について
• 笹子トンネル事故慰霊式への対応について
• 大臣の選挙運動費用収支報告について
• 自動車関連諸税の扱いについて
• 12月5日に航空法ドローン規定が施行されることについて
冒頭発言
(大臣)
本日の閣議案件で、特に私から報告するものはありません。
質疑応答
笹子トンネル事故から10年とインフラ老朽化対策について
(記者)
山梨県大月市の中央自動車道笹子トンネルで天井板が崩落し、9人が死亡した事故から本日で10年を迎えております。
大臣の受け止めをお願いいたします。
また、インフラの老朽化対策が進められていますが、取組みの状況と今後の課題についてもお願いいたします。
(大臣)
今日12月2日、10年前、笹子トンネル事故が起きました。
本日で、笹子トンネルの事故から10年を迎えました。
改めて、亡くなられた9名の方々とその御家族の皆さま方に、心からお悔やみを申し上げます。
国土交通省では、二度とこのような事故が起こらないようにという深い決意のもと、事故翌年の2013年を「社会資本メンテナンス元年」として位置づけ、事後保全から予防保全への本格転換に向けた老朽化対策に全力で取り組んでまいりました。
一方で、特に小規模な地方自治体においては、人員や予算の不足から、予防保全への転換が不十分な状況も見受けられます。
このような事情も踏まえて、社会資本整備審議会の技術部会において、10年間の取組みのレビューを行うとともに、持続可能なインフラメンテナンスに向けて「地域インフラ群再生戦略マネジメント」という新しい方向性を示した提言を取りまとめていただき、本日、私がその提言を受け取る予定となっています。
国土交通省としては、本日いただく提言の内容も踏まえつつ、引き続き、国民の命とくらしを守るために欠かせないインフラ老朽化対策に全力で取り組んでまいります。
その事が、この笹子トンネルの事故の反省を受けて私たちが最大限努力していかなければいけない事だと思っています。
笹子トンネル事故慰霊式への対応について
(記者)
笹子トンネルの事故の関連ですが、今日現地では事故で犠牲となられた方々の慰霊式がこの後行われます。
事故から10年が経過した中で、風化も懸念されています。
この慰霊式に、大臣に是非出席してほしかったという御遺族の声もありますが、今日出席が難しかった理由とこうした御遺族の声をどのように受け止めていくか、お聞かせください。
(大臣)
笹子トンネルの事故が発生して10年となりますが、本日の追悼慰霊式には、国会等の諸事情を踏まえて、国土交通省からは石井副大臣が省を代表して出席し、献花をさせていただくこととしています。
私としても、このような痛ましい事故は二度と起きてはならない、また忘れてはならないと考えています。
国土交通省としては、事故の教訓を活かし、強い決意をもって、全国のインフラ老朽化対策に全力で取り組んでまいります。
本当にこれからの社会資本の老朽化対策、そして予防保全という考え方を徹底していく。
そういう意味では、あの事故がまさに原点であり、決して風化させてはならない、そういう決意を持って今日の日を迎えたところです。
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朝日新聞デジタル 2022年12月3日 7時00分
「数字で語られるのはつらい」 笹子トンネル事故10年、遺族の苦悩
https://digital.asahi.com/articles/ASQD26FGXQD2UZOB00Q.html
日本経済新聞 2022年12月3日 2:00
公共インフラ安全徹底を 笹子トンネル事故10年 娘犠牲の夫婦「同じ悲しみ二度と」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66520210S2A201C2CT0000/
毎日新聞 2022/12/3 地方版
笹子トンネル事故10年 息子思い「二つの人生」 遺族「時止まったまま」不条理さかみしめ /山梨
https://mainichi.jp/articles/20221203/ddl/k19/040/159000c
しんぶん赤旗 2022年12月3日【社会】
笹子トンネル事故10年 犠牲者の声受けとめよ 追悼式 遺族が原因究明訴え
https://www.akahata-digital.press/article/article/20221203-1501
朝日新聞デジタル 2022年12月2日 16時30分
点検不十分なぜ、今も疑問 中央道笹子トンネル天井崩落10年
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15491686.html
日本経済新聞 2022年12月2日 14:30
笹子トンネル事故10年 悲しみなお、遺族ら献花
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66482850S2A201C2CE0000/
NHK 首都圏ネットワーク 2022年12月2日
中央道 笹子トンネル事故10年 インフラ老朽化対策をどう進める
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20221202c.html
UTYテレビ山梨 2022年12月2日(金) 19:00
「修繕が間に合わない」膨大な費用に技術職員の不足 笹子トンネル事故から10年 自治体のインフラ点検整備の課題
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/uty/219610?display=1
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斉藤大臣会見要旨(2022年12月2日)
笹子トンネル事故から10年とインフラ老朽化対策について
https://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin221202.html
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朝日新聞デジタル 2022年12月3日 7時00分
「数字で語られるのはつらい」 笹子トンネル事故10年、遺族の苦悩
----9人が亡くなった山梨県大月市の中央道笹子トンネル天井板崩落事故から2日で10年が過ぎた。現場近くであった慰霊式に参列した遺族からは、トンネルを管理する中日本高速道路(名古屋市)に原因のさらなる追究を求める声が相次いだ。「丁寧に説明する」と繰り返す同社との溝は埋まらぬままだ。
日本経済新聞 2022年12月3日 2:00
公共インフラ安全徹底を 笹子トンネル事故10年 娘犠牲の夫婦「同じ悲しみ二度と」
----山梨県の中央自動車道笹子トンネルで天井板が崩落し、9人が死亡した事故から2日で10年を迎えた。大切な人を奪われた遺族らの悲しみは月日が過ぎても癒えることはない。犠牲者の1人、松本玲さん(当時28)の両親は「自分たちと同じ悲しみを味わう人を増やしたくない」と語り、公共インフラの安全管理の徹底を訴え続けている。
毎日新聞 2022/12/3 地方版
笹子トンネル事故10年 息子思い「二つの人生」 遺族「時止まったまま」不条理さかみしめ /山梨
----「年を取って世間も変わる。でも『時』は事故でそのまま止まっているんです」。笹子トンネル天井板崩落事故から10年。長男重之さん=当時(27)=を失った父森和之さん(71)=茨城県=と母美世さん(69)は「ありがたい人の縁や情けを感じた10年でもあった」と穏やかに話すが、「不条理さ」への憤り、悲しみは消えない。
しんぶん赤旗 2022年12月3日【社会】
笹子トンネル事故10年 犠牲者の声受けとめよ 追悼式 遺族が原因究明訴え
----「高速道路のトンネルの中で1枚1トン以上の板が270枚も落ちて、それが車を直撃して、9人の命を奪ってしまうなんて」―。中央自動車道の笹子トンネル事故から10年となる2日、山梨県大月市で追悼式典がありました。小林悦子さん(73)ら犠牲者の遺族は「彼らが命をかけて伝えようとしたメッセージを中日本高速道路は死に物狂いで受けとめてほしい」と訴えました。
NHK 首都圏ネットワーク 2022年12月2日
中央道 笹子トンネル事故10年 インフラ老朽化対策をどう進める
----中央自動車道の笹子トンネルの天井板が崩落し9人が死亡した事故から10年が経ちました。事故で道路インフラの老朽化対策の重要性が浮き彫りになりましたが、補修が必要とされながら対策が行われていないトンネルや橋は全国でおよそ3万7000か所にのぼっています。道路インフラの安全をいかに確保していくか、最新の技術開発や専門家の見方です。
以下参考
斉藤大臣会見要旨
2022年12月2日(金) 9:01 ~ 9:16 斉藤鉄夫 大臣
https://www.mlit.go.jp/report/interview/daijin221202.html
主な質疑事項 • 笹子トンネル事故から10年とインフラ老朽化対策について
• 笹子トンネル事故慰霊式への対応について
• 大臣の選挙運動費用収支報告について
• 自動車関連諸税の扱いについて
• 12月5日に航空法ドローン規定が施行されることについて
冒頭発言
(大臣)
本日の閣議案件で、特に私から報告するものはありません。
質疑応答
笹子トンネル事故から10年とインフラ老朽化対策について
(記者)
山梨県大月市の中央自動車道笹子トンネルで天井板が崩落し、9人が死亡した事故から本日で10年を迎えております。
大臣の受け止めをお願いいたします。
また、インフラの老朽化対策が進められていますが、取組みの状況と今後の課題についてもお願いいたします。
(大臣)
今日12月2日、10年前、笹子トンネル事故が起きました。
本日で、笹子トンネルの事故から10年を迎えました。
改めて、亡くなられた9名の方々とその御家族の皆さま方に、心からお悔やみを申し上げます。
国土交通省では、二度とこのような事故が起こらないようにという深い決意のもと、事故翌年の2013年を「社会資本メンテナンス元年」として位置づけ、事後保全から予防保全への本格転換に向けた老朽化対策に全力で取り組んでまいりました。
一方で、特に小規模な地方自治体においては、人員や予算の不足から、予防保全への転換が不十分な状況も見受けられます。
このような事情も踏まえて、社会資本整備審議会の技術部会において、10年間の取組みのレビューを行うとともに、持続可能なインフラメンテナンスに向けて「地域インフラ群再生戦略マネジメント」という新しい方向性を示した提言を取りまとめていただき、本日、私がその提言を受け取る予定となっています。
国土交通省としては、本日いただく提言の内容も踏まえつつ、引き続き、国民の命とくらしを守るために欠かせないインフラ老朽化対策に全力で取り組んでまいります。
その事が、この笹子トンネルの事故の反省を受けて私たちが最大限努力していかなければいけない事だと思っています。
笹子トンネル事故慰霊式への対応について
(記者)
笹子トンネルの事故の関連ですが、今日現地では事故で犠牲となられた方々の慰霊式がこの後行われます。
事故から10年が経過した中で、風化も懸念されています。
この慰霊式に、大臣に是非出席してほしかったという御遺族の声もありますが、今日出席が難しかった理由とこうした御遺族の声をどのように受け止めていくか、お聞かせください。
(大臣)
笹子トンネルの事故が発生して10年となりますが、本日の追悼慰霊式には、国会等の諸事情を踏まえて、国土交通省からは石井副大臣が省を代表して出席し、献花をさせていただくこととしています。
私としても、このような痛ましい事故は二度と起きてはならない、また忘れてはならないと考えています。
国土交通省としては、事故の教訓を活かし、強い決意をもって、全国のインフラ老朽化対策に全力で取り組んでまいります。
本当にこれからの社会資本の老朽化対策、そして予防保全という考え方を徹底していく。
そういう意味では、あの事故がまさに原点であり、決して風化させてはならない、そういう決意を持って今日の日を迎えたところです。
**************************
朝日新聞デジタル 2022年12月3日 7時00分
「数字で語られるのはつらい」 笹子トンネル事故10年、遺族の苦悩
https://digital.asahi.com/articles/ASQD26FGXQD2UZOB00Q.html
日本経済新聞 2022年12月3日 2:00
公共インフラ安全徹底を 笹子トンネル事故10年 娘犠牲の夫婦「同じ悲しみ二度と」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66520210S2A201C2CT0000/
毎日新聞 2022/12/3 地方版
笹子トンネル事故10年 息子思い「二つの人生」 遺族「時止まったまま」不条理さかみしめ /山梨
https://mainichi.jp/articles/20221203/ddl/k19/040/159000c
しんぶん赤旗 2022年12月3日【社会】
笹子トンネル事故10年 犠牲者の声受けとめよ 追悼式 遺族が原因究明訴え
https://www.akahata-digital.press/article/article/20221203-1501
朝日新聞デジタル 2022年12月2日 16時30分
点検不十分なぜ、今も疑問 中央道笹子トンネル天井崩落10年
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15491686.html
日本経済新聞 2022年12月2日 14:30
笹子トンネル事故10年 悲しみなお、遺族ら献花
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66482850S2A201C2CE0000/
NHK 首都圏ネットワーク 2022年12月2日
中央道 笹子トンネル事故10年 インフラ老朽化対策をどう進める
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20221202c.html
UTYテレビ山梨 2022年12月2日(金) 19:00
「修繕が間に合わない」膨大な費用に技術職員の不足 笹子トンネル事故から10年 自治体のインフラ点検整備の課題
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/uty/219610?display=1
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済